呪術廻戦xBLEACHっぽいなにかでクロス 作:かりん2022
私は晴れて死神となった。
本当に死神になれるのか、少し不安だったから凄くホッとしたよ。
直哉は私が尋問されて結局死神に介錯してもらったことを気にしていたけれど、私としてはブラックな職場体制の呪術界から開放されて万々歳!
死神も忙しいとは言え、流魂様はちゃんと気遣ってくれるからね。
呪霊操術とお別れなのは寂しいけれど、あれは私には強力すぎる。
直哉と甚爾さんとささやかなお祝いをして、甚爾さんが帰って、直哉と直哉の部屋で部屋で二次会を開くべく、千鳥足で京都校に向かった時、そこで衝撃的な事を聞いた。
「夏油 傑が遊びに来ていたぞ。仲良さそうだったから、中に入れておいた」
「はあ!? 傑くん死んでるやん! 偽物やそれ!」
「は? 死んでるってどういうことだ、直哉!」
声を掛けられるのを無視し、走って部屋に行く。
そこには、霊酒を抱えた夏油 傑がいた。頭には継ぎ目がある。
えっ どういうこと?
「なるほど。これが死神。良かったよ。私にも見えた」
「誰やお前!」
直哉は鳥肌を浮き立たせ、拒絶反応を示す。まだ状況を理解してない私とは裏腹に、殺気を溢れさせていた。
「私? 私は、夏油 傑だよ。嫌だなぁ。忘れちゃった?」
「ふざけんなや! 傑くんめっちゃ隣に居るわ!! 良くも本物前にして言えたなぁ!」
直哉は即座に攻撃を仕掛ける。だが、それと同時に私の体が動いた。
「雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて此(これ)を六(むつ)に別つ 六杖光牢!」
「っ!?」
光の帯が直哉を捉える直前、ようやく我に返った私は直哉を突き飛ばした。
代わりに私が光の帯に捉えられる。
「傑くん!! 許可を!!」
『死神の名において、禪院 直哉の全力開放を許可する!!』
後から怒られるかもだけど、言ってる場合じゃない!
こいつをなんとかしないと……!
「斬魄刀! 走れや!! 雷鳴降臨!」
始解。直哉が斬魄刀を降ると、雷の衝撃波が走る。
そこで、私の偽物の後ろから子供がすっと前に出て、私の体を庇った。
「!?」
攻撃は子供を直撃する。
『これは……! 呪霊の転生体!』
やばい。やばいやばいやばい!!
『直哉、子供を助けないと!』
「逆や!! 子供ごと切る! このまま逃されへん!!」
「直哉!! 何やってんだ!」
そこで人が駆けつけた。
「わからないんだ、いきなり暴れだして……! お酒を飲んでるみたいで」
「ふざけんな、偽物!」
「私は帰るよ。お酒は貰っていくね」
「ま……!」
「待て、直哉!! お前、酔っているのか!?」
もみ合っている間に私に触れ、こいつ……呪霊操術を……!?
「傑くん!!! 離せや、この! 傑くん!! あかん、傑くん!!!」
叫ぶ直哉の言葉を聞きつつ、私は意識を失った。
お酒は二十歳になってから。
メロンパンが直接乗り込むか? とか色々ガバイですが、
彼も動揺していたということで、お願いします。