「よっと、(*・∀・*)ノ ハーィお馴染みの零斗でーす」
「. . . ん、ユエ」
「初めまして、ディンリードだ」
「前回はディンリードの召喚と和解だったな」
「改めて、零斗殿感謝する」
「. . . 私からもありがとう」
「あー、なんだ. . . そんなに気にしてなくてもいいぞ?」
「「そう言う訳にはいかない!」」
「お、おう」
「ゴホン. . . さて、今回はユエの容姿と俺の能力についてだ」
「ん、私がメインの話」
「私は. . . あまり出番はないな」
次話辺りには出番増やしますから、許してください。
「また急に出てきたな」
すまない、唐突ですまない. . .
「んじゃ、気を改めて行ってみようか!」
「「「語らいその2!」」」
Side 零斗
ユエとディンリードに俺が男である事を説明するのに30分程掛かった。
「ハァーーーーー(クソデカため息). . . これでもう納得だろう!?」
「. . . まだ信じられない」
「私もだ」
「どうしてだよー!?」
こんだけ説明しても納得出来ねぇのかよ! もうやだ!
「もういいや⋯⋯料理冷めちゃたなー」
「そ、そうだね」
その内戻るだろうし⋯⋯戻らなくても能力で変えられるし問題ないしね、力み続けなきゃだけど。
「⋯⋯!美味しい!」
「確かに美味い⋯⋯」
「そりゃどうも」
ユエもディンリードも一心不乱に食べ進めている。ま、仕方ねぇよな。ユエは300年ぶりの食事やし、ディンリードは姪との食事は久しぶりだからな。
「⋯⋯おなかいっぱい」
「デザートいるか?」
「ん!」
「頂こう」
異空間収納からカルデアで作り置きしておいたザッハトルテを取り出し、食べやすいサイズに切り分けて渡す。
「⋯⋯これなに?」
「ん?これか?これはザッハトルテて言うんだ。俺らの故郷のお菓子だ。俺が作ったんだ、味は保証する」
俺はにヘラと笑いながらフォークをユエに手渡す。ユエはザッハトルテをフォークで小さく切ると恐る恐る口に運んだ。隣に座るディンリードはユエを心配そうな目で見つめていた。
「!!!」
「その様子じゃ気に入ったみたいだな」
ユエはパクパクと物凄い勢いでザッハトルテを食したいった。切り分けた分を食べ終えたユエは満足気に目を細めていた。こんなに幸せそうな顔をされるとなかなかに嬉しいものだ。
「⋯⋯地球と環境が違うのに良く、再現出来たね」
「まぁ、材料自体はこっちの世界の物で代用できるやつが割とあったからな。まぁ、本場の物と比べたら数段味は落ちるけどな」
「へぇ、零斗がそう言うんだったら、ちょっと興味あるかも」
「向こうに帰ったら、本場⋯⋯オーストリアのウィーンに連れ行ってやるよ」
ハジメがザッハトルテをまじまじ見ながらポツリと零した。ハジメの独り言に返答する様に軽口を言いながら、食べ終えた食器類を手早く片付ける。ふと、ユエ達に視線を向けると少し俯きながら暗い表情をしていた。
「私たち帰る場所⋯⋯ない」
蚊の鳴くようなか細く弱々しい声がユエの喉から零れ出した。ディンリードもユエと同じ様に俯き、暗い面持ちだった。
「ん?俺らの所来ればいいじゃん」
「「「⋯⋯え?」」」
「え、だから地球に⋯⋯てか日本に来りゃいいじゃん」
俺の言葉にハジメとディンリードはキョトンとした表情を浮かべ、ユエは縋るような顔になっていた。
「⋯⋯いいの?」
「んー?別にいいんじゃね?戸籍なんかは俺が何とかできるし」
「こせき?」
「あー、こっちで言うステータスプレートみたいなもんだよ」
「そんな事まで出来るの?」
「おう⋯⋯非合法的ではあるけど」
モリアーティ教授とかレミリアさん、パチュリーさん何かに協力して貰えば行けるだろうし。
「さて、食事も終わった事だし⋯⋯ハジメ、新兵器の開発進めるぞー」
「分かったよ」
ハジメの武器が心許無いからね、一応近接武器は渡してあるけどそこまで性能は高くないし。
「サソリモドキの外骨格が鉱石だったからそれを利用してみるか」
「うん」
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シュタル鉱石
魔力との親和性が高く、魔力を込めた分だけ硬度を増す特殊な鉱石
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「⋯⋯これは?」
「これか?"銃"て武器だ、弓やクロスボウ以上の連射性と中級魔法クラスの威力がある⋯⋯が今作ってるのは対物ライフルて物で連射性は落ちるがその分威力がある」
「それはまた⋯⋯凄いな」
「ま、その分反動なんかが半端ないから俺かハジメ位しか使えないだろうけどな」
多分普通の人がつかったら両腕がもげる。俺の"エルガー"と"ツォルン"も俺専用にカスタムしてあるから扱えるのは居ないけど。(血統武器作成は使った血の人物しか使用出来ない仕様です)
