スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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映画編の第2話となります!



第102話 いざ、沖縄へ!

学校での1日が終わり、ひかるとララはそれぞれ家に帰ると制服から私服に着替えたララはひかるの家に向かった。理由は今朝出会った生物について知る事なので歓迎の意味も込めてひかるは家にあったお菓子を沢山用意してその生物をもてなした。

 

「はい。召し上がれ!」

 

「食べるフワ?」

 

「わかんない」

 

「ルン? コレは何ルン?」

 

「金平糖だよ」

 

「そっくりルン」

 

ララが手にしたのは形や大きさがその生物とほぼ同じ金平糖でそれを生物の隣に置いた。

 

「これはどうルン?」

 

「・・・・ッ!?」

 

「オヨッ!」

 

金平糖を見た生物はいきなりひかるの部屋の中を壁に弾かれながらあちこち飛びまくり、その時にララの額にも直撃してララは仰向けに倒れた。

 

「何するル〜ン」

 

「まぁまぁ。自分に似てるからビックリしただけだよ」

 

ひかるが生物を自身の肩に乗せて宥めていると起き上がったララは直撃した額の部分を自身のセンサーで擦っていた。

 

「・・・・ロケットのAIならコレが何なのか調べられるのに」

 

「ユニ達帰って来ないね」

 

「ル〜ン」

 

 

そのユニ達はというと・・・・

 

「待つでありまーす!」

 

「しつこいでプルンス・・・・」

 

今は土星の近くを飛んでいてアンは諦める事なくあれからずっと追いかけ続けていた。ロケットを操縦するプルンスには疲れが見え始めていて、ユニは操縦をプルンスに任せて自分はプルンスが作ったドーナツを食べながらロケットの中で寛いでいた。

 

 

 

「〜〜〜〜ッ!」

 

場所は地球に戻り、窓から空を見ていた生物はずっと鳴き続けていた。

 

「ルン? どうしたルン?」

 

「こうたやえれなさんとまどかさんは今頃沖縄かぁ」

 

「沖縄ってどんな所フワ?」

 

「海が青くて星空もすっごくキラやばな所!」

 

ひかるはアンが落としたライトを片手で振りながら沖縄の事を考えているとフワに質問されて雑誌に載っている沖縄についての記事をフワに見せた。

 

「行きたいフワ!」

 

「行きたーい!」

 

「〜〜ッ!」

 

ピカーン!

 

すると生物がいきなり光り輝き始めた。

 

「ルン!?」

 

「何? 何っ!?」

 

すると生物の身体が金平糖サイズから子犬ぐらいの大きさにまで成長すると姿が星形から小さい生き物の様な姿へと変化した。

 

「大きくなった!?」

 

「変わったルン!?」

 

ピカーン!

 

生物が成長した直後にその場にいた全員が光に包まれて何処かへ飛んで行ってしまった。

 

「「(うわああ〜〜〜っ)(オヨ〜〜〜ッ)!」」

 

そして光が消えるとひかる、ララ、フワはそのまま地面に落下してそのまま激突した。

 

「うぅ・・・・ルン?」

 

ララが顔を上げると目の前には何かの動物が目の前にいるとララだけでなくひかる達もそう勘違いした。

 

「「うわああーーーっ(オヨーーーッ)!」」

 

ビックリした3人は慌ててその場を走り回った。

 

「あっ、これ・・・・シーサーだ」

 

「シーサー?」

 

「沖縄の守り神だよ! キラやば〜っ☆!」

 

そう。ひかる達が見た動物の正体は沖縄の守り神と言われているシーサーの赤い石像だったのだ。

 

「何でそんなものが・・・・」

 

ララは周囲を見渡しながらシーサーの石像がある理由を考えていると彼女達のいる場所からはとても綺麗な青い海が見えた。

 

「ここって・・・・」

 

「間違いない! 沖縄だーーーっ!!」

 

ひかるの言う通り、彼女達は先ほどまで自分達が行きたがっていた沖縄に来ていた。

 

「何でそんな・・・・まさか、フワ?」

 

「違うフワ」

 

「じゃあ、もしかして・・・・あの子ルン?」

 

「さっきそのライトと一緒にピカーってなったフワ」

 

「オヨ?」

 

「よし! 実験しょう!」

 

ララとフワの会話を聞いていたひかるは早速アンが落としたライトを掲げながら黄色い生物に呼びかけた。

 

