んっ。私のおっぱいは世界を救うっ。はぁ。 作:TS黒髪美少女(私)
ルーキー日間とかにはいたので嬉しい限り。
やっぱり、おっぱいは最強だ。
「新しい朝が来た」
新たな街に来て2日目の朝。
昨日は何故か街に着いて宿に入っただけで1日が終わってしまったので何もできなかった。
まだまだお金に余裕はあるんだけど、何も収入が無いと流石に生活できないので今日こそは冒険者ギルドへ行って依頼というものをこなしてみようと思う。
しかし昨日は宿の部屋でお話をしていただけなのにすぐに薄暗くなっちゃったし、暗くなったら飯も無くなるかもと急いで夕食に降りると先に夕食をとっていた人達の視線を集めてしまって大変だった。
何でだろうな?防音も消臭もちゃんとしたのに。
とりあえず今日は早く起きれたので、目覚ましに水で顔を洗おうと思い2階の客室から1階ロビーに降りることにした。
「おはようございます。すいません桶貸してくれませんか?」
下に降りると昨日も宿の受付をしてくれた少女がフロントに座って店番をしていたので笑顔で話しかける。
フロントに座っていたその少女は私と数秒間のアイコンタクトを取った後
「ひゃひゃい!いま用意しましゅ!」
そう言って奥へ駆け出して行ってしまった。何それ可愛い。
その後、桶を私に渡そうとして手が触れ合って「ひっ」ありがとうっ!と頭を撫でて「ふわぁ」力が抜けかけたので抱きかかえてあげると「もうダメェ」とお眠りになった。
やっぱり私のおっぱいは最強である。
勿論、眠り姫はフロントの椅子に綺麗に座らせておいた。起きるまでは私特性の結界付きだ。不埒な輩には指一本出させねぇ。
庭に出ると魔法で水を生み出して桶に張る。井戸は面倒なので私は使わない。
そして覗いた水面に映る自分の姿は、それはもうどうしようもなくエロかった。
ツヤッツヤの黒髪は肩下まで落とされ、そこから覗く顔の黒く大きな垂れ目とかプリプリの赤い唇とか小高い理想的な小鼻が、もうなんか全てが奇跡的で、そこはかとなくエロかった。
俺が願ったモテモテになれる魅力的な容姿は、私になった結果とても色気のある美味しそうな容姿となっていた。
そりゃあみんな見るわ。この色欲とか怠惰とか司ってそうなエロエロな身体してるのに実はまだ15なのよ。
「はぁ。人生最大の誤算」
ため息を吐きながら冷たい水で顔を洗って脳を起こしていく。
部屋に戻ると同室の住民は起きて身支度をしていた。そう言えばさっき居なかったけど私よりも早く起きて剣でも振っていたのかな?
「あんた、受付のサラちゃんに何かした?」
部屋に入った瞬間ギョロリとこっちを睨みつけてそう言った。
「何で?」
私なんかしたかなぁ?ちょっと気持ち良くしてあげただけなんだけど?
「フロントで女の子がしちゃいけない顔しながら『おっぱいがぁ、おっぱいにぃ』ってうわ言言ってた」
「なるほど、それは私のせいですね」
「あんたそんな簡単に人の性癖変えないでよね」
「それは、自分にだけしろってことですか?私の可愛いエリーちゃん?」
「バカっ」
顔を真っ赤にしてそっぽを向く幼馴染。
はい可愛い。
「行くよ!」
「はーい」
物を盗られたりしたら大変なので貴重品を纏めて宿を出る。
「行ってらっしゃいませっ!お姉様っ!」
看板娘のサラちゃんはとてもいい笑顔でそう言って送り出してくれた。もう好き。
「カミラ」
宿の扉を出ると急にエリーに呼び止められた。
「はいっ?」
「また妹増えたわね」
「そうですね」
地元にいた頃も私のことをお姉様と呼んで慕ってくれる娘は結構いた。
「この性癖変更マシーンがっ」
エリーは吐き捨てるようにそう言った。
何それ貶してるの?
❇︎ ❇︎ ❇︎
「Dランクパーティ『桃源郷』です」
冒険者ギルドに着いたが、お馴染みの新顔に絡むおっさんは居なかった。
地元の冒険者は知り合いしかいないせいで、そんなテンプレイベントがスキップされてしまったのでこの街では期待していたのだが、ギルド中の冒険者が呆けていたためまたもやスキップとなった。
「私がカミラで、こっちがエリシア。よろしく!」
「よろしくお願いします」
「へぇー。その大きさでDランクなんですかぁ。優秀ですねぇ」
受付のお姉さんはさすがと言うべきか復帰は早かったのだが、目線がなかなか合わない。
これは、おっぱいをガン見しておるな。それと私のランクはDどころじゃない!
