だから、文法がめちゃくちゃかもしれないし、訳のわからないところがあるかも知れない。
頑張るから最後まで付き合ってくれると嬉しい。
俺の名前は
そんでもって、非日常にはなんの縁も縁もない一般人。……だと自分では思っていたんだがなぁ……。
「どこだよ。ここ」
いつの間にか可笑しな場所で立っていた。
周りに広がる空間は辺り一面が真っ黒に染まっており、建物や木々、更には太陽すらない。それなのに視界ははっきりしていて完全な真っ暗闇と言う訳では無さそうだ。
首を下に向けてみる。
足元も真っ黒で模様もなにもない。真っ黒過ぎて、最初からここに立っていなければ、奈落の穴だと勘違いしていたと思うほどだ。
取り合えず歩いてみようか。何か見つかるかもしれないし。
辺りは不思議な静けさが支配されており、凄く不気味だ。
自分以外の生物はいないんじゃ……と思いつつも誰か居ないか探す。
まともじゃないこの場所に何故俺は居るのかわからない。唯一わかることは、ここは俺の知らない場所ってことぐらいか。
「何で俺はこんな所に居るんだ?そういう時ってそうなる前の事を思い出すといいんだろうが、うまく思い出せない……はぁ、俺どうなるんだ?」
ただ歩く以外やることのない現状が打破される事を祈りながら俺は歩き続ける。
今は臆することもしていないが、流石に何もないと俺の不安も膨らんでいく。そうなると、段々と歩くスピードが遅くなっていく。
かなり歩いた。しかし、どれだけ歩こうが終わりが見えない。黒い壁があるように見えているのに、そこに辿り着く気がしない。近付こうとすると遠ざかっているんじゃないか?と思ってしまうほど、足を動かし、時が過ぎていた。
遂に俺は恐ろしいことを考えてしまう。
この場所に居るのが自分だけ。食料は?俺は生きていけるんだろうか?
そんなネガティブなことばかり。
孤独感と絶望感とがじわじわと俺の心を蝕む。そのせいで、心細くなり無性に悲しくなってきた。
目頭が熱くなってくるが、涙だけは流すまいと上を浮いて目を押さえる。
今の俺に泣いてる暇なんか無いのだ。早くこの場所から脱出する方法を見つけなければ。
偉いさんは言いました、「泣く暇あったら武器を持て!」ってね。
「……なんかちょっと違うか」
一人で突っ込み、納得して、喋ってみて気分を紛らわそうとしてみたが……ダメだ。違う方向で悲しくなってきた。
胸にじわぁっと熱いものが込み上げてくるのを感じ、衝動的に叫ばずにはいられなかった。
「俺に救いはあるのか!?あるわけねーよな!だって一人だもん!」
彼は孤独と絶望に頭がヤられ始めた。
天井に向かって、一人空しく吠える。叫んだ所で現状どころか気分すら変わらない。
人って、こう不安定な状況下に置かれると変な行動を突発的にとっちゃうことってよくあるじゃない?今の俺がいい例だ。
俺はこのまま死ぬのかなぁ!?死ぬんだったらせめて家に帰って親父と妹に謝っとけばよかったよチクショオオオ!俺の遺体はどうなるんだろうか……このままこの場所で白骨化して誰にも発見されることもなくひっそりと……うわぁあああ!そんなのは嫌だぁああああああ!天国の母さん、貴女が守ってくれたこの命がこんなよくわからない場所で終わりを迎えることをお許しくださいぃぃ!そっちに行ったら迷惑かけないからぁ!めっちゃ親孝行するから!
