ありふれた黒幕で世界最凶   作:96 reito

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「よいしょと、(=゚ω゚)ノ ハーィお馴染みの零斗くんでーす」
「エトです」
「オスカー・オルクスだ」

「さて、前回はシアの事情を聞いたな……色々と残念な奴だったな」
「ええ、ホントに」
「……そうですね」

「今回はシアの家族達との合流だ」
「楽しんでいってくれ」

「「「ハウリア族との合流」」」


ハウリア族との合流

 Side 零斗

 

 ライセン大峡谷に悲鳴と怒号が木霊する。

 

 ウサミミを生やした人影が岩陰に逃げ込み必死に体を縮めている。あちこちの岩陰からウサミミだけがちょこんと見えており、数からすると二十人ちょっと。見えない部分も合わせれば四十人といったところか。

 

 そんな怯える兎人族を上空から睥睨しているのは、奈落の底でも滅多に見なかった飛行型の魔物だ。姿は俗に言うワイバーンというやつが一番近いだろう。体長は三~五メートル程で、鋭い爪と牙、モーニングスターのように先端が膨らみ刺がついている長い尻尾を持っている。

 

「ハ、ハイベリア……」

 

 ハジメの肩越しにシアの震える声が聞こえた。あのワイバーンモドキは〝ハイベリア〟というらしい。ハイベリアは全部で六匹はいる。兎人族の上空を旋回しながら獲物の品定めでもしているようだ。

 

 そのハイベリアの一匹が遂に行動を起こした。大きな岩と岩の間に隠れていた兎人族の下へ急降下すると空中で一回転し遠心力のたっぷり乗った尻尾で岩を殴りつけた。轟音と共に岩が粉砕され、兎人族が悲鳴と共に這い出してくる。

 

 ハイベリアは「待ってました」と言わんばかりに、その顎門を開き無力な獲物を喰らおうとする。狙われたのは二人の兎人族。ハイベリアの一撃で腰が抜けたのか動けない小さな子供に男性の兎人族が覆いかぶさって庇おうとしている。

 

「エト、ハンドル頼むわ」ガチャン

「分かりました」

 

 エトにバイクの操縦を頼み、そのまま立ち上がる。異空間収納から"テルベン"を取り出す。

 

「ちょ!? 貴方何てものを撃つ気ですか!?」

「え? 対戦車ライフルだけど?」

「このバイクが横転しますよ!?」

「えー? だってよこれが1番弾速速いから……てか話してる場合じゃねぇ! (バゴォン!)グッお!」

 

 支え無しで撃つとこんだけ反動でかいのかよ!? 肩外れたんだが!? 

 

「いっっってぇ……」

「貴方……ホントのアホですね」

「凄い轟音ですね……後で構造を教えて貰っても?」

「いいけど、結構古いヤツがモデルだぞ?」

「その方がロマンがあっていいじゃないか」

 

 いや、まぁ……そうだけどよ。使いずらいし、一発一発リロード必要だし、反動くそデカいし……なんでこんなもの創ったんだ? 

 

 放たれた弾丸はハイベリアを粉微塵に吹き飛ばした。

 

「いっ、一体……何が?」

 

 先程、子供を庇っていた男の兎人族が呆然としながら、目の前の絶命したハイベリアと、後方で困惑しているハイベリアを交互に見ながら呟いた。

 

「みんな~、助けを呼んできましたよぉ~!」

 

 その聞きなれた声音に、これは現実だと理解したのか兎人族が一斉に彼女の名を呼んだ。

 

「「「「「「「「「「シア!?」」」」」」」」」」

 

 仲間の無事を確認した直後、シアは喜びのあまり後部座席に立ち上がりブンブンと手を振りだした。

 

「シアさん、暴れると振り落とされちゃいますよ?」

「あ、ごめんなさい……」

 

 シアは全体重をハジメに預けて体を固定しており、小刻みに飛び跳ねる度に頭上から重量級の凶器がのっしのっしとハジメの頭部に衝撃を与えていた……なんだろう、ハイリヒ王国の方から殺気のような物が飛んで来てるんだが。

 

「フッ!(ゴギィ!)……ってぇ」

 

 かなり無理やりだが外れた肩を嵌め直し、残ったハイベイアを撃ち落としていく。

 

「あの〜」

「? なんですか?」

「零斗さんの戦闘能力、化け物過ぎません?」

「……そうだね」

「ほら、ハイベイアの頭なんか簡単に握りつぶしてますし……あんなのもう脳筋じゃないですか」

 

 んー? 聞き捨てならない事が聞こえたぞー? 

