徒然なる中・短編集(元おまけ集)その2   作:VISP

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書きたい部分に中々いけない(´・ω・`)


【多次元】マブラヴ世界殴り込み【義勇軍】Part11

 

 旧ソ連対BETA戦線にて

 

 BETAによる地球侵攻により、自然環境が大きく破壊された現在、亜寒帯気候に属するその大地は例年以上の豪雪に襲われ、租借地であるアラスカとソ連東部では凍死者が多数発生する程だった。

 止む気配の無い猛吹雪が吹き荒れる現在、そこには哨戒任務に就いた多次元義勇軍所属のMS小隊の姿があった。

 その中の一機、ジムⅢのカスタム機のパイロットは吹雪く周囲を見ながらそう呟いた。

  

 「ふぃー流石に寒いな。」

 

 ジムⅢ対BETAカスタム

 関節部のシーリング処理に加えて胸部にはパワードを模した耐レーザーコーティング仕様の増加装甲、肩部にはマイクロミサイル30発を搭載するオプション・ミサイルポッド、サイドアーマーにはジェガンと同じ三連装ハンドグレネード、そしてジェガン同様の二連装ミサイルランチャーを内蔵したシールドが主な変更点である。

 更に言えば、ジムⅡと同じ外見のビームライフルも通常とマシンガンモードの切り替えが可能となっている。

 

 『あれ、空調の不調ですか?』

 『いやコレただの愚痴だろ。暇だしな。』

 

 他の二機もまた技術班に依頼して独自改修を施した機体だった。

 陸戦用ジェガンA型(マン・ハンター仕様)をベースにした対BETA仕様だ。

 民間に払い下げられた経緯から武装が股間の12.7ミリ対人用機銃座しかなかったものを再武装化。

 一般的なジェガン用装備の他、関節部のシーリング処理にフロントアーマーの追加に加え、股間の銃座が無人化されたチン○バルカン仕様である。

 周囲からは余りにも見苦しいと言われているのだが、小型種対策に便利だったりする。

 もう一機はアイザックの重武装化である。

 こちらも関節部のシーリング処理に加え、モノアイがフリッパーと似た3つ目のスコープカメラ化、ザクマシンガン改が長銃身化、サイドアーマーに三連装ミサイルポッド、シールドはガルバルティβと同じミサイル内蔵シールドを装備している。

 この様なマイナーチェンジは技術班にポイントを支払う事で可能であり、リアル系機体の搭乗者はOSの調整を始めとして大抵何がしかの改修を行っている。

 特に関節部のシーリング処理は最も一般的なカスタムであり、これを行う事で機体の故障率が大きく違って来る。

 更に言えばこの三機共が性能全般を向上させる強化改修(スパロボ的改造)を限界まで行っている。

 そのため、素体となったMSと比してカスタム無しの総合性能も三割程向上している。

 一説にはRFザクがザクⅡの総合性能30%増しなので、量産機のカスタム機と考えれば破格の性能と言える。

 

 『にしても暇だな…。』

 『でもこんな時こそしっかり偵察しませんと。』

 

 そんな割と凄い機体に乗る彼らは今、弛みきっていた。

 何せ地球上のBETAはほぼ一掃されており、残すハイヴも後5個だけ。

 オリジナルハイヴとその近傍のハイヴのみなのだ。

 現に彼らが今いるのもH15クラスノヤルスクハイヴ跡地とH06エキバストゥズハイヴとの間であり、既に似た様な任務が幾つも出ている地域でもある。

 そのため、既にBETA小集団も駆逐されきっており、例え大集団であっても彼らからすればAIが雑魚過ぎる通常のBETAなら対応さえ間違えなければ容易に離脱可能だった。

 そう、通常のBETAなら、だ。

 

 『ん?センサーに反応。数は9、時速約900kmでこちらに接近中。』

 『音速じゃないがそこそこ速いな。BETAじゃなく戦術機か?』

 

 現時点での第1・2世代戦術機では大気圏内で音速まで加速する事は出来ない。

 只でさえ跳躍ユニットを細いアームで保持しているのに加え、機体自体が音速時のソニックムーブに耐えられないからだ。

 因みにある程度のサイズさえあれば強化パーツ「テスラ・ドライブ」を搭載すれば雑に可能になったりする。

 

 『おや、遂にマブラヴ星人が動いたか?』

 『兎も角迎撃するぞ。離脱のタイミングを逃すなよ。情報伝達が最優先だ。』

 『弱かったら返り討ちにしてやるさ。』

 

 そんな軽口を叩きつつ、それなりに修羅場を潜った事のある彼らは素早く迎撃態勢へと移る。

 

 『ソ連製戦術機と思しき跳躍ユニットの駆動音確認!接敵まで後15秒!これは…』

 『どうした?何が分かった?』

 『大型の生体反応?BETAに酷似してるが…何だこりゃ!?』

 『考えるのは後だ!有効射程内に入るぞ、撃ち方始め!』

 

 同時、三機が一斉に主兵装たるビームライフルとザクマシンガン改(長銃身)を目標目掛けて発射…

 

 Beep!Beep!

