スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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今回でこの第8章は完結です。


第106話 星のうたに想いを込めて

強力な悪意を受けて危険な星になってしまったユーマ。そんなユーマを助けて自分達の本当の気持ちを伝える為にプリキュア達は動き始める。

 

 

 

「お宝は渡さねぇ!」

 

「邪魔するな!」

 

「ハアアーッ!」

 

宇宙ハンター同士が戦ってる中をプリキュア達が突っ切るとソレイユはさそりの尻尾の様に束ねられた髪を伸ばして宇宙ハンター達を攻撃した。

 

「ヤアアーッ!」

 

「プリキュア・ギンガファイヤーボール!!」

 

それに続いてセレーネもいて座の力が宿った弓矢で攻撃し、スペースも技を放って宇宙ハンター達を次々と倒していった。

 

「そこニャン!」

 

その隙にコスモがみずがめ座の力が宿った壺から水を放ち、その水で星までの道を作った。

 

「今です!」

 

「「ヤアアーーッ!」」

 

セレーネの合図を聞いたスターとミルキーはスターがうお座、ミルキーがかに座のドレスを纏ってコスモが作った水の道を全力で駆け抜けた。

 

「フワーーッ! 頑張れフワーーッ!」

 

「ありがとう!」

 

そしてフワが自身が持っていたミラクルライトをスターに投げ渡すとスターはそれを片手でキャッチした。その頃コスモとソレイユは宇宙ハンター達を相手に数の多さで少し苦戦していた。

 

「ちょっとマズイかもね」

 

「泣き言を言わないの! 今はとにかくコイツらをあの星に近づかせない事が先決よ!」

 

「もらった!」

 

「「っ!?」」

 

2人が話をしていて気が逸れたタイミングを狙って宇宙ハンターの1人が光線を放つとコスモとソレイユは気づくのが遅れて回避出来ない状態となっていた。

 

そして・・・・

 

『Boot up Lightning!』

 

「何っ!?」

 

その光線とソレイユ達の間に何かが高速で割り込んでくるとそれによって彼女達はその光線から守られた。

 

「よぉ、随分と手こずってるみたいだな」

 

「貴方は!?」

 

「サーディス!?」

 

そう。ソレイユとコスモの事を守ったのはかつては敵として、その後は協力して戦ったトリガーダークの力を纏ったサーディストリガーダークがそこに立っていた。

 

「何で貴方がここにいるのよ!」

 

「おいおい。俺だってトレジャーハンターだぜ! スタードロップが地球の方へ飛んで行ったって聞いて戻って来たものの、まさかこんな事になってるとはな・・・・」

 

コスモが何故サーディスがらここにいるのか尋ねるとサーディスもまたスタードロップ狙いでここに来た事を伝えた。

 

「それじゃあ貴方も他の宇宙ハンター達と同じであの子を狙ってここに来たの?」

 

「あの子? もしかしてあの星の事か? 悪いがあそこまで大きくなっちまったら流石に俺の懐には収まらねぇな。さて、どうしたもんかねぇ・・・・」

 

ソレイユからユーマをどうするのか聞かれたサーディス自身も流石にあそこまで巨大になった星に手を出すかどうか考えていた。

 

「お宝は俺のもんだ!」

 

そんな事お構いなしに宇宙ハンター達はサーディス達を攻撃してきたがサーディスはその攻撃をダークネスソードで弾き返した。

 

「っと、たくこれじゃあスタードロップを手に入れる所じゃねぇな」

 

「そう思うなら少しくらい手伝いなさい!」

 

「ハァ!? 何で俺が!」

 

サーディスはコスモから協力を頼まれて驚いた。

 

「良いでしょ別に。それにこのままじゃ地球も危ないの!一刻も早くあの星を止めないと!」

 

「お願い! 力を貸して!」

 

コスモとソレイユがサーディスに必死になって頼み込むとサーディスはどうするか考えた。

 

