スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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皆さん!
新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
そしてウルトラマンは今年で生誕60周年
更に魔法つかいプリキュアも今年で生誕10周年という事で色々とお祝い続きの年となりましたが今後ともよろしくお願いします!

ー追伸ー

今日はウルトラヒーローズEXPO2026のステージを観てきました。するとソラト役の近藤さんによるヴァルジェネスハルバードを使った生身の槍術アクションがあってめちゃくちゃかっこよかったです!
アクションしてる時のカッコいい姿と最後の方のお茶目な姿のギャップが凄かったです。
そしてコウセイ役の吉田さんは公演毎に毎回ウルトラマン達やレキネス達をテーマにしたギャグをしているらしく私が行った時にはレキネスがテーマのギャグをやってそれに対して近藤さんが棒読みで反応してたとが面白かったです。



第122話 新技炸裂! その名はスペースインパクト!!

サガークがプリキュア達の力を奪う為に襲ってきた。苦戦する彼女達を助ける為にミラクルとマジカル、そして光の国から戻ってきたスペースが駆けつけた。

 

「スペース・・・・」

 

「ホントにスペースなの?」

 

スペースの姿を見たセレーネとソレイユが涙目になりながらスペースに話しかける。

 

「当たり前だろ? まぁちょっと見た目は変わってるけどさ」

 

「確かに前と違う」

 

「何があったの?」

 

スペースの変化にエトワールとアンジュが反応する。

 

「今の彼から観測されるエネルギーはウルトラマンの力を纏っている時に匹敵します」

 

「どういう事です?」

 

「う〜ん。簡単に言うと新たな力を得てパワーアップしたって事かな」

 

「パワーアップ!?」

 

「キラやば〜っ☆! またパワーアップしたの!?」

 

アムールとマシェリの質問にスペースが答えるとその回答にエールとスターが驚いた。

 

「て言うか何でミラクル達と一緒だったんでプルンスか!」

 

「気になるフワ!」

 

「あぁ、それなんだけどさ・・・・」

 

スペースはここに来るまでの出来事を語り始めた。

 

スペースがウルティメイトイージスの力で空間を越えると彼の生まれ育った地球が目の前に見える宇宙空間へと出てきた。

 

「戻ってきたんだな。地球に・・・・」

 

それからスペースが観星町に戻ると変身を解いてこうたに戻り、それから1人で歩き続ける中で天文台の前にある広場へとたどり着いた。

 

「少しの間しか離れてなかったはずなのに。何だか懐かしいなぁ・・・・」

 

こうたはデスドラゴンと戦ったり、光の国で修行したりと地球から離れていた時間が長かった事から今まで当たり前のように見てきた景色がとても懐かしく思えた。

 

「こうた?」

 

「えっ?」

 

こうたは自身の名前を呼ぶ声が聞こえて振り向くとそこには私服姿とみらいとリコにことは、そしてみらいの持つ鞄からこちらを見るモフルンの存在に気づいた。

 

「みんな! どうしてここに?」

 

「・・・・こうたぁ!」

 

「おっと! はーちゃん!?」

 

「良かったぁ! 無事で良かったよぉ!」

 

「えっ? えっ? どゆこと!?」

 

こうたはことはが正面から泣きながら抱きついてきた事に驚いていた。

 

「貴方! 自分に何があったのか知らないの!?」

 

「いやぁ、えぇっと・・・・」

 

すると今度はリコがこうたに詰め寄ってくるがこうたは現状をあまり理解できていなかった。

 

「こうたくん。行方不明になってたんだよ」

 

「ええっ!? 行方不明!?」

 

みらいの話を聞いてこうたはとても驚いていた。

 

「そっか・・・・俺、行方不明になってたのか・・・・」

 

「そうよ! それにしても貴方、いままで何処で何してたのよ!」

 

「えぇっと・・・・ワームホールに飲み込まれて別の宇宙に行って・・・・そこで強くなる為の修行をして・・・・」

 

こうたはこれまでの出来事を口に出しながら思い出していった。

 

「修行って・・・・何やってるのよ。どうしてすぐに帰って来ないの! みんな心配してたのよ!」

 

「ごめん。でも俺には必要な事だったんだよ」

 

「だからってね・・・・」

 

「まぁまぁリコ落ち着いて」

 

「落ち着くモフ!」

 

リコがこうたにお説教を始めたのを見てみらいとモフルンが止めた。

 

「はなちゃんがね。ひかるちゃんからこうたくんが行方不明になったって話を聞いて私達にもそれを教えてくれたの。それでずっと心配してたんだ。でも良かった。こうたくんが無事で・・・・」

