なんかタイラントになってしまったんだが。   作:罪袋伝吉

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いつも感想と誤字脱字修正ありがとうございます。

髪は女の命というが、男だって悩むんだもん。

今回の後半は、MGS恒例(?)の録音テープ風のアレを想像しながら読んでいただければ……(汗)


共闘まであと数日~髪の毛と音声ログ。

 ルポの目の下には隈が出来ていた。息子の事が心配でおそらくは夜も眠れていなかったのだろう。

 

 しかし、息子の身の安全がわかり、無線で通話をしたことでかなり安心したようだった。

 

 母親の顔のルポは通話終了と共に、安堵の息を吐いた。いかに強く逞しい傭兵と言えど、子の母親の顔は皆同じなのだな、と思う俺であった。

 

「……とりあえず、ルポ、息子さんの無事もわかったし、とりあえずはミラー外相にお任せしておけば大丈夫だろうと思う」

 

 なんせ、伝説の傭兵達の乗る船だからな。……ウチで使っている潜水艦を作ったような連中だ、ただの船じゃないだろうし。

 

「……社長、私の息子の件で、何か不利益を被るような事があったのでは?」

  

 心配そうにルポは言うが、だかよくよく考えれば不利益は無い。

 

「商品のサンプルを提供する事にはなったが、まぁ、大統領夫人に気に入ってもらえればザンジバーランドでの商売に繋がるからな。ほれ、風呂場にあったろ?シャンプーとコンディショナー。あれのサンプルとか、美容関連の最終試作品のサンプルとか。ほら、ナスターシャとかエイダの髪、艶々だろ?というか君の髪も傷んでたのが だいぶ治ってるぞ?」

 

 ルポが「そういえば!」と自分の髪の毛を触る。

 

「ふっ……。エヴァ夫人は絶対に気に入るはずだ。俺はそう確信している。世界初の髪の毛を修復する天然由来のプロテイン成分とコーティング成分を配合。キューティクルまで整え、紫外線からも守ってくれる。さらに頭皮もケアしてくれる!!無論、この前、特許通った!!」

 

 くくくくく、と俺は笑いつつ、なんか我ながら悪役みたいな笑い方だなと思ったがそれはそれ。

 

「い、言われてみれば潮風多いのに、なんか髪の毛がそんなに傷んでないし、なんか髪の毛結わえる時にやたらサラサラしてたと思ってた!!」

 

 後ろで団子に結わえていた髪をルポがほどいてみると、ふぁさっさらさらさらっ。

 

「なん……だと?!髪が……、結わえていたのに型すらつかずに自然に流れるだと?!」

 

 ルポの髪は、もう、ヘアモデルさんも羨むだろうしっとりサラサラヘアになっていた。

 

 いや、ルポだけではない。

 

 ナスターシャの金髪もエイダの黒髪も、アネットの髪も自然で かつ美しい艶々サラサラの髪になっている。直毛も癖毛もウェーブヘアも、髪の毛のその形状には影響せず、しっとりと艶やかになっている。

 

「そうだろう、そうだろう。ふははははは、勝つる!これでエヴァ夫人が気に入ってくれてユーザーになってくれたら、どんな宣伝広告打つよりも高い宣伝効果が出るだろう!大統領の奥さんなんだし!(第二夫人だけど!)」

 

「……自分の頭は無毛地帯の癖に、良いものつくっちゃうのよねぇ、この社長は」

 

 エイダが自分の横髪を指でくるくるっ、として離してサラッとやって横目で俺の頭を見てきた。

 

「誰が無毛地帯だ!!ううっ、そのうち絶対、生やして見せるからな……!毛生え剤配合のバェール・ゼットでなぁ!!……でも、良いだろ?他のヘアケア要らんし」

 

「あ、そういえばウチのスペクター、あいつは頭を剃ってるんだけど、今日見たらなんだか五分刈みたいになってたわ。それって、まさかそのなんたらゼットってシャンプーのせい?」

 

「……え?マジ?」

 

 

 

 その後、オリエンテーリングでスペクターの頭を見たが、昨日、たしかに禿頭だったのが、五分刈くらいに伸びててなんか悔しかった。あと、ミハイル隊のかなり額が広がってキていたタイレルの生え際も確かに復活していたし、カルロスに至っては髪の毛がやたら伸びてた。つーかお前ら普通のシャンプーと間違って俺のを使いやがったな……。

 

「あんたすげぇよ。どんどん後退してた生え際があれで戻った!あれは売れるぜ!」

 

 パンチパーマみたいな髪型になったタイレルはものすごく嬉しそうに評価してきたが、しかし、スペクターとカルロスは口々に、

 

「あのなぁ、剃る手間すげーんだからな?つーか俺達で実験しねーでくれ」

 