「・・・・仕方ねぇな。お前には以前助けてもらった借りもあったし、協力してやるよ」

 

「借り? ・・・・あっ!」

 

借りと言われて何の事かわからなかったコスモは必死に過去の出来事を思い出していると、コスモがまだバケニャーンだった頃にスペース達に負けたサーディスを連れて逃げた事でサーディスを助けた事があった事を思い出した。

 

【本作の第42話での出来事です。 by作者】

 

「ほらほら、そうと決まったらとっとと片付けちまおうぜ!」

 

「ちょっと! 勝手に指揮らないでよ!」

 

「アハハハ・・・・」

 

サーディスがコスモ達に指示を出すとコスモがそれに反発してソレイユはその光景を苦笑いしながら見ていた。

 

 

そんな中、スターとミルキーはユーマにもう一度会う為に全力で水の上を進んでいると何者かがスター達の前に立ちはだかった。

 

「誰っ!?」

 

「俺の名はギース。スタードロップは俺が貰う!」

 

突如スター達の前に現れた短髪の黒髪で赤い瞳、紫色の長袖のロングコートと長ズボンを着て、中に黒い服を着た両手に黒いグローブを付けた【ギース】と名乗るこれまでの宇宙ハンター達とは明らかに違う威圧感を放つ宇宙ハンターがスター達の前に立ちはだかった。

 

【イメージとしては紫色のロングコートに黒い服を着た魔王学院の不適合者のアノスです。by作者】

 

「それはこっちのセリフだ!」

 

「スペース!?」

 

スター達の前にいたギースにスペースギンガは全身に水色の光を纏った状態で体当たりしてギースをスター達の前から退かしてスペースはギースと一緒に星の中へと落ちていくのを見てミルキーは驚いた。

 

「スペース!」

 

「俺は大丈夫だ! それよりも! ユーマの事は頼んだぞ!」

 

スターが落ちていくスペースを心配して叫ぶとスペースから大丈夫だと返事が返ってきてそれを信じた2人は真っ直ぐユーマの所へ向かった。

 

「(ユーマはきっと、宇宙に帰りたかったんだルン。それを私は・・・・)ユーマ!」

 

ミルキーはユーマの立場になってユーマの気持ちを考えるときっと宇宙に帰りたかったんだろうと推測し、それを自分が邪魔してしまった事を申し訳なく思っていた。そして2人は星の中にたどり着くと予想外の光景に驚きを隠さずにいた。

 

「っ!? アレは!?」

 

「ギアナ高地だ!」

 

「何で・・・・あっちも!」

 

スターが地球にある筈のギアナ高地がある事に驚いているとミルキーは別の場所にモアイ像がある事に気づいた。

 

「全部、私達と見たものだ」

 

「この星は、ユーマの思い出で出来てるルン?」

 

ミルキーの言う通り、この星はユーマがひかる達と共に見た地球の様々な場所がそのままこの星のものとして存在しているのだ。

 

「ハァ・・・・ハァ・・・・何とかこっちは片付いたかな」

 

「っ!? 巨大化が早くなってる!?」

 

一方、ソレイユ、セレーネ、コスモ、サーディスの4人は残りの宇宙ハンター達を全員戦闘不能したが、星の巨大化は止まるどころか更に加速していた。

 

「2人とも・・・・」

 

「そういえばスペースは?」

 

「あれ? そういえば・・・・」

 

セレーネがスター達を心配している隣でコスモはスペースがいない事に気づくとソレイユもスペースがいない事にいま気づいた。

 

「じゃあな。今日はもう疲れたし、俺はこれで帰らせてもらうぜ」

 

「はあっ!?」

 

サーディスがトリガーダークの力を解除して元のサーディスに戻るとこれで帰ると言い出した事にコスモは驚いた。

 

「そんな! 最後まで助けてくれないの!?」

 

