プリズムリバー三姉妹が現れた!
どうする?
咲夜を戦わせる←
クロと魔理沙は先に進んだ。
白玉楼に到着。
突然バシルーラが放たれた。
クロはどこかに飛ばされた。
妖夢が現れた!
どうする?
戦う←
魔理沙は戦いを始めた。
クロは屋敷の主と出会った。
どうする?
「はい、お待ちどうさま!」
「わぁ~♪」
白玉楼のとある一室。
クロは台所から大量の料理が乗った皿をテーブルの上へと運んでいった。
そのテーブルの前にちょこんと座っている幽々子は運ばれてきた料理を見て玩具を与えられた子供のように歓喜している。
「沢山作りましたけど本当に食べきれますか?」
皿に盛られている料理の数々をみて思わず口からこぼれてしまう疑問。
「余裕も余裕♪」
簡潔に答えてしまう幽々子。その手にはすでに箸によって料理が取られている。それを口に運び、「パクっ」と一口で納めてしまう。
「ん~~~~♪」
言葉にならない喜びを感じさせる笑顔を口のなかにあるモノを噛み続ける。
「どうやらお口にあったようで。」
「もう大満足よ!妖夢の料理と同じぐらい美味しいわぁ。でも、妖夢の御飯はいつも食べているから、はじめて食べる貴方の御飯の方が美味しく感じちゃうわ~。」
「お褒めいただいて光栄です。」
なるほど、あの白髪ちゃんは料理が上手いのか…こんどゆっくり話し合いたいものだ。
「そう言えば幽々子さん。質問いいですか?」
「どうひょ~♪」モグモグ
まだまだご機嫌だな。
「なんで【春】を集めているんですか?」
「う~ん、まあ教えてあげてもいいかしら。」
そう言ってまた一口、料理を口に運ぶ。
「あそこにみえる木があるでしょ?あれは【西行妖】と言うの。私は西行妖の封印を解くために春を集めているわ。」
「へー、なんで?」
「封印の解き方がね、あの木に花を咲かせることなのよ。だから春を集め花を咲かせようとしてるの。封印を解く理由だけど、私ね、元々生きてた普通の人間なのよ。生前の記憶が無くてね、なんだか気になっちゃって。それで私が死ぬ前に封印を施されたであろう西行妖を復活させようとしているの。もしかしたら、何かわかるんじゃないかと思ったからよ。わかったかしら♪」
「何となくわ。」
「ふふふ、不思議ねぇ~、貴方と話すのがとても楽しく思えてしまうわ。」
「そりゃ、どうも。」
「こんな美人のドキッとする発言にその返しは無いと思うな。」
「すみませんね、昔はあまり人付き合いが無かったものですから。」
「へ~、そうなの。」
そして、箸は進み出す。
…咲夜っぽい単語が頭に浮かぶ。
話が終わるとさっきまでの光景が嘘のように静まり返った。
こういった場面になると人間性が表れるものである。つまり、その人の行動でどういった人がわかるのである。クロの場合は、
キョロキョロと周りを見渡す。
これは警戒心が強いとも読めるし、そわそわしていて落ち着きがないとも読めるが、クロの場合は、
なんか面白いものないかな~。
ただ、暇をもて余していた。今回の異変の首謀者が目の前にいると言うのに。
クロはわりと忘れっぽくてマイペースなのかもしれない。
「・・・おお。」
クロは美しく、妖しく光を発する西行妖を見いることにした。
「そう言えば貴方は、ゴックン。本当にクリーニング屋さんなの?」
「・・・どうしましたか突然。」
「いや、ね。確かに掃除は上手いわよ。でも、貴方は生きている人間でしょう。なぜここに来ることが出来たの?そして、普通の人間は、私達みたいなのを見たら普通逃げ出すものよ。でも、貴方は私と面と向かって話す姿があたかも日常茶飯事かのようだわ。まるで、」
「妖怪退治が専門の人みたいよ。」
幽々子はニンマリと笑顔を作った。
今までの笑顔とは反対の感情を孕んだそれは、クロの背中に冷や汗を浮かばせる。
「・・・。」
「どうしたの?急に黙って。」