「ねぇキミーーーッ! さっきのお願ーーい! 次は、あそこ! いっくよ〜〜っ!」

 

「オヨ?」

 

ひかるがライトを両手で振りながら自分が行きたいと考えているライトと生物が光り出してひかるが行きたいと願った場所、2km続く断崖絶壁と、打ち付ける荒波の迫力で有名な【残波岬灯台】の真上に到着した。

 

「「わぁ〜〜〜っ!」」

 

「ん?」

 

「「わああああっ(オヨ〜〜〜ッ)!」

 

そこから見える絶景に興奮する一行だったがふと下を見ると自分達がとても高い場所にいて何の命綱もしていない事に気がついた。

 

「早く早くもう一回〜〜〜っ!」

 

ひかるは慌てて行きたい場所を念じる事でその場から離脱して沖縄にある森の中へとやって来た。

 

「危なかったルン・・・・」

 

「でも、やっぱりそうだ! ライトとこの子の力で行きたい所へ飛べるみたい! キラやば〜っ☆!」

 

「ル〜ン。私もやってみたいルン」

 

「良いよ。はい!」

 

「ルン。じゃあ・・・・あそこルン!」

 

自分もやってみたいと思ったララはひかるからライトを受け取って彼女達がいる場所とは逆方向にある島に行ける様に念じるとひかるの時と同じ様にライトが光った。

 

「〜〜ッ」

 

さっきまでならこれだけで念じた場所へ行けるのだが、生物はひかる達の周りを飛び回るだけで全然移動する気配はなかった。

 

「何でルン!?」

 

「まぁまぁ・・・・あっ!」

 

「ルン?」

 

「せっかく沖縄に来たんだからこうたやえれなさん、まどかさんに会いに行こうよ!」

 

「フワ!」

 

「それは良い考えだけどルン・・・・」

 

ひかるの意見に賛同するララだったが、あの生物の力を使えるのがひかるだけな事に納得できずに不貞腐れていた。

 

「それじゃ、お願いね!」

 

そしてひかる達はこうた達の所へと飛んだ。

 

その頃、こうた達はというとえれなとまどかはマスクとダイバースーツ、足につけるフィンを使ってシュノーケリングを行う為に海の中にいた。2人は海の中を自由に散策しているとひかる達と一緒にいる見たの事のない生物が目の前を通り過ぎた直後にひかるとララ、フワの3人が海の中で溺れている事にビックリした。

 

「「っ!?」」

 

するとその直後に彼女達は姿を消していなくなるとえれなとまどかは互いの顔を見ながら今のは何だったんだろうと考えていた。因みにこうたはこの時えれな達とは別の班でシュノーケリングを行っていた。

 

「「「ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・・」」」

 

そしてひかる達は近くの陸に飛んでそこで息を整えていた。

 

「何するルン! 溺れたらどうするルン!」

 

「ッ! ーーーッ!!」

 

「あっ! ダメ!」

 

「ひかる?」

 

ララは自分達がいきなり海の中に飛んだのはこの生物の所為だと思い怒ると生物も怒りを露わにした途端ひかるがララと生物の間に入って生物を止めようとする。

 

「それはダメだよ」

 

「〜〜〜ッ」

 

ひかるに叱られた生物はしょんぼりして落ち込むと何処かへ飛んで行ってしまった。

 

「ルン!?」

 

「待って!」

 

「オヨッ・・・・逃げる事ないルン・・・・」

 

ひかるとフワが生物を追いかけて行き一人残ったララは少し言いすぎたかもしれないと後悔しながら俯いていると下にはさっきまでひかるが持っていたライトが落ちている事に気づいた。

 

「・・・・もう!」

 

そう言いながらララは落ちていたライトを拾ってひかる達の後を追いかけた。それからひかる、ララ、フワは手分けしていなくなった生物の捜索を開始した。しかし、3人がどれだけ沖縄の町の中を探し回ってもあの生物の手がかり一つ掴めず捜索は難航していた。

 

その頃、自由行動で町中を散策していたこうた、えれな、まどかの3人はアイスを買って一緒に食べていた。

 

「やっぱ沖縄といえばアイスクリームだね!」

 

「でも、わたくし達だけ楽しんでしまって・・・・」

 

「なんだか悪いね・・・・」

 

「そう言うなって。こうしてみんなにはお土産も買ったし、折角の修学旅行なんだから楽しめる時に楽しまないとな」

 

「そうだね」

 

「それより、さっきシュノーケリングの時にひかる達を見たっていうのは本当なのか?」

 

