スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
第101話 キラやば〜っ☆! 宇宙(そら)からUMAがやってきた!
誰も知らない遠い遠い宇宙の彼方で寿命を終えた一つの星が爆発した。それによって飛び散った無数の光はまるで新たな新天地を目指すかの様に宇宙空間を突き進んで行くのであった。
そんな事があったとも知らず、地球からすぐ近くの宇宙空間にてテンジョウ率いるノットレイ達とプリキュア達による戦いが始まろうとしていた。
「さぁ、コマちゃん達! やっておしまい!」
『ノットレーイ!』
「「頑張る(フワーッ!)(でプルンスーッ!)」」
ノットレイとプリキュア達はそれぞれのUFOとロケットが飛び出すとそれからすぐに戦いが始まった。
【OP:キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア】
両手に星形のエネルギーを集めて向かってくるノットレイ達を次々と薙ぎ倒していくキュアスター
自身の星形センサーから次々と電撃を放ってノットレイ達を攻撃するキュアミルキー
両足に炎のエネルギーを集めて次々と向かってくるノットレイ達に蹴り技を決めるキュアソレイユ
ノットレイ達に向かって弓を構えて矢を連射するキュアセレーネ
向かってくるノットレイ達を持ち前の身軽さで回避するキュアコスモ
宇宙空間を飛び回りながら広範囲にスペースレイを放ってノットレイ達を戦闘不能にするキュアスペース
『ノットレーイ!』
『ノットレーイ!』
次々と倒されるノットレイ達。そんな彼女達の戦闘が行われている宇宙空間に小さくて黄色い星の形をした何かが大量の降り注いできた。
「えっ?」
「流星群?」
「にしてはちょっと小さくないか?」
「気をつけて!」
「プルンス! ロケットを守るルン! 操縦は任せるルン!」
「えぇ!?」
最初にスター、セレーネ、スペースがその星達に気づくとソレイユがみんなに気をつける様に伝えてミルキーはロケットの操縦をプルンスに任せた。
『パイロットをプルンスに変更します』
「急に言われても困るでプルンス!」
ロケットのパーソナルAIもパイロットをプルンスに変更するとプルンスは慌ててロケットを操縦して流星群を回避する為に移動を開始する。
「って! オヨヨヨヨヨ〜〜〜〜ッ!」
そんな中で小さな星の一つがミルキーの頭に直撃すると彼女はそのまま地球に向かって落下して行った。
「ミルキー!」
それを見たスペースはフーマのペンを取り出すとそのままキュアスペースフーマに変身してミルキーの救出に向かった。
『ノットレーイ!』
「させるかよ!」
チャンスと判断したノットレイ達がバランスを崩したミルキーに迫るが、高速で移動していたスペースはノットレイ達を追い越すと振り向きざまに複数の極星光波手裏剣を放ちノットレイは直撃を受けて吹っ飛んで行った。
「大丈夫か?」
「ルン・・・・」
スペースフーマは落下するミルキーを受け止めるとミルキーは服についた小さな星達を払っているがその中の一つがミルキーの髪の毛に引っかかってそのままになっている事にミルキー自身は気づいていなかった。
「ノットレーイ!」
「スペース!」
「ったく、しつこいなぁ!」
ノットレイ達は諦めずに再びスペースに向かって行くとソレイユがスペースの名前を叫んでそれを知らせてくれた。そのスペース本人だが、今度はタイタスのウルトラスターカラーペンを取り出してキュアスペースタイタスへと変身する。
『ノットレーイ!』
「ハアアーーッ!」
複数人いたノットレイ達は一つに纏まってスペースに突撃するとスペースタイタスは正面からそれを受け止めてそのまま押し返した。
「プリキュア・プラニウムバスター!!」
『ノットレーイ』
スペースは緑色のエネルギー光球を生成するとそれをパンチで撃ち出した。それに直撃したノットレイ達はまた吹き飛ばされてしまう。
「何してるんだい! 全員で一気にやっておしまい!」
『ノットレーイ!』
「スペース!」
「スペースを援護しましょう!」
テンジョウの指示でノットレイ達が靴の裏のブースターを点火してスペースに向かって突撃を始めるとスペースの危機をスターは察知し、セレーネは援護しようと向かって行くノットレイ達に向かって矢を射ろうとしていた。
パン! パン! パン! パン!