「俺は借りを返しただけだ。これ以上お前達に付き合う理由はねぇし、アイツならきっと自力で何とかするだろうぜ。んじゃな」

 

「ちょっ、ああもう!」

 

ソレイユが助けてくれないのかと尋ねるが、いくらサーディスでもあそこまで大きくなった星をどうこう出来る力はなく、自身の身の安全を考えて撤退する事を選択した彼はワープホールを通って姿を消したのを見たコスモはサーディスの行動に苛立ちを覚えた。

 

「ハァーッ!」

 

「オオーッ!」

 

そんなコスモ達が気にしていたスペースはというと黒い雲が周りにある空中でギースとの戦いを続けていた。

 

「プリキュア・ギンガサンダーボルト!!」

 

スペースが技を放つとギースはそれを紙一重で回避してスペースに迫り、スペースとギースの互いの右腕の肘が激突する。

 

「何でユーマを、スタードロップを狙う!」

 

「決まってるだろ。そこにお宝があれば力尽くでそれを手に入れる。それがハンターってもんだろ?」

 

「お前達は、どうしてそう・・・・」

 

スペースはデラストの事を思い出していた。彼の欲しい物があれば力尽くで手に入れようとする部分はギースと同じだったからだ。

 

「まずい! もう時間が!」

 

「ユーマ!」

 

マラカイボの湖がある空中に発生する音のしない雷を避けながらペンに宿っていた星座のドレスの力が失われて元の姿に戻ったスター達は必死にユーマに呼びかけていた。しかし突風に煽られて吹き飛ばされたスターとミルキーに落雷が直撃すると2人の変身は解除されてしまい、地球にもあったヤスール火山の中に2人は落ちてしまうが、2人はマグマの熱で焼かれる事なくそこはマグマではなく水の中だった。

 

「(ユーマ・・・・もうダメルン? 届かないルン・・・・ユーマ・・・・)」

 

ララは沈み続ける水の中でユーマと共に過ごした日々を思い出しているとその中でララは自身の歌を聞いてユーマが泣き止んだ時の事を思い出した。

 

「(歌・・・・)」

 

そしてララ自身の手にひかるが持っていたはずのミラクルライトが触れた事に気づいてそれを掴んだ

 

「・・・・・・・・」

 

そしてララはひかるから教わった流れ星の歌を口に出して歌い始めた。

 

 

【挿入歌:Twinkle Stars】

 

「〜〜♪」

 

ララが歌い出すとそれに合わせてひかるも歌い始めて2人の歌声が重なってその場に響き渡った。

 

「フワ!?」

 

「止まった、でプルンス?」

 

「・・・・〜〜〜ッ♪」

 

「「っ!?」」

 

ララとひかるが歌うと星の巨大化が止まり、2人の歌に合わせてユーマも以前沖縄の海岸で歌っていた時と同じ様に歌い始めた。

 

「この声・・・・」

 

「ルン。ユーマに、届けるルン」

 

「うん」

 

「「〜〜〜♪」」

 

そして沈み続けていた2人はいつの間にかウユニ塩湖の上で歌っていた。

 

「何っ?」

 

「ひかるとララの声だ」

 

「わたくし達も行きましょう!」

 

その歌声は星の外にいたコスモやソレイユ、セレーネの所にも届いていて、彼女達もひかる達の所へ向かう為に星の中へと降りて行った。

 

「何だ? 何が起きている!?」

 

「この声は、ひかるとララか?」

 

そして2人の歌によって星が少しずつ変化し始めるとギースはそれに驚き、スペースにもひかるとララの歌声が聞こえていた。

 

「この声は一体・・・・」

 

「プリキュアの歌フワ!」

 

「ってどういう事でプルンス?」

 

「2人の思いが溢れてるんだフワ!」

 

歌声を聞いたアンはそれが何なのか最初はわからなかったが、フワにはそれが何なのかわかっていてアンとプルンスにフワがそれが何なのかを伝えた。

 