 

「そっか、ごめん。心配かけて・・・・」

 

「そう思うなら早くあの子達に顔を見せて安心させてあげなさい!」

 

「あぁ、わかってる。所でさ、何でみらいちゃん達がここにいるんだ?」

 

「うん。実は・・・・」

 

「ねぇ! あれ見て!」

 

ことはが何かを指差して騒ぎ出すとそれにつられて他のメンバーもそれに目を向けた。そこには森の上空に3機のグローカーマザーが飛来したのが見えた。

 

「何だよあれ!」

 

「こうたくん。よく聞いて、私達がこの町に来たのはあれが理由なの」

 

「どういう事?」

 

「実は・・・・」

 

それからみらい達は今の現状をこうたに説明した。

 

「プリキュアの力が奪われた!?」

 

「そうなの。私達もルビーの力を取られちゃって」

 

「私もエメラルドの力を奪われたからプリキュアになれなくなっちゃった」

 

「そんな・・・・」

 

こうたは力を失ったルビーとエメラルドを見せられて驚いていた。

 

「でも大丈夫! あれから私達も色々試してみたらルビー以外の姿には変身できるってわかったんだ」

 

「それでこうして他のみんなと合流する為にここに来たってわけ」

 

「なるほどな」

 

ドカーーン!

 

『っ!?』

 

そうしてこうた達が話してる間にも戦闘が激しさを増していくと4体のボーンが上昇して合体して2体のルークになって地上に降りていく姿がこうた達にも見えていた。

 

「合体した!?」

 

「そうなの最初のロボットは大した事なかったんだけど合体したらすごく強くなってそれでやられちゃったんだ・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

こうたはことはから話を聞くとその視線を戦闘が行われているであろう場所に向けていた。

 

「・・・・あそこでひかる達が戦ってるんだよな」

 

「多分ね」

 

「・・・・やっぱり、行くんだね」

 

こうたの質問にリコが答えてみらいはこうたがこれからやろうとしている事を察していた。

 

「あぁ! みんなが戦ってるなら俺も行かなくちゃな!」

 

「私達も行くよ!」

 

「みらいちゃん」

 

「当たり前でしょ? プリキュアは貴方だけじゃないんだから!」

 

「リコちゃん」

 

「そのちゃん付けやめて。"リコ"で良いわよ」

 

「私も!"みらい"って呼んで! 私もこれからは"こうた"って呼ぶから」

 

「・・・・わかった。行くぞ! みらい! リコ!」

 

「「(うん)(えぇ)!」」

 

こうたが少し前に出るとみらいとリコがその隣に並び立った。

 

「「キュアップ・ラパパ! ダイヤ! ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

そして2人はダイヤスタイルのミラクルとマジカルに変身するとこうたもスターカラーペンと新しくなった水色のペンダントを取り出した。

 

「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」

 

こうたは右手に持つペンのペン先をペンダントに差し込んでそれを抜いたらペン先についた水色のインクを使って星のマークを描いてそのペン先を今度はペンダントの星の部分をタッチしてキュアスペースV2へと変身した。

 

 

 

 

 

「あれ? 前と姿が違うよ!」

 

「どういう事?」

 

「言っただろ? 修行したって。これがその成果だ」

 

「凄い! ワクワクもんだ!」

 

ことはとマジカルはスペースの姿の変化に気になっているとスペースがその疑問に答えてミラクルが驚いていた。

 

「それじゃあ行こう。はーちゃんとモフルンは危ないからここで待っててくれ」

 

「わかった。気をつけてね!」

 

「頑張るモフ!」

 

「あぁ。行ってくる!」

 

スペースが空を飛んで現地へ向かうとミラクルとマジカルもそれぞれの魔法の箒に乗って飛んで行った。

 

「俺があの宇宙船を何とかするから2人にはみんなの事を頼んで良いか?」

 

「わかった!」

 

「任せて!」

 

そう言ってミラクルとマジカルがスペースの前を先に飛んで行くとスペースは空中で止まり目を瞑る。

するとスペースのペンダントから光の粒子が放出されてそれをウルティメイトイージスに変化させて身に纏った。

 

「ソードレイ・ウルティメイトゼロ!!」

 

スペースは右手に装備しているウルティメイトゼロソードをなぞるように触れるとそこから巨大な光の刃を出現させて敵を切り裂く技【ソードレイ・ウルティメイトゼロ】を放って3機のグローカーマザーを横から薙ぎ払うように切り裂いて全て撃墜した。

 

それからウルティメイトイージスは消えて元のスペースへと戻った。

 

「よし、行くか!」

 

