スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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皆さんお久しぶりです。
お元気でしょうか?
私も以前よりは回復したかなと思っています。
今回から新章がスタートしますので楽しんでもらえたら嬉しいです。


第10章 英雄の帰還! オールスターズ全員集合編
第118話 力を貰う! レルド兄妹襲来!


 

 

「キラキラキラルン! ホイップ・デコレーション!!」

 

【キラキラ☆プリキュアアラモード】のキュアホイップが謎のロボット【グローカーボーン】に向けて技を放ち戦闘不能した。

 

「ハァ・・・・ハァ・・・・」

 

しかしホイップの息は上がっていてその後ろには変身が解除された他の5人の姿があった。

 

「「「ハァーッ!」」」

 

そしてその近くではルビースタイルとエメラルドスタイルの【魔法つかいプリキュア】3人がグローカーボーン3体と戦っていた。

 

「みんな! 大丈夫?」

 

「大丈夫です!」

 

「でも、プリキュアの力が・・・・」

 

「変身出来ない」

 

「どうして!?」

 

ミラクルが声をかけるとひまり、あおい、あきら、シエルがそれぞれ今の現状を伝えたり把握しようとしていた。

 

「どうやら、彼女達にプリキュアの力を取られたみたいね」

 

そんな中でゆかりは自分達の力であろう菱形の宝石を持つ少女に目を向ける。

 

「貴女、何者なの?」

 

「どうして私達を? プリキュアの力を返してください!」

 

マジカルとフェリーチェはその少女に向けて話しかける。

 

「私の名前は【ハノン・レルド】。ごめんなさいね。貴女達に恨みは無いけど、私達の目的の為に貴女達の持ってる力を頂くわ」

 

「貴女達の目的?」

 

「それって一体?」

 

ハノンの言葉の意味をホイップとミラクルが考えていると6体のグローカー達が突然空中へと飛び上がると2体のグローカーボーンがそれぞれ合体して3体の【グローカールーク】へと変化して再び地上へと降り立った。

 

「合体したペコ!?」

 

「そんな事も出来るじゃば!?」

 

ルークの姿を見てペコリンと長老はとても驚いていた。

 

そしてグローカー達は両肩の砲門から光球を発射するとミラクル、マジカル、ホイップはその攻撃を受けて倒れてしまう。

 

『うわああああっ!』

 

「みんなーーっ! モフーーッ!」

 

「モフルン!」

 

モフルンが爆風で吹き飛ばされるとフェリーチェが飛ばされたモフルンを受け止めた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「ありがとうモフ・・・・っ!? 後ろモフ!」

 

「っ!?」

 

モフルンの叫びでルークが1体フェリーチェの背後にいる事で気づいたフェリーチェはモフルンを抱き抱えて低空飛行で逃げようとするがルークの目から放たれた赤い光線をモフルンを庇う形で受けてしまう。

 

「キャーーーッ!」

 

「フェリーチェ!?」

 

ビームを受けたフェリーチェの胸から緑色の菱形の宝石が現れるとそれがルークの元へと飛んでいき、宝石が離れるとフェリーチェはことはに戻ってしまう。

 

「はーちゃん!大丈夫モフ!?」

 

「大丈夫。でも、エメラルドが・・・・」

 

ことはの身体は何ともないが、手に持っていたエメラルドは力を失い全体が灰色のただの石になってしまった。

 

「エメラルドが!」

 

「よくもはーちゃんを! ハァーーッ!」

 

マジカルは1体のルークに突撃して拳を振りかぶって強烈なパンチを繰り出そうとするがルークはその拳を両手で受け止めた。

 

「なっ!?」

 

ルークは両肩の砲門から光球をマジカルに向けて放ち、それを受けたマジカルは後方へと吹き飛ばされてしまう。

 

「キャーーーッ!」

 

「マジカル!?」

 

ミラクルは慌てて飛んできたマジカルを受け止める。

 

「大丈夫?」

 

