徒然なる中・短編集(元おまけ集)その2   作:VISP

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【実質GTA】ブルーアーカイブ転生スレ【美少女化MOD】その8

 電磁地雷の拘束を振り解き、暴れ回るビナー。

 しかし、その巨体が動く事はもう無い。

 先程までの暴威を一切感じさせず、頭と胴が分かたれたその残骸は完全に沈黙していた。

 

 「なに、あれ…?」

 『つ、通常の光学兵器、ビームなんかじゃありませんっ!あれは、もっと別の、怖くてわからない何かとしか…っ!』

 「ん、常識的なものじゃない。」

 

 一方、その白亜の巨体に止めを刺した黒の砲撃を目撃した面々は、余りの突然の事態に呆然としていた。

 それも当然だろう。

 アビドス本校と先生は勿論、分校とPMCの面々も転生者としてはまだまだペーペーである。

 神秘を、概念を完全に制御下に置いた戦略級兵器の実働の場面など見た事が無かったのだ。

 しかも、見たものがものだった。

 天寿の概念礼装にして凝縮された「死」の魔弾。

 神すら殺す「必殺」の一射。

 例えレプリカと言えども第五架空要素、即ちエーテル≒神秘を自壊させる第五真説要素にて作られた兵器。

 大元の動力源こそこのキヴォトスに合わせて作られたものであるが、神秘を否定し破壊するための戦略級兵器である事は依然変わらない。

 故にこそ、神秘を持つキヴォトスの学生や神秘の探究者らにとってはその存在そのものが脅威と感じられる。

 これは理性だけでなく、本能的なものでもあった。

 誰だって、自分を100度殺してなお余りある猛毒の塊に触れたくはないものだ。

 絶対的な死の予感と恐怖が、彼らを縛っていた。

 が、ヱル学関係者の意識が戻るのは早かった。

 何せ彼らは既に幾度となく実体験として死に触れている。

 今更今更と流して意識を切り替え、動き出そうとするのは早かった。

 そんな時だった、沈黙に支配された場にブースターの噴射音が届き始めたのは。

 

 『み、皆さん気を付けてください!そっちに向かう機影を確認しました!』

 

 その場にオペレーターである奥空アヤネからの通信が響く。

 そこで漸く全員が呆然としていた意識が切り替わった。

 直後、噴射音の正体がその場に到着した。

 

 『え、もう終わってる!?急いできたのに!』

 

 現れたのは6機の人型機動兵器。

 全長7mとATの数倍程度のそれらは、しかし全身を戦車以上の強固な装甲と戦艦並みの武装、航空機並みの推進系で固めた圧倒的な暴力の塊だ。

 その名もAC。

 胴体部のコアを中心に無数のパーツを交換・組み合わせる事であらゆる戦況に対応する汎用人型装甲兵器。

 ヱル学の(表向き)最強の機動兵器だった。

 

 『エル学の人型機動兵器!?何で此処に!?』

 

 アヤネの叫びと共に、漸く事態は新たな段階に移った。

 

 

 ……………

 

 

【介入】ブルーアーカイブ原作対策スレ【放置】Part212

 

221:名無しの生徒

すげぇ…あれがブラックバレルか

 

222:名無しの生徒

流石の威力だわ

 

223:名無しのマスター

一応聞くけど後遺症とかは大丈夫?

運命力減ったり死に汚染されてない?

 

224:名無しの生徒

実際に影響受けてた人が来たぞ

 

225:名無しの生徒

んでどうなのマザー

まさかユメパイにこれ以上お労しい事してないよな?

 

226:名無しの生徒

その場合は訴訟も辞さない

 

227:名無しの生徒

訴訟(物理)

 

228:名無しのマザー

やれるもんならやってみなさい

というか、私がそんなヘマする訳ないでしょ

その辺全部対処済みよ

そのために黒銃だけじゃなくオルテナウスまで作ったんだから

 

229:名無しの生徒

具体的にどういう理屈?

要約してエラい人!

 

230:名無しの生徒

完全に理解した訳じゃないけど、代理演算が関わってる?

にしたって普通じゃないが

 

231:名無しの生徒

冥府神オシリスは地上においては緑の肌をした豊穣神

儀式をすれば蘇る訳だから、死の概念に汚染されても元々耐性あるし

儀式すれば帳消しになると思われ

 

232:名無しの生徒

あのブラックバレルの弾丸って別にユメパイの運命力とか材料じゃない

ジェネレーターが多分冥府由来のもので、その神秘を弾丸にしてる

 

233:名無しの生徒

発射寸前に射手や周囲の神秘吸って炸薬代わりにしてるけどそれだって

別に必須って訳じゃないみたいだし

あくまで威力UPのための手段の一つ

 

234:名無しの生徒

つまり、どういう事?

