出演 アキタカ ルーシィ
「あたしルーシィです。」キラッ
「どうしたんだルーシィ? 気持ち悪いぞ」
「気持ち悪いって言うな!
「面接なんているのか?」
「有名なギルドなんだから面接ぐらい当たり前よ。印象が悪かったら落とされるわよ。」
「よし、帰るか!」
「なんでよ!」
「面接なんてめんどくさいし、なに言えばいいかわかんねぇよ」
「あんたは自分の名前と使う魔法を言ってれば入れるわよ!」
「なんで?」
「滅竜魔法なんて喉から手がでるほど珍しい魔法よ。その滅竜魔導士なんてどのギルドも欲しがるにきまってるじゃない!」
「そういうもんか?」
「そういうもんです。あー、あたしどう面接しよう」
「(正直、面接なんて要らないと思うけどな)」
―アキタカ―
フィオーレ王国。マグノリアの街。
人口6万人。古くから魔法も盛んな商業都市である。
この街に
「わぁ・・・おっきいねぇ~」
「そーだな」
ハルジオンの港を壊滅させた後、ナツたちについていき
「ようこそ
ハッピーが歓迎の言葉をかけ、ナツが乱暴に
「ただいまー!!!」
「あら、ナツ、ハッピー。おかえりなさい」
白銀の髪の女性が迎えの言葉をかける。
「てめぇ!
ナツがいきなり、近くにいた男に蹴りを入れる。
いきなりすぎるだろ。
それに連鎖するかのように周りの人間も暴れだす。
「あら、ナツが帰ってくると早速お店が壊れそうね」
「いや、もう壊れてるだろ」
「あら、あなた達新入りさん?私はミラジェーン。ミラって呼んでね」
「ミラジェーン!本物!」
「俺はアキタカこっちはルーシィよろしくなミーさん」
「ミーさん・・・そんな風に呼ばれたの初めてだわ」
「あんた馴れ馴れしいわよ」
ルーシィがジト目で文句を言う。
「別にかまわないわよ。ミーさんてなんだか可愛らしいわ」
「そ、それでいいんですか」
「本人がいいて言ってんだからいいんだよ」
それよりさっきまで暴れていた連中が魔法を使おうとしているんだが、大丈夫か?酒瓶とか飛んできてるし。
「これはちょっとまずいわね」
「そうだな、ミーさんちょっと」
「え、キャッ!」
ミーさんの腕を掴んでこちらに引っ張り右手を前に出す。
「ア、アキタカ!何してんのよ!」
ルーシィが怒鳴ってくるがしょうがない。
なぜなら先ほどまでミーさんがいた場所に酒瓶が飛んできていたのだから。
右手をまえに出して酒瓶をうまくキャッチし近くのテーブルの上に置く。
「大丈夫か?ミーさん」
「え、ええ大丈夫よ。ありがとうアキタカ///」
ミーさんは恥ずかしいのか顔を赤らめている。
少し色っぽく見える。
「いつまでミラさんを抱きしめてるのよ!」
「ん?ああ悪い」
ルーシィに言われ、すぐに放す。
「・・・あ」
ミラが切なそうに声をだすがアキタカには聞こえないがルーシィには聞こえていたみたいでアキタカに脇腹をつねる。
「痛ぇよルーシィ」
「ふん!」
なんでこいつはこんなに機嫌が悪いんだ。
「やめんかバカタレ!!」
喧嘩がひどくなりそうになり仲裁の声が掛かる。
「でかー!?」
「巨人になる魔法か?」
ルーシィの機嫌も目の前の巨人によってどこかに吹っ飛んでいった。
そして巨人の一喝により騒ぎが止まる。・・・ただ1人を除いて。
「だーっはっはっはっ!みんなしてビビりやがって!この勝負は俺の勝「プチッ」・・・」
調子に乗って騒いだナツが巨人に踏まれてしまった。
「あら、いらしたんですか?マスター」
「マスター!?」
「む、新入りかね」
「は、はい」
「ああ」
「ふんぬぅぅぅぅぅ・・・」
マスター(?)がうねり声をあげると徐々に小さくなっていく。
最終的にルーシィよりも小さい老人になっていく。
「ちっさ!」
「よろしくネ」
驚くルーシィに軽く挨拶をする。
「この方が
「とうっ!」
かけ声とともにマカロフがくるくると回りながら後ろへ跳躍する。
が、柱に頭をぶつけてしまった。だせぇ。
そのまま柱の上に立ちながらマカロフは全員を見下ろす。
「まーたやってくれたのうお前達。見よ、評議会から送られてきたこの文書の量を」
そういって持っていた書類の束を見せる。その厚さから量は数十枚はあるだろうと思われる。
(評議会。魔導士ギルドをたばねてる機関じゃない)
ルーシィもその内容がどんなものなのか耳をかたむける。
「まずはグレイ・・・密輸組織を検挙したまではいいが、その後街を素っ裸でふらつき、挙げ句の果てに干してある下着を盗んで逃走」
「いや、だって裸はマズいだろ」
「まずは裸になるなよ」
「エルフマン。お前さんは要人の護衛中に要人に暴行」
「“男は学歴よ”なんて言うからつい・・・」
「次にカナ。経費と偽り某酒場で呑むこと大樽15個。しかも請求先が評議会」
「バレたか・・・」
「ロキ。お前は評議員レイジ老師の孫娘に手を出す。しかも某タレント事務所からも損害賠償の請求がきておる」
次の言葉を言おうとして書類を捲ったマカロフが目に見えて落胆した。
「そしてナツ・・・デボン盗賊一家を壊滅するも民家7軒を破壊、チューリィ村の歴史ある時計台の倒壊、フリージアの教会全焼、そしてハルジオンの港半壊」
「本で読んだ記事はほとんどナツだったのね・・・」
「ハルジオンの半壊は俺も関わってるな。」
「他にもアルザック、レビィ、クロフ、リーダス、ウォーレン、ビスカ・・・。貴様等ぁ・・・ワシは評議員に怒られてばかりじゃぞぉ・・・」
全員が気まずそうに顔を背ける。
「だが、評議員などクソくらえじゃ」
そう言って持っていた書類を魔法で燃やし、下へと捨てた。すかさずナツがそれをキャッチしてもしゃもしゃと食べ始める。
「よいか、魔法は奇跡の力などではない。我々の内にある気の流れと、自然界に流れる気の波長があわさることではじめて具現化される。それには精神力と集中力を使う・・・いや己が魂の全てを注ぎ込むことが魔法なのじゃ。上から覗いてる目ん玉気にしてたら魔道は進めん。評議員のバカ共を怖れるな。自分の信じた道を進めぇい!それが
マスターが人差し指を上げると