ライスシャワー×マンハッタンカフェ ウマ娘アンソロジー   作:ぴちかー党

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 ボーッとしているときのマンハッタンカフェがかんがえていることは・・・そんな感じの作品


妄想系馬娘マンハッタンカフェ

「おう・・・」

 

「へい」

 

草木が眠る丑三つ時。灯り一つない闇のなか蠢く人影

その人影は一つ、二つと増え、ある場所を目指し集まって行く。呉服問屋{西末屋}江戸有数の大棚に数えられるこの店の金蔵には、唸るほどの小判が眠っているとの噂がある。

 

その屋敷の裏門に続々と集結する影は優に20余を越えていた。

 影の一つが屋敷の裏扉を2度コンコンと叩く。すると、それを待っていた引き込み役の女が一人静かに引き戸を開け、中に先導した。

 

「おう・・・ここの主は?」

 

「はい、既に夢の中で」

 

「案内しな。倉の鍵を開けさせろ」

 

「そのあとは?」

 

「決まってんだろう・・・殺れ」

 

「へい」

 

無数の影が、丁稚・奉公人が眠る部屋へ、獲物をぎらつかせ近付いてゆく。

そして、扉に手をかけたその時

 

「・・・そこまでだ」

 

「だれでぇ!!」

 

「火付盗賊改方同心・・・マンハッタンカフェ」

 

「お、同じく、火付盗賊改方同心、ラ、ライヒュ・・ああ、噛んじゃったー」

 

「・・・落ち着いて。盗賊ども大人しく縛につけ」

 

「そ、そうだそうだー」

 

 すでに長谷川平蔵から密命を受けた同心2名がすんでのところを引き留めた

 

「しゃらくせー!!」

 

 盗賊の一人がドスを握りしめ、同心の一人カフェの{心の臓}目掛けて突撃してくる。十手を構え顔色一つ変えぬカフェ

ーーーーキィン、バス、ーーー

「ぐぅううっ・・・」

 

 暗闇に閃光が上がるとほぼ同時に、地面にたおれこむ先程の男。一瞬にして獲物を叩き落とし、返す刀で眉間への一撃。流石は示現流の使い手といったところであろう。

 

「やりやがったな!!」

 

「かまうことはねぇ!たかが役人二人たたっきれ!」

 

20余の影が手に手にドスを、こん棒を、鎌をもち同心2人に襲いかかる

 

 

「・・・っ!!」

短く呼吸を整え、一撃、また一撃と次に次に打ち倒すカフェ。それとは対照的に

 

「こ、来ないでー!!ライスに構わないでくださいーー」

ただ、右往左往するライス

 

一人、また一人と打ち倒していくカフェだが、数が数である。次第に形成は逆転し追い詰められていく。

 

 

「へっへっへっ・・・よくも好き放題やってくれたな」

 

「簡単には殺さねぇぞ」

 

「か、カフェちゃん」

 

「・・・下がってて」

 

盗賊たちに追い詰められ、一歩また一歩後退していく。

万事休すか・・・と思われたその時

 

 

「盗賊どもそこまでだ!!」

 

 

地鳴りのような、体の芯まで響くような声が響き渡る。それと同時に辺り一面に無数の提灯が現れ、さすまたや十手を手にした役人が30余名。その先頭には・・・

 

「・・・お頭」

 

「は、はせがわさまぁ~~~」

 

 

火付盗賊改方長官、長谷川平蔵の姿が見えた

 

 

「お、親分・・・」

 

「か、構わねぇ!!やっやちまえ」

 

盗賊どもの半ばやけくその最後の抵抗が始まった

 

「抵抗する者は構わん叩き切れ」

 

平蔵の号令のもと、役人たちも動く。盗賊達と改方との戦い・・・いや同心カフェによって半数以上に減らされた盗賊達のそれは最早戦いと呼べるものではなかった。

 

 

最後の抵抗が続くなか、平蔵は今回の功労者の二人に歩み寄る

 

「おう・・・よく頑張ったな」

 

「・・・もったいなきお言葉」

 

「うぅ・・・こわかったよー」

 

「まったく、同心の癖になくやつがあるか」

 

 

 そう言葉ではしかりつけてはいるものの、平蔵の声色、表情は言葉とは裏腹に手のかかる孫をあやすようなという表現がうってつけであった。

 

 

「おめぇも、ちっとはカフェを見習い剣の稽古に励め。いつまでもおんぶにだっこじゃどうにもなるめぇ」

 

「はっ、はい精進しまひゅ・・・またかんじゃったぁ・・・」

 

「ったく!おめぇは本当に・・・まぁ、でもそこがおめぇの良いところでもあるのだがな」

 

「ら、ライスの良いところ?」

 

「あぁ。おめぇはどんな小さなことでも決して手を抜かねぇ。どんなときでも一生懸命それこそ、てめぇの身を顧みずがむしゃらに努力する。中々できるもんじゃあねよ」

 

「・・・私もそう思う」

 

「か、カフェちゃんも」

 

「まぁ。あとはその泣き虫でおっちょこちょいなところを直してくれれば、いうことはねぇんだがなぁ~」

 

「うっ、が、がんばります」

 

「・・・平蔵さま、大丈夫。・・・私がついてるから。・・・ライスさんに危険が迫ったら全てカフェが何とかするから」

 

「か、カフェちゃん」

 

「こいつは頼もしいじゃねえか。よかったなライスよ。」

 

カフェの言葉に少し恥ずかしがるライス。そしてその二人の様子を楽しそうに眺める平蔵。のちに、この二人は平蔵の懐刀と呼ばれることのなることは、まだまだ先の話である。

 

==============

 

「・・・フェ、カーフェってば!!」

 

「・・・タキオン?」

 

「君、また窓を眺めてボーッとして僕の話聞いてなかっただろう」

 

「・・・うん・・・ごめんね」

 

「はーっまったく君は・・・それで今日はどんなことを考えていたんだい?」

 

「・・・鬼平」

 

「お、鬼平・・・君中々渋い趣味を持ってたんだね。新しい発見だよ」




今回はの作品を無理やり名付けるなら、鬼平×馬娘のクロスオーバーでしょうか?

 普段のほのぼの系をイメージしていた方には申し訳ありません。ふと思い付いて作成しました。


ただ、書いてて気づきましたが、これってまんま{カートゥーンネットワーク}のアンジェ◯・アナコンダでした。

掲載予定ねたをやり終え、ネタがもうなにもなくて困ってなったときは、タキオンを主役としたデ◯スターズラボも作ってみようか、考え中です
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