そして2人の身体が歌いながら光り出すとその光が弾けた途端、再びプリキュアに変身していて、2人が手を添えたミラクルライトから強烈なピンク色の光が星の外にまで放たれていた。

 

「何、これ?」

 

「っ! あそこです!」

 

それによってソレイユ達はスター達の居場所を知ると真っ直ぐそこに向かって降りていった。

 

「光? あっ、ミラクルライト?」

 

その光を見たアンの目の前にミラクルライトが現れると星の周りを沢山のミラクルライトが並んで星の周りを周回していた。

 

「みんなでミラクルライトを振るフワ!」

 

フワの声を聞いてプルンスやアンもその手に持ったミラクルライトを振った。

 

そして歌い続けるスター達の所にソレイユ達も加わって5人で一緒に歌い始めた。

 

「何だか良くわからんが、お前達の好きにはさせん!」

 

「させない! 今だけは絶対に邪魔させない! プリキュア・ギンガクロスシュート!!」

 

「ぐううううっ・・・・」

 

ギースがスター達の邪魔しようと彼女達の所へ向かおうとするがスペースが先回りして光線を放ち、それを受けたギースに後方へと吹っ飛ばされた。

 

「くっ、だったらお前から先に始末してやる!」

 

そしてギースはスペースに向かって突撃してスペースもそれを迎え撃った。

 

そうしている間にスター達もそれぞれミラクルライトを持って星形の足場に乗って星形の陣形を組むと歌に合わせて踊り続けていた。

 

「(聞かせて! ユーマの思い!)」

 

「・・・・〜〜〜♪」

 

ミルキーはユーマの事を思いながら歌っていると星の中心が黄緑色に点滅しながら歌い始めた。

 

「星が、歌ってる」

 

「星が、生まれ変わる!?」

 

アンは星が歌っている事に驚くとコスモは自分達の周りのあった黒い雲が晴れて、周りは綺麗な青空と豊かな自然や大地、そして動物達が生まれた事で星が生まれ変わろうとしている事に気づいた。

 

最終的に真っ黒だった星から水と自然が豊かで沢山の命が溢れる綺麗な星へと生まれ変わり、歌い終わったスター達は空に広がるオーロラと一面に広がるお花畑がある場所に立っていた。

 

「綺麗だね」

 

「ルン」

 

「でも、何なんだろうこの星。さっきまでと全然違う」

 

「ルン。これはきっと、夢ルン」

 

スターとミルキーは生まれ変わった星の事を考えていた。

 

「ん? ねぇアレって」

 

そしてスター達から離れた場所にいたコスモがスター達に近づく存在に気づいた。

 

「「っ!?」」

 

「・・・・ねっ、そうルン? ユーマ」

 

スターとミルキーが振り返るとそこにはショートカットのララと同じ髪型とキュアスターのツインテールが合わさった様な髪と顔をした全身が黄色と一部緑色をした人間サイズに成長したユーマが立っていて、ミルキーの言葉を聞いてニコッと笑顔になった。

 

「ユーマ、ごめんルン。私の所為で何か、大変な事に・・・・」

 

「〜ッ」

 

ミルキーの言葉を聞いたユーマは気にしてないと言いたいのかニコッとしながら首を左右に振った。

 

「私、わかったルン。この星はユーマがいつかなりたい星の未来のイメージ。ユーマの、夢ルン?」

 

ミルキーはこの星は自分達との冒険の中で見つけたユーマのなりたい星のイメージなのだと理解するとユーマもそう言われて再び笑顔になった。

 

ドカーン!