 

235:名無しの生徒

本家FGO版ブラックバレルと違ってヤベー後遺症は特にない

 

236:名無しの生徒

ただ、あのジェネレーターが何なのか気になる

 

237:名無しのマザー

あれ?ディーン・レヴとディス・レヴ参考に作ったキヴォトス専用冥府機構

 

238:名無しの生徒

 

 

239:名無しの生徒

 

 

240:名無しの生徒

 

 

241:名無しの生徒

 

 

242:名無しの生徒

 

 

243:名無しの生徒

 

 

244:名無しの生徒

 

 

245:名無しの生徒

 

 

246:名無しの生徒

 

 

247:名無しの生徒

 

 

248:名無しの生徒

 

 

249:名無しの生徒

 

 

250:名無しの生徒

おい特級の厄ネタが出たぞ

 

251:名無しの生徒

どういうことなの

 

252:名無しの生徒

何でスパロボ世界のヤベー技術使ってるんです???

 

253:名無しの生徒

(デモベネキに通報する準備しとこ)

 

254:名無しの生徒

(因果律の番人さんにも通報しとこ)

 

255:名無しのマザー

一から説明いる?

 

256:名無しの生徒

いるに決まってんだろ(憤怒)

 

257:名無しの生徒

なんでいらないと思うの?

 

258:名無しの生徒

そういう所だぞ

 

259:名無しの生徒

(やっぱ通報すべきか)

 

260:名無しのマザー

んーじゃぁ取り敢えずアビドス回り完全に終わってから話すね

今現地で話し合い始まったみたいだし

 

261:名無しの生徒

まぁそれなら…(渋々)

 

262:名無しの生徒

あー結局こっちの増援のAC部隊は間に合わずか

 

263:名無しの生徒

何か威圧するためだけに来た形になっちゃったなぁ

 

264:名無しの生徒

やっぱリアルタイム視聴が一番やね

 

265:名無しの生徒

ニトネキ「ヱル学とアビドス分校との契約により借金肩代わりと荒廃の原因であるビナー討伐を行いました」

ニトネキ「契約に則り、以後アビドス分校生はヱル学に転校します」

 

266:名無しの生徒

あーあアビドス勢が警戒MAXに

 

267:名無しの生徒

まぁ当然

 

268:名無しの生徒

ホシオジは…うわ

 

269:名無しの生徒

驚きと喜び、困惑と怒りが綯い交ぜになった顔してる

 

270:名無しの生徒

素敵だぁ…

 

271:名無しの生徒

素晴らしい、これ以上の芸術は存在しないでしょう

 

272:名無しの生徒

ちょっと愉悦部黙ってて

 

273:名無しの生徒

んじゃ予定通り一旦校舎に戻るわ

 

274:名無しの生徒

お疲れっしたー

 

275:名無しの生徒

分校組軽ぅい!

 

276:名無しの生徒

ニトネキ「…とは言え、急な話です。怪我人もいますし、一先ずは皆さんは学校に戻ってください。」

ニトネキ「手当をして、落ち着いて、それから転校の準備をしてください。」

 

277:名無しの生徒

先生「…君達はこれからどうするの?」

 

278:名無しの生徒

お、聞きに徹してた先生が動いた

 

279:名無しの生徒

ニトネキ「大破したAT及びビナーの残骸の回収作業に入ります。」

ニトネキ「この大きさなので最低でも数日はかかるでしょうが、そちらの迷惑になる事はありません。」

ニトネキ「質問は以上ですか?ではこれn「待ってよ!!」

 

280:名無しの生徒

お、ホシオジ復旧した

 

281:名無しの生徒

ホシノ「なんで、なんで何も言わないんですかクリス先輩!」

ホシノ「死んだと思ってたユメ先輩までいて、どういう事なんですか!?」

 

282:名無しの生徒

もっともな疑問

 

283:名無しの生徒

訳分からんだろうなぁ

死んだのと身売りした先輩二人がひょっこり現れるとか

 

284:名無しの生徒

ニトネキ「ホシノ、貴女には苦労をかけたので正直に答えましょう。」

ニトネキ「当時、ほぼ死体だったユメ先輩の治療及び借金返済の条件が私のヱル学への転校でした。」

ニトネキ「今回、ユメ先輩の全ての治療が完了したため、ヱル学の生徒としてアビドスに参りました。」

 

285:名無しの生徒

ここまではほぼ事実

 

286:名無しの生徒

ここからはどうやろ?

 

287:名無しの生徒

ニトネキ「これにより、私とヱル学との契約は満了。特に契約していないユメ先輩は休学を解除、アビドス生として復帰する事となります。」

ユメパイ「え、私の扱いってそんな感じだったの!?」

 

288:名無しの生徒

おい当事者w

 

289:名無しの生徒

草w

 

290:名無しの生徒

流石ユメパイ場が和んだw

 

291:名無しの生徒

ニトネキ「そういう事ですのでユメ先輩、貴女は自由です。アビドスに戻ってください。」

ユメパイ「んー嫌かな。」

ニトネキ「?????」

 

292:名無しの生徒

???w

 

293:名無しの生徒

wwwwwwww

 

294:名無しの生徒

まぁそらな

 

295:名無しの生徒

ニトネキの顔wwwww

 

296:名無しの生徒

ニトネキ「? どうしてですか?貴女はアビドスの生徒会長。アビドスにいる方が自然です。」

ユメパイ「そうだね。でも副会長もいないと不自然だよ。」

ニトネキ「私は既に転校済みです。ホシノや他の後輩達もいるのですから、そちらから選出してください。」

ユメパイ「えー、でも私にとっての副会長はクリスちゃんだけだよー。」

 

