GATE 勝った日本と負けた日本 彼の地にて、斯く戦えり【仮】 作:イキ過太郎
【大日本 総理官邸】
「平和じゃのう・・・」
鳥の鳴き声が聞こえるなか、ひとりの老人が茶を啜りながら、眼下に広がる町を見てそう漏らす
「はい、我々が世界制覇を成し遂げた時から一度も戦争は起こっておりません」
総理大臣の声に答えたのは、護衛の憲兵であった
「ふぉっふぉっ、まだ世界制覇の実感がわかないがな」
「私もであります」
意見が一致しふたりはキョトンとした顔で顔を見合せ、高らかに笑った
「ハハハ!!・・・・ですが総理、そうも言ってられません」
「わかっておる、最近の失踪事件のことであろう」
実は最近、日本国に失踪事件が相次いでいるのだ
計画的犯行と思いきや拐われる人種は様々で総日本警察も足取りが掴めていない
そんな中、一つの足音が静寂を破った、足音からして焦っているのが見て取れる
バンッ!!
扉が大きなおとを立てて開けられる
「総理!!非常事態です!!」
「どうした!?」
「銀座にて謎の軍団が出現!!付近の住民に危害を加えているとの事!!!」
「「何っ!!??」」
この後、銀座に出現した謎の軍隊は、日本空軍と日本陸軍によって撃滅された
そして二日後
「皆、突然あつまってもらってすまない」
重々しい雰囲気の中、総理が口をひらく
「集まってもらったのは他でもない、二日前に起きた銀座事件のことだ」
あの後、銀座で起きた襲撃は色んなマスコミが大々的に取り上げ、日本国民や海外にも知られる事となった
もはや世界中で銀座事件の事をしらない物はいない
「この事について皆からの報告をたのむ」
「では私から良いでしょうか」
手を挙げたのは警察庁長官、その顔はやや青ざめている
「頼む」
「分かりました....銀座付近の被害説明をします、銀座付近にいた一般人二十名死亡、三十名重傷、約百名が軽傷です、また撃退に当たった警察官が二十五名死亡しました」
「...クソ野郎どもが」
誰かがポツリと言う、尊い命を奪われたことに腹を立てての事だろう
「それに道路の真ん中に門が出来、道路が使えなくなっています」
「門?」
「それについては私から」
一人の男が席を立った、国防長官である
この男は若いにも関わらず、功績を挙げ続け、若くして国防長官になった
「門、というのはあの集団の出入り口でございます」
「ということは!!」
「はい、あの集団は門から我が国へ侵略したのです、軍は門の先を『特地』と呼称することにしました
私達はこれを立派な侵略行為と考え、陸軍と空軍を特地へ派遣することにいたしました、準備はすでに完了しているため、総理のゴーサインがあればすぐにでも特地へ出発できます」
「あいわかった、軍の派遣を許可する」
こうして特地に日本軍が派遣される事になった
Q なんで日本が世界制覇しとんねん
A HOIとかでは出来るから....(小声)