スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
惑星デルタムに魔獣達が攻めてきた。それに立ち向かうプリキュア達の前に諸悪の根源、魔獣デスドラゴンが遂にその姿を現した。
「グオオオオッ!」
「コイツは・・・・」
「スペース!」
スペースはさっきまで相手にしていたガラドレアとは全くの別物だと考えているとそんなスペースにミルキーが声をかけた。
「目の前にいるのは多分魔獣デスドラゴン。この魔獣達を生み出した存在ルン!」
「コイツが!?」
「グオオオオッ!」
デスドラゴンは全身から赤黒い闇のオーラを放つと自身の周辺に闇が広がり、その闇に触れた自然はたちまち自然エネルギーを吸い取られて街の中にあった木や自然が枯れてしまっていた。
「何だこれ?」
「マズイです!」
「えっ?」
「デスドラゴンはこの惑星デルタムの自然エネルギーを吸い取っています!」
『なっ!?』
セレーネの発言にスター達はスタープリンセス達が言っていた事を思い出し、スペースはデスドラゴンが何をしているのかを理解した。
「グオオオオッ!」
「っ!?」
デスドラゴンは真っ直ぐスペースに向かって走りながら突っ込んできた。デスドラゴンはそのまま自身の爪でスペースを切り裂こうとするがスペースはキングソードで防ぐも、デスドラゴンのもう片方の手によってキングソードは弾き飛ばされてしまい連続でスペースの身体は切り裂かれてしまう。
「グオオオオッ!」
「ぐっ! うわっ!」
その後すぐに3つの口からそれぞれ赤黒い破壊光線を放たれるとそれが直撃して吹き飛ばされたスペースはロイヤルメガマスターの力が解除されて元のキュアスペースに戻ってしまい、そんなスペースを心配してスターが叫ぶ。
「ぐああああっ!」
「スペース!」
「わたくし達も!」
「うん! 行こう!」
セレーネとソレイユはこのまま見ているわけにはいかないと判断して動き出すがその目の前には先ほどまで戦っていたガラドレアが立ち塞がった。
「キシャーーッ!」
「そこを、退きなさい!」
「みんな!」
『うん!』
コスモはガラドレアに向かって叫び、スターは他のメンバーに呼び掛けて技を放つ体制に入った。
「みんなの想い、重ねるフワ!」
「シャイニートゥインクルペン!」
「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「フーーーワーーーッ!」
『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』
「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」
『想いを重ねて!』
『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』
「キシャーー・・・・」
スター達の技が命中するとガラドレアは光の粒子となって消滅した。
「うっ、くそぉ・・・・」
前のめりに倒れているスペースに対してデスドラゴンはゆっくりと歩いて距離を詰めていた。
「プリキュア・レインボースプラッシュ!!」
「グオオオオッ!」
「スペース!」
「大丈夫ルン?」
そこへコスモがセレーネから借りたみずがめ座のペンを使って放ったレインボースプラッシュがデスドラゴンの背中に命中して怯んでいる隙にスターとミルキーが倒れていたスペースを抱えて離脱し、みんなの所まで戻ってきた。
「みんな、ごめん。助かった」
「バカ! 何でそんな身体で出て来たのよ!」
「コスモ!」
「落ち着いて!」
スペースに突っかかるコスモをスターとソレイユが落ち着かせた。
「それは、悪かったと思ってる。でも、みんなが戦ってるのに俺だけジッとしてるなんて・・・・どうしても出来なくて・・・・」
「っ!? 来ます!」
『っ!?』
スペース達が話している間もずっとデスドラゴンの事を警戒していたセレーネがデスドラゴンの接近に気づき他のメンバーに知らせた。
「ハアッ!」
「ルン!」
セレーネの矢とミルキーの電撃にも怯む事なくデスドラゴンは真っ直ぐ突っ込んできた。
「このっ!」
ソレイユが右足に炎を纏った飛び蹴りを繰り出してそれがデスドラゴンの左肩に当たって後方に吹き飛ばすがデスドラゴンはすぐに体勢を立て直してソレイユの蹴りが当たって少し焦げていた左肩の煙を軽く手で払っていた。それはつまりソレイユの攻撃がデスドラゴンに全く効いていない事を意味していた。
「そんな!?」
「みんな! もう一度よ!」