「前髪で前が見えねぇ。ここには床屋ねーんだぞ。つか自分でカットすんのめっちゃダリぃんだぜ?」

 

 などと抗議してきやがった。ムカつく。

 

「実験なんてしてねーわい!つか、普通のシャンプーと間違えて俺の育毛シャンプーを勝手に使ったのお前らじゃねーか。つーか、俺専用の棚にちゃんと片付けてあったろうが!」

 

「いや、シャンプーが無くなってたんで、他にねーかな、と探したら、あんたの棚にあったから、これで良いか、と……」

 

 どうやら、俺専用の棚から出したのはスペクターらしい。

 

「ったく、シャンプーは隣のシャワー室の棚にあったろうが。とはいえ、なんつーかお前ら効き目すげぇな、おい。……つーか、俺にはあんまし効いてねぇのによ。何でだよ」

 

 そういうと、途端に三人は痛ましいものを見るような目で俺を見やがった。

 

「……あ~、あんた、そういや……。いや、悪かった。そうだな、あんた奴らのせいでそうなったんだったな」

 

「わっさーとなった髪の毛越しにそんな目で俺の頭を見るんじゃねぇ、カルロス。お前みたいな毛根強そうな奴に同情なんざされたくねぇ!」

 

「しかし、あれ使って生えねぇなんて、よっぽどだな……。T-ウィルス、ゾンビ化云々も怖かったが、適合してもそれは……」

 

「いや、タイレル、お前額が頭頂部の天辺まで行ってた癖に、何だその生え具合は。前髪復活させやがって!ちくしょう、あとスペクター、てめぇは何で髪の毛剃んだよ、くっそ、伸ばせよ!!」

 

「いや、ガスマスクとか対BC兵器用の防護キャップ被るとめちゃくちゃ蒸れるんだよ、というか八つ当たりで難癖つけないでくれよ!」

 

 わーわーぎゃーぎゃー。

 

 オリエンテーリング中、俺と男共はそんな感じで言い合っていたが、マービン元警部補がこちらに来たとき、俺達の言い合いは止まった。

 

 もっさぁぁぁぁぁぁっ!!

 

 マービンの頭はあたかも黒いカリフラワーの如き、デッカいアフロヘアになっていた。

 

「……社長、社員のみんなが見てます。騒ぐのもほどほどにしてくれませんか?」

 

 マービンが動くたびに、溢れんばかりのアフロがわっさわっさ、もっさもっさと揺れる。

 

「しかし、まさか置いてあったあのシャンプーのせいでここまで髪の毛が伸びるとは。ケビンがいたずらでカツラを被せたのかとも思っていたが……。ふーむ、誰か髪の毛を切れる物はいないのだろうか……」

 

 サングラスをかけてベルボトムと皮のラメ入りベストでも着せれば、ダンスフロアに立っていてもおかしくはない感じだが、しかしかなりその表情は真面目かつしかめっ面で、あー、ストレス溜めてんなぁ、という感じだ。

 

 その後ろではケビンが、めちゃくちゃ笑っていたが、そのケビンの髪の毛もロン毛になっていた。

 

「予想以上に、社長の育毛剤の被害者が出てるわね……」

 

 エイダが呆れ顔でそう言ったが、

 

「いいや、俺は満足だね。若い頃に戻った気分だぜ!また薄くなったら分けてくれよ、社長!」

 

 タイレルだけは非常にご機嫌だった。

 

 だが、作った俺に効かないのは何故だろう。つーかお前等に効いて俺に効かないなんて不公平だろう。

 

 

……後に、この『バェール・ゼット』は効き目をやや薄めて市販される事となるわけだが、それでも世界中で爆発的ヒット商品となり、白陽社は非常に潤うこととなるのだが。

 

「まぁ、生えるまでお風呂でマッサージしてあげるから、また一緒にお風呂入ろうね?」

 

「……いや、まぁ、うん」

 

 ナス太郎は襲って来るからなぁ。むぅ……。

 

 

 俺の育毛はまだ始まったばかりだ!!【完】

 

……いや、終わってどうする。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【ビッグボスとカズの通信記録録①】

 

 

「……水虫薬?」

 

「ああ、そうだ。あんたの水虫も治るぞ」

 

「というか、カズ。おまえどういうつもりだ?」

 

「ん?何が?」

 

「何が、じゃない!大統領選の事だ!俺は出るつもりは無いとあれだけ言っただろう!!それを……」

 

「ボス、いや、スネーク。それでは民衆は納得しなかった。それどころか、連合に加盟した各国の首脳達も納得しない。……スネーク、あんただからこそ、あんたが上に立たなければ、ザンジバーランドは瓦解する。あんたにもわかるだろう?アンブレラと戦う為にはどの国も欠けてはダメなんだ」

