GATE 勝った日本と負けた日本 彼の地にて、斯く戦えり【仮】 作:イキ過太郎
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「帝国軍見つかんねえな」
「そんなもんだろ、デルタ1」
現在、大日本空軍所属の三機のジェット戦闘機がファルマート大陸の空を飛行していた
この航空部隊の任務は門周辺の偵察、必要あらば爆撃もすると言うものだ
空からの目はとても信頼できる、幸い敵の軍隊の装備は中世レベルとの情報があり、撃墜される心配は皆無である、それでも何があるか分からないため、大日本空軍は“型落ち„である23式ステルス戦闘爆撃機を特地に派遣する事を決めた
「さぁて、今日の所は帰るかー」
「帰ろーぜー」
「デルタ1、デルタ3、少しは緊張感を持ってだな・・・」
すると猛禽の眼に丘ーーーーーー帝国軍から徴収した地図によるとアルヌスの丘と言うらしいーーーーーーが移った
その丘にはもう一つの門があり、明らかに近代化された軍隊が進駐していた、あの場所は我が大日本軍の基地にも近い、もしあの軍隊に攻め込まれたら厄介だ
「おい!見たかあれ!」
「近代化された軍隊だな、少なくとも帝国じゃないな」
「対空装甲車もあるな・・・無線で所属を答えさせよう、デルタ3頼む」
「分かった」
頼まれたデルタ3は無線機を付けて回線をオープンにして眼下の軍隊へロシア語、英語、日本語の三ヶ国語で警告を行った
『こちら大日本空軍特別偵察隊である、そちらの所属を答えろ、3分以内に答えなければ爆撃する』
***
陸上自衛隊はパニックに陥っていた
なぜか特地に航空機が飛んでいた事、その航空機がアメリカしか所持していないはずのF22である事、そしてその航空機に日の丸が描かれている事、その航空機から警告が来た事、色々な事が重なり大パニックになった
「爆撃なんて勘弁だ!!」
「どっちを狙えば良いんだ!!」
もう一つの事が自衛隊の混乱を加速させていた
今、自衛隊の前には銀座に攻めこんだ帝国軍がいる、そして空には謎の日本軍
挟み撃ちの状態である
しかし自衛隊に奇跡が起きた
***
「三分経っても応答なしか・・・・仕方ない、爆撃するか」
「いやまて、あの軍隊何かと戦ってるぞ」
デルタ1が爆撃する前に
軍隊の進駐地に近づいたデルタ2が戦闘を捉えた
「何とだよ」
デルタ3が呟く、その質問もごもっともだ
三人はあの軍隊と戦っている集団に目を凝らす
「「「帝国軍だ!!!」」」
瞬間、三人の中に怒りが灯る、何せ帝国軍は一般人を殺したクソ野郎共だからだ、許す訳がない
「爆撃目標変更!!あのクソッタレどもの頭上に爆弾を落としてやれ!!」
デルタ1が怒気を孕んだ声で叫んで帝国軍に向かう
「「おう!」」
次回からは一話3000文字を目指します(目指すとは言っている)