とばされて☆幻想郷   作:DAMUDO

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あらすじ!

紅魔館、門前より。
美鈴を倒す。
チルノ、ルーミア、大妖精はお休み。
クロは単身、紅魔館に乗り込む。


紅魔館大図書館!目覚めろ野生。うん。

魔理沙は止まりパチュリーの方を向く。

その行動に疑問が生まれ、パチュリーは攻撃をやめる。

「何かしら?諦めたの?」

パチュリーの質問に魔理沙は答えた。

 

「ずっと尻尾巻いて逃げてちゃ、霊夢やクロに笑われちまうな。」

 

そう言って笑い、トレードマークの帽子を脱いだ。

その顔には覚悟が表れていた。

「こっから真剣勝負だ!行くぜぇ!!」

魔理沙は箒に立って操り始めた。まるで、スノーボードを乗りこなすかのように、滑らかに、情熱的に駆けていく。

進行方向はさっきまで向かっていた逆。

その姿にパチュリーは認識を変えた。

「私も真剣に相手しなきゃね。」

本を広げスペルカードを出現させる。

 

──日符「ロイヤルフレア」──

 

スペカが消えると同時に本が赤白く輝きだす。

そして、開かれている本から魔法陣が現れ、魔理沙に狙いを定める。そして、

 

「塵と消えなさい!」

 

白い豪炎球が放たれる。

すんの距離で魔理沙はかわす。少し熱いが我慢だ。

後ろで爆発音が聞こえた。当たったら人溜まりもないな。が、今はどうでもいい。目の前の事に対処する。

「まだまだ行くわよ。」

更に豪炎球が次々と放たれる。

ギュッ

魔理沙は手に魔具を持ち、握りしめる。

迫りくる豪炎球をかわす。

右へ左へ、上へ下へ、時には、ぐるんっと一回転して、途中重力に引かれて落ちていく。そしてうまく乗り直す。

まるで、自分の回避を魅せるかのように。

「気持ちいぃぃぃぜぇ!!」

心から叫ぶ。

この魔法使い、楽しそうである。

(あぁ、そうだ。私は怖がっていた。チルノ逹と戦った時、自分の軽率な行動のせいで後悔した。それが怖くて、本当の自分を押さえ込んでいた。逃げていた。)

魔理沙はほくそ笑む。

(でも、クロが言ってたなぁ。逃げて回っていいから生き延びろって。その時がきたら腹くくれって。)

クロの声が聞こえた気がした。

──その時って、いつのその時だ?──

 

「クロ!その時って今さ!!」

 

魔理沙の心が軽くなり笑顔が漏れる。同時に身体も軽くなる。

クロの鼓舞がここまで効くとは。

「ありがとうクロ。今はその言葉しか浮かばない。」

ポツリといった。

魔理沙は魔具を展開し、パチュリーを睨む。

「くらえぇ!!」

魔具からレーザー、光弾などの弾幕が放たれる。

「ッ!!」

急な相手の変化に困惑するパチュリー。なんとか魔理沙の弾幕を回避する。

「こっちだぜ!」

上を見上げると魔理沙が何かを放ってきた。

そして、それに向かってレーザーを放つ。

「しまった!!」

何かの正体に気がついたパチュリーだが。

「もう遅いぜ♪」

レーザーが被弾すると、

ドガン!!

爆発した。

そして、魔理沙は箒で走り出す。まだ、倒れてない敵への追撃の準備のために。

 

煙が消え中からパチュリーが現れる。その顔には怒りの色が見える。目には大粒の涙を浮かべている。

「むきゅ~ッ!!絶対泣かせてやる~!!」

さっきまでの冷然としていたパチュリーは何処にいったのやら。

完全に冷静さを失った彼女は魔理沙を追いかけていく。あてもなく。

この時点で負けは確定しているようなものだが、最後までお付き合い願います。

おお、メタイメタイw

 

 

 

霊夢side

 

キンッ!カンッ!キンッ!

霊夢はお祓い棒。咲夜はナイフで接近戦を行っている。

また、少し距離をとると、即弾幕勝負に変わり、休む暇がなく戦い続けている。

「あんた、ハァ、いい加減やられたら?ハァ、鬱陶しいわよ。ハァ」

(ああ、もう!能力の検討はついてもなかなか倒せないわね!)

「その言葉、ハァ、そのまま貴女に返すわ。ハァ」

(こんなに時間をかけても倒せないなんて。このままではお嬢様の信頼を失ってしまう。)

二人は互いに肩で息をしており、額には汗が滲む。どちらも疲労の色が見える。

全力で攻防を繰り広げている彼女逹。

周りの床や壁はナイフが刺さっており、抉られたかのようにへこんでいる。

それは彼女逹の戦いのレベルの高さが伺える。

二人の少女はスペカを構えた。

 

──メイド秘技「殺人ドール」──

──夢符「封魔陣(ふうまじん)」──

 

咲夜から人形のような分身が現れ、霊夢に向かって大量のナイフを投げる。

霊夢から大量の弾幕が放たれる。同時に咲夜の周りに結界が現れる。

ズガガガガ!キンッ!バンッ!カンッ!

