そう言えば、クロっちが魔理沙を庇うセリフって本人が聞いたら勘違いしそうだよな。
敵の本拠地がわかったよ!
「…魔理沙。」
「な、なんだぜ?」
「俺疲れてきたんだが。」
「そんなこと言ったら、私だって。我慢しろよ。」
「いやいや、長すぎますやろこの階段!!」
クロ達が進む先に見えるのは白い靄がかかっていてゴールが見えない階段。
後ろを振り向いても今まで上ってきた段が途中で見えなくなっている。
つまり、ひたすら長いということ。
「これいつ着くのかね。」
「知らないぜ。」
なんか魔理沙の態度がよそよそしい。
「どうした魔理沙?」
「な、なにがだぜ!?」
「いや、体調が悪いのかと思ってな。」
「いや、全然そんなことないぜ!ほら!」
両手を広げてクルクル回って見せる。
「…そうみたいだな。」
「ねえ、貴方達、さっきから私を挟んで会話しないでくれる?」
「すみません。」
「まったく、そもそも貴方が歩けるからと言うからこうやって付き合って差し上げているのに疲れたとは何事ですか?」
「ごめさない、反論のはの字もありません。」
「魔理沙もですよ。嬉しいのはわかりますがもっと気を引き締めてください。顔に表情が出てますよ。」
「い、いや別にっ…そんなこと。」
嬉しいこと?アリスと友達になったことかな?
「安心して、この異変が解決したら相談にのってあげるから。」
「別にいいって!」
「本当にいいの?」クスクス
「やっぱりお願いするぜ。」
チクショウ、咲夜があんなこと言うから。
回想始め
貴女って愛されてるわね。
え?なんでだ?
さっきの戦いで、クロがね、貴女をかばったのよ。
へ?
~咲夜説明中~
ってことがあったのよ。
~~~~っ!!
顔真っ赤ね。まあ、彼はそんな気はないと思うけどとりあえず伝えとくわ。
お、おう。ありがとう…。
・・・私はどちらを応援すればいいのでしょう。
回想終了
異性にそんなこと言われたら意識しちまうぜ。
…クロ、私が努力家だって思ってくれてたのか…認められてるって嬉しいな♪
「えへへ♪」
魔理沙は自然とニヤニヤしてしまう。
「そんなにアリスと友達になったのが嬉しいのか。友達少ないのか?」
なんて思っているうちにゴールらしきものが見えた。同時に咲夜がなにかに気がついた。
「ちょっと二人とも準備はいいかしら?」
「ん?敵か?」
「そうみたいだぜ。」
三人の目の前に似た服を着た三人組がいた。
「貴女たちは何者かしら?」
「私の名はルナサ・プリズムリバー」
「私は次女のメルラン・プリズムリバーよ♪よろしく!」
「そして、私が三女、リリカ・プリズムリバー!!」
『三人揃って、幽霊楽団ことプリズムリバー三姉妹!』
それっぽいポーズ決めるプリズムリバー三姉妹。
『・・・。』
あーなんとも言えない空気に。
「やっぱりこのポーズやめない?私、恥ずかしいんだけど。」
ルナサがポーズをやめ、妹たちを諭し始める。
「も~、なにいってるよ姉さん。ノリ悪いわよ。」
メルランはルナサに食いかかる。
「でも実際、あの人たち微妙な顔してるよ?」
リリカがこちらの事を考えた発言。
正直どうすればいいかわからなかったからありがたい。
「プリズムリバーさんでしたっけ?用がなければ通してもらいたいのですが。」
「ああ、ごめんなさい。用ならあるわ。」
メルランがそう答えると三姉妹がこちら側に向く。
「貴方達、この先に行きたいんでしょ?」
「なら、ここを通す訳にはいかない。」
「そういうことよ。」
三姉妹は仲良くこちらに話す。
「貴女たちはこの異変の首謀者の仲間かしら?」
「いいえ、私達はあの人の仲間じゃないわ。」
「何て言うか、私達のお得意様なのよ。」
「お得意様?」
「言ったでしょ。私達は幽霊楽団だって。」
そういうと、ルナサの前にバイオリン。メルランの手にトランペット。リリカの前に羽の生えたキーボードが現れた。羽!?
「だからなに?音楽でも聞かせてくれるの?悪いけど私達にはそんな暇はないの。」
「別に演奏を聞かせる訳じゃないわ。言ったでしょ?この異変の首謀者はお得意様だって。」
そう言って彼女達は楽器を引く。すると彼女達の周りに無数の弾幕が現れた。
「足止めするように頼まれてるのよね~♪」
「最初っからそういえばいいのに。」
咲夜は懐中時計を取り出し、能力を発動させる。
『!!?』
ルナサ達の前にいたはずの三人が突然、自分達の後ろに現れ驚愕する。
「今、何が起こったの!?」
彼女らが混乱しているうちに、三人は走り出した。
二人は階段の先に見えるゴールと思われる場所に。一人は、ルナサ達の前に。
「咲夜!絶対追い付けよ!」
「貴女たちもへまをしないようにね。」
「咲夜さん!あんたが来る前に終わらせておきますよ!」
「期待しないでおくわ。」
クロと魔理沙は階段の上へと消えていった。
「・・・もしかして、私達三人相手にする気?」
「それ以外あるかしら?」
「だとしたら、随分なめられたものね。」
「ギッタンギッタンしてあげるわ!」
「泣いてもしらないよ!」
そう言って、彼女達はそれぞれの武器(楽器)を構え、咲夜を囲むように突撃していった。
「泣かされるのは…どちらかしら♪」
右手の指の間に一本ずつナイフを挟み、左手に懐中時計を持ち、冷徹て残忍な笑顔を浮かべる。その笑顔はとても楽しそうに見えた。
「うわぁ、ここどこ?」
「私が聞きたいぜ。」
俺達は気が付いたら、よくわからない場所にいた。
言葉で表すなら、古風な和風の屋敷に入るための石畳の道上。それに沿うように灯籠?何て言うんだこれ?が並んでおり、とても神秘的な雰囲気が醸し出されている。
「まあ、進むか。行くぞ、魔理沙。」
「お、おう!」
ん?魔理沙の様子がまた変だ。
「どうした?怖いのか?」
「い、いや別になんともないぜ☆」
また、このパターンか。
「なんともないなら行くぞ。」
「おう。」
俺達はこの道を進み始めた。
(これって、クロと、その…二人、っきりって、ことだよな?…うわあぁぁ!緊張しちまうぜ!!)
みょほほほほ~☆DAMUDOでござるよ~♪
最近の生活リズムにも慣れてきたのでまた、時間の合間合間を見つけて書けるようになったよ~♪
やったねダムちゃん☆←おいバカ止めろ!!
余談ですけど、上のネタの元って結構笑えないですよね…。
それでは皆さんまた会う日まで!お疲れ様でした~。