 

「誰が脳筋じゃ、駄ウサギ」

「げっ!」

「てめぇもちったァ役に立て! ……オラァ!」

「いやぁあああ──!!」

 

 シアの服を鷲掴みにし、そのまま残りのハイベイアへ投げつける。物凄い勢いで空を飛ぶウサミミ少女。シアの悲鳴が峡谷に木霊する。有り得ない光景に兎人族達が「シア~!」と叫び声を上げながら目を剥き、ハイベリアも自分達に向かって泣きながらぶっ飛んでくる獲物に度肝を抜かれているのか、シアが眼前を通り過ぎても硬直したまま上空を見上げているだけだった。

 

 その隙を逃さない。滞空するハイベリア等いい的である。銃声が四発鳴り響き、放たれた弾丸が寸分のズレもなくハイベリア達の顎を砕き貫通して、そのまま頭部を粉砕した。

 

 最後の一体を倒し終えると……上空から聞きなれた少女の悲鳴が降ってくる。

 

「あぁあああ~、たずけでぇ~、ハジメさぁ~ん!」

 

 慌ててシアの落下地点に駆けつけようとする兎人族達を追い抜いたハジメが、ちょうど落下してきたシアを見事にキャッチして、二輪をドリフトさせながら停止した。

 

「大丈夫?」

「あ……え……な、ないでしゅ」

「そっか、ならよかった」

 

 ……堕ちたな(確信)

 

「うぅ~、私の扱いがあんまりですぅ。待遇の改善を要求しますぅ~。私もエトさんみたいに大事にされたいですよぉ~」

「考えとくわ……実行するはしないけど」

 

 しくしくと泣きながら抗議の声を上げるシア。投擲とキャッチの衝撃で更にボロボロになった衣服を申し訳程度に纏い、足を崩してシクシク泣くシアの姿は実に哀れを誘った。流石に、やり過ぎたか……

 

「……新しい服はそのうち作ってやるから、今はこれ着とけ」

 

 予備の服をシアに投げ渡す。サイズは少々大きいが仕方ないよね。

 

「え、えっと……ありがとうございます?」

「なんで疑問形なんだよ……」

「だっていきなりの事で……」

「流石にやり過ぎたかと思ってな」

 

 キョットンとした表情のまま服を着るシア。

 

「シア! 無事だったのか!」

「父様!」

 

 真っ先に声をかけてきたのは、濃紺の短髪にウサミミを生やした初老の男性だった。はっきりいってウサミミのおっさんとか誰得である。シュールな光景に微妙な気分になっていると、その間に、シアと父様と呼ばれた兎人族は話が終わったようで、互いの無事を喜んだ後、コチラへ向き直った。

 

「零斗殿とハジメ殿で宜しいか? 私は、カム。シアの父にしてハウリアの族長をしております。この度はシアのみならず我が一族の窮地をお助け頂き、何とお礼を言えばいいか。しかも、脱出まで助力くださるとか……父として、族長として深く感謝致します」

 

 そう言って、カムと名乗ったハウリア族の族長は深々と頭を下げた。後ろには同じように頭を下げるハウリア族一同がいる。

 

「気にしなくて結構だ……だが樹海の案内が条件だ。それは忘れるなよ? それより、随分あっさり信用するんだな。亜人は人間族にはいい感情を持っていない筈だろ?」

 

 シアの存在で忘れそうになるが、亜人族は被差別種族である。実際、峡谷に追い詰められたのも人間族のせいだ。にもかかわらず、同じ人間族である俺たちに頭を下げ、しかも俺らの助力を受け入れるとかそれしか方法がないとは言え、あまりにあっさりしているというか、嫌悪感のようなものが全く見えないことに疑問しか無いんだが? 

 

「シアが信頼する相手です。ならば我らも信頼しなくてどうします。我らは家族なのですから」

「……そうかい。シア、お前良い家族を持ったな」

「そうでしょう! 自慢の家族達です!」

 

 ……やはり、どの時代の子供はいいものだな。

 

「えへへ、大丈夫ですよ、父様。零斗さんは、女の子に対して容赦ないし、対価がないと動かないし、人を平気で囮にするような酷い人ですけど、約束を利用したり、希望を踏み躙る様な外道じゃないです! ちゃんと私達を守ってくれますよ!」

「はっはっは、そうかそうか。つまり照れ屋な人なんだな。それなら安心だ」

 

 シアとカムの言葉に周りの兎人族達も「なるほど、照れ屋なのか」と生暖かい眼差しで俺を見ながら、うんうんと頷いている。

 

「……確かに照れ屋ですよね」

「うっせ」

 

 悪戯っぽい笑顔を浮かべてからかってくるエト。照れ屋……か、あんまり言われたことなかったな。

 

 ──────────────────────────

 