「えぇ」

 

「マズイよ。このままじゃみんなやられちゃう」

 

そこへホイップもやって来て現状戦えるプリキュアは彼女達3人となってしまった。

 

ルーク達3体も1カ所に集まると彼らの目から赤い光線が同時に放たれた。

 

「危ないモフ!」

 

「ホイップ・デコレーション!!」

 

「プリキュア・ルビー・パッショナーレ!!」

 

ホイップ達もそれに対抗する為に技を放ち、互いの攻撃が拮抗する。

 

「「「ハァーーーーッ!」」」

 

「・・・・・・・・」

 

するとハノンは両手を組んで目を瞑り何かを祈る様な姿勢を取ると彼女の身体が白く輝き出した。

 

「何?」

 

「何が起きてるの?」

 

ハノンの身体に何が起きているのかあおいとシエルは全く分からなかった。

するとその光がグローカー達からも放出されると彼らが放っている赤い光線の威力が急激に上昇した。

 

「「「なっ!?」」」

 

それに驚いたホイップ達だったが、そんな事を気にする余裕もなく彼女達の技は徐々に押され始めると最終的に押し切られて彼女達は全員赤い光線を受けてしまった。

 

「「「キャーーーッ!」」」

 

「みんな!」

 

ことはが3人を心配して声を上げるが爆風がなくなったそこにはみらいとリコ、いちかの3人が倒れていていちかが変身する時に使うスイーツパクトの色が灰色に変化していた。

 

「モフ!? ルビーが!?」

 

そしてモフルンの足元にはエメラルドと同じく力を失い灰色になったルビーのリンクルストーンが落ちていた。

 

「みんな、やられてしまったじゃば」

 

「そんな・・・・」

 

長老がその場にいたプリキュアが全滅した事を口にするとペコリンがそれにショックを受けていた。 

そしてハノンの手元には新たにルビーとホイップの力が宿った赤とピンク色の宝石があった。

 

「待って!」

 

ハノンが去ろうとするとそれをみらいが呼び止めた。

 

「お願い! 私達の力を返して!」

 

「・・・・ごめんね」

 

「えっ?」

 

ハノンはそう告げると他のグローカー達と共にグローカーマザーに乗ってその場を飛び去って行った。

 

「・・・・・・・・」

 

その姿をみらいや他のメンバー達はただ見ている事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

そしてハノンが乗ったグローカーマザーは雲の上に停滞している巨大宇宙船(イメージはダイナのプロメテウス)に帰還した。

 

「よくやったハノン。あと少し、あと少しで俺達の願いが叶う」

 

「うん・・・・」

 

「ん? どうした?」

 

帰還したハノンは宇宙船のコックピットであるメインルームにてプリキュア達から奪った力が菱形の宝石に変化した物の入った瓶をサガークに渡すが、なぜが元気のないハノンにサガークが声をかける。

 

「あんな女の子達からも力を奪う必要が本当にあったの?」

 

「当然だ。今は子供でもこの先宇宙の脅威になるかもしれないからな」

 

「そんな事「ないと言い切れるか?」それは・・・・」

 

ハノンはサガークに言い返す事が出来なかった。

 

「確か残るプリキュアはあと2組だったな。エネルギーの蓄積量的にもソイツらの力を奪えばこの装置を起動する為のエネルギーが集まる筈だ」

 

既に次に向けて動こうとしているサガークの近くでハノンは少し暗い表情を見せた。

 

 

 

 

一方で魔獣デスドラゴン率いる魔獣達の猛威に晒された星空界だったが、プリキュアや星空連合の活躍。そして星空界に住む人々の光を受けたキュアスペースによってデスドラゴンは倒された。しかしその時の爆発によって発生したワームホールにスペースは吸い込まれて行方不明となってしまう。

 

星空連合の決死の捜索も虚しくスペースは未だに発見されていない。

 

