スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
前回の投稿から半年以上経ってしまいました。
今後も不定期の投稿になってしまうと思いますがそれでも楽しみに最新話を待っていてくれたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします!
地球では突如現れた兄妹とグローカーと呼ばれるロボット達によって次々とプリキュア達の力が奪われる事件が発生し、その魔の手が今度はひかるやはな達にも迫っていた。そして彼女達の目の前に5体のグローカーボーンと共にハノンが現れて彼女達に襲い掛かろうとしていた。
「もしかして、貴女がいちかちゃん達が言ってたハノンさん?」
「えぇ、私がハノンよ。怪我したくなかったら大人しく力を渡しなさい」
「どうして? どうしてプリキュアの力を奪うの!?」
はながハノンの事を聞いたらひかるが何故プリキュアの力を奪うのかをハノンに聞いた。
「それが必要な事だからよ」
「必要な事?」
「意味わかんないんだけど」
ハノンはそれが必要な事だと伝えるとさあやとほまれはその意味が理解できなかった。
「私と兄さんは宇宙から争いを無くす為に行動しているの」
「争いを無くす?」
「貴女、お兄様がいるのですか?」
「えぇ」
ハノンの言葉にルールーとえみるが反応した。
「私と兄さんはここから遠く離れた星の田舎に住んでいた。豊かな生活では無かったけどそれでも兄さんや友人達に囲まれて毎日が充実していたわ。てもそんなある日、他の星の宇宙人が私達が持つ力を恐れて攻めてきたの」
「力?」
「私達の星の人間はみんなそれぞれ特殊能力と呼ぶべき力を持ってるの。兄さんは想像の力。私は周りの人達の力を増幅する力。仲間達も種類違うけどそれぞれ色んな力を持っていたわ」
ハノン達の星の人間達はそれぞれ特殊能力を持っていてその力を糧に生活していた。
「私達はその戦いに巻き込まれて仲間は次々といなくなって最後には私と兄さんの2人だけになって故郷の星も滅んでしまったわ。その時に私と兄さんは誓ったの。私達みたいな人が二度と現れないように誰もが幸せな世界に暮らす為に宇宙から争いのない世界を実現しようって。その為に私達は宇宙に存在する全ての力を奪って誰も争えないようにしようと考えたわけ」
「争いのない世界・・・・」
ハノンの言葉を聞いてひかるはその事を頭の中で考えた。
「そして貴女達の力を貰えば私達が作った時空転移装置を起動する為に必要なエネルギーが集まるわ」
「時空転移装置?」
「この宇宙とは違う別の並行宇宙へ行く為の装置よ。これで私達は他の宇宙からも争いに使われる力を奪って無くす事が出来るわ」
「でも! 力を無くした人達はどうなるルン!?」
「いいじゃない。別に死ぬわけじゃないし。力が無ければ誰も争えない。誰も傷つかず平和な世界になるわ」
「そんな・・・・」
ララの言葉もハノンには響かなかった。
「さぁ、話は終わりよ。貴女達の力、頂くわ!」
ハノンが右手を前に出すとグローカーボーン達が彼女達の所へ向かって歩き始めた。
「みんな!」
『うん!』
はなの掛け声と共にそれぞれの変身アイテムを取り出した。
『ミライクリスタル!ハートキラッと!』
『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』
はな達はそれぞれプリキュアに変身するとグローカー達に向かって走り出した。
『ハァーーッ!』
アンジュとエトワールが1体目、マシェリとアムールが2体目、ミルキーとコスモが3体目、ソレイユ、セレーネが4体目、スターとエールが5体目のグローカーボーン達の相手をしていた。
「フェザーブラスト!!」
「スタースラッシュ!!」
アンジュの技を受けた直後にエトワールの技を受けたグローカーボーンは仰向けに倒れた。
「マシェリポップ!!」
「アムールロックンロール!!」
「ソレイユ・シュート!!」
「セレーネ・アロー!!」
「ミルキー・ショック!!」
「コスモ・シャイニング!!」
「フラワー・シュート!!」
「スター・パンチ!!」
マシェリとアムール、ソレイユとセレーネ、ミルキーとコスモ、エールとスターとそれぞれのペアによる技がそれぞれの目の前にいるグローカーボーンに命中して彼らは一瞬怯んでしまっていた。
「やるわね。これならどう?」
ハノンの指をパチンと鳴らすと1体はハノンの護衛に残って他の4体のグローカーボーン達が合体して2体のグローカールークがプリキュア達の前に降り立った。
「キラやば~っ☆」
「コラ、感動しない」