本当に限界まで思い詰めて、精神的にキツくなって来てしまっているクロ。遂に我慢が出来ず泣き出す。顔は涙やら鼻水などでぐしゃぐしゃだ。正にブサイク顔。
「うわぁああああーーーーーーん、あああああーーーーーん、うわぁあああーーー「ちょっといいかしら?」ぁぁ……あぁ?」
声がかけられて俺はピタッと泣き止む。
声量からしてすぐ後ろに誰か立ている様だ。大泣きしていたせいで声をかけられるまで全く気配を感じることができなかった。
そして、重要なのは大泣きしているところを見られた!恥ずかしい///
いや、待て。見られた人によってはセーフかもしれない!そう、例えば小さな子どもとか……ないよなぁ。居るわけないじゃんこんな場所に子どもが。しかし、一体どんな人がこんな場所にいるんだ?
好奇心に煽られて声のする方へ向く。
そこには紫色のドレスを着て、傘を持ってる金髪の女性がいた。
ドレスは肩が開いてる仕様の物で、その、なんだ……谷間があってね……色っぽい///
彼女は口元をニコニコとさせていたが、その表情は仮面でも被っているよう上っ面だけ取り繕った感じだ。
ルックスは上々。かなり好し!……でもなんだかな~、こういうミステリアス系の女性は割と苦手。付き合ってみると暇はしないと思うが疲れる気がするから。
そんなことより、俺以外にも人が居た。地獄に仏とは正にこの事。すごく嬉しい。
俺は希望が促すまま、彼女に疑問をぶつけようとした。
ここは何処なのか?なぜこんな場所に自分が来てしまったのか?どうやったら帰れるのか?
頭の中で何から聞こうかと考えているその時、俺は重大な事に気付く。
何でこの人、こんな場所にいるのに平然としていられるんだ……?
その事実に気が付いた瞬間、俺に危険を知らせる様に全身を悪寒が襲った。
さっきまでの喜びが嘘のように小さくなり、話そうとしたことが喉で詰まる。
そうじゃないか……こんな場所に居て平気でいられると言うことは普段からこの場所に来ているか、ここに住み着いているかだ。どちらにしろ、危険だ。普通じゃない。もしかしたら……人間じゃないかも知れない。
色々考えて事をしながら、ひきつった顔で固まっている俺。痺れを切らしたのか彼女から話し掛けてきた。
「貴方みたいな人間をここに入れた覚えはないのだけど?」
ただ質問をしているだけなのに、すごい威圧感を感じる。ぶっちゃけ今すぐ逃げ出したい。
けど、どのみちこの人?から何かしら情報を貰わなければ、この先何をすればいいかわからない。
俺はの心で気合いを入れる。さあ、頑張って作り笑いをして質問に答えよう!
「そうですねぇ。僕もこんなところに入った覚えはないですよ。大体、好き好んでこんな場所に迷い込みたがる人がいるんですか?なんでもいいんで、助けてもらえませんかねぇ?」
あれ~?なんか嫌悪感剥き出しで喋ってない俺?
ダメじゃね?この選択はダメじゃね?。
「あら、生意気ね。それは遠巻きに殺してくださいって催促してるのかしら?」
ほらみたことか!助けてを現在の状況から肉体との死別的に逃がしてって意味に捉えられちゃったじゃないか!
今から弁解しようにも、少し御乱心のようで手遅れっぽい。
殺気を漂わせながら一歩一歩近付いてくる彼女。すると突如……
*ガガガガガガガガ*
世界が揺れた。
「うお!?なんだなんだ!?」
「……どうしたのかしら?」
この揺れはただの地震じゃない。世界そのものが揺れている、そんな未知の感じがした。
しかも、この世界に詳しそうな彼女も何が起こってるかわからない様で非常に良くない気がする。
*ピシッピシピシパリン…*
何かがひび割れる音。なんか不穏な香りがする。周りを見渡してみると……
「おいおいおい!なんだよ、これ!?」
「空間が……割れている?」
天井や壁に亀裂が入り、割れたガラスの破片ような形でに剥がれ落ちている。破片は地面に落ちると粉々になりキラキラと紫の輝きを放つ粒子となって消えていく。それが見渡すかぎりそこらじゅうで同じことが起きていて、幻想的なその景色に魂を吸い取られるよう見惚れた。
……って!ボーッとしてる場合じゃねぇ!!