ひかる達は地球へ戻りいつもと変わらない日常を送っていたが、スペースが行方不明になってからもうすぐ1週間が経とうとしていた。

 

「こうた・・・・」

 

如月家でみんな一緒朝食を食べている時、母しずかからこうたを心配する声が漏れた。

 

「まだこうたは見つかっていないのか?」

 

「えぇ。星空連合からそういった連絡はきていないわ」

 

父さとしの質問にユニが答えた。

 

「大丈夫ルン! こうたならきっと無事ルン!だから・・・・きっと・・・・」

 

ララは2人を元気づけようとするが不確かな事は言えずそれ以上は何も言えなかった。

 

それからララは学校に登校し、ユニはロケットを通してこうたやワームホールについての情報を集めていた。

 

それから授業を終えて放課後になるとひかる達もロケットに合流した。

 

「こうた君。大丈夫でしょうか?」

 

「もう1週間だもんね」

 

流石のまどかとえれなからも不安の声が漏れた。

 

「大丈夫だよ!」

 

「ひかる?」

 

「こうたは絶対生きてる! そして必ず帰ってくるよ!」

 

そんな中でもひかるだけは不安の言葉を発する事なくこうたは必ず帰って来ると信じていた。

 

しかしこの日もこうたに関する新しい情報を入手する事は出来ず解散となってそれぞれの家へと帰宅した。

 

「こうた・・・・大丈夫だよね・・・・」

 

自分の部屋に戻ってベッドに横になったひかるだったが、1人になると不安になる気持ちが強くなっていた。

 

「ひかる! 野乃さんって人から電話よ!」

 

「えっ?」

 

そしてひかるは輝美から電話を代わった。  

 

「もしもし?」

 

『もしもしひかるちゃん? 久しぶり! 元気だった?』

 

電話の相手は【HUGっと!プリキュア!】の1人【野乃はな】だった。

 

「えっ? あ〜っ・・・・う、うん!勿論! 元気だよ! 元気元気!」

 

『ん? どうしたのひかるちゃん。何かあった?』

 

「えっ? え〜っと、実は・・・・」

 

そしてひかるはこれまでの出来事をはなに話した。

 

『えーーっ!? こうたが行方不明!?』

 

「うん・・・・」

 

こうたが行方不明のなっていた事にはなは驚いていた。

 

『そっか・・・・ひかるちゃんは大丈夫?』

 

「えっ? 私? 大丈夫だよ私は! こうたは必ず帰って来るって信じてるから!」

 

『ひかるちゃん・・・・』

 

ひかるは大丈夫だと告げるがその口調からはなは彼女の不安な気持ちを感じ取った。

 

『・・・・ねぇひかるちゃん。こんな時に話す事じゃないかもしれないんだけど、実は私達プリキュアを狙ってる人達がいるの』

 

「ええっ!? プリキュアを!?」

 

ひかるはプリキュアが狙われている事を知って驚いていた。

 

『うん。知らせてくれたいちかちゃんの話だと私達とひかるちゃん達以外のプリキュアはその人達にプリキュアの力を奪われちゃったんだって』

 

「ええっ!?」

 

『だからもし良かったら今度みんなで会わない?これからの事を一緒に相談したいんだけど、どうかな?』

 

「わかった!みんなには私から知らせるよ」

 

『ありがとう。また何かわかったら連絡するから今日はこれで切るね』 

 

「うん。ありがとうはなちゃん。おやすみ」

 

『うん。おやすみなさい』

 

ひかるは受話器を置いてはなとの会話を終えた。

 

 

 

 

「えぇっ!? いちかちゃん達が!?」

 

翌日の夕方、ひかるははなから聞いた事をそのまま他のメンバーにも話してそれを聞いたえれなが驚いていた。

 

「うん。私達とはなちゃん達以外のプリキュアはみんなその人達に力を奪われちゃったんだって」

 

ひかるが説明した通りいま残っているプリキュアはひかる達【スター☆トゥインクルプリキュア】とはな達【HUGっと!プリキュア!】の2組だけになってしまっているのが現状なのだ。

