スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
新作の投稿までに1ヶ月以上かかってしまい申し訳ありません。
大体の話は予め決めていたのですが、具体的にどうするかとアイデアを練っていたらこれでもかとアイデアがたくさん出てきてそれを纏めつつ絞って物語にするのに手こずってしまいました。
それと久しぶりに新作小説の投稿を考えています。なので次回でこの章が終わるのですが、少しの間スタプリの投稿が遅れてしまうと思いますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
新作小説の詳しい詳細については活動報告欄をご確認ください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=338705&uid=251797
今後ともスタプリニュージェネ共々宜しくお願いします。
サガークを倒したスペースだったがそんな彼らの前に現れたのはサガーク達を利用して宇宙を破滅させようとしていた謎の男"シヴァ"だった。
シヴァの力で誕生したブラックナイトの力に苦戦するこうただったが覚醒したトゥインクルイマジネーションの力により水色の髪と前を開けている白い長袖のロングコートとその中は真っ白なTシャツで胸元には水色のペンダント。両手には黒い指抜きグローブをはめて下半身は青色の長ズボンと黒い靴を履いた戦士"キュアスペース・ユニバース"へと変身する。
「凄い。身体中から力が溢れてくる・・・・」
スペースが高まる自身の力を感じていた。
「また姿が変わった。一体どれだけ姿を変えられるんだ・・・・うわっ!」
「兄さん!」
サガークも正気に戻っているがこれまでの記憶は残っていたのでスペースが更に変身した事に驚いている所をブラックナイトに攻撃されて倒れた。
「くそっ!」
「・・・・・・・・」
ブラックナイトは倒れているサガークに剣を振りかぶり切ろうとしていた。
「兄さん逃げて! 『ビュン!』・・・・えっ?」
ハノンが必死に叫んでいる横を何かが高速で通り過ぎていった。
カキン!
しかしブラックナイトの剣はスペースがユニバースブレードで受け止めた。
「ハァーーッ!」
スペースは力を高めた時に発生した風圧による衝撃を利用してブラックナイトを後方へと飛ばした。
「どうして?」
「貴方はさっきユニの事を助けてくれた。貴方のした事は確かに許される事じゃない。でも、必死にそれを償おうとする気持ちは感じました。だから・・・・」
そう言ってスペースはユニバースブレードを持つ右手とは逆の左手をサガークへ伸ばした。
「俺は貴方を信じます」
「・・・・ありがとう」
サガークもその手を取って立ち上がった。
「俺がアイツの相手をします。サガークさんはみんなを守ってください」
「しかしそれでは・・・・」
「大丈夫です!」
スペースの身体が虹色に光ると一瞬でブラックナイトの目の前まで移動してユニバースブレードで切り掛かるとブラックナイトも剣や盾を使って対応してきた。
「今の俺、何でも出来る気がするので!」
スペースは高速で移動しながらブラックナイトを撹乱しつつユニバースブレードで攻撃し続けた。
「(凄い。身体が自由に動く。望んだ事を望んだままに!)」
スペースは"自分がどう動きたいのか?"や"どう戦いたいのか"と頭の中で考えてイメージすると身体と力がそれに合わせて動いてくれる事に驚きながらブラックナイトと戦っていた。
「凄い」
「あの黒い騎士を相手に互角に渡り合ってる」
スペースがブラックナイトと互角に戦っている姿にハノンとサガークは驚いていた。
「フッ!」
スペースが一度距離を取るとブラックナイトが右手に持つ片手剣にエネルギーを集め始めた。
