ありふれた黒幕で世界最凶   作:96 reito

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「よっと、はーい (・ω・)ノ*。.・°*零斗でーす」
「南雲ハジメでーす」
「遠藤造介でーす」
「えー4話です」
「前回は零斗が捕まったんだったよね?」
「そうそう、ていうかよく逃げられたな」
「まぁ、伊達に暗殺者してないからね」
「さて今回はステータス回だよ」

「それじゃ、行ってみる?」
「「OK!」」

「「「ステータスと決意!」」」


ステータスと決意

 Side 零斗

 

「ん? んー? ここは?」

「「「んきゅ」」」

「!?」

 

 ん!?なんで鈴仙さんに妖夢さんに刀華が……って、てそうだわ昨日王様に酒大量に飲まされて潰れたから介抱して貰ったんだった。あークソ頭痛てぇ……と言うよりなんで一緒に寝てんの? しかもすげぇ薄着やし、健全な青少年にはちょいと刺激が強いんだが。

 

「零斗ー?入るよー?」

「!?ハジメ!? ちょっと待ってください!」

 

俺の返事を聞かなずにドアを開け、部屋に入ってくるハジメ。そして、未だに眠り続けている三人の事を見るやいなやニヤニヤとしたり顔になる

 

「ほぉーん?昨晩はお楽しみでしたねぇ?零斗くぅん?」

「……辞めてください」

 

 クソ、此処ぞって時にイジりやがって。後で覚えてやがれ……

 

「まぁいいや、今日から訓練が始まるらしいよー。朝食食べたら中庭に集合だって」

「えぇ解りました、今支度するので先に行ってください」

「うん、解ったよ」

 

 はぁ……こんなとこ見れたの一生の恥だわ。とりあえず三人とも起こすか。

 

「三人とも起きてください……もう朝食の時間ですよ……」

「ふみゅぅ……」

「……んぅ」

「スゥ…スゥ……」

 

ダメだこれ……こりゃ、暫くは動けそうに無いな。

 

●○●

 

 Side ハジメ

 

 

 

 朝食を取った後クラスメイト全員が中庭に集合した。

 

 まず、集まった生徒達に十二センチ×七センチ位の銀色のプレートが配られた。不思議そうに配られたプレートを見る生徒達に、騎士団長メルド・ロギンスが直々に説明を始めた。騎士団長が訓練に付きっきりでいいのかとも思った僕達だったが、対外的にも対内的にも〝勇者様一行〟を半端な者に預けるわけにはいかないということらしい。

 

メルドさん本人も、「むしろ面倒な雑事を副長(副団長のこと)に押し付ける理由ができて助かった!」と豪快に笑っていたくらいだから大丈夫なのだろう。もっとも、副長さんは大丈夫ではないかもしれないが……

 

「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」

 

 非常に気楽な喋り方をするメルドさん。彼は豪放磊落な性格で、「これから戦友になろうってのにいつまでも他人行儀に話せるか!」と、他の騎士団員達にも普通に接するように忠告するくらいだった。

 

「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」

「アーティファクト?」

 

 アーティファクトという聞き慣れない単語に天之河君が質問をする。

 

「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

「あー、言わばオーパーツみたいなものですか」

 

 なるほど、と頷き生徒達は、顔を顰ながら指先に針をチョンと刺し、プクと浮き上がった血を魔法陣に擦りつけた。すると、魔法陣が一瞬淡く輝いた。僕も同じように血を擦りつけ表を見る。

 

 

 すると……

 

 

 

 =============================

 

 南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1

 

 天職:錬成師 適正率 86%

 

 

 筋力:120

 

 体力:200

 

 耐性:60

 

 敏捷:150

 

 魔力:300

 

 魔耐:300

 

 技能:錬成・言語理解・剣術・棍術

 

 =============================

 

 

 と表示された。まるでゲームのキャラにでもなったようだと感じながら、ハジメは自分のステータスを眺める。他の生徒達もマジマジと自分のステータスに注目している。メルド団長からステータスの説明がなされた。

 

「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に〝レベル〟があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」

 

 どうやらゲームのようにレベルが上がるからステータスが上がる訳ではないらしい。

 

「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

 メルド団長の言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。地道に腕を磨かなければならないみたいだ。

 

「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

僕は自分のステータスを見る。確かに天職欄に〝錬成師〟とある。どうやら〝錬成〟というものに才能があるようだ。剣術や棍術は零斗が護身術として教えてくれたけど。適正率?なんだろうこれ? 

