作者が漸くガラル図鑑埋めてひかるおまもり手に入って色違い厳選始められるので、近況混ぜ込んだお話になります。
本編はアニポケの登場人物ばっかの割にポケモンバトルはゲーム準拠だったりします。
皆さんは『ひかるおまもり』をご存知だろうか?
ガラル図鑑を完成させると色違いの確率を3倍にしてくれるアイテムだ。
コクトがこの世界に転生する前の剣盾のポケモンゲームで400匹集めろとか過去作とGTSがなければ確実に詰んでいたのが懐かしい。
リアルで交換出来る友達とかいないとオンライン交換は持ち逃げされるリスクが怖くて通信交換で進化するポケモンはまず埋められない。
だから進化後のポケモンをGTSで漁ったりして漸く埋めたのである。
まあこの世界にもGTSあったのは意外だが……
ひかるおまもりの効果をたった3倍と侮るなかれ。色違いの確率がそもそも低く、一番確率の低い状態が1/4096というスタートだ。
一匹に約4000匹近く遭遇するとか狂気の沙汰としか思えない。
孵化なら外国産のポケモンと合わせる通称【国際孵化】や野生ポケモンなら捕獲か倒すカウントを最大500匹することで確率を上げたりするという涙ぐましい努力を行なっているのだ。
そして剣盾ではダイマックスアドベンチャーというポケモンを捕まえられる場所の確率は解析らしいが何と1/100と今までの色違い厳選よりも遥かに高確率という夢のような場所である。
多くのポケモン廃人達が寝食削ってまで潜る程である。
そしてここにもガラル地方のジムチャレンジを突破してチャンピオンリーグ開催までの空いた時間で潜る奴等がいた……
「だァァァァ!全然色違い出ませんね!」
「まだ1日半しか潜ってないからなぁ」
悲鳴を上げるユウリとは対照的にコクトは落ち着いていた。
というかコクト自身は出れば良いな位のレベルなのだが、ユウリは本腰入れて色違い厳選しに来ているのだ。
「ボール100個近く消費したのに未だにお目当ての色違いカプ・レヒレが出てこないぃ……」
「まあ道中捕まえた中で他の色違い出てきたし順調だろうよ」
「師匠はアローラでカプ・レヒレ厳選したから良いんでしょうけど、私もカプ・レヒレ欲しいです」
「いやお前確か水タイプでインテレオンいなかったか?」
「ハハハ、何言ってるんですか師匠。ガラル御三家はゴリランダー、エースバーン、ウオノラゴンでしょう?」
「酷いな……まあ俺も水タイプだとインテレオン使わないけど……」
ユウリの中ではインテレオンはガラル御三家じゃないらしい。
いやインテレオンが悪いわけじゃない。
水タイプで最も優秀なカプ・レヒレ以外にもインテレオンより優秀な水ポケモンが多いのが悪いのだ。
マリルリやギャラドス、ラグラージとか……
先程ユウリが言った頑丈顎とエラガミのお陰で高火力出せるウオノラゴンとか……
ダイマックスさせるならキョダイマックスラプラスのキョダイセンリツでのオーロラベール貼りとか……
ぶっちゃけ水タイプ単体だと火力不足や耐久性不足気味なのが否めないのだ。
因みに同じ単タイプであるエースバーンはリベロで攻撃時にタイプ変えれるからタイプ一致で火力の底上げ出来るし、ゴリランダーはグラスメイカーのお陰で拘り鉢巻持たせての先制グラススライダーで有利タイプにほぼ何もさせずに退場させたりと活躍している。
特性と覚える技範囲が広いからあの二匹は流石としか言いようが無かった。
「25匹近く捕まえて出て来た色違いはドラピオンとストリンダーの二匹ですね」
「後はてんねん特性のヌオーは割と有難かったな。既に持ってる色違いヌオーは通常特性だからランクマ使えないし……」
「特性パッチありますよ?」
「マックス鉱石200個で漸く手に入れた一個だからな。色違いサンダーに使う予定だ」