「させるかよ!」
スペースはユニバースブレードを地面に刺すと両手を腰に置き、その後は両手を前に伸ばしたらそのまま止まる事なく両手を横に広げて虹色のエネルギーを集め始めた。
「プリキュア・ユニバースレイ!!」
スペースはエネルギーを集めた両腕を十時に組む事でスペースレイをユニバースの力で強化した"ユニバースレイ"として放つとその光線は振りかぶったブラックナイトの剣に直撃して光線を受けた片手剣は振り切られる事なく消滅した。
「ほう? やりますね」
宝石の力で強化されたブラックナイトの剣を消し飛ばしたスペースの攻撃にシヴァは驚く事なく関心するような眼差しでそれを見ていた。
「ダァーーーッ!」
スペースは地面に刺さっていたユニバースブレードを抜くと再びブラックナイトへと正面から向かっていき攻撃をしかけるがその攻撃はブラックナイトが左手に持つ盾によって防がれてしまう。
スペースは先程光線を放った時に集めた虹色のエネルギーを今度はユニバースブレードの剣先に集めるとその光がまるで鞭のような姿に変化した。
スペースはその光の鞭を使って何度も攻撃するがブラックナイトはそれを全て盾で防いで盾には傷一つついていなかった。
「ダメだ。あの盾をどうにかしないとこちらの攻撃は奴に届かない」
「そんな。だったらどうすれば・・・・」
それを見ていたサガークとハノンはどうやってあの盾へ対処すれば良いのかを必死に考えている横でユニが真剣な眼差しでスペースの戦いを見ていた。
「(私も、私も一緒に戦いたい! こうたが帰ってきてくれたのは凄く嬉しいけど一番大事な戦いはいつも彼に任せてばかりで私はただ見ている事しかできない。そんなのはもう嫌ニャン!)」
ユニはこれまでの戦いの中でデスドラゴンなどのここぞという時の戦いを全てこうたに任せてしまっている事が嫌で、辛くて、それが理由でこうたがいなくなってからはそれをずっと後悔して泣き続けた。
「(私だってプリキュアよ! アンタに出来た事なら私にだって出来るはず! 想像力が私達の力だって言うなら応えて!私もスペースと、こうたと一緒にみんなを守りたいの!!)」
ユニは目を瞑って両手を組んで祈る様に自身のイマジネーションを高めながら必死に何かに呼びかけた。
ピカーーーッ!
「ん? 何ですか?」
ユニの身体が青く輝き出すとシヴァを始めその場にいた人達全員の視線がユニへと向かった。
「ユニ? 何を?」
スペースもどうなっているのか分かっていなかったが突撃ブラックナイトが苦しみ始めた。
「ウウッ・・・・」
「っ!? 見るフワ!」
するとブラックナイトの黒い鎧の内側から青い光が輝き出すとブラックナイトもそれに合わせて苦しんでいた。
「どうなってるんだ?」
スペースも現状を理解出来ていないが事態は進んでいき、鎧から青い光が飛び出して真っ直ぐユニの方へと飛んで行くとその光がユニのスターカラーペンへと入っていき彼女の持っていた灰色のスターカラーペンは元の青いペンへと戻った。
「ユニのスターカラーペンが・・・・」
「力を取り戻したフワ!」
ユニのペンが力を取り戻した事にスペースやフワが反応している中、シヴァだけは顔色を変えるのとなくユニの事を見ていた。
「ふむ。ですがペンの力が戻った所でペンダントが使えなければプリキュアにはなれませんよね? 高々ペン一本の力を取り返された所で状況に変わりはありません」
「それはどうかしらね? スペース!」
ユニは力を取り戻した自身のペンをスペースに向かって投げるとスペースはユニバースブレードを持っていた右手とは逆の左手でペンをキャッチした。
「ユニ?」
スペースがユニの方を見ると彼女は何も言わずに頷いた。
「・・・・わかった。一緒に戦おうぜ! ユニ!」
『コスモオン!』
カチン!