 

「ねぇ零斗、ステータスどのくらいだった?」

「ん?あぁ、こんな感じです」

 

 ============================

 

 湊莉 零斗(レイト・アルバート) 18歳 男 レベル:ERROR

 

 天職:黒幕(フィクサー)・人類最後のマスター・暗殺者・料理人

 適正率 100%

 

 

 筋力:ERROR

 

 体力:ERROR

 

 耐性:ERROR

 

 敏捷:ERROR

 

 魔力:ERROR

 

 魔耐:ERROR

 

 技能:天体観測・全事象耐性・英霊憑依・衝撃波・魔具精製・血統武器作成・威圧・瞬間移動・影移動・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・剣術・銃術・闘術・棍術・繰糸術・槍術・抜刀術・暗殺術・交渉術・自己再生・昇華魔法・変成魔法・魂魄魔法・召喚魔法(悪魔・天使・アンデッド)・全魔法適正・喰種化・R-Ⅰ型強化細胞・複合魔法・剛力・縮地・天眼・千里眼・超速魔力回復・リミットブレイク・魔力操作・言語理解

 

 =============================

 

 まさにチートの権化だった。てかERRORて何!? 測定不能てこと? どんだけ強いの? 

 

「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

 

「いや~、あはは……」

 

 そんな声が聞こえた。声のする方を見ると天之河くんがステータスプレートをメルド団長に見せていた。そのステータスは……

 

 ============================

 

 天之河光輝 17歳 男 レベル:1

 

 天職:勇者

 

 適正率:46%

 

 筋力:100

 

 体力:100

 

 耐性:100

 

 敏捷:100

 

 魔力:100

 

 魔耐:100

 

 技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

 

 =============================

 

 団長の称賛に照れたように頭を掻く光輝。ちなみに団長のレベルは62。ステータス平均は300前後、この世界でもトップレベルの強さだ。しかし、光輝はレベル1で既に三分の一に迫っている。成長率次第では、あっさり追い抜きそうだ。ん? 僕の方がステータス高いじゃないか!?どうしよう!?あたふたしている間に僕の番がやって来た。ええいままよ!もうどうにでもなれ! 

 

「何なんだ! このステータスは!? 生産職なのにそこらの戦闘職より強いぞ!?」

「えぇっと……多分零斗のお陰です」

「零斗殿の?どうゆう事だ?」

「小さい頃から一緒に鍛えていたので多分その影響で」

「あ、あぁそうか、まぁ期待しているぞ!坊主!!」

「は、はい」

 

 よかったぁ……異端視扱いされるかと思ったよ。次は零斗達の番だった。絶対にヤバイ。

 

「は!? ステータスオールERROR!?どうゆう事だ?! しかも未確認の技能まで!?ハハハ、ギルガメッシュ王から話は聞いていたがまさかここまでとは思ってもいなかったよ」

「そうゆう反応になりますよね、後メルドさん敬語は使わなくてもいいですよ」

「え? あぁわかったそうさせて貰おう」

「あ、後何人かのステータスに適正率と書いてありませんでしたか?」

「ん? あったが? それがどうした?」

「その人達の訓練、私達が見てもいいですか?」

「まぁ、構わんが……どうするつもりなんだ?」

 

 どうゆう事だろう?また前世の能力関連かな? 

 

「今ここにいる全員の中で自分のステータスに適正率と出た者はいるか?」

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

「ハジメ、遠藤、清水、中村さん、園部さん、龍太郎、香織、谷口さん、八重樫さんの九人だけですか」

「ねぇこれて何なの?」

「それは僕達の技能に関連しています」

「俺にもあるんだが?」

「……君にもあるんだな、全員適正率の%はどのくらいだ」

 

僕を含めた九人は80~90%程だったが、天之河君だけが46%だった。零斗はそれを聞くと少しだけ安堵した様な顔をした。

 

「わかったわありがとう……とりあえず天之河以外は私達と別の所で訓練するわよ」

「おい! なんで俺だけ除け者なんだ!」

「それは貴方の適正率の問題よ、それじゃね」

 

刀華さんはそれだけ言うと踵を返す様に天之河くんから視線を外した。

 

「メルド団長、この辺りに人が居らず高度の高い山はありますか?」

「あぁ、あるがここからはかなり遠いぞ」

「どのくらいですか?」

「あー大体北に98kmくらいだな」

 

零斗はメルドさんから地図を貰い、場所の確認をする。確認が終わり今度は訓練内容について話し始めた。

 

「私達はここに残って訓練して意味が無いでしょう……ですので素養のある彼らを連れて三ヶ月ほど山に篭もります」

 

零斗は具体的な訓練案を説明しながら話を進めて行く。メルドさんはそれを聴きながら、他の団員にメモを取らせて他のクラスメイトたちの訓練メニューを組み直していた。

 

メルドさんは零斗の提案を受け入れ、僕達の山篭りの許可を出してくれた。

 

「それでは皆さん移動しますよ」

「おい!待て話はまだ終わってないぞ!香織と雫を置いていけ!お前達には相応しくない!」

「君は一体何の話をしているんだ?白崎さん、八重樫さん行きましょう」

「香織!雫!行っては駄目だ!」

 

 天之河君なんであんなに叫んでいるんだろう?しかも置いて行けって、彼女達は物じゃないし相応しくないてどうゆう事? 