そう言ってスペースは全身に光を纏って高速で移動してスター達の前に降り立って今に至る。

 

「そうだったんやな」

 

「しゅごい! しゅごい!」

 

スペースの説明を聞いてハリーは納得してはぐたんもハリーの腕の中でパチパチしながら嬉しそうにしていた。

 

「「・・・・・・・・」」

 

「コスモ、ミルキー・・・・」

 

そしてコスモとミルキーは先程から何も言わずにスペースの事を見つめていてその視線に気づいたスペースは2人に話しかけようとした。

 

「貴様、いったい何者だ!」

 

しかしサガークがスペースに話しかけた事でそれは叶わなかった。

 

「俺はスペース。キュアスペースだ!」

 

「キュアスペース・・・・」

 

スペースが名乗るとハノンがそれに反応する。

 

「貴様もプリキュアか。どれほどの実力の持ち主か・・・・見せてもらおうか」

 

するとサガークの指示で2体のルークがスペースに向けて両肩のルークキャノンからヘルムートバルブが放たれるとスペースは横っ飛びで回避する。

 

「さてと・・・・やるか」

 

スペースは真っ直ぐ自身の所へ向かって歩いてくるルークを見ながら膝立ちの状態から立ち上がった。

 

「(ゼロさん達に鍛えられて俺がどのくらい強くなったのか。確かめさせてもらうぜ)」

 

スペースは左手を腰の位置において右手を前に出した。それは普段ゼロやレオがやってる宇宙拳法の構えと同じだった。

 

「構えが・・・・」

 

「今までと違います」

 

その違いにコスモとセレーネはすぐに気づいた。

 

「ハアッ!」

 

スペースは高速で移動して1体のルークの目の前に現れた。

 

「ええっ!?」

 

「はやっ!?」

 

そのスピードにミラクルとマジカルが驚いてる間にスペースは両手の拳を両手で突き出す形で攻撃するとそれを身体に受けたルークから火花が散って数歩後ずさった。

 

するともう1体のルークの両手の手首からルークスエッジが現れてスペースを切り裂こうとするがスペースはそれら全てを身体を逸らす事で回避して連続でパンチを繰り出した後に一発蹴りを入れる事でそのルークも後ずさらせるが2体とも大きなダメージは受けていなかった。

 

「かったいな・・・・だったら!」

 

スペースは右手の手首を振りながら相手の硬さを痛感するとペンダントから光の粒子が放出されてそれらの光がスペースの両手に集まっていく。するとその光が実体化して右手にはジードのキングソード。左手にはビクトリーのナイトティンバーが現れた。

 

「あれって!?」

 

「ルン! スペースがウルトラマンの力を纏っていた時に使っていた武器ルン!」

 

それを見ていたスターとミルキーはそれに驚いていた。

 

「いくぜ!」

 

スペースはキングソードとナイトティンバーによる二刀流で1体のルークの身体を切り裂きながら攻撃を繰り返した。

そこにもう1体のルークが横から両肩のヘルムートバルブを放ってきたのでスペースは両腕を広げて後方へと飛びながら下がる事でそれを避けた。

 

するとスペースは左手に持っていたナイトティンバーを頭上に投げるとその間に右手のキングソードに左手を2回添えた。

 

『アン! デュウ!』

 

その後、落ちてきたナイトティンバーを左手でキャッチしたらキングソードを持ったままその右手の指を使ってナイトティンバーのポンプアクションを2回行ってトリガーを引いた。

 

『ツー! ナイトビクトリウムブレイク』

 

「くらえ!スウィングスパークル!! ナイトビクトリウムブレイク!!」

 

スペースは横一閃に放射されるスウィングスパークルとV字で放たれるとナイトビクトリウムブレイクをそれぞれのルークに向けて放つとそれを受けたルークの身体から火花が散りダメージを与える事に成功する。

 

『グアア・・・・・・・・』

 

「攻撃が・・・・」

 

「届いた」

 

「凄ーーい!」

 

それを見ていたエトワール、アンジュ、エールは驚きと興奮の声を上げる。

 

「次はこれだ!」

 

そう言ってスペースが両手に持った武器を投げ捨てた直後に2本の剣は光の粒子となって消えると彼のペンダントから再び光の粒子が右手に集まって形になっていく。そして現れたのはウルトラマンルーブが使う武器、ルーブコウリンだった。

 

「ハアアッ!」

 

スペースは再び高速移動で1体のルークの目の前に現れるとルーブコウリンの円刃を回転させながら連続で切り裂く事でルークにダメージを与えていった。

 

「何なの彼。いったい何者なの?」

 