「確か師匠の色違いサンダーは厳選途中で出て来たんでしたっけ?」
「そうだ。何百と繰り返したら偶然出てきたから個体値厳選中断して捕獲したのが懐かしい」
「でも師匠、サンダーの色違いって全然見分け付かないんですけど……」
「ぶっちゃけ通常色と見比べでもしないと俺も判別出来ない。足と嘴の濃さが良く見ると違うとかいうレベルだ。」
「ラッキーやリザードンみたいに色が全然違うと分かりやすいんですけどね」
「黒はともかく緑や黄色みたいに単一色系とかは好き嫌い分かれるよな。ラッキーの薄い黄緑色が苦手ですぐハピナスに進化させちゃったし……」
「ポリゴン2とポリゴンZの青色の色違いは気に入ってますよね?」
「嘴や足部分が銀色っぽくて青と別れてるから格好良いんだよ。まあ俺が気に入っててもユウリは気に入らない色違い色とかもあるだろうよ」
「私もポリゴン2は可愛いと思いますよ?」
「あ、確かにそうだな。俺は色違いを格好良い基準で思ってたが可愛いとかも多いもんな」
「師匠から図鑑で見せてもらったメガサーナイトの黒いドレスみたいな色違いは実物見たいなぁ……ガラルだとメガ進化ないのが残念……」
「メガ進化、ガルットモンスター……うっ、頭が……」
頭を抑えて唸るコクト。
対戦がほぼガルーラ祭りだった第七世代までのメガ進化時代のトラウマの記憶がよぎったのである。
まあガルーラ全盛期並みに一匹の夢エースバーンでジムチャレンジを蹂躙したユウリが目の前にいるのは余談である。
「師匠が好きな色違いポケモンは何ですか?」
「俺は色違いブラッキーが一番気に入ってるな」
「黄色の模様が水色なのは確かに可愛かったですね」
かつて色違いブラッキー欲しさにひかるおまもり未所持なのにも関わらず国際孵化をしまくってたコクトだが、孵化厳選で20ボックス分がイーブイで埋め尽くされた辺りで挫折し、最終的にはGTSで色違いブラッキーを手に入れたりしたのは余談である。
「カプ・レヒレの色違いは黒色なんですよね?」
「カプ系は4匹全員が黒色になるから美しいよ」
「じゃあますます厳選頑張らないとですね!」
「いや流石にチャンピオンリーグ開催前は間に合わないだろうな……」
ユウリが第一突破したとはいえ、チャンピオンリーグ開催まで後一週間
で出会えるかといえば望み薄である。
「後はある程度ポケモンの技の知識ない人達と潜るとほぼカプ・レヒレ捕獲前に詰みますよね。あられ降ってないのにオーロラベールを二連発された時はキレそうになりましたし……」
「俺は事前に知れる最奥にいる伝説ポケモンのタイプで水タイプと出てるのに炎タイプのポケモン変えずにマルヤクデのまま挑むチャレンジ精神に驚いたな」
「ありましたねぇ。カプレヒレの追い詰められた時になみのり打たれて最後の一回分を退場させられたりとか……」
ハッハッハッと笑うユウリだが、数回前のダイマックスアドベンチャーで追い詰められたカプ・レヒレからのなみのりで、他の仲間のマルヤクデが瀕死になり、4回目の瀕死からの強制退場した際には悲鳴を上げてたのは言うまでもない。
ダイマックスアドベンチャーで相性不利なタイプで挑むと冗談抜きにやられる教訓を何度も味合わされたのである。
弱点付ける技を持ってる相性不利ポケモンより弱点突かれないタイプのポケモンに交換した方が良いまである。
複数回瀕死状態にさせられての強制退場という洗礼で捕獲失敗を何度も繰り返されるからだ。
そうして二人は色違いカプ・レヒレを捕獲する為に潜り続けるのであった。
因みにGTSの色違いだと6Vプレシャスボール入りとか、GTS産で色違いイーブイを交換したら外国産で名前が何故か空白で登録されているとかいう改造じゃねぇのと疑うポケモンが多かったり……
寧ろGTSで色違い交換した際に個体値Vない方が改造じゃなくねと信頼感あったりします。