 渓谷の出口付近の階段を上りきった先には、大型の馬車が数台に野営の跡、そして30人ほどの軍服で統一されていた屈強な男達……帝国兵の姿があった。

 

「おいおい、マジかよ。生き残ってやがったのか。隊長の命令だから仕方なく残ってただけなんだがなぁ~こりゃあ、いい土産ができそうだ」

 

 三十人の帝国兵がたむろしていた。周りには大型の馬車数台と、野営跡が残っている。全員がカーキ色の軍服らしき衣服を纏っており、剣や槍、盾を携えており、俺達を見るなり驚いた表情を見せた。

 

 だが、それも一瞬のこと。直ぐに喜色を浮かべ、品定めでもするように兎人族を見渡した。

 

「小隊長! 白髪の兎人もいますよ! 隊長が欲しがってましたよね?」

「おお、ますますツイテルな。年寄りは別にいいが、あれは絶対殺すなよ?」

「小隊長ぉ~、女も結構いますし、ちょっとくらい味見してもいいっすよねぇ? こちとら、何もないとこで三日も待たされたんだ。役得の一つや二つ大目に見てくださいよぉ~」

「ったく。全部はやめとけ。二、三人なら好きにしろ」

「ひゃっほ~、流石、小隊長! 話がわかる!」

 

 帝国兵は、兎人族達を完全に獲物としてしか見ていないのか戦闘態勢をとる事もなく、下卑た笑みを浮かべ舐めるような視線を兎人族の女性達に向けている。兎人族は、その視線にただ怯えて震えるばかりだ。

 

 帝国兵達が好き勝手に騒いでいると、兎人族にニヤついた笑みを浮かべていた小隊長と呼ばれた男が、ようやくコチラの存在に気がついた。

 

「あぁ? お前誰だ? 兎人族……じゃあねぇよな?」

 

 こりゃ、素通りは無理だな。一応話だけでもしておくか。

 

「一応、人間だ」

「はぁ~? なんで人間が兎人族と一緒にいるんだ? しかも峡谷から。あぁ、もしかして奴隷商か? 情報掴んで追っかけたとか? そいつぁまた商売魂がたくましいねぇ。まぁ、いいや。そいつら皆、国で引き取るから置いていけ」

 

 勝手に推測し、勝手に結論づけた小隊長は、さも自分の言う事を聞いて当たり前、断られることなど有り得ないと信じきった様子で、そうコチラに命令した。まぁ、従う気は微塵も無いが。

 

「断る」

「……今、何て言った?」

「『断る』と言ったんだ。この兎人族達は俺の物ですので、あんたらに渡す気はありません。早急に帝国へ帰還することをおすすめするぜ?」

 

 聞き間違いかと問い返し、返って来たのは不遜な物言い。小隊長の額に青筋が浮かぶ。おー怖い怖い。

 

「……小僧、口の利き方には気をつけろ。俺達が誰かわからないほど頭が悪いのか?」

「十分に理解しているさ。その上での発言だよ」

 

 コチラの言葉にスっと表情を消す小隊長。周囲の兵士達も剣呑な雰囲気で睨んできている。その時、小隊長が、剣呑な雰囲気に背中を押されたのか、後ろから出てきたエトやハジメの隣にいるユエに気がついた。少々幼い容姿でありながら纏う雰囲気に艶があり、そのギャップからか、えもいわれぬ魅力を放っている美貌の少女に一瞬呆けるものの、俺のローブの裾をギュッと握っていることからよほど近しい存在なのだろうと当たりをつけ、再び下碑た笑みを浮かべた。

 

「あぁ~なるほど、よぉ~くわかった。てめぇが唯の世間知らず糞ガキだってことがな。ちょいと世の中の厳しさってヤツを教えてやる。くっくっく、そっちの嬢ちゃん達はえらい別嬪じゃねぇか。てめぇの四肢を切り落とした後、目の前で犯して、奴隷商に売っぱらってやるよ」

 

 その言葉にエトは眉をピクリと動かし、ユエは無表情でありながら誰でも分かるほど嫌悪感を丸出しにしている。目の前の男が存在すること自体が許せないと言わんばかり、ユエが右手を掲げようとした。

 

 だが、それを制止するハジメ。訝しそうなユエを尻目に最後の言葉をかける。

 

「つまり敵ってことでいいよな?」

「あぁ!? まだ状況が理解できてねぇのか! てめぇは、震えながら許しをこッ!?」パァン! 

