この乙女ゲー世界は王女にとって楽しい世界です   作:U細胞

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初心者なので拙い文章だったりしますがよろしくお願いします。あと最初の方は、タイトル詐欺とタグ詐欺になりますのでご注意ください。
よろしくお願いします。


プロローグ

「I'm a thinker. I could break it down. I'm a shooter. A drastic baby. Agitate and jump out.」

 

今日はとてもいい日だ、だから私は、歌を歌う。・・・とある電話が来るまでは

 

「Agitate and jump out. Feel it in the will. Can you talk ab[oh I'm scary so I'm scary oh that i se]ピッ もしもし、母さん、どうしたの?」

 

「え・・・・も、もう一回だけ言って・・・」

 

「兄さんが・・・死んだ・・・?」

 

私は、耳を疑った。けれど、お母さんの声の震え方は嘘では説明できるものではなかった。

 

私は急いで実家に帰った。

 

~~~~~~~

 

タッタッタッタッタッタドォン!

 

「母さん!兄さんは?!」

 

扉を破壊する勢いで扉を開けると中には母さんが悲しそうに立っていて赤くなった手をひらひらさせていた、部屋の中には母さん以外にも生意気だけどあまり憎めない愚姉が頬を赤い手形で染めていた。

 

「なにこれ、どういう状況?」

 

「バカ娘を折檻してるだけよ」

 

「いやっほんとにどういう事

 

兄が死んだという話を聞いて動揺していた私は、もう母の話を聞いて、私は・・・姉・・・愚姉に対して・・・心底あきれていた。

 

なんでも、死ぬ前に兄が送ってきたLINEから分かった事だがどうやら愚姉は、資格取得のためのお金をハワイ旅行に使い、とある高難易度の乙女ゲームを兄にやらせていたらしい。

そしてそのせいで兄は過労で死んでしまったらしい。

 

明日に葬儀をやると聞いた私は、お母さんに今日は兄さんの部屋で寝させてと伝えた。母は「仕方ないわね」と悲しさや怒り、落胆を滲ませた顔で言った。

 

翌日

葬儀が終わってすぐ、母は愚妹を実家から追い出していた。

 

「じゃあ母さん、私は学校に戻るよ。」

 

高一の私はすぐにでも学校に戻らなくてはならない。

 

「行ってらっしゃい」

 

兄が死んでから3年がたったある日母からまた電話が来た、なんでも例の愚姉が姪を出産したらしく母がそれを育てているらしい、だから一度実家に戻って来いと言われた。大学入試を終わらせていた私は「わかった」といって電話を切り実家に向かった。

 

どうやら愚妹は夜の仕事をしているらしく、母に預けているようだ。

 

姪が生まれてから8~9年かたって私は、社会人になっていた。そして姪は小学生になったらしい。今日は久しぶりに姪と会う。姪にはどうやら病弱だけど優しい友達がいるらしい。

 

「おねーさぁんこっちですよーー!」

 

横断歩道の向こうで姪が読んでいるので、手を振ってみた

 

「!」キラキラ

 

きらきらとした笑顔で姪が、横断歩道を渡る・・・歩行者用信号機は青、車用の信号機は赤・・・そして姪のわたっている横断歩道を垂直に横切るように来る信号無視のトラック、運転席を見るが運転手は寝ぼけて見ていない、それを見た私は、駆けていた。

 

「えッ?」

 

私は姪を抱き背中に強い衝撃を受けた。

 

「お、おねえさん?、お姉さん!」

 

私は、「大丈夫」と声を出そうとしたが声が出ない。

 

私は、震える手で、姪の頭を撫でた。

 

私の視界が暗転する前に見たのは、撫でたせいで髪が赤色に汚れ、泣きじゃくっている、愚姉によく似た可愛い姪の顔だった。

 

 

 

 

城の屋根は手を伸ばしている太陽の光で明るかった

 

そんな場所で寝ている【ミレリア・ラファ・ホルファート】は激しい動悸に襲われていた。

 

「なんだ・・・あれは」

 

私は立ち上がり、王都を見る。

 

「そうだいつも通り・・・島が浮いていて飛行船が飛び交っている。

 

今日だって王都は浮かんでいるのに、浮かんできたイメージは島が海水に浮いているようなイメージだ。

 

太陽に手を伸ばした瞬間、見えたイメージはまるで人一人分の一生だった。・・・ここではないどこかで生きた女の一生。

 

ただ、名前が思い出せない。

 

両手で頭を押さえる。

 

あれだけ鮮明に見てきた記憶なのに、どうしても名前が思い出せないのだ。

 

自分が生きてきて四年 四歳の自分が経験する以上の物を、人生の約三〇年間を、一瞬で経験したような・・・思い出したような感覚。

 

訳が分からなくなりその場に座り込む。

 

屋根を背にして空を見上げた。

 

「・・・いったい何だったんだろうなぁ」

 

 

 

城から抜け出してきたので城へ帰った。そこで待っていたのは、また屋根の上に上ったの?!と怒っている20歳くらいにしか見えない母親【ミレーヌ・ラファ・ホルファート】だった。

 

「まぁ、いいじゃん、落ちたりとかはないし。」

 

「でも・・・」

 

「いいじゃないか」

 

反論しようとした母に声をかけたのは、父【ローランド・ラファ・ホルファート】だ。

 

「あ、あなた」

 

「別に問題ないだろう。こいつが落ちるとは思えんしな。」

 

「だからって・・・」

 

「まぁ、王女だからな、勉強はしろよ。」

 

「わかったよ、父さん。」

 

そうして私は、部屋に戻って思い出そうとしたり考えていたりしたらこんがらがったものが徐々にほどけてきた。

 

「ホルファート王国?、浮島?、飛行船?・・・あっ」

思い出した。ここは兄さんが愚姉に押し付けられたゲーム、アルトリーベと呼ばれた戦略要素が入った乙女ゲーだという事に気が付いた。

 

「よりによってこのゲームかぁぁーーー・・・」

 

私【ミレリア・ラファ・ホルファート】は、兄を奪った乙女ゲー・・・アルトリーベ世界に転生した元日本人。

 

・・・あの世で兄に会いたかったなぁ。




楽曲コード137-1199-7 148-8568-9
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