「ノットレーイ」
するとスペースに向かっていたノットレイ達の一部が別方向からの攻撃を受けていた。
するとサイレン音と共に1機の宇宙船の上に立った1人の人物が構えていた銃を使ってノットレイ達を狙い撃っていた。
「あれは?」
「星空警察・・・・」
コスモは見覚えのある人物に気づくとテンジョウもまたその人物を知っていた。
その人物こそドン・オクトーの宇宙船で出会った星空警察のメリー・アン警部補だった。
「ウルトラスターカラーペン・タイガ! ウルトラカラーチャージ!!」
スペースはその隙にタイガのペンを使ってキュアスペースタイガに変身すると両手を自身の頭上で重ねてその両手を今度は両脇においてエネルギーを貯め始める。
「プリキュア・ストリウムブラスター!!」
「ノットレーイ!」
「ノットレーイ!」
スペースは光線技を放ったまま身体を回転させる事で全方位から向かってくるノットレイ達を一掃する。
「みんな、いくよ!」
「(ルン)(うん)(はい)(えぇ)(あぁ)!」
スターの掛け声に他のメンバーがそれぞれ返事をするとそれぞれが技を発動する体勢に入った。
「みんなの想い、重ねるフワ!」
「シャイニートゥインクルペン!」
「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「フーーーワーーーッ!」
『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』
「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」
『想いを重ねて!』
『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』
そしてスペースタイガは自身の左手にウルトラマンゼロが持つウルティメイトブレスレットの形状に良く似た【プラズマゼロレット】を出現させるとブレスレットのボタンを押したら中心が開き、そこにタイガスパークの付いた右手を添えた後にブレスレットの中心を指でタッチした。
『プラズマゼロレット、コネクトオン!』
スペースがプラズマゼロレットの力を発動するとウルトラマンゼロの幻影が現れてスペースとその幻影が一つになった。
「プリキュア・タイガダイナマイトシュート!!」
プラズマゼロレットをリードする事でゼロツインシュートとウルトラダイナマイトを融合させた全身から虹色の人型の光線を出す技【タイガダイナマイトシュート】とスタートゥインクル・イマジネーションがノットレイ達に直撃した事でノットレイ達は全員が戦闘不能となった。
「覚えてらっしゃい!」
テンジョウはそう言い残すとノットレイ達と共に宇宙船に乗ってワープホールを通って撤退した。
その後はロケットの側にアンが乗っていた宇宙船がやって来ると横向きのロケットの上でプリキュア達とアンが話を始めた。
「助けてくれてありがとう!」
「まさか、またお会いするなんて」
「・・・・ビシッ! ブルーキャット現れる所に本官あり! 星空刑事ーーっ! アン!! であります!」
『おお・・・・!』
スターがアンにお礼を伝えてセレーネはアンとの再会を喜んでいるとアンがビシッ敬礼しながらカッコよく決めるとスター達は拍手を送った。そんなやり取りをしている間、コスモはスペースの背中に隠れてアンから自分が見えない様にしていた。
「なぁ、ロケットの中にでも隠れた方が良いんじゃないか?」
「そうね」
「というわけで・・・・」
「げっ!」
「逮捕でありまーす!」
スペースとコスモがどうするか話しているとアンは手錠を持ったままスペースの後ろに隠れていたコスモに突撃し、2人はそれを回避した。
「貴女ホントに私のファンね」
「【ファン】じゃなくて【アン】であります! 待つでありまーす!」
「仲がいいんだか悪いんだか・・・・」
「どっちもどっちじゃないか?」
アンとコスモかロケットの周りで追いかけっこを始めるとそれを見ていたソレイユとスペースは特にどちらかを手助けする事なくその光景を見守っていた。
「ったく面倒ニャン!」
そんな中でコスモはロケットの中に逃げ込んだ。
「プルンス! よろしく!」
「ってええぇぇっ!? しょうがないでプルンスなぁ」
ロケットの中でプルンスタードーナツを食べていたプルンスにロケットで逃げる様に頼んだ。