 

「そんな・・・・」

 

「一体誰がそんな事を・・・・」

 

それを聞いてまどかはショックを受けてララは誰がそんな事をしているのかと考えていた。

 

「とにかく! 今度はなちゃん達と会う約束をしたから分かんない事はその時に考えよう!」

 

その後もひかるとはなは連絡を取り合い、次の休日にはな達が観星町にくる事になった。

 

 

 

「おーい! ひかるちゃーーん!」

 

「はなちゃーーん!」

 

ひかる達は前に一緒に天体観測をした場所で待ち合わせをして合流した。

 

「みんな久しぶり!」

 

「はなからこうたの事聞いたよ。大丈夫?」

 

「とても心配なのです!」

 

「現状はどうなっているのですか?」

 

さあやとほまれが挨拶しつつえみるとルールーはこうたの心配をしてくれた。

 

「はぎゅ〜」

 

「まさか俺らの知らない所でどえらい事が起こっとったとわなぁ・・・・まぁこっちもこっちでえらい事になってるけど・・・・」

 

人間の姿に変身してはぐたんを抱き抱えているハリハム・ハリーも今の良くない現状をみんなに伝えた。

 

ビューーーッ!

 

「っ!? なにっ!?」

 

すると彼女達の周りに強い風が吹くと彼女達の真上にグローカーマザーが飛来する。

 

「キラやば~っ☆! 宇宙船だーーっ!」

 

「ひかる!」

 

ひかるは目をキラキラさせながら興奮しているがララはそんなひかるを叱った。するとマザーのハッチが開いてそこから4体のグローカーボーンが彼女達の目の前に降り立つとその後ろにハノンが5体目のグローカーボーンの掌の上に立つ形で降り立った。

 

「貴女達が【HUGっと!プリキュア!】と【スター☆トゥインクルプリキュア】ね。突然で申し訳ないけど貴女達の力、頂くわ」

 

 

 

 

 

その頃・・・・

 

「ハァーーッ」

 

スペースは光の国のウルトラコロセウムで人間サイズになったウルトラマンゼロと格闘戦による特訓を行っていた。

 

「闇雲に攻撃するな! もっと相手の動きを見ろ!」

 

「はい!」

 

スペースの連続パンチをゼロはかわしたり受け流したりして完璧に対応していた。

 

「オラッ!」

 

「うっ!」

 

そこへゼロがスペースの胸にはっけいを繰り出すとスペースはそれを受けて後方へと吹き飛ばされた。

 

「攻撃に集中しすぎだ。相手のカウンターもちゃんと警戒しろ」

 

「はい・・・・ハァ・・・・ハァ・・・・」

 

「ふぅ・・・・一旦休憩にするか」

 

「はい」

 

「その後は俺が相手だ」

 

「お願いします」

 

今度はガイがスペースの相手をする事になり、休憩を終えるとスペースはガイとの格闘戦を始める。

 

「お疲れゼロ」

 

「おう」

 

ゼロがスペースとガイの訓練を見ているとそこへヒカルがやって来る。因みに他のメンバーは任務で留守にしていた。ニュージェネメンバーは任務から戻ってきた者達が交代でスペースとゼロの特訓を手伝っているのだ。

 

「どうだ? こうたの調子は?」

 

「悪くねぇ。最初の時に比べたらだいぶマシになったんじゃねぇか」

 

「そうか」

 

「この調子ならそろそろ最後の段階に入っても良さそうだな」

 

「そうか、みんなには俺から伝えとく。頼んだぜゼロ」

 

「おう!」

 

その後、ゼロとヒカルはガイとスペースの特訓が終わると2人に混じってスペースの特訓に参加した。

 

 




         次回予告


襲撃を受けたひかる達

ハノン達の目的とは?

何故彼女達はプリキュアの力を奪うのか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第119話 争いのない世界

次回もお楽しみ!


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