 

 『何ィ!?』

 

 する寸前、突如として光線級の初期照射警告が鳴り響く。

 BETAによって平らに均された遮蔽物の全く無い平野では、出来る事は限られる。

 咄嗟に三機は機体をしゃがませ、同時に盾を構える。

 行動完了と同時、光線級と思しきレーザーが命中、盾の表面をゆっくりと融解させていく。

 

 『ミサイル撃ちます!』

 

 ジムⅢが肩部オプションミサイルポッドから、一斉に30発ものマイクロミサイルを発射する。

 BETAには攻撃目標に明確な優先順位が存在している。

 特にミサイルや砲弾、航空機等の飛翔体と高度なCPUを目標としている。

 これはBETAが地球侵攻開始直後、爆撃機やミサイルにより多大な損害を被った事を学習した結果だ。

 故に、現地人類ではALMやAL弾頭を迎撃させる事で重金属雲を発生させてレーザーが大幅に減衰する重金属雲を作った上で戦術機部隊による光線級吶喊(レーザーヤークト)が主流とされている。

 今回はその性質を利用し、マイクロミサイルをデコイ代わりにしたのだ。

 

 『戦術機のリサイクルか!?』

 

 そして、レーザー照射と迎撃されたミサイルの爆風によって吹雪が僅かに蒸発した隙間から、敵の正体が判明した。

 ボロボロになった戦術機、その欠損を埋める形でBETA由来の有機物で構成されたパーツが斑に埋め込まれた異形が9体。

 

 『光線級の数は3!後衛の三機だと推測!』

 『ボーン3は後衛、オレとボーン2は他全部!』

 『『了解!』』

 

 歩兵級の存在と他の世界線にて確認される戦術機級BETA。

 それら前例により、彼らは新種のBETAとの戦闘と言う驚愕すべき事態を飲み下し、眼前の敵へと集中した。

 

 『相手を戦術機と見るな!火星の戦闘用BETAと同格以上と思え!』

 『おおおおおッ!!』

 『やったらあああああ!』

 

 

 ………………

 

 

【多次元】マブラヴ世界殴り込み【義勇軍】Part11

 

660:名無しの転生者

勝ち申した

 

661:名無しの転生者

いやあっさりー!?

 

662:名無しの転生者

さっきまでの小説風報告は必要だった???

 

663:名無しの転生者

(面白かったから)ヨシ!

 

664:名無しの転生者

…せやな!

 

665:名無しの転生者

前衛は両腕が突撃級の甲殻や要撃級の前腕

中衛は突撃砲やミニ要塞級の衝角

後衛は両腕が光線級

 

666:名無しの転生者

装備も豊富そうやな

 

667:名無しの転生者

組み合わせ次第で何でもでけそう

 

668:名無しの転生者

普段オレラがやってる事だからな

厄介さは身に染みてる

 

669:名無しの転生者

攻防は特化型に比べれば中途半端だけど機動性が高いのがヤバ過ぎでしょ

 

670:名無しの転生者

マブラヴ星人じゃまともに対応できんぞコレ

 

671:名無しの転生者

一応自走式対空砲とか高射砲なら割とあっさり対応できそうだけど…

 

672:名無しの転生者

帝国の87式自走高射砲改

ソ連の2S6自走対空砲 ツングースカ

東側のZSU-23-4 自走式高射機関砲 シルカ

この辺かな?

 

673:名無しの転生者

対空用レーダーとかがクッソ高いのに何故か採用されてるんだよな87式

 

674:名無しの転生者

でもこれらなら対応可能じゃね?

 

675:名無しの転生者

ポイント一覧見てきたが戦術機級のポイントまさかの重光線級と同じだったわ

 

676:名無しの転生者

マジ?もうちょい高いと思ってたわ

 

677:名無しの転生者

戦術機級の厄介な所は汎用性と機動力って認識でおk?

 

678:名無しの転生者

OK 装甲自体は甲殻とか以外はMSのバルカンで十分抜ける

 

679:名無しの転生者

的デカいし背高いから小型機でもヨユーヨユー

 

680:名無しの転生者

パンツァー・フンメルでも落とせたゾ

 

681:名無しの転生者

パンツァッー!糞埋める?

 

682:名無しの転生者

キタナァイ!

 

683:名無しの転生者

偶にいる小型機勢よくそんなんでやれるな…

 

684:名無しの転生者

近接になったけどビームサーベルとバルカンで勝てるぞ

何だったら相手が近接当てくるタイミングに合わせてタックルとか殴ればパワー差で勝てる

 

685:名無しの転生者

但し複数だと必ず一機は光線級装備がいるから注意な!