「待つで、うげっ!」
「あっ」
アンがロケットの上で転ぶと小さいピンク色のライトを落としてしまい、スターがそれに気づいてライトを拾った。
「本官から逃げられるとでも・・・・あっ! 待つでありまーす!」
プルンスとコスモを乗せたロケットがその場から離脱するとアンも自身の宇宙船に乗り込んでライトを落とした事に気づかずに慌ててロケットを追いかけて行った。
「落としたよーっ!」
「行っちゃったルン」
「まっ、心配ないでしょ」
「だな。あのコスモがそう簡単に捕まるとも思えないし」
スターは叫ぶがアンはそれに気かずに行ってしまった。そしてソレイユとスペースはコスモ達なら大丈夫だろうとあまり心配もしていなかった。
「でも、良いんですか?」
「何がルン?」
「ロケットが言ってしまってはサマーンに帰れないのでは?」
「ルン? ・・・・オヨッ!? 帰れなくなっちゃったルーン!!」
「まぁその内帰って来るだろう。だから大丈夫だって。なっ」
「ルン・・・・」
セレーネに指摘されてミルキーはロケットがなくなり星空界に帰れなくなった事に気づき動揺するがスペースに宥められてその場は落ち着いた。結局その日はフワのワープで観星町に帰り、1日が終わった。
『・・・・スタードロップは太陽系に向かった』
「星空警察の通信を傍受・・・・」
「太陽系?」
「辺境のド田舎か・・・・」
「何処でも構いまへん」
「あのお宝を手に入れるのは、俺だ!」
一方、星空警察の通信を傍受した5人の何者かわからない存在達はそのお宝を求めて太陽系へと出発した。
「ルン・・・・」
ユニ達がロケットに乗って行ってしまった翌朝、ララはいつも通りにこうたの家に用意された彼女の部屋のベッドで寝ていると昨日の戦いの時にミルキーの髪に紛れ込んだ星の形をした黄色い物体はララの髪から離れて転がりながらウロウロしているとララの持つコスモグミの入れ物の中に入って出られなくなってしまった。
「忘れ物はないわね」
「あぁ、大丈夫だよ。それじゃあ行ってくる」
「いってらっしゃいルン」
そしてこうた達3年生は今日から修学旅行で沖縄に行く事になっていて、その為に朝早くから家を出るこうたを母のしずかとララが見送りをしていた。
「お土産忘れないでね」
「買ってはくるけどそうやって催促してくるのはどうかと思うぞ。それとララ・・・・」
「ルン?」
こうたはしずかにお土産を催促を受け流すと視線をララの方に向けた。
「昨日も言ったが、ユニ達なら必ずロケットを返しに来る。だから心配すんなって」
「・・・・ルン////」
ララはこうたに頭を撫でられて頬を赤く染めながら照れていた。
「あらあら? 貴方達いつの間にそんなに親しくなってたの?」
「「なっ(オヨッ)!? ////」」
それをしずかに指摘されると2人とも頬を赤く染めた状態で動揺し、こうたはララの頭の上に乗せていた手を離した。
「そんなんじゃないって! それじゃあ行ってきます!」
「いってらっしゃーい!」
こうたが慌てて玄関から飛び出して行くとしずかが手を振りながらそれを見送り、ララは両手でこうたが撫でてくれた自身の頭を触っていた。
「ところでララちゃん」
「オヨ? 何ルン?」
「結局の所、こうたとは何処までいったの? もう手とか繋いでたりしてるの?」
「オヨヨッ!? //// そんな事してないルン! わ、私も早く学校の準備しないとルン!」
そう言ってララは顔を真っ赤にしながら駆け足で自身の部屋へと戻って行った。
「青春してるわねぇ」
そんなララや先程のこうたの姿を見ていたしずかは嬉しそうにララの後ろ姿を見ていた。
「おーい!」
「あっ、こうた!」
「おはようございます!」
家を出たこうたは空港へ向かう為に自分達が乗る電車の駅前でえれなやまどかと待ち合わせをしていた。
「ごめん遅くなった」
「大丈夫大丈夫」
「まだ待ち合わせ時間には早いですし、問題ないですよ」
「そっか、それじゃあ行こうぜ」
「「(OK)(はい)!」」
こうして3人は沖縄に向かって出発したのであった。
「遅刻ルーン!!」
その後、時刻は朝の朝礼ギリギリの時間。何故ひかるとララが学校への道を全力疾走しているかというと、ひかるを迎えに行ったララだったがひかるが全然起きてくれなくて結局ひかるの家を出たのが朝礼の時間ギリギリとなってしまったからである。
「昨日はフワと話してたら盛り上がっちゃったんだよね! UMAとか不思議スポットの話とか・・・・」
