アンカーワールドストーリー(仮)   作:立花アスカの偽猫

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○あらすじ○
 現代日本に住む主人公『安音行火(やすねあんか)』は、異世界の女神ヤカに導かれて、彼女が管理する世界『アンカーワールド』に勇者として召喚される。

 女神の加護と彼女の力『人々の願いや想いを具象化する力』を借りることのできる能力『アンカクレ』を貰った主人公。

 魔王を倒せばどんな願い事も一つだけ叶えてくれるという女神の言葉を信じて、勇者として魔王討伐の旅に出るのだった。



 というあらすじから、配信中にリスナーのみなさんと考えた設定とプロットをもとに書いたSSです。

 事前募集と配信中の安価とコメントをもとにプロットが決定しているため、ストーリーが崩壊したり、設定の矛盾が発生する場合もあります。

 予めご了承ください。

◆元ネタの配信◆
https://www.youtube.com/watch?v=8w5Ad11ra54



『安価なプロローグ』

◆ ◆ ◆

 

主人公

「う、ここは……」

 

???

「お目覚めのようですね。ここは神々が暮らす世界ですよ、安音行火(やすねあんか)さま」

 

アンカ

「だっだれっ!? それに、なんで私の名前を……」

 

???

「私は女神ヤカ。なぜあなたの名前を知っているのか。その理由は、私があなたを勇者としてこの場所に呼んだからです」

 

アンカ

「ゆう、しゃ? ……あのさ、さっきから変なことばっかり言ってるけど、あなた頭大丈夫?」

 

ヤカ

「むっ、自称VIPPERのあなたには言われたくないですね」

 

アンカ

「っ!? な、なんでそれを!? だれにも話したことないのに」

 

ヤカ

「私、女神ですから。あなたがその独特な名前のせいで小学生の頃いじめられていたことも」

 

アンカ

「っ」

 

ヤカ

「そのせいでコミュ障になって人付き合いが苦手になったことも」

 

アンカ

「うぐっ」

 

ヤカ

「30にもなって仕事が恋人で、真面目な性格ゆえに上司と後輩の板挟みにされ。結局、面倒ごとを避けるために他の人の仕事まで引き受けてしまい、寝る時間を削ったことでできた目の下の隈が取れなくて、職場の男性からも異性として見られることもなく」

 

アンカ

「やめてぇ!? 分かった、わかったからもうやめて!?」

 

ヤカ

「そうですか? レスバなら強いのに、対人になるとほんとうによわよわなんですね」

 

アンカ

「……悪かったわね。……それで、女神がどうとか、勇者がどうって話はなんなの?」

 

ヤカ

「急に話題を変えましたね。まぁ、私的には話が進むので助かりますが」

 

アンカ

「そ・れ・で! 私が勇者に選ばれたってどういうこと?」

 

ヤカ

「えっとですね、話は長くなりますが……」

 

アンカ

「じゃあ、産業で」

 

ヤカ

「……はぁ、まったく。

 あなたには勇者の素質があるので

 私の管理する世界『アンカーワールド』を

 魔王の脅威から救ってください」

 

アンカ

「えぇーやだ」

 

ヤカ

「ですよねー。……けど、今ならなんと! 魔王を倒したあかつきには、どんな願いも一つだけ叶えてあげますキャンペーン中です!」

 

アンカ

「っ、……そ、そんなこと言って。上手い話には裏があるってお約束(テンプレ)だし、どうせ詐欺かなんかなんでしょ」

 

ヤカ

「いえいえ、詐欺だなんてとんでもない!? 女神である私が、嘘をつくわけないじゃないですか。信じてくださいよ」

 

アンカ

「うさんくさっ。……じゃあ質問するけど、ほんとうに私なら魔王を倒せるの?」

 

ヤカ

「イエス! 私の加護と、とっておきの力を授けるので、魔王なんてけちょんけちょんにできますよ!」

 

アンカ

「……どんな願いでも、たとえば『私が日本で一生遊んで暮らせるほどの大金が欲しい』って願ったら、ちゃんと叶えられるのよね?」

 

ヤカ

「イエスイエス! 一億でも一兆でも余裕です!」

 

アンカ

「…………異世界から日本に帰さないで、日本円、異世界だとただの紙切れを渡すとかは?」

 

ヤカ

「えぇー、そんな面倒なことするわけないじゃないですかー。よくそんなあくどいこと思いつきますね」

 

アンカ

「性根が曲がってて悪かったわね!」

 

ヤカ

「まだなにも言ってないんですけど……」

 

アンカ

「ふんっ。……分かった、魔王を倒せばいいんでしょ? よゆーよゆー」

 

ヤカ

「……一応言っておきますが、レスバで勝っても、魔王を倒したことにはなりませんからね」

 

アンカ

「……ちっ」

 

ヤカ

「あ、いま舌打ちした! 図星だったからって舌打ちしましたよね!」

 

アンカ

「あら、聞き間違いじゃないかしら? そんなことより、魔王をぼっこぼこのふるぼっこにできる力ってのを早く渡しなさい」

 

ヤカ

「私で試したりしないですよね?」

 

アンカ

「……」

 

ヤカ

「目、逸らしましたね。……まったく、仕方ないですね。それでは私の加護と、私が司る権能、その一部を扱えるようになる能力【アンカクレ】をあなたに授けます」

 

アンカ

「安価くれ?」

 

ヤカ

「いえ、【アンカクレ】です。私が司る権能は、『人々の願いや想いを具象化する力』なのです。しかし、その強力さゆえに、あなたに渡せるギフトにも制限がかかってしまうのです。そこで考えついたのが」

 

アンカ

「安価くれ、ってわけね」

 