「彼はキュアスペース。スター達と同じプリキュアでプルンス達の頼もしい仲間でプルンスよ!」

 

「彼もプリキュア・・・・」

 

「そうフワ!」

 

ハノンとプルンスがスペースの戦いを見ながら話をしているとスターの所にいたフワが戻ってきた。

 

「スペースはいつも誰かの為、大切なものを守る為に戦ってるフワ!」

 

「誰かの為、大切なものを守る為・・・・」

 

それを聞いたハノンはその後は何も言わずにスペースの戦いを見ていた。

 

『マコトクリスタル! 輝け! 希望の光!』

 

その間にも戦いは続き、スペースがルーブコウリンにマコトクリスタルをセットしていた。

 

「ハアアーーッ! シン・ボルテックバスター!!」

 

スペースが光線を放つとそれが1体のルークに直撃して大きな火花を散らすと身体のあちこちから次々と火花が散り始めてそのルークは仰向けに倒れて爆発した。

 

「何だと!?」

 

「やりました! やりましたよアムール!」

 

「はい。やりましたね!」

 

それを見ていたサガークは驚愕し、マシェリとアムールはとても喜んでいた。

 

「うわっ!」

 

しかし戦いは終わっておらずスペースの足元で爆発が起こりそれを横っ飛びで避けて膝立ちしているともう1体のルークがゆっくりとスペースに迫っていた。

 

『テイコウスルモノハ・・・・スベテ、ハイジョ・・・・』

 

「くっ! プリキュア・スペースレイ!!」

 

スペースは膝立ちの状態のまま両手を腰に置き、その後、両手を前に伸ばしたらそのまま止まる事なく両手を横に広げてエネルギーを集めて腕を十時に組む事でその中心からこれまでの赤い光線とは違う水色の光線を放ち、それがルークに直撃して爆発による爆煙が起こる。

 

『・・・・・・・・』

 

「なっ!?」

 

スペース自身の技もV2となってパワーアップしているが、ルークは何もなかったかの様に爆煙の中から出てきて歩き続ける姿にスペースは驚いていた。

 

「そんな!?」

 

「スペースの攻撃が・・・・」

 

「効いてません!」

 

同じくそれを見ていたコスモ、ソレイユ、セレーネも驚いていた。

そしてスペースの目の前にやってきたルークは片手でスペースの首を掴んで持ち上げた。

 

「ぐっ、ううっ・・・・」

 

「スペース!」

 

「逃げるルン!」

 

『テイコウスルモノハ・・・・スベテ、ハイジョ・・・・』

 

「終わりだな」

 

苦しそうなスペースを見ながらスターとミルキーから彼を心配する声が聞こえた。そしてサガークがルークの勝利を確信している中でルークはスペースを掴む右手とは逆の左手のルークスエッジの刃がスペースに向けられる。

 

『っ!?』

 

「やめてーーーーっ!」

 

その光景に他のプリキュア達は一気に不安な気持ちになりコスモは必死に叫ぶがそんな事はお構いなしにその刃は振り下ろされた。

 

 

 

「・・・・まだだ」

 

するとスペースは首を絞められながらも振り下ろされた刃を右手で受け止めた。

 

「こんな所じゃ終われない。俺にはまだ・・・・やらなきゃいけない事がある・・・・だから・・・・こんな所で終わるわけにはいかないんだ! ハアアーーーッ!!」

 

するとルークスエッジを持ったスペースの右手が虹色の光に包まれるとそのエネルギーが徐々に強くなっていった。

 

ドカーン!!

 

「なっ!?」

 

そしてスペースはその強くなった力で掴んでいたルークスエッジをへし折ってそれを見たサガークも驚いていた。

 

それからスペースは両手で自身の首を絞めるルークの右手を掴んだまま両足でルークの腹を蹴った事でその衝撃でルークは彼の首を離した。それによって解放されたスペースはそのまま後方に側転しながら距離を取った。

 

「これで、フィニッシュだ!!」

 

するとスペースは先程と同じ虹色のエネルギーを今度は右足に集めながらその右足をエックスがザナデュウム光線を放つ時に左足を回してるのと同じように回していた。

 

『テイコウスルモノハ・・・・スベテ、ハイジョ・・・・』

 

「・・・・ハアッ!」

 

そしてスペースは右足にエネルギーを集めたまま目の前のルークに向かって駆け出した。

 

「スペース!?」

 

「何する気!?」

 

エールとスターはスペースが何をしようとしているのか分からず混乱していた。そんな事も気にせず走って助走をつけたスペースは両足を合わせてジャンプする。

 