「はい。ですがすぐに消えてしまったので気のせいだったのかもしれませんが・・・・」

 

こうたがえれな達に海の中でひかる達を見た事を聞いた。

 

「まぁ、向こうにはフワがいるからフワのワープで沖縄に来るっていうのも不可能ではないんだよな・・・・」

 

「ん?」

 

「まどか? どうかしたのか?」

 

「今のは・・・・」

 

こうたがひかる達の事を考えるとまどかが町の上を飛ぶフワらしき姿を目撃すると3人はアイスを食べ終えてすぐに動き始めた。

 

「本当にフワだったのか?」

 

「わかりません。ですが、もしも先程見たひかる達が本物だったならもしかすると・・・・」

 

「わかった。俺はこっちの道から行くから2人は反対の道から行ってくれ」

 

「「わかった(了解です)!」」

 

もしも本物のフワだった事を考えてこうた達は二手に分かれてフワの捜索を開始する。

 

そしてまどかが見たのは紛れもなく本物のフワでずっと飛び続けて疲れたフワはぬいぐるみが並んでいるお店の中に入ってそこに並んでいるぬいぐるみの間に座って休憩していた。

 

「フワ・・・・疲れたフワ・・・・フワッ!?」

 

「わぁ・・・・この子にしよっ!」

 

するとお店に来ていた小さな女の子がフワの事を気に入ったらしく、フワを抱きしめて買って帰ろうとしていた。

 

「まずいフワ・・・・」

 

「あぁその子、売り物じゃなくてあたし達の友達なんだ。ごめんね」

 

「そうなんだ・・・・」

 

フワがどうすればいいか悩んでいるとそこへやって来たえれなとまどかがフワは売り物じゃない事を伝えた。それを分かってくれた女の子はフワをまどかに渡すとお母さんと手を繋いでえれな達に対して笑顔でもう片方の手を振りながらお店を後にした。

 

「えれな! まどか!」

 

「まさか、こんな所にいるなんて」

 

「てことはさっき見たのも・・・・」

 

「えれなさん! まどかさん!」

 

そこへずっと走り続けて息を切らせていたひかるがやって来た。

 

「・・・・何かあったんですか?」

 

 

 

 

ひかるがえれな達と合流している頃、ララも1人でいなくなった生物を探しているが見つからず、疲れたので近くにあったお店の椅子に座って一休みしていた。

 

「何処行ったルン・・・・」

 

「ララ!?」

 

「ルン? こうた!?」

 

そこへフワを探していたこうたがやって来た。

 

「何でここにいるルン!?」

 

「いやそれこっちのセリフな。えれな達からさっきララ達を見たって聞いたけどまさかホントに沖縄に来てるとはな。どうやってここまで来たんだ?」

 

「実は・・・・」

 

そしてララはこれまで自分達に起こった出来事を全てこうたに話した。

 

「なるほどな・・・・それで今はいなくなったその生物を手分けして探してるって事か」

 

「ルン。でも一体何処に・・・・」

 

ピカン!

 

そう言いながら右手に持ったライトを軽く振るとライトが勝手に光った。

 

「ルン?」

 

ララはライトが光った事に驚くと試しに反対の左側にライトを振るが反応せず、再び右側でライトを振ると再びライトがピカン!と光った。

 

「ルン!?」

 

「これって、こっちに行けば会えるって示してるのか?」

 

「ルン! きっとそうルン!」

 

それから2人はライトが示す場所を目指して町の中を歩き続けた。

 

〜♪

 

すると2人が歩いている町の先からオルゴールの綺麗な音色が聞こえてきた。

 

「ルン? この音・・・・」

 

「オルゴールの音だな・・・・っ! ララあれ!」

 

そしてこうたは見た事のない何かがオルゴールの目の前に留まってずっとその音を聴いている事に気づいた。そんなこうたが見た生物こそララがずっと探していた生物だった。

 

「いたルン」

 

「もしかしてあれが?」

 

「そうルン。あっ!」

 

ララは一瞬その生物が無事だった事に安堵の表情を見せるがすぐにムッとして表情でその生物に近づいて行った。

 

「何やってるルン! 誰かに見つかったらどうするルン! んんーーーっ!」

 

ララは必死にその生物を連れて行こうと引っ張るがその生物はオルゴールの前から離れようとせずオルゴールの目の前でくっついたまま離れなかった。

 

「どうかしましたか?」

 

「オヨッ!? 何でもないルーーン!」

 

