んっ。私のおっぱいは世界を救うっ。はぁ。   作:TS黒髪美少女(私)

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おっぱいは最強(挨拶)
なんか思いついたので初投稿です。
これ本当に大丈夫かなぁ……。


宿の一室にて

「んっ!」

 

 異世界転生というものがある。

 

 前世(地球)で死んでしまった人が、謎の存在(神様だったり)に遭遇してなんか交渉したら(相手は結構好意的)別の世界(剣と魔法の世界)で新たな生を受け、貰った能力(チート)を駆使して活躍する!

 

 という概念だ。

 

 素晴らしいと思う。

 俺はこれまでに何度夢想しただろうか?

 古文の授業中、現代文の授業中、世界史の授業中、英語の授業中。

 何度も何度も想像を繰り返しては、あり得ないと嘆いた。

 

 剣と魔法の世界。

 ありのままの自然が溢れる大地には魔物が跋扈し、何千年もの歴史のある王国が繁栄を極める。

 また、そんな世界を手中に収めるために謀略をする闇の者だっているだろう。

 

 そんな物語的で素敵な世界を、俺はこれまでずっと夢想していた。

 

 先生に注意されながら……。だって文系科目は苦手だったんだ。

 

 そんな想像するだけの日々もトラックによって終わった。

 大型トラックってマジで怖いね……迫力が車なんかとは全然違う。車だって近くを走られたらヒュッとするのにあのデカさとあの音量で来られたらもう無理。

 

 あっ、死ぬんだぁ

 ってなった。腰が引けちゃって逃げることなんて思いつかないわ。

 マジ怖かったから。

 

 因みに原因は夜中に国道の横断歩道のない場所を突っ切ろうとしたからです。

 自業自得でした。本当にトラックの運転手さん、お父さん、お母さん申し訳ございませんでした。

 

「はーっ」

 

 まぁ、そんなわけでごくごく普通の一般人(チート俺TUEEE信者)である俺も、なんの因果かそのルートに乗ってしまったようでこの世界に生まれ落ちた。

 勿論貰うものは貰った。

 

 健康な身体、魅力的な容姿、特別な才能、膨大な魔力。

 優しい両親、地元も多少のいざこざはあったがいいところだった。

 

 過去形だ、だってせっかくの魔法の世界全てを見て回らないなんて選択肢はない。

 そしてやっと、今年で15歳、一般的に大人と呼ばれる年齢まで成長した。

 

 だから旅に出た。

 

 本当だったらもっと早くてもよかったんだけど、周囲の皆がアホみたいに過保護すぎて納得してくれなかったから仕方ない。

 俺は10歳から冒険者やってんだよっ!って自慢してくるクソマスターもこれまで頑なに私のことを冒険者にはしてくれなかった。マジふざけんな。

 

 最後の最後にはみんな泣きながら了承し送り出してくれたので、私も不意に泣いて戻りたくなってしまった。

 でも、散々駄々こねて街を出ようとして覚悟決めたら行かないなんて恥ずかしいことこの上ない。断固たる思いで押し切った。

 

 そうして、街を挙げての送迎パーティーが行われたのだ。マジでただの子供にすることではない。

 もう死んでもいいんじゃないかってほど楽しかった。一生分泣いたし、一生分笑った。

 

 今いる宿の窓辺から街の風景をなんともなしに眺める。

 これまでいた街とはまた違う空気感、俺であった頃には空想することしか出来なかったこの世界を見て周るんだっていう気持ち。

 

 もう言葉で言い表せない程の素晴らしい開放感だ。

 

 地元はしがらみが多すぎたのだ。

 何が立場をお考え下さいだ。私はただの兵士の子供である。

 

「ふっ!」

 

 ところで話は変わるが、私の手の動きによって柔らかく形を変動させるおっぱいは素晴らしいと思わないか?

 勿論肌触りは一流品だ、ケアは怠っていない。

 大きさ?そんな情報必要か?おっぱいに貴賎なしというエロい人のお言葉が……勿論特大サイズだ。

 

 そんなこの世のものと信じきれないほどの素晴らしいおっぱいは最強だと思わないか?

 

「あっ!んっ」

 

 そう。それがたとえ自分のものでも……。

 

 

「カミラ!あんたうっさいのよ!」

 

 おっぱいは最強。

 

 俺がそんな世界の真理に想いを伏せていると、突然宿のドアが開かれて茶髪の素朴そうな美少女が怒鳴り込んできた。

 びっくりした。

 何?どうしたの?怖いんだけど。

 

「えっ!?なんでそんな意外そうな顔できるの!?廊下まで聞こえてたわよ!?馬鹿なの!?痴女なの!?襲われたいの!?」

 

 なるほど怒り心頭らしい。

 

 同室の人間、それも物心ついた頃からの幼馴染の喘ぎ声が宿の一室から漏れ出ているなんて一般人には絶対訪れない出来事だ。

 貴重な経験だな……ってマジで?音漏れしてたの?

 それは、流石の私でも恥ずかしい。ついこの開放感で……この開放感も胸を曝け出していたからって可能性もあるな。

 

 恐る恐る彼女の方をみやると顔は真っ赤で此方を親の仇のように睨みつけていた。

 その顔が真っ赤なのは怒っているからか、それとも。微妙に目線が合っていない気がするのも、あるいは。

 いいや、無粋な詮索はやめよう。

 

 とりあえず、ここで私が取るべき手段は……。

 

 ベットに掛けてあるタオルケットを掴んで、露わになっているおっぱいを隠して……っと。

 

「きゃー、エッチー」

 

「はっ!?襲う」

 

 襲われた。

 

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