「零斗、こんな感じでどう?」
「んー、どれどれ⋯⋯ここの部分もう少し削れるか?」
「出来るけど⋯⋯耐久性ちょっと落ちるよ?」
「むぅ⋯⋯仕方ないか」
ハジメとのやり取りを
「ねぇ、ユエそんなに面白い?」
「うん」
「そっか⋯⋯ん?」
「⋯⋯驚いてる」
「そりゃ、そうだろ」
目を離した瞬間にナイスバディな美女がビスクドールみたいな美少女に変身してたら誰でもビックリするだろ⋯⋯
「ユ⋯エ⋯⋯?」
「ディンリードさん落ち着いてくれ」
「あれかハジメの血吸ったからか」
「多分⋯⋯?」
「君の血を?」
「恐らくだが、俺の強化細胞を間接的に摂取したからだろうな」
「強化細胞?」
「あー⋯⋯説明して無かったな」
ディンリードに強化細胞やその能力についての説明をする。
────────黒幕説明中─────────
「こんな感じだ」
「そんな事が⋯⋯」
「ま、適正が無くとも間接的であればある程度のメリットはあるけどね」
ユエの場合は身体の成長を変更するだけみたいだけど。
「あと、ハジメは分かると思うが細胞自体が自我を持っている⋯⋯そして鍛えればこうゆう事もできる」
「え?」
「ヴェノム、出てきていいぞ」
『
「「「!?」」」
俺の足元の影からぬるりと音もなく、俺と瓜二つの男が這い出てくる⋯⋯と、いうか⋯⋯
「なんでロシア語?」
『こっちの方がかっこいいだろ?』
「そうか?」
「⋯⋯誰?」
「ん?俺の強化細胞」
「彼が?」
「そ、俺の能力の1つ。主な強化は身体能力、五感の活性化、痛みの軽減、思考力の上昇etc、etc」
「その強化細胞と彼との関係は?」
「本来なら強化細胞自体には自我があるにはあるがかなり弱くてな会話なんかは出来ない⋯⋯が、俺の場合は特殊でな、能力を突き詰めて鍛えたら能力自体に自我が強くなってなヴェノムが最初の1人だ」
「最初の1人ってことは⋯⋯」
「そ、まだ居るが今は分離してる」
「君には常識は通用しないようだな⋯⋯」
「ん」
俺からしたらあんた達もなんだかぁ」
『零斗、心の声漏れてるぞ』
「おっと、こりゃ失礼」
「⋯⋯吸血させてくれれば許す」
「⋯分かった。けど、吸いすぎるなよ?」スッ
俺は袖を軽く捲り消毒をしてからユエの前に差し出した。
「⋯いただきます」カプッ
「絵面ァ⋯⋯」
「なんも言うんじねぇ」
全身黒一色の男の腕にほぼ全裸の幼女(約300歳)に噛まれてるからね、そりゃカオスな絵面だろうね。
「プハ⋯⋯美味しかった」
「そりゃどうも」
『零斗、適正とかはどうしたんだ?』
「ハジメの血吸って問題ないなら大丈夫だろ」
『それもそうか』
「さて、ユエさんこちらに」
「⋯⋯何するの?」
「君の服作るから、その為の採寸⋯⋯あ、両方の状態測るからね」
「分かった」
さすがにローブだけは寒いだろうからね。
──────────────────────────
「よし、もういいぞ」
「⋯⋯ん」
幼女状態と大人状態の採寸を終えて、服の製作に入る。
「なぁ、ユエ服のリクエストとかあるか?」
「リクエスト⋯⋯」
「スカートがいいとか、フリル付きの服がいいとか。無かったら俺のフィーリングで適当に作るが⋯⋯何かあるか?」
「⋯⋯可愛いやつ」
「お任せあれ」
大人状態でら群生色のコートに黒のワイシャツ、その上に白のベストを着て下はロングスカートとなり、幼女状態では白コートにブラウス、フリルのついた黒いドレススカートといった服装になった⋯⋯中々いい出来に仕上がったな。
「ほれ、出来たぞ」
「⋯⋯ありがとう」
「よしよし」
「⋯何してるの?」
「⋯⋯すまん、素でやっちまった」
なんか⋯こう⋯⋯庇護欲といか父性というか⋯⋯そんな感じの物が刺激されて、つい⋯⋯ね。
「ん、気持ちよかった」
「そ、そうか」
よかったわ、気持ち悪がられるかと思ったわ。
「着替えていい?」
「おう」
「⋯⋯」シュル
「「!?」」
「ここで着替えるのかよ!?せめて別の部屋に移動してから着替えろ!」
ユエがその場でローブを脱ごうとするのを止めて、ハジメに個室を"錬成"で作ってもらい、そこにユエを放り込む。
「⋯⋯見られても大丈夫なのに」
この子には羞恥心とか無いのかよ⋯⋯
更新が遅れて申し訳ない。理由は活動報告の方に書いております。本当に申し訳ない。
零斗達が転移する前の話とかいる?(転生したぐらいから)
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いる!
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いらん!
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そんな事よりおうどん食べたい