呪術廻戦xBLEACHっぽいなにかでクロス   作:かりん2022

31 / 31
浮遊霊の憂鬱

死んで、気がつけば、ソウルソサエティにいた。

そこから紆余曲折あり、死神に選ばれて学校に通う事となった。

そこでマユリに見つかり、魂の違いを指摘され、実験に協力する事で戻れる事となったのだが。

 

『私が動いているってどういう事!?』

 

 とても困った事態に陥っていたのだった。

 

『うーん。この姿だと見えないしね』

 

 呪霊操術は肉体に紐付いた術なので扱えない。

 斬魄刀は貰ったばかりの浅打で卍解など夢のまた夢。

 切れはするけれども、果たして呪霊を成仏? させて輪廻の輪に戻してもいいものなのか。

 鬼道も習い始めたばかりでちょっと心もとない。

 呪力なんて霊体にあるはずもない。

 姿は見えない、届かない。

 なんでか、悟がお供えしてくれた物は食べられたので、食いつなぐ事はできていたけれど。

 悟も忙しいし、毎日お供えしてくれるわけではない。それでも、お供えしてくれる時点でありがたい事なのだが。

 夏休みもとっくに終わり、私は焦っていた。

 

『死んでるから仕方ないんだけどね。打てる手がないね』

 

 あっちへフラフラ。こっちへフラフラ。

 何もどうにもできないでいるうちに、二ヶ月も経ってしまった。

 とりあえず、自分の偽物についていたのだが、メカ丸が…・・・呪術師が殺されそうなことに、夏油は焦った。倒れたメカ丸の体を乗っ取ってしまって、倍焦る。

 やばい、助けるどころか自分が無為転変される。

 

 私は無我夢中で刀を抜いて真人を刺した。

 

「!? なに、これ!?」

 

 ブシュウウウウウウウウウウウ!!

 なんだかすごい煙が出て、私は慌てて刀を抜き、逃亡した。がむしゃらに帷を切れば、脱出に成功。

 どうやら、斬魄刀は呪力と相性がすこぶる悪いらしい。

 

 しかし、今度は体から出る方法がわからない。

 でもハロウィン間近で、獄門疆に悟を封印する計画は悟に話さないといけない。

 

 私は東京校に走った。

 

「で? 君、誰」

「メカ丸ですって!」

「本名を言ってごらん?」

 

 居合わせた子供の本名を、私が知るわけがなかった。

 

「っ それでも、渡した情報は本物だよ。縛ってもいい」

「お前、なんなの?」

「通りすがりの浮遊霊だよ。ささやかな間違いで子どもの体を乗っ取っちゃって」

「傑でしょ」

「なんでわかるんだよ!?」

「僕がお前の事を間違えるか」

 

 とにかく、なんとか聞き取れた作戦をリークしていると、メカ丸が目覚めて体から追い出された。

 メカ丸は大変そうだったが、助かった。

 

 ハロウィンでも、ちまちま隙を作りつつ頑張った。

 そうして、悟は無事にハロウィンを切り抜け、私は心残りを無事片付ける事ができた。

 

刀でガリガリと地面に書く。

 

『さよなら。来年また来るね』

「来るのかよ! や、仕事手伝ってけって。大変なのわかるだろ!」

 

 ええー。パソコンを壊さぬように刀でキーボード押してくのとか大変なんだよ?

 留年確定だな……戦々恐々とするのだった。

 

 

 直、結局年越ししてから帰還することとなり、大目玉を食らったのだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。