 

『っ!?』

 

しかし突然スター達の近くに何かが落ちてきて彼女達はそれが何なのか確かめようとしたら・・・・

 

「くっ、うぅ・・・・」

 

「「スペース!?」」

 

落下でできたクレーターの中心には仰向けに倒れたキュアスペースギンガがいた。

 

「凄いな」

 

そこへ先程までスペースが戦っていたギースが空中から降りてきてユーマの事を真っ直ぐ見つめた。

 

「まさかここまで星が変化するとは。スタードロップ、何としても手に入れたくなったぞ!」

 

「そんな事!」

 

「ユーマは、絶対に渡さないルン!」

 

ギースからユーマを守る為にスターとミルキーがユーマの前に立ち、離れた場所にいたコスモ達も戦闘体制に入った。

 

「まだだ・・・・」

 

「スペース!」

 

そんな中でスペースがゆっくりと立ち上がると全員の視線がスペースに集中した。

 

「お前もしつこいな。いい加減に大人しくやられろよ」

 

「嫌だね。みんなが頑張ってユーマを助けたんだ。なら俺もそんなみんなの為に頑張らないとだろ!」

 

そう言いながらスペースは左腕にウルトラフュージョンブレス、右手にビクトリーランサーを具現化させた。

 

「見せてやるぜ! 俺達の絆! ウルトラタッチ!」

 

スペースがビクトリーランサーの先端でウルトラフュージョンブレスにタッチしてスペースの身体が光り輝いてその光が弾けるとそこにはギンガとビクトリーの力が1つになった存在、キュアスペースギンガビクトリーが立っていた。

 

「ほう? まだそんな奥の手を隠していたのか」

 

「いくぞ! 本当の戦いは、ここからだせ!」

 

 

 

【挿入歌:ウルトラマンギンガの歌2015】

 

 

ギースは全身から赤い光、スペースも全身から青い光を放ちながら互いに突撃して激突するとその後は2人とも空中に飛んでいき、その空中でも何度も激突を繰り返していた。

 

「ウルトラマンメビウスの力よ!」

 

ディスクがウルトラマンメビウスの絵柄の所で止まるとスペースは両腕を重ねた。

 

「プリキュア・メビュームシュート!!」

 

スペースが光線を放つとギースは何処かへ転移してそれを回避した。それを追ってスペースも何処かへ転移する。

 

スペースが転移した先はマラカイボの湖がある空中を音のしない雷が降り注ぐ場所だった。スペースは飛びながらギースを探すと突然スペースの真上からギースが彼の背中を蹴ってそのままスペースの身体を地面に叩きつけようとするがスペースは転移する事でそれを回避してギースもスペースを追って転移した。 

 

そんなギースがやって来たのはナスカの地上絵がある砂漠地帯だった。

 

「ウルトラマンマックスの力よ!」

 

「っ!?」

 

ブレスのディスクがウルトラマンマックスの絵柄の所で止まった。

 

「プリキュア・マクシウムカノン!!」

 

「どああっ!」

 

ギースは自身の上からスペースが放った光線が直撃した事で空中から落下して砂漠の砂に激突した。

 

「ウルトラマンゼロの力よ! プリキュア・ワイドゼロショット!!」

 

スペースは追撃の光線を放つがギースはその光線をかわした後に何処かへ転移してスペースもそれを追って転移する。

 

そうして2人がやって来たのはヤスール火山のマグマのほぼ真上の位置だった。

 

「ウルトラマンネクサスの力よ! プリキュア・クロスレイ・シュトローム!!」

 

スペースが目の前を飛ぶギースに光線を放つがギースはそれを難なく回避して湧きがったマグマに遮られてスペースはギースを見失ってしまう。探している中でスペースは自身に向かって飛んでくる紫色の光線に気づいてそれを回避する為に転移するとギースもそれを追って再び転移した。

 

その頃、生まれ変わった星に取り残された他のプリキュア達はスペースの事を心配していた。

 

 

「スペース、大丈夫かな」

 

「〜〜ッ」 

 

「大丈夫ルン」

 

「ミルキー?」

 

スターとユーマがスペースの事を心配しているとミルキーが大丈夫だと2人に伝えた。

 