「プリキュア・スペースインパクトォォォ!!」

 

スペースはその勢いのままルークに向かって先ほどのエネルギーを纏った右足を突き出した。

この技はゼロが使う技の一つ【ウルトラゼロキック】を【スペースインパクト】としてスペース風にアレンジした蹴り技なのだ。

 

「だああああっ!」

 

そしてスペースのキックはルークの身体を見事に貫通するとスペースは着地した直後にルークが離れる為に前転して距離を取って膝立ちの状態でルークに背中を見せたまま止まった。

 

『テ、テイコウ・・・・スル・・・・モノハ・・・・ス、スベ・・・・スベテ・・・・ハ、ハイジョ・・・・』

 

ルークは貫通した胴体から火花を散らしながらも振り向いて戦おうとするがすぐに全身からも火花を散らし始めてそれはできなかった。結局ルークはそのままスペースの後ろで前のめりに倒れて爆発した。

 

「バカな・・・・こんな事が・・・・」

 

サガークは信じられない光景に動揺していてその身体もフラついていた。

 

「さぁ、みんなから奪った力を返してもらおうか」

 

「くっ・・・・確かキュアスペースと言ったな。この借りは必ず返す! 必ずだ!」

 

「っ!? 待って! 兄さん!」

 

スペースはすぐに立ち上がって歩きながらサガークに近づくとサガークは左手に付けていた腕輪のボタンを押して何処かへ転移して姿を消した。

 

「兄さん・・・・」

 

ハノンは目の前から消えた兄の姿を見て自分は本当に兄から見放されたのだと実感して暗い表情を見せる。

 

「ふぅ・・・・」

 

そしてスペースは変身を解いてこうたの姿に戻った。

 

「(俺は戦う。みんなの為に、そして俺自身の願いの為に・・・・)」

 

こうたは空を見上げながら光の国で叫んだ時の"自分の意思でみんなを守る"という思いを貫いて戦う事を新たに決意した。

 

「このバカーーーッ!」

 

「えっ? ユニ!? うわっ!」

 

するとこうたは声の聞こえてきた方向を向くと目の前まで来ていたユニが勢いよく抱きついてきたのを受け止めきれずに彼女を抱きしめたまま仰向けに倒れてしまう。

 

「心配ばっかりかけるんだから・・・・バカ・・・・バカーーーッ!」 

 

「・・・・ごめんな」 

 

こうたは自身の胸の中で泣きじゃくるユニの頭を優しく撫でながら謝った。

 

「こうた・・・・」

 

「ララ・・・・」

 

そこへララもやってきて寝転がるこうた達の横で正座して座るとララの持つセンサーの一本がこうたの目の前にやってきた。

 

「・・・・おかえりなさいルン」

 

ララは目から涙を流しながら笑顔でこうたにおかえりと伝えた。

 

「・・・・あぁ。ただいま!」

 

そしてこうたは右手の人差し指でララのセンサーにタッチして彼女のセンサーが光った。

 

「こうたぁ!」

 

そこへひかるや他のメンバー達が次々とこうたの所へ集まってきてみんなで盛り上がった。

 

 

 

そして自身の宇宙船へと帰還したサガークはブリッジにある自身の席に座った。

 

「くそっ!キュアスペースめ・・・・次こそは必ず倒してやる!」

 

「どうやらお困りのようですね」

 

「・・・・お前か」

 

そこへ黒いフードで全身を隠した謎の男がサガークに声をかける。

 

「私が情報を提供したグローカー達を倒すとは手強い相手のようですね」

 

「問題ない。こちらにはまだ"ビショップ"が残っている。これ以上奴らの思い通りにはさせない」

 

確かにサガークには想像したものを具現化する力がある。ならどうやってグローカー達を生み出したのかだが、それは目の前の男からグローカー達の情報をもらってそれを使ってサガークが具現化させたのだ。勿論個人の力での具現化になるため本物と同じ大きさのものを生み出すは出来ないがその性能は本物と変わらなかった。

 

「決めた・・・・決めたぞ。この星、そしてそこで生きる奴らは危険だ。だから・・・・この手でその全てを消し去ってやる!」

 

サガークはスペース達から力を奪う事より目の前の脅威を排除する事を優先した。

それによりサガークは何やら宇宙船の機械を操作し始めると地球から離れた場所の宇宙空間で"何か"が動き出そうとしていた。

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


サガークを退けたこうた

しかし戦いはまだ終わっていなかった。

地球の運命をかけた大きな戦いがいま、始まろうとしている。


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』


第123話 地球消滅!? 運命のカウントダウン!!

次回もお楽しみ!


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