互いのスペカが衝突し、相殺される。

「チッ!」「クッ!」

互いに忌々しげに唸る。

このまま決着がつかないのでは?と思われたその時。

 

「咲夜。なかなか面白そうなことをしてるじゃない?私にもやらせなさい。」

 

奥にある階段の上に、この館の主であり異変の犯人が現れた。

背丈はチルノ並みに低く、顔には幼さがあるが、背中には人間ではないことを強く主張する大きな悪魔の翼があり、なにより体から滲みでるプレッシャーが半端なものではなかった。

「客人、ようこそ紅魔館へ。私がこの館の主、レミリア・スカーレットよ。」

自己紹介をしながら此方におりてくる。

「貴女の目的は大体検討がついてるわ。でも残念。あの雲を晴らすわけにはいかないのよ。私達吸血鬼にとって太陽は天敵だからね。」

咲夜がレミリアの方に向かっていき、頭を下げる。

「申し訳ありません、お嬢様。」

「いいのよ咲夜。貴女の強さは私がよく知ってるわ。この巫女はそれだけの力があるってことよ。」

そう言って、彼女は咲夜から霊夢に視線を移す。

「さて、客人。」

手を前につきだして言う。

 

「貴方にはここで死んでもらうわ!」

 

レミリアの手から攻撃が放たれ

「ドン!! 」なかった。

突如、ドアが開かれる。そこには、

「なかなかいいタイミングか?霊夢。」

「ホントにナイスタイミングよ。」

心が踊る。

 

 

 

魔理沙side

 

「何処にいるのー!!でてきなさーい!!」

パチュリーは魔理沙を探していた。

(あんな大きな声だして探してたら、自分の場所を教えてる様なもんだぜ。)

「さて、そろそろ充電完了かな?」

 

「あの魔法使いモドキめ!隠れるのだけは上手いわね!」

そんなパチュリーの後ろで爆発音が生まれた。

弾幕と爆発する球がこちらにむかってくる。

「ッ!!そこね!」

パチュリーは魔法陣を大量展開し、弾幕を放つ。

「貴女の天下は、そこまでよ!」

魔理沙の弾幕より圧倒的な数の弾幕が圧倒する。

しかし、その先に目的の人物はいない。

「こんな、簡単な陽動に引っ掛かってくれてありがとな♪」

箒に馬乗りになっている魔理沙。その手には魔具の【八卦炉】が攻撃的な光を放ちパチュリーに狙いを定めている。

「終わりだぜ!!」

 

──恋符「マスタースパーク」──

 

【八卦炉】から極太のレーザーが放たれ、パチュリーに迫る。

「む、むきゅーーー!!」

ドカーーーン!!!

マスタースパークはパチュリーを呑み込み、後ろの壁を貫いていく。

紅魔館が揺れた。

そして、レーザーは勢いを失い、後に残ったのは、

「むきゅ~。」

服がボロボロに破れていて、目を回しているパチュリーの姿と魔法で守られている大量の本である。

「ぱ、パチュリー様ー!!」

何処からともなく現れた小悪魔がパチュリーに駆け寄る。

「うぅ、こ、小悪魔ぁ。」

「パチュリー様!大丈夫ですか!?」

「えぇ、大丈夫よ。心配しないで。」

パチュリーは起き上がった。大丈夫そうだな。

私は落ちていた帽子を拾って被った。顔を隠すように深く。

「クロ、霊夢。私、勝ったぜ…。」

そう呟いた彼女の顔には満足そうな笑みがあった。

 

 

 

 

 

 

 

onknownside

 

「…ナニかしら?お姉様がナニかやってるのかしら。」

ナニかを感じとった少女。

少女がいる部屋は絵の具では作り出せないであろう、【アカ】で彩られていた。

次の瞬間、激しい揺れのあとに目の前の壁が崩れた。

「あら!ラッキー♪」

そう言うと少女は異質な翼を広げ、崩れた壁から部屋を出た。

「私もあーそぼ。…♪」

少女は楽しそうに微笑んだ。少女がいなくなった部屋には、さっきまで遊んでいたであろう熊の人形があり、

四肢がバラバラの状態で無造作に散らばっていた。

 

 

 

 




毎度お馴染みDAMUDOですよ♪

魔具とかいろいろぶっ混み過ぎて、ワケわかんなくなってませんか?
わかりやすく書けるように。頑張っちゃいますよ~♪
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