「スペースは負けないルン。私、信じてるルン」

 

「ミルキー、うん! そうだね!」

 

「〜〜ッ!」

 

ミルキーの気持ちを聞いたスターとユーマもスペースの事を信じて待つ事にした。

 

「っ!? 見て!」

 

「あれは!?」

 

「スペースです!」

 

そしてコスモが自分達の上空の離れた位置に2つの存在が現れた事に気づくとソレイユとセレーネはそれがスペースだと気づいた。そして上空の離れた位置にいた2つの存在は真っ直ぐ互いに向かって突っ込んでいった。

 

「フッ!」

 

スペースがウルトラフュージョンブレスのディスクをスライドさせてギンガとビクトリーの紋章が重なったものの絵柄の所に止めると同時にティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウス、ゼロの8人のウルトラマンの姿がまるでスペースと一緒に飛んでいるかの様に映し出された。

 

「プリキュア・ウルトラフュージョンシュート!!」

 

「ハアアアーーッ!」

 

スペースの光線に対抗してギースも右手の掌を前方に突き出してその右手を左手で押さえた状態でこれまでにない威力の紫色の光線を放つとギースの右手が光線を放つスペースの右手に接触すると互いの力が火花を散らしながら激突した。

 

「オオオーーッ!」

 

「ハアアーーッ!」

 

『スペース!』

 

「っ!? うおおおおおっ!」

 

スペースは仲間達の声を聞いて更に力を入れて光線を放った。その直後に空中で爆発が起こるとその爆煙の中から赤と青の2つの光が地面に落下してそこには互いに背を向けたスペースとギースが立っていた。

 

そして・・・・

 

「・・・・くっ、お前の・・・・勝ちだ」

 

そう言って倒れたのはギースだった。

 

「ふぅ・・・・」

 

「スペース!」

 

ギリギリだったがスペースはこの戦いに勝利し、そんな彼の所にスター達が駆け寄っていった。

 

その後、ユーマが宇宙に旅立つ時が遂に訪れた。

 

「そっか、もう・・・・帰る時間なんだね。地球は楽しかった?」

 

「〜〜ッ!」

 

スターが地球は楽しかったか聞くとユーマは満面の笑顔で楽しかったと伝えた。

 

「ルン?」

 

するとユーマはツインテールの髪の先についたミルキーと同じサマーンのセンサーをミルキーに翳すとミルキーもそれに合わせて自身のセンサーを重ねた。するとそこに金色に輝く新たなスターカラーペンが生まれてミルキーはそれを受け取るとミルキーはこれがユーマからの贈り物である事に気づき、嬉しさのあまりミルキーの目から涙が溢れてきていた。

 

「・・・・ユーマ!」

 

「・・・・〜〜〜ッ!」

 

「「うん!」」

 

ユーマは言葉を話せないがその音程から【マ・タ・ネ!】と言われた事に気づいたスターとミルキーは強く頷いた。そして星は徐々に分散していき、新たなスタードロップ達が生まれた。そしてユーマの身体も光り輝くとひかる達が最初に出会った花林糖サイズの小さな星の姿とその近くにはユーマにプレゼントされたあのオルゴールがあった。

そしてユーマは他のスタードロップ達と共に宇宙へと旅立っていった。

 

「・・・・キラやばっ☆」

 

それはまるで宇宙の中に光の道が出来たかのような凄く綺麗な光景でスターはそれに感動していた。

 

「・・・・またルン」

 

 

 

 

それから数日後、地球から遠く離れた場所で新たな銀河が誕生したとニュースで話題となりそのお祝いをしようという事になってひかる達は星が良く見える夜に天文台の屋上でお祝いのパーティーをする事にした。

 

「新しい銀河が生まれたってニュースで見ました」

 

「その何処かにあの子の星があるの?」

 

「かもしれないわね」

 