ヤカ

「【アンカクレ】です! 人々の願いや想いをランダムに具象化するという制限をつけることで、なんとかあなたに譲渡することが可能となりました」

 

アンカ

「でも、ランダムだと魔王を倒せないじゃない」

 

ヤカ

「大丈夫です。魔王の脅威に晒された人々が、魔王討伐を願わないはずがありません。つまり、かなりの確率で魔王は死にます。死なないとしても、人々の恨みは相当ですから。きっとタンスの角に小指をぶつけて死んだり、曲がり角でパンを咥えた少女と衝突して死んだり、豆腐の角に頭をぶつけて死んだりするはずです」

 

アンカ

「うわぁ、魔王の命安価すぎ。てか、結局死んでるじゃない。あと、なんで角推し?」

 

ヤカ

「あ、上手いですね! 私、角とか隅っこが好きなんです」

 

アンカ

「いや、そんな情報いらないし。てか、そんなすごい権能? があるんなら、あなたが直接魔王をしばき倒せばいいじゃない」

 

ヤカ

「え、えっとそれは、その。……そう! 神々が定めた制約といいますか、掟? みたいなものがあってですね。……と、とにかく、私は間接的にしか自分の管理する世界に干渉できないんです!」

 

アンカ

「ふ~ん、そういうものなのね」

 

ヤカ

「そういうものなんです! ほっほら、いまから女神の加護を授けますから、その場から動かないでくださいね」

 

アンカ

「はーい」

 

ヤカ

「取り敢えず、私の権能を使って、あなたのイメージをフィードバックすることで、あなたの身体能力を強化しようと思います。なんでもいいので、強くなったイメージを頭に描いててくださいね」

 

アンカ

「う~ん(強くなったイメージって急に言われても、ね。強い、強い、……そう言えばゾウって陸上動物の中だと最強ってテレビでやってたっけ。じゃあゾウでいっか。えっと、ゾウ、強いゾウ、私は強いゾウ、なんちゃって)」

 

ヤカ

「……はい、終わりました。これであなたは一般人の安音行火ではなく、勇者アンカとなりました」

 

アンカ

「……なんか実感が湧かないんだけど。ほんとに大丈夫なの? ラ○チュウやゴ○スにやられたりしない?」

 

ヤカ

「なんでその発想に至ったのかは甚だ疑問ですが、あなたはスーパーマ○ラ人にでもなるつもりだったんですか?」

 

アンカ

「あ、その。スーパー○サラ人というよりは、インドz」

 

ヤカ

「ああぁっ!?」

 

アンカ

「っ~。ちょっと、急に大きな声出さないでよ! びっくりするじゃない!」

 

ヤカ

「あぁもう、だって! あなたのせいで時間が!? あと五分で始まっちゃうじゃないですか!」

 

アンカ

「いや、あなたの都合なんて知らないわよ」

 

ヤカ

「と、とにかく。もういいですよね! どうかアンカーワールドを魔王の脅威から救ってください!」

 

アンカ

「最後のさいごで雑過ぎないっ!? あぁー、はいはい。善処しますよー」

 

ヤカ

「ほんとうにお願いしますよ! ね、ね!!!」

 

アンカ

「あぁもう!? ジャージ伸びるから、引っ張らないで!? 分かった、分かったから! 顔を離しな、さい!」

 

ヤカ

「うぎゃっ!?」

 

アンカ

「じゃあ、行ってくるから。この扉の先でいいんでしょ?」

 

ヤカ

「あ、……はいぃ」

 

アンカ

「魔王を倒したら、願いを叶えるためにちゃんと呼びなさいよ。じゃあね、ばいばい」

 

ヤカ

「は、はひ。いってらっしゃいませ。……なんででしょう。アンカさんに頭を触られてから。胸の動悸が治まらない。それに、彼女のことを思い出すだけで、顔が火照って……。これって、もしかして……風邪???」

 

 

 




◇使用したプロット・設定◇

※『』は配信コメントから採用。【】は配信中の安価から採用
  
〇???○
◆女神ヤカとの邂逅◆
 女神ヤカとの出会い
  勇者として選ばれたことの説明。
  「どうか異世界アンカーワールドを魔王の脅威から救ってください」
  女神は『表向きは神の世界の掟があるから、本当は推しの配信をリアルタイムで見たいから』間接的にしか世界に干渉することができない。
  魔王を倒したあかつきには、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるとのこと。
  女神の加護と彼女の力の一部を借りることのできる能力、アンカクレを授かり異世界へと召喚されるのだった。
 主人公設定
  日本から女神ヤカによって勇者として召喚された『女性』のステータス
  名前 安音行火(やすねあんか・表記する際はアンカで統一)
  職業『VIPPER(日本ではOLだったが異世界では無職扱い)』
  性格『真面目』
  容姿
   『30歳』『目の下に隈』
  能力
  ・『賢さ』が高く、『体力・運』が低い
  ・『勉学・レスバ』は得意だが、『運動・人付き合い』は苦手
  ・女神の加護によって身体能力は『インド象』に匹敵するほど。
  ・その他 
   ・『なでぽ・彫刻(仏像などを彫れる)』の隠れた才能がある
  アンカクレ
   (具体的な内容)のアンカクレと唱えることで、安価の内容を具象化することができる。
   ただし、何が起こるかを指定できず、どんな安価になっても安価は絶対という鉄則がある。
   また戦闘中は魔物が発する魔の瘴気の影響を受けて女神から力を借りれず発動できない。
 
◆旅の目的とは◆ 
 ・魔王を倒して世界を救う
 ・願い『遊んで暮らせるくらいの大金が欲しい』を叶えて貰う
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