「この度は挨拶とこの辺りのおすすめの依頼なんて無いかなって思って来ました」
試しにしゃがみこんでみるとやっと目線があった。やっぱりそうだったか。
「すいませんっ!Dランクパーティの『桃源郷』さんですね。この街は初めてですか?」
気を取り直して受付嬢さんはそう言った。
「はい、そうです!」
「性癖変更マシーン」
私の愛しい幼馴染が、何か言った気がするが気にしないことにする。
「Dランクですと、討伐はゴブリンからオークですかね」
そう言うとまた視線は合わなくなった。まぁ、仕方ないか。
「まぁ、普通だね。ここら辺の地図くれる?」
「はい。有料ですが」
「大丈夫!ついでにそのモンスター達の情報を書き込んでくれると嬉しいなぁ?」
一歩カウンターに近寄って身を乗り出しながらそう尋ねる。こういうものには使い方ってもんがあるんだよ。(女性限定)
「はいぃ!喜んでぇ!」
悦ばれた。
❇︎ ❇︎ ❇︎
「ウインド」
ズバッと不可視の刃に斬られ胴体と頭が分かれて、声を上げる間もなく骸と化すゴブリン
「風〜」
いつのまにか隣の仲間がやられた事に気づき、ギャっと声を上げたがそれが辞世の句となったゴブリン
「そりゃ〜」
私の事を奇襲でもしようと思っていたのか、近くの茂みから機を伺っていたゴブリンも仲間達の後を続いた。
「ビュー、ビュー」
私の魔法によって次々と出来上がるゴブリン達の骸の山。返事はないが生暖かい。死にたてほやほやの骸の様だ。
呪文は勿論適当だ、極論何も要らないが風情がないので叫んでいる。ふはははっ!とか雑種がっ!とかでもいい。長く戦闘続けてるとそれすら億劫になってくるんだけどね。
「ねぇ、暇なんだけど?」
近くでひたすらゴブリンの耳はぎに精を出していたエリーが死んだような目でそう言った。
「なんて事を言うんですか!これは私達の冒険者生活初クエストですよ!」
「それはそうなんだけど、私もゴブリン斬りたい。一刀両断したい。袈裟斬りにしたい。微塵切りにしたい」
私のエリーはいつのまにか危ない人になってしまったらしい。
虚な目でそう呟く彼女は何処もかしこも危なっかしい。
「それに……こんな雑魚にエリーの剣を披露するのは勿体無いですよ」
勿論私が調子乗って全滅させてしまった言い訳だが。
「そ、そう。私もそれ手伝います!」
そう言って、ゴブリンの耳はぎを始める。勿論魔法で。
ごめんねエリー。私はあんまり手を汚したくないんだ。
ゴブリンの耳は別に何に使うなんて事は無いが、この世界の1番大きい教会が全滅させる勢いで討伐依頼出しているので倒せば倒すほどにお金が貰える。
耳は結局討伐の計算用でしかない。
そんな事を思いながら、切り落としたゴブリンの耳それ用の袋に詰めていく。
「次行きましょうか」
風魔法を使ってゴブリンの耳詰め袋を完成させると、ナイフで一つずつ耳を剥ぎ取っていた人が此方を睨みつけているように感じた。
大方、それ早くやれよって視線だろう。
「早く行かないと日が暮れてしまいますよ?」
さて、次は出番をあげましょう。
「はいはい行きますよ」
因みにこの世界のゴブリンと言うやつは女の子をさらって孕ませるエロエロな女の敵だ。
つまり私の競合他し……許されざる私の敵である。
さぁ、近くのモンスターは根こそぎ討伐しましょうね。
「グギャ」「ゲグァ」「カギャ」
エリーの剣によってゴブリンが叫び声をあげながら斬り伏せられていく。
右目を紅く光らせ怪物達を一刀で倒していく彼女はとってもカッコいい。
エリーの右目は魔眼だ。紅く光ったり、金色に光ったりする。
それはもう本当にカッコいい。私も欲しかったのだが、サイズが小さいせいで戦闘用の魔法はほぼ壊滅なので残念ながら却下である。
剣の腕は私よりも上だ。あらゆる才能を持ち合わせている私よりもひたむきに鍛錬し続けたからだろう。
それに私、剣よりも魔法が好きだから。
叫び声を出させてる時点で私の勝ちだよな。(元男としての精一杯の意地)
❇︎ ❇︎ ❇︎
「ご、ゴブリンの耳が64個ですか……。た、確かに。間違えて左右両方持ってきたと言う訳では無いようですね」
私とは視線を合わせるつもりの無い受付嬢のところへまた来た。だって可愛い女の子の方がいいでしょう?
「はい。そんな初歩的なミスしませんよ」
「近くに大きな巣でもありました?」
視線を変えずに淡々とこなす受付嬢さん。こいつ出来るな?
「いいえ、頑張って探しました」
「そ、そうですか」
「勿論っ!」
質問は受け付けないと、ドンっと受付に体重をかける。目線はもう釘付けだ。
「はいっ!報酬が銀貨6枚と大銅貨4枚です!」
「ありがとうございます!」
なんか頑張ったら報酬ぼったくれる気がして来たが、ゴブリン討伐は教会の依頼で一体につき大銅貨1枚と決まっているのでこれ以上はやめておこう。
「あっ」
サッとカウンターから離れると受付嬢さんの切なげな声が聞こえた気がした。これ押したらいけるんじゃないかな?
大銅貨5枚で今の宿に泊まれるから……ご飯高くて美味しいもの食べても余裕あるな〜。旅道具の不備は今の所ないから豪遊する?なんてほくほく顔で冒険者ギルドを出ようとした時、後ろから声がかかった。
「ちょっと、そこの貴方!」
も、もしかしてこれは冒険者ギルドの定番イベント!
先輩冒険者にそんな装備で大丈夫か?ってドヤされる奴だ。大丈夫だ私の装備はSSS級おっぱい。
後ろをは振り向くと、そこに居たのは……。
やったぁ!やっと絡まれた。可愛い女の子に!