「みんな! 気をつけるルン!」
グローカー達の合体にスターは目をキラキラさせているとコスモがスターを叱ってミルキーは他のメンバーに警戒を促した。
その直後に2体のルークはそれぞれ両肩の砲門から【ヘルムートバルブ】と呼ばれる光弾を発射するとプリキュア達は左右に飛んで回避した。
「マシェリポップ!!」
「アムールロックンロール!!」
直後にマシェリとアムールの攻撃がルークに直撃するが効果はいまひとつだった。
「っ!? 効いてないのです!」
「どうやら合体した事で防御力も大幅に上昇しているようです」
「ハァーッ!」
エトワールが背後からジャンプしてルークを攻撃しようとするが背面に配備されたレッドアイから発射する光球【ブレアビーム】が直撃した彼女は空中から落下した。
「うわああっ!」
「エトワール!」
「大丈夫!?」
「なっ、なんとか・・・・」
そんなエトワールをエールとアンジュが受け止めるとアンジュはエトワールに自身の力を使って回復させていた。
「ソレイユ・シュート!!」
「セレーネ・アロー!!」
一方、もう一体のルークを相手にしていたスター達だったが、ソレイユとセレーネの技はルークの両手首から伸びるカギ爪状の剣【ルークスエッジ】によって全て弾かれてしまい攻撃は届かなかった。
「嘘ッ!?」
「こちらの攻撃が届きません!」
「これでわかったでしょう? 貴女達がどれだけ頑張った所で私達には敵わない。さぁ、これ以上傷つく前に貴女達の持ってる力を渡しなさい」
ソレイユとセレーネが攻撃が通じない事に動揺しているとハノンが彼女達に向かって力を渡すように呼びかけるとルークはゆっくりとプリキュア達と距離を詰める為に歩き出してそのプリキュア達は後退りながらゆっくりとルークから距離を取ろうとしていた。
「嫌ルン!」
しかしミルキーだけはみんなの前に出てハノンの申し出を拒否した。
「プリキュア・しし座・ミルキーショック!!」
ミルキーが放った攻撃を1体のルークは両手をクロスして防御した。
「この力は、みんなを守る為の力ルン! この力があったから助けられたもの、守れたものが沢山あるルン! 確かに貴女の言う通り誰かを傷つける力はあるルン。でも、そうじゃない力もちゃんとあるルン! 私達は、こうたはその力を誰かの為、大切なものを守る為に使ってきたルン! だから・・・・私達の力は絶対に渡さないルン!」
「誰かの為、大切なものを守る為・・・・」
ミルキーは自身の思いを喋りながら電撃に力を入れて彼女の言葉を聞いたハノンにも響いた。
「全く、1人でカッコつけるんじゃないわよ」
「コスモ?」
「私も一緒だよ」
「スター!」
ミルキーの背中をコスモとスターが背後から支えていた。
「あたし達もいるよ」
「みんな、思いは同じです」
「ソレイユ、セレーネ!」
そこへソレイユとセレーネも加わり彼女達4人が背後からミルキーの背中を支えていた。
「頑張れ! ミルキー!」
「ルン! ハアアアーーーッ!」
スターからの掛け声と支えられているおかげで技に集中できるようになったミルキーは自身の力を更に高めると電撃は強くなりルークの防御を打ち破って直撃した電撃の影響でルークの身体は麻痺していた。
「いまルン! みんな!」
ミルキーの掛け声と共にスター達の元へフワも駆けつけた。
「みんなの想い、重ねるフワ!」
「シャイニートゥインクルペン!」
「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「キラキラ〜!」
『トゥインクル!』
「フーーーワーーーッ!」
『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』
「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」
『想いを重ねて!』
『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』
ミルキー達の技を受けた1体のルークは目の赤い光も消えて完全に機能を停止して動かなくなった。
「そんな!?」
「凄い! よぉし!私達も負けてられないよ! みんな!」
『うん(はい)!』
エール達もミルキー達の頑張りに感化されると彼女達も集まってメモリアルキュアクロックを取り出した。
『メモリアルキュアクロック、マザーハート!』
エールの掛け声と共に彼女達がタブレットにピンクのハートの形をしたクリスタルをはめるとタブレットの形が変化した。
『ミライパット、オープン!』
『HUGっと!プリキュア!今ここに!』
