スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
夕方になるとひかる達は探しても見つからないララ達の事をホテルの近くの広場で心配していた。
「3人とも何処に行っちゃったんだろう」
「みんな」
「悪い。遅くなった」
「ララ!」
「こうた君!」
「あの子も一緒フワ!」
そこへこうたや生物と手を繋いだララが戻って来た。
そして・・・・
「この子が・・・・」
「可愛いです!」
「またちょっと形が変わった?」
そう。先程の光は生物が再び姿が変わる時に起こった現象で、さっきまでは子犬ぐらいの大きさだったのが今では小さな子供くらいの大きさにまで成長していた。
「初めまして」
えれなが挨拶するが怖がってしまった生物はララの背中に隠れてしまう。
「大丈夫。みんな友達ルン」
「すっかり仲良しだね」
「ルン」
「ねぇ、この子名前は?」
「あっ、そういえば・・・・」
「わからないルン」
えれなに名前を指摘されてみんなでこの生物の名前を考える事になった。
「う〜ん。それじゃあ! 『ユーマ』」
「ユーマ?」
「うん! 不思議な未確認生命体だから・・・・ユーマ!」
「ユーマ・・・・」
ひかる達がその生物をユーマと名づけると喜んでいるのか嬉しそうにひかる達の頭上を飛び回っていた。
「喜んでるみたい」
「じゃあ決定だね! ユーマ!」
こうしてひかる達が出会った謎の生物はユーマと名付けられた。
「お待たせ!」
「ごめんね」
「わざわざ走らせてしまって」
「良いって良いって。その店の事知ってるの俺とララだけだったし・・・・それよりはい。頼まれてたやつ」
その後、こうたは何処へ行っていたのかというとユーマが気に入っていたオルゴールをこうたが大急ぎで買いに行ってくれたのでそれでえれなとまどかから申し訳ないと謝罪を受けていたのだ。
「どうぞ。お近づきの印です」
「〜〜〜ッ!」
「嬉しそうルン」
オルゴールをまどかから受け取ったユーマは嬉しそうに大はしゃぎしていた。
「それじゃあそろそろ戻るね」
「自由時間も終わりますので」
「だな。あんまり遅くなると先生達に怒られるし」
「ルン」
「じゃあその前に・・・・」
そしてひかるの申し出でみんなで記念写真を撮る事になった。
「それじゃあ撮るぞ!」
『はい! シーサー!』
広場にあるシーサーの像をバックにこうたがカメラを持ってひかる達の姿を撮影し、その後すぐに解散となった。
「で、ユニ達はまだ帰ってこないの?」
ひかるがユニ達を気にいる頃、そのユニ達はというといまだにアンとの追いかけっこを続けていたのであった。
そして周りはすっかり夜になるとこうた達と別れたひかる達は観星町に戻らずに沖縄の海岸から綺麗な夜空を眺めていた。
「あった。みなみじゅうじ座!」
「プラネタリウムで見た星座ルン?」
「うん」
「星が多すぎて良くわからないルン」
「まぁ、そうかもね。本当に、宇宙にいるみたい・・・・」
「ルン・・・・」
〜♪
ひかるとララが夜空を眺めている横でユーマがもらったオルゴールの音色を嬉しそうに聴いていた。
「流れ星の歌だね」
「知ってるルン?」
「有名な童謡だよ」
「オヨ?」
「昔、よくお母さんに歌ってもらったなぁ」
ひかるは自分が小さい頃に歌ってもらった事を思い出しながら立ち上がった。
「〜〜♪」
そしてオルゴールの音色の歌詞を知っていたひかるが歌うとユーマは全身を光らせながら宙に浮き始めた。
「どうしたルン?」
「ユーマってさ。宇宙から来たんだよね?」
「多分」
「もしかして、宇宙に帰りたいのかな?」
ひかるは夜空の星を見続けているユーマの姿を見てユーマがどうしたいのかを考えていると隣にいたララは何も言わずにユーマの事をずっと見ていた。
「〜〜♪」
「・・・・〜〜〜ッ♪」
「フワ?」
「歌ってるルン!?」
「「〜〜〜♪」」
ひかるが再び歌い始めるとユーマもそれに合わせて歌い始めて2人の声が重なると綺麗な歌となって周りに響き渡っていた。
「ユーマ!」
そしてひかるがユーマのことを呼ぶと浮いていたユーマは自身を呼んだひかるの方を向いた。
「帰ろう!」
「もっとユーマと遊びたいフワ!」
「大丈夫! 明日があるよ!」
「何するルン?」
「折角いろんな所に行けるのなら・・・・」
「ルン?」
「遊ぼう! 思いっきり!」
そうしてひかるが思いついた遊びに備えてひかる達はユーマの力で観星町に戻ってそれぞれの家に帰った。
