異変解決!
これで終わりじゃないけどね。
以上!
「はい、あ~ん♪」
「あ、あ~ん。」
パクッモグモグ
「どう?おいしい?」
「ええ、はい、おいしいです。」
「よかった~♪妖夢聞いた?おいしいって!」
「お粗末様です。」(幽々子様!殿方にあ~んなんてはしたないですよ!!)
「じゃあ次は…あ~ん♪」
「なんです口開けるですか?やれってことですか?俺にもやれってか?」
「ダメェぇ?」ウルウルキラキラ
「うう…、わかりましたよ。はい、は~ん。」
「あ~んッ♪うぅん~♪」
「…なかなか大胆ね。ボソボソ」
「…う~、ずるいぜ。ボソボソ」
「・・・」
どうも、ドクシャ=サン。コクヨウ=クロです。
え~、なんだかさっきとは、まったく真逆な和やかな空気になっております、白玉楼。
戦いは終わり、異変も解決したのでこうやって皆でお疲れ様パーティー的な食事会をしております。
最初は楽しいモノになると思っていましたが、…なんだか女性陣の視線が痛いです。どれくらいって、例えますと親父の部屋にセーラー服があったときぐらい痛いです。
え?痛いの部類が違うって?ソンナワケナイジャナイ。
「やっぱりクロの料理は美味しいわ~、本当に家で働く気はないの?」
この女ぁ、誰のせいで居心地悪くなってると思ってんだぁ?少しは黙れよ!
「それは無理な相談ね…クロは我が紅魔館の従者ですから。」
え!?そうなの!?聞いてないよボクぅ~?
「嘘は良くないわねぇ…クロの表情と臭いを嗅げば貴女とはそう長くは一緒に居ないことなんてお見通しよ。」
どんな超能力者だよ、あんたは!
「ですが、紅魔館で働いたことがあるのは事実よ。クロの労働権も先に目をつけていたこちら側に優先権があるわ。」
そんな権利は最初から存在しないぞ!
「優先権なんてモノは存在しないわ。どこで働くかは本人の自由だもの、本人に決めさせてあげなきゃだめよぉ♪」
「貴女がそれを言いますか?」
セリフ…先越された。
「私はただ仕事を進めているだけよ~?ほんにんの意思決定をより良いモノにするためのアドバイスよ。決して自由を阻害するものではないわ。」
「それなら、…クロ!貴方、家で働きなさい。言っとくけど、今までみたいな日給制のバイトとは違うからね。」
「ええと、まず俺は何処かに就職するつもりは今んとこないですからね?やりたいことを見つけるためにいろんなことを見たいんですよ!」
『・・・』
よし!これでこの話は終わりだ。さて、ご飯でもたーべよっ♪
「なら、家の妖夢の婿にならない?」
「ブッーーー!!」
『へあぁぁぁあ!!?』
な、なに言ってやがるんだ、この女わぁ!!?
「妖夢はどうかしら?」
「へ?いや、あの、えっえ~とその、ゴホン…私はまだぁ…」
「あらいいの?こんないい子、滅多にいないわよ?…よく考えなさいな妖夢ぅ。紅魔館っていうでっかいお屋敷のメイド長さんがここまでして欲しがる人材よ?妖夢の家事の役に立たないわけがないじゃない!むしろ、妖夢より仕事をこなしてくれるかもよ?」
「え、そ~なんですか?」
「そ~よ♪それに、妖夢だって言ってたじゃないぃ~。将来の夢は旦那さんと私と子ども達で一家団欒の家族を作るのが夢だって。」
「い、いつの話をしてるんですか幽々子様ぁ!!」
「へぇ~かわいい夢だな…」
「ふぇっ!?」
「クロって一途っぽいから大事にしてくれると思うわよ~?それに、こんなところで庭師なんてしてたら男なんて捕まらないかもよ?これがラストチャンスかも☆」
「ラストチャンス…オヨメサン…ステキナカテイ…ボソボソ…」ニヘラw
なんでか知らんが妖夢がおかしくなっている。ボソボソなにいってんだろ?