『うん!』
「みんなの想い、重ねるフワ!」
『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』
コスモの掛け声と共に彼女達は再びスタートゥインクルイマジネーションを放つがデスドラゴンはその☆を両手で受け止めた。
「グオオオオーーッ!」
そしてデスドラゴンがデスドラゴンの全身から赤黒い邪悪なオーラが放出して自身の力を高めると受け止めた☆をそのまま力尽くで砕いてしまった。
「そんな、スタートゥインクルイマジネーションが・・・・」
スターが、そして他のメンバー達も自分達の中で一番強い技が通じなかった事に大きくショックを受けていた。
「グオオオオッ!」
そしてデスドラゴンの全身から赤黒い邪悪なオーラを放出したまま自身の背中から闇のエネルギーによって発生する次元の裂け目を出現させた。
「何あれ!?」
「分からないルン!」
スターもミルキーもそれが何か分からなかった。
「キシャーーッ!」
「キシャーーッ!」
『っ!?』
するとその次元の裂け目から複数のクヴァーラ達が呼び出されてそのクヴァーラ達が惑星デルタムの施設を次々と上空から攻撃し始めた。
「魔獣を、呼び出した!?」
「これが、デスドラゴンの力なの?」
ソレイユとコスモはその光景に激しく動揺していた。
「止めなきゃ!」
「ですが、デスドラゴンをこのままには・・・・」
スターはクヴァーラを何とかしなければと考えるが、その間デスドラゴンをどうするかをセレーネは考えていた。
そしてクヴァーラ達を呼び出したデスドラゴンはそれから口元に力を溜めて3つの口からそれぞれ光線が放たれた。
『うわあああああっ!』
プリキュア達は全員その攻撃を受けて吹き飛ばされてしまうと全員がデスドラゴンから離れた場所で倒れていた。
「うぅ・・・・」
「何なのよ、コイツ・・・・」
「強すぎ・・・・」
ミルキー、コスモ、ソレイユは苦しそうに倒れていた。
「まだ、だ」
「スペース?」
「まだ・・・・っ!」
スペースは最後の力を振り絞って立ち上がるとギンガのペンを使ってキュアスペースギンガに変身する。
『今こそ、一つになる時!』
『ウルトラマンタロウ!』
『ギンガに力を!ギンガストリウム!』
スペースはキュアスペースギンガストリウムに変身した。
『ウルトラマンタロウの力よ!』
「グオオ・・・・」
スペースが技を発動するのに合わせてデスドラゴンも3つの口にそれぞれエネルギーを溜め始めた。
「プリキュア・ストリウム光線!!」
「グオオオオーーッ!」
「ハアアアーーッ!」
スペースのストリウム光線とデスドラゴンの赤黒い光線が激突するとその中心で大爆発が起こり互いに吹き飛ばされた。
「うっ!」
「こうた!?」
「しっかりするフワ!」
吹き飛ばされたスペースは力を使い果たしてこうたに戻り、倒れて気を失っている所にプリキュア達が駆け寄った。
「ウウッ・・・・」
しかしデスドラゴンも再び立ち上がる。
「そんな・・・・」
「こうたがここまでしてもダメなの・・・・」
デスドラゴンが駆け出してプリキュアに迫る。
しかし・・・・
ドカーン!
『プリキュアーーッ!』
デスドラゴンの足元に光線が当たってデスドラゴンが動きを止めると彼女達の上空にプルンスの掛け声と共に彼らが乗る星空連合の宇宙船が近くまで来ていた。
「プルンス!?」
『ここは一時撤退するのである!』
トッパーの指示で宇宙船がデスドラゴンを攻撃している間に星空連合の小型ポットがスター達を回収してそのまま宇宙船内に帰還する。
「プリキュア達の回収、完了しました!」
「よぉし! ワープ開始! 惑星デルタムより緊急脱出するのである!」
宇宙船はワープして惑星デルタムから離脱する事でデスドラゴンから逃げる事に成功したのであった。
「こうた!」
「こうた君!」
「しっかりするルン!」
ひかる達は気を失っているこうたにずっと呼びかけ続けていた。スター達を、そして本調子じゃないとはいえスペースをも退けたデスドラゴン。このまま星空界はスタープリンセス達が言う通り闇に飲み込まれてしまうのだろうか・・・・
To Be Continued
次回予告
敗北したプリキュア
侵攻を続ける魔獣達
果たしてプリキュア達に打つ手はあるのか?
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第113話 それぞれの思い
次回もお楽しみ!
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