翌朝、ひかるの家に集まったひかる、ララ、フワ、ユーマはひかるの部屋から再びユーマの力を借りて何処かへ飛び立って行った。
「世界の不思議スポットへ・・・・GO!!」
ひかるが思いついた事。それはユーマの力で世界中に存在する不思議スポットを巡る冒険の旅をする事だった。
「フワーッ!」
「見えたーっ!」
「あれは何ルン?」
「ナスカの地上絵だよ!」
「大きいフワ!」
彼女達が最初にやって来たのはナスカの地上絵があるペルーの砂漠地帯だった。
「何の為に描かれているのか今でも分かってないんだって!」
「不思議フワ!」
ひかる達は空中からナスカの地上絵を眺めた後は別の場所へと飛んだ。
「次はギアナ高地!」
「島が浮いてるみたいルン!」
次にやって来たのはベネズエラ南東部からガイアナ、ブラジルの北部にまたがる場所【ギアナ高地】だった。
「世界最大の滝、エンゼルフォール!」
「凄いフワ!」
ギアナ高地にある世界最大級の滝【エンゼルフォール】
「ウユニ塩湖」
アンデス山脈にある世界最大の塩原【ウユニ塩湖】の上をひかる達は元気に走り回っていた。
「ヤスール火山!」
オーストラリア大陸の東、太平洋の南部に浮かぶタンナ島に存在する活火山【ヤスール火山】に来ていた。
「このマグマは星の核に繋がってるんだよ」
「凄い星のエネルギーフワ」
ヤスール火山から噴き出すマグマに驚く一行は次の場所へと出発した。
「マラカイボの灯台! 音のしない不思議な雷・・・・」
ベネズエラ北西にある湖【マラカイボの湖】がある空中を音のしない雷の中をひかる達は逃げる様に飛んでいた。
その後もひかる達はチリ領イースター島にある【モアイ像】を始め、海や草原、世界各地の様々な場所を冒険した。
「どうユーマ、地球だって凄いでしよ?」
「ルン。色々な場所があって、いろんな生き物がいて・・・・」
ユーマは楽しそうにひかる達と冒険する中でララも地球の様々な場所へ行き、沢山の動物達と出会い、地球の素晴らしさを改めて実感していた。そうしてその日は家への帰りが遅かった事もあってララはひかるの家にお泊まりする事になるとひかるはフワと、ララはユーマと一緒に寝ていた。
「追い詰めたで、ありま〜す」
宇宙空間に漂う小惑星にユニとプルンスが乗るロケットがアンの乗る宇宙船に突撃してぶつけた事でロケットは停止させられてしまった。
「驚きのしつこさでプルンス・・・・」
プルンスがロケットの外の宇宙空間に出るとそれまでの疲労が限界に達してその場で力尽きるとその後ろから宇宙用のヘルメットを被ったユニが出てきた。
「全く張り切っちゃって」
「本官も暇ではないのであります! さぁ観念してこの手錠の錆に・・・・ミラクルライトがないであります」
「ん?」
アンは手錠のついた腰のベルトに手を添えると一緒にあったはずのミラクルがない事にようやく気がついた。
「あっれぇ・・・・ミラクルミラクル・・・・」
「何やってるの?
「ミラクルミラクルミラクル・・・・な、ない! マズいであります! アレがないと大事な任務が果たせないでありまーす!」
「任務?」
アンはミラクルライトをなくした事がショックでその場で悶えていた。
「ん?」
そこへ巨大な円盤型の宇宙船がユニ達の真上を通過して行った。
「大きい・・・・」
「宇宙船!?」
それに続くかの様に別の宇宙船が数機ユニ達の上を通過して行った。
「地球の方へ行ったわね」
「あれは、宇宙ハンター! スタードロップが危ないであります!」
「ハンター? スタードロップ?」
アンは星空警察の手配書に載っている5人の宇宙ハンターの手配書を自身の手元に表示してスタードロップと呼ばれるものの危険を察知していた。
これにより、アンはユニ達と共に大急ぎで地球へ引き返す事になったのであった。
To Be Continued
次回予告
ユーマとの楽しい日々を送るひかる達だったが
そんな彼女達の前にユーマを狙った宇宙ハンター達が現れる!
なぜユーマが狙われるのか?
ユーマは一体何者なのか?
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第104話 宇宙ハンター襲来! ユーマの真実!
次回もお楽しみ!
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