297:名無しの生徒

ユメパイ「だから、私もヱル学に残るね。クリスちゃんがアビドスに戻るまで」

ニトネキ「何言ってるんです?」

 

298:名無しの生徒

ヒィwwww腹痛いwwwww

 

299:名無しの生徒

ニトネキの顔w顔がwwww

 

300:名無しの生徒

無表情なのに宇宙猫顔wwwww

 

301:名無しの生徒

そんな笑うなよ可哀想だろw

 

302:名無しの生徒

草生えてますよw

 

303:名無しの生徒

ユメパイ「ホシノちゃーん!久々で悪いんだけど、クリスちゃんとお話するためにも一度皆アビドスに戻ろー!」

ニトネキ「は?私は現場指揮の仕事が…」

ホシノ「分かりました!そのまま取り押さえててください!」

ユメパイの乙πホールド!ニトネキ は うごけない!

 

304:名無しの生徒

ナイス連携!

 

305:名無しの生徒

予測可能回避不可能

 

306:名無しの市民

PMC「あ、回収作業はこっちでやっておきますね」

先生「お願いします。彼女はちょっと話し合わないといけませんから」

PMC「分かりました。あ、ATはほぼ廃車になると思いますので分校の子達に伝えてください」

先生「分かりました。伝えておきます」

 

307:名無しの生徒

揉み合うユメパイとニトネキ!

ぐにゅぐにゅ形を変えるユメパイのπ!

そして暁のホルス参せ…おっとぉ!

 

308:名無しの生徒

頭からいったぁ!!

急所(鳩尾)に当たったぁ!

効果は抜群だぁ!

 

309:名無しの生徒

そしてすかさずホールド!

咳き込むニトネキは抵抗できない!

そのままアビドス勢(含む分校組)が縺れ合う三人を持ち上げて移動開始!

 

310:名無しの生徒

もうほぼ御神輿みたいじゃんw

 

311:名無しの生徒

先生、思わず苦笑い

 

312:名無しの生徒

輸送ヘリにご案なーい

 

313:名無しの生徒

AT全機降ろしてるからスペースも余裕

 

314:名無しの生徒

それでは皆様、当便はこれより離陸いたします

旧アビドス本校発、現アビドス第一校舎行き、離陸いたします

 

315:名無しの生徒

皆様、着席してシートベルトをお締めになってください

これより本機は離陸いたします

 

316:名無しの生徒

なお、担がれてる三人

 

317:名無しの生徒

荷物用ネットで纏めて拘束されたw

 

318:名無しの生徒

ヒドスw

 

319:名無しの生徒

まぁ取り敢えず一応アビドス編はこれで終わり?

 

320:名無しの生徒

夕日が照らす砂漠は綺麗だなぁ

 

321:名無しの生徒

空から見ると余計にね

 

322:名無しの生徒

取り敢えずは終わり

 

323:名無しの生徒

さぁ次は楽しい楽しい戦後処理だぁ!

 

324:名無しの生徒

先ず現地組は頑張って残骸回収してね

 

325:名無しの生徒

夜の砂漠で屋外作業とか割と勘弁してほしいっす!

 

326:名無しの生徒

でもカイザーとかゲマに取られる可能性があるからね、仕方ないネ

 

327:名無しのマザー

あ忘れてた

アポピスたるビナーは倒したけどアポピスって基本不滅なのよ

だからもしかしたら何か蛇っぽいものが出るかもだから注意ねー

 

328:名無しの生徒

おい待て嘘だろ

 

329:名無しの生徒

AC6機と言えど歩兵部隊や回収した残骸庇いながらってキツイぞ!?

 

330:名無しの生徒

ジガバチ無人機で周辺警戒厳に!

後、PMC組は交代で不寝番を頼む!

 

331:名無しの市民

任された

ただ機甲戦力は装輪装甲車と61式しかいないから当てにするなよ?

砲兵はいるから対戦車・歩兵は十分だけど

 

332:名無しの生徒

いや十分助かるから!めっちゃ助かるから!

 

333:名無しの生徒

マザーのボケ老人!大事な事はちゃんと報告して!

 

334:名無しのマザー

すまんて

 

335:名無しの生徒

下手するとヤベー被害出るんだからしっかり!

 

336:名無しの生徒

うーんこのなんとも締まらない感じ、嫌いじゃないわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なお、土地に染み付いた神秘により夜中に影鯖的ビナーが発生、戦闘になった模様。


ディーン・レヴ…↓の試作品。ディーンの火とも。ベルグバウ(SRWα3)の動力機関。
ディス・レヴ…↑の完成品。ディス・アストラナガンの動力機関。まつろわぬ霊(死霊や悪霊、怨霊)が予め封入されており、その集合体である負の無限力を吸収して反応させ、力に変換して稼働する動力機関で。が、実際はディス・レヴを通して輪廻転生の輪へと戻して正の無限力に変換し、その際に発生する狭間の無限エネルギーを動力として使用している。
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