 

686:名無しの転生者

サイズ的にはもう少し大きな照射膜を搭載できそうなんだけどな

 

687:名無しの転生者

多分だが出力不足じゃないか?

単に足のある砲台に徹するんじゃなく、高機動戦しつつだし

 

688:名無しの転生者

その上敵味方識別が絶対なんだから、そりゃ射撃タイミングはシビアになるわ

 

689:名無しの転生者

それなら小さい光線級ので左右2門のが都合が良い、かな?

 

690:名無しの転生者

何にせよ厄介な事になった

 

691:名無しの転生者

言う程か?

 

692:名無しの転生者

いよいよ現地人類共が頼りにならなくなった

 

693:名無しの転生者

あー…

 

694:名無しの転生者

言うて今更じゃない?

 

695:名無しの転生者

頼る事ある?マブラヴ星人だよ?

 

696:名無しの転生者

戦場でデコイにはなる

 

697:名無しの転生者

それはそう

 

698:名無しの転生者

でもオレラの方がCPUも高性能だしミサイルばんばか撃つからなぁ

 

699:名無しの転生者

いたらそこそこ便利だけどそれだけ

 

700:名無しの転生者

機体とキャラのデザインだけは良いんだけどなぁ…

 

701:名無しの転生者

なお性能や思考回路

 

702:名無しの転生者

うーん一からやり直そっか

 

703:名無しの転生者

リテイク!

 

704:名無しの転生者

もうちょっと真面目にやってくれる?

 

705:名無しの転生者

ブラック企業でありそうなセリフ集

 

706:名無しの転生者

草w

 

707:名無しの転生者

にしても、何で今更新種?

 

708:名無しの転生者

オレラに対応するためだろ

良さげな材料もあちこちに落ちてるんだし

 

709:名無しの転生者

それもそっか

 

710:名無しの転生者

一応負けた奴らとかはいる?

 

711:名無しの転生者

勝ったー

 

712:名無しの転生者

勝ったな

 

713:名無しの転生者

負けた…

 

714:名無しの転生者

勝ったぞぉ!(CV.ノリス

 

715:名無しの転生者

勝ったった

 

716:名無しの転生者

>714 死んでるじゃねーかw

勝ちー

 

717:名無しの転生者

勝ち申した

 

718:名無しの転生者

負けた…

 

719:名無しの転生者

んー勝ったのが多いけど負けた奴もいるな

 

720:名無しの転生者

普通のMSサイズの機体なら一対一なら勝てる

 

721:名無しの転生者

でも小型機とか重装機とかが機動性活かして集られたらキツイもんがある

 

722:名無しの転生者

しかも早いから時間稼ぎにもピッタリ

 

723:名無しの転生者

成程ね

 

724:名無しの転生者

今確認したらシミュレーターでも追加されてたゾ

 

725:名無しの転生者

流石の仕事の早さよw

 

726:名無しの転生者

とりまいつも通り基本各自で対応と

 

727:名無しの転生者

白銀部隊はどうすんだろ?

 

728:名無しの転生者

デグレチャフ閣下から対戦術機級を目標とした訓練が追加されました

 

729:名無しの転生者

連携訓練もより高度なものに更新されました

 

730:名無しの転生者

流石は白銀 対応が早い

 

731:名無しの転生者

デグレチャフ!デグレチャフ!

 

732:名無しの転生者

白銀!白銀!白銀!

 

733:名無しの転生者

デグレチャフ!デグレチャフ!

 

734:名無しの転生者

白銀!白銀!白銀!

 

735:名無しの転生者

デグレチャフ!デグレチャフ!

 

736:名無しの転生者

白銀!白銀!白銀!

 

737:名無しの転生者

幼女戦記フリークは専スレにカエレ!

 

738:名無しの転生者

ごめんねついつい

 

739:名無しの転生者

でもさ、BETAが学習して対応してくるのって確かちょっと間があったよな

今回はやたら早くない?

 

740:名無しの転生者

んー…どうだろ?

 

741:名無しの転生者

高度な学習能力と柔軟かつ強靱な適応能力を持つって何処かで見た希ガス

 

742:名無しの転生者

それ運営も悩んでた

原因究明のために重頭脳級に対する偵察任務するって聞いたゾ

 

743:名無しの転生者

マジで?

 

744:名無しの転生者

いやでも誰がさ

 

745:名無しの運営へ

黒デモベネキ他

 

746:名無しの転生者

ガチート勢じゃないですかー!?

 

747:名無しの転生者

やっぱ何かあったらチート勢にブン投げるのが一番やなって

 

 

 

 





 「やぁやぁお父さんだよ~w」
 「ブッコロ」

 その頃のカシュガルハイヴが最奥部にて
 思いもよらない再会を果たしてしまった父と娘の姿がそこにあった。


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