俺はすぐさまスイッチを切り替えて現在の状況を確認する。すると、壁や天井だけではなく床も亀裂が走っており、抜けるように欠けていくのを確認した。
ヤバイな、このままだと穴だらけになるぞ。
更に、その穴から見える底は十中八九の人が見たら逃げ出したくなる様な、質量のある重たい【闇】が広がっていた。
逃げなきゃまずい!確実に死ぬ!
直感が脳に危険信号をこれでもかとノンストップで送る。
まだ死にたくない!
俺は脱兎の如く走り出しました。……「キャッ!」金髪の彼女を抱えて。
「ちょっと!?いきなり何するのよ?」
鳩が豆鉄砲をくらった様な顔で俺を見る彼女。
作り笑顔じゃない素の顔だと結構カワイイ。しかも、キャッ!っとか大好物です。本当に御馳走様です。
取り合えず彼女の質問に答えることにする。
「見たらわかんだろ?走って逃げてんだよ!」
「そう言うことを聞いてるんじゃないわよ。なんで私を抱えながら逃げてるの?」
「偉いさんは言いました。男ってのはここぞって時に女抱えて逃げることができるかどうかで、価値が決まる生き物だ!ってね」
「はぁ?」
「俺が思うにこの人は、どんな危機的状況でも自分だけじゃなく、周りの誰かも助けるぐらいの余裕がなきゃ男が廃るってことが言いたいんだと思う!」
「……で?」
馬鹿を見るような呆れた目で俺を見る彼女。
「だからあんまり暴れんな!あと喋んな!答えてるこっちの体力が削られる」
「自分一人でやってるだけじゃない」
「うっさい!とにかく死にたくないから逃げるぞ!しっかり掴まれよ!」ギュッ
落とさないように力を込める。
今の俺にはこの人が、人間じゃないとか、さっきまで俺殺そうとしてたとか頭になかった。ただ、もう目の前で誰かに死なれて欲しくなかった。あの時の二の舞はもう踏むまいと心で誓ったから。
(……なんなのかしらね、こいつは?さっきまで私は貴方を殺そうとしてたのよ?そんな私を助けるって……。別に私だけでも何とかなるのに。可笑しな奴だけど、面白いわ。気に入った。歓迎の意を込めて助けてあげましょうか。それに……)
金髪の女性は片手でクロの服を強く掴み、もう片方の手で空をなぞる。
*クパァ…*
「ん?光?」
すると、クロの目の前にいきなり切れ目が現れて横に開いた。そこから溢れた光がクロの目が眩んだ。
クロは減速する訳にはいかないので、そのまま光溢れる穴の中に入っていった。
「え?え?」
光を抜けると突如、足場を踏む感触が消え浮遊感に襲われる。
目の前に広がる緑の森、白い雲などの自然の景色。現代から忘れ去られた最後の桃源郷と呼ぶに相応しい場所にがそこにあった。
しかし、そんな景色も緑の森よりも白い雲の方が近くにあるのは……
「 なぜええええええええええええええええ!?」
真っ逆さまに落ちていく。風の抵抗を受けながらも重力に引っ張られて高速で。
「イヤァアアアアアアアア!
死にたくねぇえええええ!」
涙と鼻水で顔を濡らしながら至った極限状態。そこでクロの意識は段々と薄れていく。そんな中、微かだがしっかりと耳に届く言葉があった。
「ようこそ、幻想郷へ♪」
次の瞬間、クロの目の前は真っ暗になった。
墜ちていくクロを見下ろす、先程の金髪の彼女。
「さて、どうなるのかしらねぇ。あの崩壊の原因に彼に関係があるのなら……ま、後は
そう言って彼女は先程と同じように
初めましてDAMUDOで~す♪
さて、今回から達筆させていただきますのでよろしくお願いします。
これが処女作ので、最後まで見ていただけたら幸いです。
アドバイスなども優しく指摘してね♪
なんでもいいから、感想がほしいです。