「正直言うと、異変解決が目的ですよ。ええ。」
クロは本当のことを言った。
「あらら、意外と素直なのねぇ。」
「いやだって隠したって意味ないし。自分が嘘つくの得意なのかわかってないんですよ。なのに、これ以上続けてもねぇ。」
「不思議な子ねぇ、殺されてもおかしくないのよ?」
「・・・俺殺されるの?」
「考えなかったの?」
「これっぽっちも。」
「不思議な子と言うか、アホの子でしょ貴方。」
確かにうちの親はアホみたいにお人好しだな。おつむも。
「どうやら、家の遺伝みたいだ。」
「貴方になんでもほいほいと喋っちゃう理由がわかったわ。貴方が私の脅威になるとは到底思えないからよ。だから、遠回しに言葉を紡がなくてもいいのかもね。」
「貶されてる?褒められてる?」
「・・・両方かしら?」
「うわっしゃああああ!」
「なぁにそれ?」
「悔しさと喜びを表現してみました。」
「・・・ふ、ふふふ、あっははははは!」
急に幽々子が大爆笑。お腹を押さえてゲラゲラと笑っている。
気付けばさっきまでの殺気に満ちた空気はなかった。
「幽々子さんのツボがわかりません。」
「私も、クスクスわからないわ♪でも、なんだかおかしくって☆」
「まあ、あるっちゃぁあるな。」
「そうそう、よくあることよくあること♪」
「幽々子さんって悪い人には思えないですけど…。」
「異変のことなら大丈夫よ。もうすぐ西行妖も復活するし、そしたらすぐに元通りになるから、ね♪」
「そうなんですか?時間が解決するんですかこの異変。」
「ええ、そうよ。」
なら俺たちは、
「骨折り損かよ~!」
「まあまあ、ゆっくりしていきなさい。」
「そうさせてもらいます。はぁ。」
そう言えばあいつら何も知らずに戦っているのか。あの配備されてる連中は途中で邪魔されないためか。知らせるべきか。
「まあ、いいか。」
クロ達が去り咲夜が戦いを行っていた場所。
「ふう、片付きました。では、さっさと向かいましょうか。」
そう言って、咲夜は自分の仲間たちの元へと向かった。その後ろには。
「ナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖いナイフ怖い」
「ゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイゴメンサナイ」
「生きてるよおおお!私、生きてるよおおおお!」
確実にナニかしらのトラウマを植え付けられたプリズムリバー三姉妹がいた。
ルナサは頭を抱え怯えたようにブツブツとナイフへの畏怖を唱えていた。
メルランは儚さが浮かぶ笑顔に涙を流しただただ謝罪を繰り返す。
リリカは自分の楽器をでたらめに引き、思い思いの叫びをあげていた。その瞳には少しの涙が浮かんでいた。
彼女らの身になにが起こったのか?それは彼女らと大いなる神のみぞ知る。
「あの二人は無事でやってるかしら?」
原因である本人は彼女らなど眼中になかった。
同情ぐらいしてやってもいいのに。
「なんだか嫌な予感がするわ、急ぎましょう…!」
咲夜は移動速度を上げた。
DAMUDOなのですよ。
私の小説は原作を独自にストーリー変換しているので、原作ファンの方々には「おかしくないのよさ?」とか思われてるんでしょうか?仕方ないね、そのための質問だもね。
実際、原作も曖昧と矛盾の産物がよくみられるし気にしたら負けですよね。
キャラもかなりぶれてる人多いし。
…べつに自分の正当化じゃありませんのであしからず。
特になにかあった訳じゃないですから心配などなさらず。
最後の余談ですけど。
私のこと、男or女どっちだと思ってます?
別にどっちでもいいですよ。私は曖昧で矛盾の存在ですから。(若干中二)
それでは長々と失礼いたしました。
また会いましょう、お疲れ様でした!