「ワン・フォー・オール!」
「オール・フォー・ワン!」
「ウィー・アー!」
「プリー・キュアー!」
「明日にー!エールをー!」
『ゴー・・・・ファイ!みんなでトゥモロー!』
エール達の技が発動し、それで巨大な女神のような力が現れるとその力が光線となりもう1体のルークに向けて放たれた。それを受けたルークも先ほどのルークと同じように目の赤い光が消えて完全に機能を停止した。
「まさか、ルークが負けるなんて・・・・」
「ハノンさん。貴女のいう宇宙から争いを無くすって考えとってもキラやばだと思う。でも、その為に他の何かを犠牲にするようなやり方は間違ってるよ!」
「そうだよ! こんな事しなくても他にも方法があるはずだよ!私達も協力するから一緒に考えよう!」
スターとエールがハノンに向けて宇宙から争いを無くす為の手段は他にもないか一緒に考えようと呼びかけた。
「もう遅いわ。私達はこれまで多くの星の人達や他のプリキュア達から力を奪った。今更許されるはずはないし、後戻りできる状態じゃ「関係ない!」・・・・っ!?」
ハノンの言葉に割り込んだスターは彼女の目の前に立つと両手でハノンの両手を掴んだ。
「そんなの関係ないよ! だってハノンさんってホントは凄く優しい人なんでしょ?」
「ええっ!? この人が優しい!?」
「理解不能です」
マシェリとアムールはスターの言葉の意味が理解できなかった。
「だってハノンさん。私達から力を奪おうとした時、なるべく私達が傷つかないようにしてたよね?」
「えっ?」
「どういう事?」
スターの言葉を聞いていたアンジュとエトワールはどういう事かわからなかった。
「みんな思い出してみてよ。ハノンさんが言ってた言葉を」
『怪我したくなかったら大人しく力を渡しなさい』
『さぁ、これ以上傷つく前に貴女達の持ってる力を渡しなさい』
「確かに、彼女がその気になったらもっと乱暴な手段だって取れたかもしれないでプルンス・・・・」
「ですが、そうしなかったのは・・・・」
「あたし達の事を気遣っていたから?」
ハノンが言っていた言葉を思い出したプルンス、セレーネ、ソレイユはハノンは自分達の事を考えてなるべつ傷つけないように立ち回っていたのではと気づいた。
「違う! 私は・・・・」
「違くないよ!」
今度はそこへエールが割り込んできた。
「私もスターの言う通りだと思う! 貴女は本当は優しい人でこんな乱暴な事したくなかったんじゃないかな?」
「何を勝手な事を。忘れたの? 私は貴女達の敵なのよ! 敵なら戦う以外の道なんて「あるよ!」…っ!?」
ハノンは敵同士ならどちらかが倒れるまで戦うしかないと考えているがエールはそれを否定する。
「戦う以外の道はある! 私達ね。前は敵同士だった人達とも最後には仲良くなれたの! 私達が困ってる時に助けてくれて、力を貸してくれて・・・・心強かったし、本当に嬉しかったんだ。だから大丈夫! 貴女が私達の事を信じてくれたら。受け入れてくれたら絶対に仲良くなれるよ!」
エールは以前敵同士だったチャラリートやパップル達元クライアス社のメンバーとも最後には力を合わせて共に困難に立ち向かって乗り越えた事は今もエールの心の中に強く残っているのだ。
「私も仲良くなりたい! 貴女と一緒にみんな一緒にキラやばになれる方法を探そうよ!」
「みんなで、一緒に・・・・」
ハノンが周りを見渡すと他のプリキュア達もスターやエールと同じ気持ちなのが彼女にも伝わってきた。
「・・・・そうね。本当にそんな道があるのなら・・・・私も、その道が良い」
ハノンがプリキュア達の考えに賛同するとみんなそれぞれ嬉しそうな表情を見せた。
「ありがとうハノンさん! 本当にありがとう!」
あまりの嬉しさにスターはハノンの両手を掴んでその手をブンブン振り回した。
「まっ、待ちなさい! 私だけ良くても兄さんを説得しないと話が始まらないわ! 貴女達の仲間の力はいま全て兄さんが持っているの。まずはその力を返してもらう様に説得してみるわ」
「なら私達も一緒に!」
「それはやめた方が良いわ。今の兄さんは私以外の存在は全て敵だと認識してるから一緒に来るのは逆効果よ」
「そんな・・・・」
「だから私1人で行く。ちゃんと他のプリキュア達の力を持って帰ってくるから少しだけ時間を頂戴」
「わかった! ハノンさんが戻ってくるの待ってるからね!」
ハノンの言葉にスターが返事をすると彼女は頷いて停止したグローカー達をグローカーマザーに収容してそのまま兄の所へと帰って行った。
「大丈夫でしょうか? もしまた襲ってきたりしたら・・・・」
「マシェリ。落ち着いてください」
「確かに、その可能性は否定できませんね」
