私もはまりました。
とある二次創作にインスピレーションをもらって書きました。怒られたら消します。
ちなみに主人公の名前は「メジロタイタン」ちゃんです。
追記
改稿と、登場ウマ娘を変更しました。
ウマ娘はスペシャルウィークからライスシャワーへ変更となります。
プロローグ~夢の終わり~
「有馬記念」そこに立つのは全てのウマ娘達の夢であり、トレーナー達の夢である。そこに立つため多くのウマ娘達が走る。走った末に落伍していく。
「年末の中山で争われる夢のグランプリ・有馬記念!あなたの夢、私の夢は叶うのか!一番人気を…」
今、私は有馬記念の舞台に立っている。天皇賞春も奪った、天皇賞秋も奪った。そして最後の仕上げがこの有馬記念で勝つこと。可愛い従姉妹達には悪い事をしたと思う。それでも、私は私のために走る。家の名を背負って走るあの娘達をこの足で下す。「メジロ」の"名"にメジロの名を持つ私自身が砂をかけてやる。
「さぁ、ゲートイン完了。出走準備が整いました。」
この一年に全てを賭けた。私のバ生の数年間を賭けてもまだ足りない。だからこの先数十年のバ生も全て賭け金にしてこのターフを走る。走り抜けた時、私はどうなるのだろうか。あの人は私の蹄跡をどう評価するのだろうか。何よりもトレーナーは喜んでくれるだろうか。
ゲートが開いた。一斉に皆が駆け出す。私の全ての終着点がここだ。
運命がカードを混ぜ、プレイヤー達に配られた。賭場は一度。一度切り。この一晩の夢が終わった時、破滅しか待っていなくとも、タイタンは全てを賭けた。名誉の為、奪われた全てにケリを着ける為。その為に法外な掛け金と分かっていて尚、運命という悪魔から掛け金を借り出したのだ。コールの時間だ。運命の歯車が今、終末へと回り始める。
「最後のスパートも激しい競り合いだ!五人が並び競り合っているぞ。一番人気のトウカイテイオーが頭一つ抜け出したか!しかし、後続が指し返す!誰が一着になるのか!誰も譲らない。ゴールはもう目の前だ!」
息が出来ない。足の感覚も無い。でも、まだ私は走っている。前に進んでいる。マックイーンとライアンが隣にいる。ライスシャワーがいる。トウカイテイオーが抜け出した。まだだ、まだ終わってない。もう脚のことなどどうでも良い。きっと終わったら踊ることなど出来ないだろう。もう一段ギアを入れる。トウカイテイオーを差し返す。マックイーン達も追い上げてきた。やはり駄目なのか…。私は…。
「お前なら勝てる。俺の全てをお前に賭けた。俺のトレーナー人生全てをお前に賭けてる。後の事は全部俺が何とかしてやる。だから走ってこい。」
…そうだ。トレーナーは私に全てを賭けてくれた。私が諦めることは許されない。私自身のプライドに懸けて、私のトレーナーの名前に懸けて。
「五人がもつれあったままゴールイン!一体誰が夢の栄冠を手にしたのか!結果は動画判定になります!」
終わった…。結果はまだ分からない。何も感じない。誰かの声が聞こえる。立ち上がらなきゃ。最後まで見届けてこそ私は終われる。
「タ…タン…!タイタン!やったぞ見てみろ!」
ケイジバンガヒカッタ…
ワタシノチャクジュンハ…
ワタシハ…ワタシハ…
ナニモミエナイ…
ナニモキコエナイ…
初投稿です。
今回はプロローグです。
亀更新になるのはお慈悲~
あっそうだ…。主人公ウマ娘の名前の由来は思いつきです。