しかし、いい加減やばい、そろそろ俺が止めないと変な方向へマッハになる空気だ。
「ちょっと、いいかさっきから俺の意志は無視なのか?」
「相手の意思より本人の意思よ。」
「お前の意思じゃないだろ!ほら、妖夢も何か言ってやれ。」
さあ、妖夢。お前の率直な意思を聞かせてくれ!そしたら幽々子も黙るだろう。
「クロさんは…私がお嫁さんでは、嫌…ですか?」
「・・・」
どうどうどう、落ち着けよ。まず落ち着けよ。
え?え?え?どうしろと?俺はその質問にどう答えればいいの?
「ど、どうなんですか!答えてください!」
シャッキーンと刀を引き抜き刃先をこちらに向ける。危ない危ない。
「え、え~とその~ですね…」
な、何か言わなければ!妖夢が質問に対して答えを求めている以上、無視するのはあまりにも酷な話だ。だから、何か何か言わなければ!
「答えにくいのかしら?仕方ないわね~♪」
この光景を見かねた幽々子は立ち上がり傍に歩み寄り…
「なら、私と結婚する?」
爆弾発言と共に着物をはだけさせて、わざとらしく肌を晒す。
「ふぁい!?」
更に幽々子は自分の体をクロへ押し付けるように体重をかける。
それによりクロへとダイレクトに伝わる感触が理性に攻撃する。
「どう…かしら?」
楽しそうに笑う幽々子。これは楽しんでますわ、この状況を思いっきり楽しんでますわ。
早く幽々子の体を離すようにすれば良いのだが、この状況で動くと…その、それによって形が変わるのがわかるんですよ、お肉の。その事実がね、理解出来ちゃうと、たぶん色々とまずい。俺の体がまずい。
「お前らぁ!さっきから黙って聞いていればなんだ、自分のことばこり!クロが迷惑そうにしているぜ!」
おお、魔理沙!お前は俺を助けてくれるのか!やっぱり持つべきは友達だぜ☆
「特にそこぉ!あんまりくっつくな!」
「あら、何をくっつけちゃだめなのかしら?」
魔理沙に見せるように片手で胸を強調する。…眼福です。
「そ、そんなの!む…胸に…決まってるじゃんか…ボソボソ」
そういって俯く魔理沙。…大丈夫だから、成長期だから。
「ふ~ん…つまり、こういう事かしら?えい♪」モニュン
「はうぅっ!」「なっ!」
幽々子が抱きついて、いや抱き締めてきた。
ああぁんっもう!!はしたないですよぉ!!
「なに、抱きついてんだよ!」
「そんなに怒らないで♪ほら、クロだって喜んでいるわよ?」
「そんなわけっ…!」
「よく見なさいな。ニヤニヤと頬の筋肉が上がってるでしょ?」
「クロ!なにデレデレしてんだよ!」
「いや、我慢とか無理ですよ!男だもん、しかないじゃない!」
「そ、そんなに大きいおっぱいが好きなのかっ…!?」
「まてよおい!別にそんなこと言ってないだろ!」
「でも体は正直よ、ほらほら♪」グイグイ
「ほわわわ~、押し付けるのはズルイ!」
「安心しなさい魔理沙!クロはきっと貧乳派よ、お嬢様や妹様と遊ぶ時にスゴく生き生きしているもの。私と同じ臭いがするの。」
「人を変態みたく言うなああああ!…咲夜、最後なんつった?」
「そんですか、クロさんは貧乳派ですか…。私にも勝機はありですね!」
「何に勝とうとしてんの君ぃ!!」
こいつら何だか悪のりしすぎてる。被害が俺にだけ集まって気がするもの。
「ああ、もう面倒臭いぜぇ!!おい、クロぉ!!」
「うぇ!はい!なんでしょうか?」
「お前はどうなんだ?私達の中で、…その、結婚するなら…誰がいい?」
おおう、この子はいったい何を考えてらっしゃるのですか?