「あるさ。絶対に」

 

まどかがニュースを見た事を話すとえれなはその銀河の中にユーマの星があるのか気になっていた。するとユニがあるかもしれないと話すとこうたもその考えに賛同した。

 

「これはきっと道標ルン。いつかユーマがあの夢の星みたいになったら・・・・」

 

そんな中、ララはユーマからもらったペンがいつかユーマに会いに行く時の道標になるものだと考えていた。

 

「そしたら会いに行こうよ! みんなでロケットに乗って!」

 

「ルン!」

 

ひかるの気持ちを聞いたララはそれに賛同した。

 

その後はその場にいた全員で綺麗な夜空を見上げながらいつかユーマに会いに行くとそれぞれが心の中で誓ったのであった。

 

 

 

 

「〜〜〜ッ」

 

そしてひかる達の言っていた新たな銀河の中にある一つの星からは綺麗な音色が響き渡っていた。

 

 

 

To Be Continued

 

 

 

 

 

本当はひかる達にちゃんと歌わせてあげたかったのですが楽曲コードが分からず、それ無しで歌詞を書いたらアウトなので歌詞なしでの投稿となってしまいました。

 

あの名シーンをちゃんと書けず申し訳ありません。

 

では気を取り直して次回から始まる新章予告をどうぞ!

 

 

 

 

 

         新章予告⑧

 

 

『なになに?』

 

『仮装コンテスト?』

 

『私達も出た〜い!』

 

『じゃあクラスみんなで出ちゃう?』

 

観星町では商店街でハロウィン仮装コンテストが行われる事になり、ひかるとララもクラスみんなで参加する事になった。

 

『プルンスで〜プルンス!』

 

『は〜っ、本当の姿で堂々といられるって気分が良いニャン』

 

仮装コンテストというだけあってプルンスや本来の姿に戻ったユニも楽しそうにしていて、みんなそれぞれ仮装コンテストを満喫していた。

 

しかしそんな平和も長くは続かず、星空界では大変な事件が起ころうとしていた。

 

『みなさん初めまして。私はこの惑星デルタムの科学研究班で責任者を務めているリントと申します。以後お見知りおきを』

 

こうた達は星空連合のトッパーからの頼みで彼らの拠点の一つである惑星デルタムで研究員として働いているリントと出会う。

 

『皆さんに大事なお話があります』

 

その後スタープリンセス達に呼ばれたひかる達に星空界に危機が迫っている事が伝えられる。それは昔、スタープリンセス達が封印した魔獣の封印が解けて復活してしまったという内容だった。

 

『このままではこの星空界が闇に滅ぼされてしまいます』

 

魔獣はその身体から赤黒い闇を放出する事で周りの自然エネルギーを吸収して死滅させたり、闇に飲み込まれた生物は命を落としてしまうという恐ろしい力を持っていた。

 

そんな魔獣に対抗すべくプリキュア達が立ち上がる!

 

『行くぞ! 俺達でこの星空界を守るんだ!』

 

『おぉーっ!』

 

しかし戦いの中でこうたに最大のピンチが訪れる。

 

『もう何も失いたくないの。貴方がいなくなったら、私は・・・・』

 

傷ついたこうたに寄り添うユニの思いにこうたは何を思うのか?

 

こうた達は星星界を救う事ができるのか?

 

 

 

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

 

第9章 魔獣復活編

 

 

 

『こう、た・・・・こうたーーーーっ!』

 

 

 

 

※次章は最初のハロウィン回以外全てオリジナルストーリーでお送りします。

 

お楽しみ

 

 




         次回予告


今度観星町で行われるハロウィン仮装コンテストにクラスで参加する事になったひかる達

そんなひかる達に合わせてなのかこうた達も仮装コンテストに参加する事になって・・・・



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第107話 みんな集まれ! ハロウィン仮装コンテスト! 前編

次回もお楽しみ!


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