 

「だが、一人のカリスマで支えられた国家の寿命は短い……。俺ももういい年だ」

 

「……スネーク、ずっとこのままというわけじゃない。あと十年、いや、出来る限りだ。出来る限り、俺達は若い力を育てて行かねばならない。多くの若者を、才能ある者達を世に送り出し、俺達が地盤を作って行くんだ。みんなが手に手を取って歩んでいく未来、俺達の夢のその先の世界の為に。誰も核やウィルス兵器に脅かされない世界の為に、あんたはまだまだ働かなければいけない。あんたが、みんなを導いて行かないで誰が導くっていうんだ?!」

 

「俺はな、カズ。戦場しか知らない。政治なんてガラじゃない」

 

「スネーク、あんたは政治屋になるんじゃない。あんたは、ずっと俺達の頭領(ボス)だった。そして国の頭領、つまり大統領になってもあんたはそのままで行けばいい。やりたいことを示してくれ。俺達はそのための手足だ。前から変わらず、これからも変わらない。あんたと仲間の為に俺達は動いてきたが、その仲間が増えただけだ。国民という仲間がな!もう、ザンジバーランドは今や世界の注目を一身に受けている。新たな国家、ザンジバーランド!このうねりは世界に席巻し、そして大きなムーヴメントを巻き起こす!そう、国家樹立後、未だ加盟希望の国や地域が殺到しているんだ、スネーク。あんたを世界が待っている!!」

 

「カズ……」

 

「……ごほん。まぁ、話を元に戻そう。我々の拠点の部下達に真菌感染症が多いのはあんたも知っての通りだ。なんせあんたが行く先々でやたらバラまいたからな。特に、浴場やシャワー室などで、だ」

 

「いや、俺だけがバラまいたわけじゃ無いだろう?!というか、カズ、最初はお前が昔、日本で感染したのが始まりだろう!」

 

「中南米では、確かにそうだった!だが、その後にヤザンから紹介された治療薬でそれは十年ほど前に根絶されただろう!今現在、流行しているのは、スネーク、あんたが持ち込んだ奴だ!忘れたとはいわせないぞ!!」

 

「くっ……。だが、声帯虫のように致死性の病気じゃない。たかが水虫……」

 

「甘い!死なない病気なのは確かだが、しかし、家庭は崩壊する!!スネーク、あんたはエヴァやパスに自分の靴下を割り箸やトングとかでつままれた経験は?子供に『パパの靴下を私の服と一緒に洗わないで!!』とか言われた経験は?俺はある!ありまくって現在にいたる!!……最近じゃ、妻は一緒のベッドで寝てくれなくなった。娘は、俺の加齢臭を嫌がって、話をするどころか俺に近寄りもしない。水虫は……亭主としての、父親としての尊厳を根こそぎ奪って行く悪魔なんだぞ、スネーク……」

 

「……というか、それは水虫のせいじゃなく、お前の浮気癖のせいじゃ?」

 

「……いや、ほら、ザンジバーランドは一夫多妻制じゃないか。俺だって第二、第三夫人くらい……」

 

「昔、サウナで言ったよな?カズ。仲間をとるか、女をとるか、だ。副司令のお前が……」

 

「いや、わかっている!それはわかっている!!というか問題は水虫だ、スネーク。仲間達の治療が出来る目処が立ったという話をしているんだ」

 

「……まぁ、治療が可能ならいい。水虫で出来た創傷から他の病原性微生物が入り込む事もあるからな。……しかし、白陽社、か。T-ウィルスに対抗出来るワクチンや完璧な治療薬を生産出来る会社が、どうして水虫の治療薬を作っているんだ?というか、お前が誘致していろいろと作らせてるんだとばかり思っていたんだが?」

 

「いや、白陽社に関しては俺がどうこうしたんじゃない。アメリカのアダム・ベンフォードとヤザン達がラクーンシティからの生存者の保護施設としての使用を言ってきたのが事の始まりだった」

 

「それがどうして、製薬会社をあそこで?」

 

「社長のヒトシ・タイラ、この男がラクーンシティの研究施設で完璧なワクチンと完璧なウィルスを死滅させる薬剤、そして完璧な治療薬を作ったからだ。H.C.F.を裏切った女諜報員のエイダ・ウォンがアダム・ベンフォードと交渉し、そしてアダム・ベンフォードはヤザンとカリブの廃棄されたマザーベースで生産させようと画策した」

 

「元アンブレラの研究者なのか?その男は」

 

「いいや、アンブレラに買収された日本の製薬会社、『ハチマン製薬』で、水虫薬などを開発していた研究者だ。ウィルスに関する研究にはまったく関わっていない。白だ。ただ、このヒトシ・タイラは薬学の世界では有名な男だった。近代薬学史に残るほどの製薬技法の特許を幾つも持ち、最新の薬品のほとんどが彼の編み出した製法がなければ作れない。あのアンブレラの薬剤も、だ」