 ビチャ「汚ぇな」

 

 想像した通りに俺が怯えないことに苛立ちを表にして怒鳴る小隊長だったが、その言葉が最後まで言い切られることはなかった。何故なら破裂音と共に小隊長の体が弾け飛んだからである。

 

「この程度の強度か……脆いな」

 

 突然、小隊長が弾け飛ぶという異常事態に兵士達が半ばパニックになりながらも、武器を俺に向ける。過程はわからなくても原因はわかっているが故の、中々に迅速な行動だ。人格面は褒められたものではないが、流石は帝国兵。実力は本物らしい。

 

「来たまえ……勝負(コール)だ」ドパァァン! 

 

 前衛の帝国兵の頭を吹き飛ばし、残りのヤツらは血狂いでサイコロステーキ先輩化させる。

 

「……やはり脆いな、これなら通常弾でいいか。刀も試作品の方でいいかもな」

 

 兵士がビクッと体を震わせて怯えをたっぷり含んだ瞳を向けてきた。ゆっくりと兵士に歩み寄る。黒いコートを靡かせて死を振り撒き歩み寄るその姿は、さながら死神の様に写っていることだろうな。少なくとも生き残りの兵士には、そうとしか見えなかった。

 

「く、来るな! この化け物が!」

「よく言われる。それと対峙しているお前は何だ。人か?狗か?化物か?」

 

 這いずるように後退る兵士。その顔は恐怖に歪み、股間からは液体が漏れてしまっている。硬直している兵士の頭にゴリッと銃口が押し当てる。再び、ビクッと体を震わせる兵士は、醜く歪んだ顔で命乞いを始めた。

 

「た、頼む! 殺さないでくれ! な、何でもするから! 頼む!」

「いい事を教えてやるよ……命を乞うときのコツは二つ……一つは命を握る者を楽しませる事。もう一つはその人間を納得させる理由を述べる事だ……お前はまだ、どちらも満たしていない。さあ、踊れ!……そうまでして助ける義理がどこにある?」

 

 これほどこの場にピッタリな言葉は無いな。BLACK LAGOONのバラライカさん良いよなカッコよくて。結構好きだぜ、俺。

 

「待て! 待ってくれ! 何でも話すから! 帝国のでも何でも! だから!」

 

 俺からの返答は一発の乾いた破裂音だ。別段コイツから得られる情報は小隊長を殺した時に出た血で大方把握出来るし、生かす理由も特にないからな。

 

「……クソが」

「どうしたの?」

「捕まった兎人族は帝国に移送済みだ。そんで"人数を絞った"……らしい」

「それって!」

「あぁ、恐らくだが……殺されたな」

 

 〝人数を絞った〟それは、つまり老人など売れそうにない兎人族は殺したということだろう。悲痛な表情を浮かべる兎人族達。

 

だがそれは直ぐに消え、俺に対する恐怖に近い感情が向けられる。すると、シアがおずおずと尋ねてきた。

 

「あ、あのさっきの人は見逃してあげても良かったのでは……」

 

 自分達の同胞を殺し、奴隷にしようとした相手にも慈悲を持つようで、兎人族とはとことん温厚というか平和主義らしい。俺が言葉を発しようとしたが、その機先を制するようにエトが反論した。

 

「一度、剣を抜いた者が、結果、相手の方が強かったからと言って見逃してもらおうなんて都合が良すぎです」

「そ、それは……」

「そもそも、守られているだけのあなた達がそんな目を零斗に向けるのはお門違いと言うものです」

「……」

 

 エトは静かに怒っているようだ。守られておきながら、俺に向ける視線に負の感情を宿すなど許さないと言わんばかりである。当然といえば当然なので、兎人族達もバツが悪そうな表情をしている。

 

「ふむ、零斗殿、申し訳ない。別に、貴方に含むところがあるわけではないのだ。ただ、こういう争いに我らは慣れておらんのでな……少々、驚いただけなのだ」

「零斗さん、すみません」

「……いや、大丈夫。それが正常な思考だからな」

 

 シアとカムが代表して謝罪するが、特に気にしてないので手をヒラヒラと振る。

 

 オスカーは、無傷の馬車や馬のところへ行き、兎人族達を手招きする。樹海まで徒歩で半日くらいかかりそうなので、せっかくの馬と馬車を有効活用しようというわけだ。ハジメは魔力駆動二輪を〝宝物庫〟から取り出し馬車に連結させる。馬に乗る者と分けて一行は樹海へと進路をとった。

 

 帝国兵の返り血で服が凄いことになっちまったのでローブを脱ぎ変えの服に着替える。

 

 無残な帝国兵の死体は燃やし、遺灰は渓谷に捨てた。後にはただ、彼等が零した血だまりだけが残された。




"テルベン"のモデルはシモノフPTRS1941です。ソビエト連邦が採用していたセミオートマチック式対戦車ライフルでふ。

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