「その所為で私まで遅刻しそうルン」
「あぁ見てみたいなぁ! ナスカの地上絵にモアイに・・・・」
ひかるは地球上に存在する不思議スポットの事を考えながら走っていたが途中でお腹の音がなって徐々に動きが遅くなり最後にはその場で力尽きてしまった。
「お腹、空いた・・・・」
「朝ごはん食べてないからルン」
「コスモグミ頂戴!」
「オヨ・・・・」
ララと違い朝食を食べていないひかるはお腹が空いていたのでララの携帯食であるコスモグミが欲しいとひかるが強請るとララは自身のカバンの中からコスモグミが入った入れ物を取り出した。
「ありがとう!」
「ルン? グミじゃない?」
ひかるは喜んで受け取るがそれを渡したララは見覚えのない黄色い星形の物に違和感を覚えていた。
「ひかる! ちょっと待つルン!」
「いただきまー・・・・」
「〜〜〜ッ!」
ひかるが食べようとするとその何かは星形からハリネズミみたいな刺々しい姿に変化して何か変な音を発するとそれが聞こえてきたひかる達は驚いた。
「えっ? 何? この音・・・・ってうわあああ・・・・」
するとひかるの身体が光りながら宙に浮き始めた。
「オヨッ!? オヨヨッ!? ひかる!」
そんなひかるの身体にララがしがみつくと一緒に上昇し始めた。
「「うわああああっ(オヨヨヨヨヨッ)!」」
そして2人は黄色い光に包まれるとそのまま光の速さで飛んでいき、2人の通う学校の中庭へと落下した。
「「うぅ(オヨ)・・・・」」
するとひかるが食べようとした小さい星は勝手に飛んで行こうとしたのでララがコスモグミの入れ物に閉じ込めて逃げられない様にした。
「オヨッ! オヨヨヨ・・・・」
「いててて・・・・学校間に合って良かったね」
「それどころじゃないルン!」
ララは星を閉じ込めた入れ物を地面に置くとそれは今もブルブル震えていて今にも逃げ出そうと中で暴れているのが理解できる。
「これは一体・・・・」
「きっとUMAだよ!」
「UMA?」
「Unidentified Mysterious Animal・・・・UMA! キラやば〜っ☆!」
ひかるは未知の存在との出会いに興奮を隠せずにいた。
「いや、コレは・・・・もしかして、地球外生命体」
ララは昨日の流星群らしき物の一つがこの生命体だったのではと考えていた。
「つまり、宇宙生物・・・・キラやば〜っ☆! 」
ひかるが再び興奮状態になるとそんなひかるの姿にララは呆れていた。
「お話したり出来るのかな?」
「友好的な生物とは限らないルン!」
「えぇ? そうかな・・・・」
「オヨッ!」
ひかるが入れ物を開けようとしたのでララはそれを阻止しようとした。
「危険な生物だったらどうするルン!」
「大丈夫だよ!」
「離すルン!」
2人が入れ物を取り合っているとその拍子に中の生物が外に飛び出してしまった。その目の前にいた猫がその生物を食べようとすると生物は再び全身を刺々しい姿になって自身を食べた猫の口から脱出すると口の中でその棘が刺さった猫は逃げる様に去って行った。
「〜〜〜〜ッ!」
生物はその刺々しい姿から戻る事なく周りを警戒していた。
「やっぱり・・・・」
「ん?」
ララはその姿を見て危険な存在だと判断するがひかるは違っていて、彼女はゆっくりと生物に近づいていった。
「ルン? ひかる! 危ないルン!」
「大丈夫。この子は多分、怖がってるだけどよ」
「〜〜〜〜ッ。〜ッ!!」
ひかるが優しく両手で生物を包もうとすると生物は自身の棘を使ってひかるを威嚇する。しかしひかるはその姿勢を辞めようとはしなかった。
「大丈夫。大丈夫だよ」
「〜〜〜〜ッ」
ひかるは敵意がない事を示すと生物は元の小さな星の姿に戻ってひかるの掌の上に落ちた。
「ねっ!」
そんなひかるの姿を見てララはとても驚いていた。
これがひかるとララ、そしてのちにユーマと名付けられる存在の出会いであった。
To Be Continued
次回予告
偶然にも謎の存在との出会いを果たしたひかるとララ
その生命体には不思議な力が秘められていた
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第102話 いざ沖縄へ!
次回もお楽しみ!
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