ちょっと昔。具体的には薬ができる前。
トレセン学園のとある一室。
ルドルフ「...みんな、良く集まってくれた。」
我らがトレセン学園の生徒会長が、あるウマ娘たちを召集していた。
テイオー「カイチョー...もしかして」
マックイーン「完成したんですの!?」
タキオン「そんなに急かさないででくれたまえ...今日はもう少しで完成するという報告なのだからね...」
集まっていたのは例のトレーナーの担当ウマ娘たちである。...何名か不在だが、かなりの人数だ。
ライス「お兄さまのために...ライスがんばる...!」
ブルボン「ライスさん..マスターの『説得』、必ず遂行しましょう。」
スペ「マックイーンさん...もうお家ってできたの?」
マックイーン「もちろんですわ...メジロ家とダイヤ家の力があれば、不可能などありませんわ...」
オグリ「凄いな...名家は何でもできるのか...」
タイシン「...いや、この二つが特別過ぎるだけだと思うけど」
ブライアン「...夢のようだな...まさかトレーナーと同じ家に住めるなんて。」
グラス「まだ成功したわけではないんですから、気を抜いちゃだめですよ?」
スズカ「そうね...気を引き締めていきましょう。」
ゴルシ「おっしゃあ!トレーナー捕獲作戦開始だぜ!」
エアグルーブ「おい...抜け駆けするなよ?」
彼女たちにはちょっとした約束と大規模な作戦があった。
ちょっとした約束はトレーナー対して
そして作戦は...
全員の力を結集して、全員がトレーナーと
...そんな一夫多妻みたいなことをトレーナーは許しはしないだろう。そもそも自分たちに恋愛感情を抱いているのかすら怪しい。だから彼女たちはあるものを作ろうとした。
自分たち全員を受け入れさせる惚れ薬を。
...こんな法律の一線を越えるどころか線で反復横跳びしている計画だが、建前は一応トレーナーのためである。
ある日、彼女たちがお互いを恋敵と認識した時があった。その日からチームの空気が最悪になった。そして、トレーナーが体調不良になったした。
トレーナーからしたら、自分の担当が自分を中心に昼ドラでもないような多角形関係をつくっているのだ。しかも、ウマ娘特有の威圧感を出しながら。体調が悪くなるのも必然である。だから全員で協力して関係改善を図った。
そんな建前の元、薬の研究をタキオン主導で進めていた。なお、本音は絶対逃がさないためである。
...その
タキオン(ふふっ...後はこの完成した薬をやって来たトレーナーくんに飲ませるだけ...!)
薬くん<シュウウウウウ...モクモクモク....
タキオン「なっ...!くっ...薬が..まさか失敗だったのか...?...この薬...効果がまるで逆じゃないか...!
とっ、トレーナーくんが来るまでに片付けなくては!廃液入れは確か...」ドアガチャ...タッタッタッ...
トレーナー(...ん?ドア開けっ放しじゃないか...こんな朝早くから呼んどいて居ないし...
...多分今日飲ませようとしてたのはこれだろうなぁ...なんか変な煙出てるし...いつもの仕返しだ、こっそり先に飲んでやろ..)
どんな未来を招くのかも知らずに。
Q.次回はすぐ出ますか?
A.次回《は》すぐ出ます。
Q.短くね?
A.すみませんでした。
これ(続き)いる?
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いる。
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先にトレーナーに黄泉戸喫させろ