―アキタカ―
ルーシィがサラマンダーの方に向かっていくが正直、俺としては行きたくない。アイツの周りにいる女たちはチャームの魔法にかかってるのでアイツに何かすればあの女たちが黙っていない。
「ルーシィあれ見てみろ」
「なに?」
俺は桜色の頭をした男と青い猫がサラマンダーの方に向かっていたのが見えたのでルーシィに教える。ルーシィもそっちに顔を向ける。
「イグニール‼」
男が女たちを押しのけながら叫ぶ。
「誰だお前?」
「サラマンダーと言えばわかるかね?」
サラマンダーがかっこつけながら言うが男はガッカリしながら去っていく。
「ちょっとあんた失礼じゃない!」
「謝んなさいよ!」
「なんだお前ら!」
女たちが男をボコ殴りにしながらサラマンダーを庇う。
やっぱり行かなくて正解だったな。
「まあまあやめたまえ。彼も悪気はないんだ。」
サラマンダーは男を庇い、女たちがキャーキャー騒ぐ。
「僕はこの先の港に用があるので失礼するよ」
サラマンダー指を鳴らし炎に乗る。
「夜はパーティーがあるのでみんな遊びに来てね。」
サラマンダーは港の方に去って行った。
「ルーシィよかったな。あのまま文句言ってたらお前がひどい目に合ってたぜ?」
「うっ! だ、大丈夫よアキタカがたすけてくれるもん。」
「もんじゃねぇよ。それにめんどくせぇ。」
ルーシィがおかしなことを口走ってるが、無視してボコられた男の方に向かう。
「大丈夫か?」
「お、おう。平気だ。」
男は地面に座りながら震えた声で返事を返す。
「それよりお前飯食うとこ知らねえか?」
「あい!オイラたちお腹ペコペコなんだ」
「それじゃあ、一緒にいかない?」
ルーシィが男と猫の言葉を聞いて店まで行くことを提案する。
++++++++++
料理を注文してすぐにきて勢いよく食べる男と猫。
「ナツとハッピーだっけ人を探してたみたいだけど・・・・・・」
ルーシィが男もとい、ナツに話しかける。
「
「見た目が
「ん?人間じゃねぇよ」
「じゃあドラゴンか?」
「おう」
「街中にドラゴンなんているわけないじゃない!」
ルーシィのツッコミがナツに炸裂する。
「「はっ!」」
「いま気づいたって顔すんな!」
「ルーシィ、こいつら馬鹿なんだよ」
「んだとゴラー!」
ナツが馬鹿呼ばわりされて怒鳴ってくる。
「街中にドラゴンがいないなんてガキでもわかるわド阿保。」
「もう!行くわよアキタカ!」
険悪なムードに耐えられなかったのかルーシィがお金を置いて俺の手を引っ張る。
ナツたちの分の代金も置く必要はねえがな。
「じゃあなナツ、ハッピー」
「おう」
「あい」
「あれ!?意外と普通!?」
別に喧嘩してるわけじゃねえからな。
だからルーシィなんだよ。
「意味わからんわー!」
・・・・・・人の心を読むなよ。めんどくせぇ。