 

「ハジメ、置いて行きますよ」

「あ、今行く!」

 

 移動手段てどうするのかな?また馬車かな? 

 

「やぁ!待っていたよ!マスターくん!」

「ダ・ヴィンチ女史、お待たせしました」

「うんうん!待ちくたびれたよ!」

 

小学生程の子が零斗に抱き着いてグリグリと頭を擦り付けて始めた。零斗は困ったような笑みをしながら対応をする。

 

「すみませんね、面倒な奴に絡まれたので思ったより時間が掛かりまして」

「いいよいいよ! さぁ行こうか!」

 

グイグイと手を引きながら進んでいく二人の後を追っていく。

「零斗、移動手段てどうするの?」

「……あれです」

 

零斗が指を指した方をみると、大型の車?の様な物が猛スピードで此方に向かって来ていた。

 

「え!?何あれ?!」

「虚数潜航艇シャドウ・ボーダーと言う物です説明は後でします。さ、皆さん乗って下さい置いて行きますよ」

「さぁみんな乗った乗った! 席は早い者勝ちだよ〜!」

 

 本当にどうなるんだろう? 

 

 




どうしてこうなった(2回目)色々書きたい事書いたけどもうわかんねぇなこれ。えー適正率については次回触れます。最後に恭弥達のステータスを乗せて置きます。読まなくても大丈夫です。

============================

 佐野 恭弥(ヴォイド・ベルファス) 17歳 男 レベル:ERROR

 天職:略奪者・暗殺者・狙撃手・先導者
 適正率 100%


 筋力:ERROR

 体力:ERROR

 耐性:ERROR

 敏捷:ERROR

 魔力:ERROR

 魔耐:ERROR

 技能:全事象耐性・衝撃波・魔具精製・威圧・瞬間移動・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・銃術・闘術・棍術・繰糸術・槍術・暗殺術・交渉術・自己再生・召喚魔法(アンデッド)・全魔法適正・喰種化・V-Ⅳ型強化細胞・複合魔法・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・リミットオーバー・魔力操作・言語理解

 =============================

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 西園寺家 刀華(レイ・ファルファス) 18歳 女 レベル:ERROR

 天職:裁縫師・暗殺者・指導者
 適正率 100%


 筋力:ERROR

 体力:ERROR

 耐性:ERROR

 敏捷:ERROR

 魔力:ERROR

 魔耐:ERROR

 技能:全事象耐性・衝撃波・威圧・瞬間移動・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・銃術・闘術・繰糸術・槍術・暗殺術・交渉術・自己再生・召喚魔法(ビーストマン)・全魔法適正・喰種化・R-II型強化細胞・複合魔法・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・限界突破・魔力操作・言語理解

 =============================

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 西園寺 鏡花(ライ・ファルファス) 17歳 女 レベル:ERROR

天職:奏楽者・幻術師・暗殺者
 適正率 100%


 筋力:ERROR

 体力:ERROR

 耐性:ERROR

 敏捷:ERROR

 魔力:ERROR

 魔耐:ERROR

 技能:全事象耐性・衝撃波・威圧・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・短剣術・銃術・闘術・繰糸術・演奏術・暗殺術・交渉術・自己再生・召喚魔法(ゴースト)・幻覚魔法(範囲拡大・質量調節)・全魔法適正・喰種化・L-Ⅱ型強化細胞・複合魔法・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・魔力操作・言語理解

 =============================

============================

 鹿乃 柊人(ノクト・ヘルフェス) 17歳 男 レベル:ERROR

 天職:斥候・暗殺者
 適正率 100%


 筋力:ERROR

 体力:ERROR

 耐性:ERROR

 敏捷:ERROR

 魔力:ERROR

 魔耐:ERROR

 技能:全事象耐性・衝撃波・威圧・瞬間移動・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・剣術・銃術・闘術・暗殺術・造影術・交渉術・自己再生・召喚魔法(ビースト)・全魔法適正・喰種化・N-Ⅰ型強化細胞・複合魔法・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・限界突破・魔力操作・言語理解

 =============================

============================

 藤野 悠花(ノイン・レアノス) 17歳 女 レベル:ERROR

 天職:闘士・暗殺者・精霊使い
 適正率 100%


 筋力:ERROR

 体力:ERROR

 耐性:ERROR

 敏捷:ERROR

 魔力:ERROR

 魔耐:ERROR

 技能:全事象耐性・衝撃波・魔具精製・威圧・瞬間移動・異空間収納・敵意感知・悪意感知・気配察知・全魔法適正・全武器適正・盾術・銃術・闘術・槍術・暗殺術・交渉術・自己再生・召喚魔法(精霊)・全魔法適正・喰種化・N-Ⅳ型強化細胞・複合魔法・剛力・金剛・縮地・先読・高速魔力回復・限界突破・魔力操作・言語理解

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こんな感じです
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