「ど、どうなんだよ…?」
「え、え~と…う~んと…」
時間を稼ぐ!何としてこの絶望的な状況から脱出する策を考えるんだ。
え?さっさと一人指名しちゃえばいいって?バカァヤロォウ!!彼女らにもプライドがあるんだ!もし、ここで一人指名してみろ!他の三人が傷つくだろぅが!それだけは全力回避だ!たとえ自分の体が犠牲にのなろうとも…。
…しかし、策が浮かばねぇ~♪
俺、シヌノカナ?
『・・・』
さっきまで盛り上がってたジョシーズもシーンっとしちゃってさ。
もう空気ちがうじゃん!そもそもなんでこんな目にあわなきゃならんのだ!
…皆さん目が真剣ッスね。
咲夜さん、隠してるつもりですか?ナイフがチラチラ見えてますよ。作り笑いが逆に怖いですよ?
妖夢、いつもみたいな凛々しい表情はどこいった?それじゃあ自信なくしたJSだぞ。
幽々子、なんか後ろに真っ黒い何かが見えるんです。スタンドだとかペルソナだとか、ましてや殺意とかそんなちゃちなモンじゃ断じてねぇ!
魔理沙、…まりさ?
「う、ううっ…っ!」
急に腹部を抑えて倒れ出した。
「おい!魔理沙、どうした?…もしかして傷口開いた?」
「イツツッ…そ、そうみたいだぜ…」
「え!?ちょ、見んな手伝って!」
「わかったわ、妖夢、救急箱はどこかしら?」
「こ、こっちです!」
妖夢と咲夜は部屋から出ていった。
「え?え?どうしましょう~?」オロオロ
「幽々子は大人しくしてて!…魔理沙が無事なように祈ってくれてもいいよ。」
「こういう時になにもできないのね、私って…ふぇええええんっ!」
なんか泣き出した!!
「え?ちょ!…ああ、もう!」
幽々子を宥めようとしたが魔理沙の方が優先だ!
「魔理沙、ちょっと失礼!」
魔理沙の上着を脱がす。腹に巻いてある包帯が姿を表した。一部が赤黒く染まっている。
俺は服を脱ぎ、下着のシャツを折り畳み傷口を力強く抑える。このシャツはもう使えないな。
「ううっ…い、痛いぜぇ…」
「我慢しろ!」
「うわああああああん!」
「まだ、泣いてるの!! ?」
「ちょっと、邪魔するわよ。」バン
ん?
音のした方向を見ると?
紅白色の巫女さんが居たんです、はい。
「あ、あんた!なにやってるのよお!」
陰陽玉を思いっきり俺に向かって投げやがった霊夢。
そりゃまあ、一人の男が上半身裸でいて、泣いている女の子と上の服を脱がされて半裸状態の女の子がいたら…まあ、殴られるけどさぁ。せめて、魔理沙の処置まで待って欲しかった。
その思考が最後に、俺は顔面に強い衝撃を感じると意識を無くした。
「今、すごい音しましたけど何かありました!って誰ですか!?」
「霊夢じゃない!今更どうしたの?」
「知り合いですか!?ってクロさん!!」
「よっ、咲夜。私は今、仲間が犯罪の道を歩かないように鉄槌を振るったわ。」
「はい?」
「幽々子様ぁ!どうされたんですか!!」
「うわああああ~ん、ようむぅううう!」
「・・・」
お嬢様、暫く休みをモラッテモイイデスカ?
お待たせシマウマ☆DAMUDOなのだ~♪
今回は長かったですね。しかし、内容的にどうなんでしょう?クロっちハーレムッスね。
これでタグ回収できましたね。
さて、DAMUDOは皆さんの声を募集しています。
お話の感想・意見を募集しています。
それでは皆さんまた会う日までっ!お疲れ様でした♪