「あっ、おいララ! すみません。お騒がせしました!」

 

「はい?」

 

そこへお店の店主がララに声をかけてきてそれに驚いたララはオルゴールから離れた生物を担いで走り去っていくとこうたも店主に一声かけてからその後を追った。

 

その後ララは人気のないお花畑のある広場まで走ってくると先ほどまで大人しくして生物がいきなり暴れ始めた。

 

「〜〜〜ッ!!」

 

「オヨッ! オヨッ、オヨッ、オヨッ! あっコラッ!」

 

ララの手から抜け出した生物がまた何処かへ飛んで行こうとしたのでララはその生物の尻尾を掴んで逃がさない様にしていた。

 

「ダメだって言ってるルン!」 

 

苛立ちが限界に達した生物は自身の身体に最初の時に見せた棘を再び発生させるとそれが尻尾を掴むララの手に刺さった。

 

「イタッ!」

 

その痛みでララは生物の尻尾を離した直後にバランスを崩して仰向けに倒れてしまう。

 

「ララ! 大丈夫か!」

 

そこへこうたも駆けつけると倒れたララの身体を抱き起こした。そしてララの手が離れた生物は再び何処かへ飛び去ろうとしていた。

 

「もう・・・・いい加減にするルン!」

 

ララの声が聞こえた生物は彼女の声に反応して空中で止まった。

 

「異星人は、地球人に正体がバレちゃいけないルン。バレたら大変な事になるルン。それに、知らない人に連れて行かれたらどうするルン? 怖い目にあったらどうするルン!」

 

ララの必死に何かを伝えようとする姿にさっきまでの怒りが収まった生物はララの話を聞いていた。

 

「みんなひかるみたいな人ばかりじゃないルン! これがもし・・・・もし・・・・あっ!」

 

ララは自分が何を言おうとしているのかを理解するとその先を口に出す事はなかった。

 

「もう、知らないルン。勝手にするルン!」

 

「あっ、おいララ!」

 

ララはそう言い残すとこうたと生物を残して歩き出した。生物は地上に降りると去っていくララのララの背中をジッと見つめていた。

 

「ララは、君の事が心配なんだよ」

 

こうたが生物に話しかけると生物はこうたの方を向いた。

 

「大事に思っているからこそ怒るし、これはいけないんだって伝えようとしたんだ。だから別に君の事が嫌いだから怒ってたわけじゃないって事だけは分かってほしい」

 

「〜〜〜ッ」

 

こうたにそう言われると生物はゆっくりとだがララの後を追って歩き始めた。

 

「〜〜〜ッ」

 

「知らないって「ーーーッ!」 オヨッ!?」

 

ララが大きな声を出すと生物はいきなり泣き始めてしまった。

 

「泣いてるルン? 静かにするルン! オヨッ!」

 

ララは何とか生物が泣き止む様に呼びかけるが余計に大きな声で泣き続ける生物に対してどうすれば良いかとパニックになっていた。

 

「よしよし、大丈夫だからな」

 

「どうするルン! どうすれば良いルン! あっ!」

 

こうたが後ろから生物の頭を撫でながら大人しくさせようとしているとララは先程生物がオルゴールを静かに聴いていた事を思い出した。

 

「えっと、確かこんな感じ・・・・〜♪」

 

ララは先程聞いたオルゴールの音色を口ずさむと生物はララの歌声を聴いて大人しくなった。

 

「落ち着いたルン?」

 

「〜ッ!」

 

生物は満足したかの様に笑顔だった。

 

「それじゃあ行くか」

 

「ルン」

 

そう言ってこうたとララは歩き始めた。

 

「何してるルン? みんなの所に帰るルン」

 

それを聞いた生物はララの近くまで歩いて行った。するとララは恥ずかしそうにしながら自身のセンサーを生物の近くまで伸ばすとそれを見た生物は再び笑顔になってララのセンサーを掴んだ。

 

ピカン!

 

「ルン!?」

 

その直後にララの持っていたライトが光り、そして生物もまた全身から強い光を放ち始めた。

 

「「オヨ〜〜ッ(えぇ〜〜っ)!」」

 

その時起こった出来事に2人は驚きを隠せずにいた。

 

 

To Be Continued

 




         次回予告


生物との仲直りを果たしたララ

そしてひかるはある事を思いつく

そうしてひかる達は新たな冒険の旅へと出発する!



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第103話 行こう! 世界の不思議スポットへ!

次回もお楽しみ!


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