「そんな・・・・」
再び襲撃があるのではとビクビクしているマシェリをアムールが落ち着かせている横でその会話を聞いていたセレーネがその可能性はゼロではないという考えにソレイユはショックを受けていた。
「大丈夫だよ!」
「スター?」
「きっと、大丈夫だよ」
しかしスターは大丈夫だと宣言してそれにミルキーが反応した。そんなスターはハノン達が飛び去って行った方向の空をずっと眺めていた。
ー光の国ー
こうたはウルトラマンゼロ達との特訓の為に光の国に滞在し、最初に運び込まれた医務室に寝泊まりして過ごしていた。そんなゼロ達との特訓も明日が最終日。その前夜にこうたは光の国に保管された過去のウルトラ戦士達の戦いの記録映像を毎晩観ていた。
「みんなこんな強敵達と戦ってたんだな」
こうたはギンガを始めとするニュージェネレーションの戦士達やゼロに関する戦いの記録を中心に観ていた。
「俺にも出来るのか? ヒカルさん達みたいにみんなを守る事が・・・・」
こうたはヒカル達に出来た事が自分にも出来るのか不安に思いながら映像を見続けた後に眠りについた。
その翌朝、ついにゼロ達との特訓の最終日が訪れた。
スペースに変身したこうたはウルトラコロセウムに来ていて、そこにはマントを羽織ったゼロやこうたがペンを持つギンガ達ウルトラマン全員が揃っていた。
「こうた。お前にはこれから俺と本気で戦ってもらう」
「本気で、ですか?」
「そうだ。まず最初に聞いておくがお前は一体何の為に戦っているんだ?」
「そんなの決まってます! 俺はプリキュアとしてみんなの宇宙を守る為に・・・・」
「違う! そうじゃねぇ。そういう誰もが持つ当たり前の理由じゃなくてお前自身の戦う理由は何だって聞いてんだよ」
「俺自身の、戦う理由?」
「そうだ。俺もコイツらもそれぞれの戦う理由がある。だが、お前にはそれがねぇ。だからこれから俺と戦いながらそれを見つけろ!」
「戦う理由を、見つける?」
「そら行くぞ!」
「っ!?」
ゼロはマントを脱ぎ捨てると真っ直ぐスペースに向かって突っ込んで行き、スペースもゼロの拳を両手をクロスして防ぐが後方へと吹き飛ばされてしまう。
「くっ!」
しかしスペースも何とか堪えて姿勢を崩さずに維持した。
「ドンドン行くぜ!」
「ハアッ!」
ゼロとスペースは格闘戦を行い、スペースも最初の頃に比べてゼロの動きに対応出来るようになっていた。これも毎日の特訓の成果がちゃんと出ている証だ。
「ハッ!」
すかさずゼロも頭のゼロスラッガー2つをスペースに向けて投げるとスペースは両手両足にエネルギーを集めてその両手両足が赤く光り出すとそれらを使ってゼロスラッガーを腕で弾いたり、バク転しながら蹴ったりしてゼロスラッガーによる攻撃にも上手く対応してみせた。
「やるじゃねぇか。なら、これならどうだ!」
「っ!?」
するとゼロの全身が青く光りだした。
「ルナミラクルゼロ!」
ゼロの赤と青がメインの身体は青がメインの身体をしたルナミラクルゼロへと変身した。
「ミラクルゼロスラッガー!!」
「っ!? くっ、うわあっ!」
ゼロはゼロスラッガーが無数に分裂して攻撃する【ミラクルゼロスラッガー】でスペースを攻撃してスペースもそれら全てを対処できずに攻撃を受けてしまう。
「ストロングコロナゼロ!」
そのままスペースに向かって走るゼロの身体が赤い光に包まれると今度は赤と銀がメインカラーのストロングコロナゼロへと変身する。
跪いたスペースが立ち上がるとその目の前にゼロが到着していてそんなゼロの右手には既に炎のエネルギーが蓄積されていた。
「ガルネイトバスター!!」
「うわああああああっ!」
ゼロの右手の拳から高熱を秘めた火炎光線【ガルネイトバスター】が放たれるとスペースはかなり後方まで吹き飛ばされて光線が消える頃にはスペースの身体は仰向けに倒れていた。
「どうしたこうた。お前の全力はそんなもんか? 俺様の全力はまだまだこんなもんじゃねぇぞ!」
ストロングコロナから元の姿に戻ったゼロはまだまだ余力を残していた。
果たしてスペースはこの戦いの中で自身の戦う理由を見つける事が出来るのだろうか?
To Be Continued
次回予告
ゼロとの戦いに臨むスペース
戦いの中でスペースは己の本当の願いと向き合う。
その先で見つけたスペースの答えとは?
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第120話 宇宙の進化
次回もお楽しみ!
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