 

「なるほど、それでアンブレラは彼をラクーンシティに呼び、ワクチンを作らせた、と?」

 

「いいや。これはヤザンからの情報だが、アンブレラ、いやスペンサーは彼の抹殺を部下に命じ、彼は人体実験と称してT-ウィルスを投与された。何故、スペンサーが彼を抹殺させようとしたのかは不明だ。だが、スペンサーは彼の開発した薬品の大半に圧力をかけて潰しにかかっている。おそらく、スペンサーの計画を妨げる何かがあったと見るべきだろうが、それについてもまだわからない」

 

「薬学史に残る天才を始末しなければならないほどの何か、か。しかし、あのウィルスを投与されればゾンビ化するんじゃなかったのか?いや、治療薬で事なきを得たのか?」

 

「……いや、彼は、偶然にもT-ウィルスの完全適合体だった。ロシアのあのセルゲイ大佐が1000万分の1の適合体なら、タイラ社長はおそらくそれをはるかに超えた確率の適合体だ。彼の現在の姿はほぼタイラントと呼ばれるB.O.W.、それに酷似している。身長250センチ、体重200キロの巨人だ」

 

「……怪物の身体に人の心、か。日常生活が大変そうだな。しかし、タイラントについて資料を見たが腐った巨人や心臓剥き出しの怪物だろう?」

 

「あれはアンブレラの失敗作や試作型だ。白陽社に潜伏しているグレイフォックス、奴はその前にアンブレラの傭兵部隊に潜入していたが、ロックフォート島でタイラントとの交戦訓練を経験している。奴曰く、肌に腐敗の兆候は無く、また大きさを除けば筋骨隆々の人間そのものだと言うことだ」

 

「ふぅむ……完全適合体では、異常な変異もしない、と?」

 

「そのようだ。また、タイラ社長は自らの身体にウィルス駆除剤を投与し、完全にウィルスを全て殺したらしい。しかし、彼の戦闘能力に関する記録は凄まじいものがある。……エイハブがアダム・ベンフォードに頼まれて現在、訓練をしている若い元警官の男がラクーンシティでタイラ社長に命を救われたそうだが、タイラ社長はその元警官が知る限り、暴走状態のスーパータイラントを易々と屠り、アンブレラの部隊を衝撃波を使って全滅させ、ハンターαの群れをたった数秒でぶち殺し、さらには素手で最新の装備をもつエイブラムス戦車をスクラップにかえ、空高くジャンプして飛んでいる戦闘ヘリを文字通り叩き落とした、そうだ」

 

「……まるでアメコミの超人ハ○クだな。そんな巨人なのに薬の開発が出来るほどの天才とは……!」

 

「ああ、俺もやはりそんな怪物だと思うとな、話をするのも最初は恐る恐るになったぞ。しかし話をしてみて あれほどいい人もなかなかいないんじゃないかと思った。理性的かつ治療対象に寄り添うようなあの姿勢というのか、優しさ。正直、あれほどの人物もなかなかいないだろう。クラーク博士とは大違いだ」

 

「……クラーク博士と比べればそりゃあ大抵の……いや、ごほん。気は優しくて力持ち、か。で、肝心なT-ウィルスワクチンや治療薬は提供してくれそうなのか?」

 

「ああ、D.D.便の手配をエヴァが整えた。というか、タイラ社長がすぐさまD.D.便を呼んでパイロットに渡したそうだ。すでにそちらに送る手はずになっている。……D.D.便のパイロットからの報告では、サンプルと言うには多過ぎる数だと言うことだ。おそらく、彼の部下の子供を助けた恩を彼なりに表してくれたんだろう。あと、別の箱で『シンキンナオールの詰め合わせセット』と大統領宛て……つまりあんた宛ての手紙か。タイラ社長は、あんたの治療もしたいようだぞ」

 

「そうか……。カズ、彼とは良い付き合いが出来そうだな」

 

「ああ、心から俺もそう願いたい」

 

 

 

 ブツっ。音声終了……。

 

 




・大統領夫人がサラサラツヤツヤヘアで現れたら、そりゃあ誰だって髪の手入れの方法とか、知りたくなるわなぁ。

・バェール・ゼットで髪の毛はえーる!というCMをテレビでやるかどうかは知らないけど、男にもやはり髪の毛の悩みはあるんだよね……。

・アフロ化マービン警部補。髪の量はパパイ○鈴木氏を想像してください。

・ビッグボスとカズの会話の録音テープ風をやりたかったが、どうもしっくりこなかったなぁ。うーん。

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