そう言ってスペースはユニバースブレードの柄頭にセットされていたユニバースターカラーペンを抜くと代わりユニのペンをセットしてグリップについた小さなトリガーを1回引いた。
するとユニバースブレードの剣先から青い光が放出されてそれが剣の形となって剣先が青いビームブレードへと変化した。
【挿入歌:ShOUT!】
スペースは正面からブラックナイトに向かって突撃した。
「ハァーーッ!」
青いビームブレードとなったユニバースブレードでブラックナイトを攻撃し、ブラックナイトもその攻撃を盾を使って防ぎ続けるが先程よりも威力のある攻撃に吹き飛ばされそうな身体を必死に抑えながらスペースの攻撃を受け続けていた。
「デヤッ!」
「ンンッ!?」
スペースがユニバースブレードを振りかぶっての強い一撃を放つとブラックナイトは盾で防ぐが後方へと吹き飛ばされながらも何とか耐えた。
「アレでもダメなの?」
「だったら!」
攻撃に耐えたブラックナイトを見て動揺するハノンをよそにスペースはユニバースブレードがもう一本欲しいとイメージすると右手に持っていたユニバースブレードから光の粒子が放出されてその粒子がもう一本のユニバースブレードへと変化した。
「剣が増えたフワ!」
そしてスペースは右手に持っていたユニバースブレードを地面に刺すと具現化されたもう一本の剣を手に取って左手のアイテムブレスレットから自身のスターカラーペンを取り出すとユニバースブレードの空いていた柄頭にそのスターカラーペンをセットしてそっちの剣についたグリップのトリガーを1回引いた。
「フッ!」
『スペースオン!』
カチン!
すると先程とは違いスペースの力が込められた水色の光が剣先から放出されてそれが形になるとそのユニバースブレードの剣先が水色のビームブレードとなった。
そしてスペースが地面に刺していたユニバースブレードを抜くと右手に青、左手に水色の光を放つユニバースブレードによる二刀流で再びブラックナイトとの戦闘を再開する。
「デヤッ! ハアッ!」
スペースは両手に持ったユニバースブレードで連続攻撃を仕掛けると先ほどまでとは打って変わりブラックナイトは防戦一方となっていた。
「凄い」
「あぁ」
ハノンとサガークはその光景をただ驚きながら見ていた。
そんなスペースが振う青い光と水色の光はまるでコスモとスペースが一緒に戦っているみたいだった。
「俺達の絆を舐めるなよ! 俺もユニも同じ目標、同じ未来を目指して一緒に戦ってきたんだ。その思いは誰にも負けやしない!」
そしてスペースは後方へ下がりブラックナイトから距離を取ると両手に持つビームブレードへ更に光を集め始めた。
「ハァーーーッ! くらえ!」
スペースは両手の剣をクロスさせて青色と水色でできたX字の斬撃をブラックナイトへ向かって放つとブラックナイトは盾でそれを防いだ。
「グゥゥゥゥッ!」
「ハアッ!」
するとスペースは2本のユニバースブレードを同時に地面に突き刺した直後に真っ直ぐ斬撃を受け止め続けているブラックナイトに向かって駆け出した。
「プリキュア・ユニバースインパクト!!」
スペースはジャンプして空中で1回転すると彼の右足に集められた虹色の光によって放たれるスペースインパクトがユニバースの力で進化した"ユニバースインパクト"がX字の斬撃の背後から押し込む様に蹴り込んだ。
「ウオオオオオッ!」
「ハァーーーッ! デリャーーーッ!」
斬撃が背後から強引に押し込まれた事で盾は耐えきれなくなると徐々にヒビが入った盾は砕け散り斬撃ごと蹴りを受けたブラックナイトは後方へと吹っ飛んでいった。
「やったフワ!」
「今よ!」
「ここで決めろ!」
盾の破壊に成功してフワが喜んでいるとハノンとサガークは今がチャンスだとスペースへ向かって叫んだ。
スペースは地面に刺したユニバースブレードの所へ戻るとスペースのペンが入ったユニバースブレードからそのペンを抜くとスペースの力で具現化したユニバースブレードは消滅してもう1本のコスモのペンが入ったユニバースブレードからはコスモのペンを抜くと再びユニバースターカラーペンを差し込んだ。
『ユニバースオン!』
そしてスペースは先ほどのトリガーを連続で3回引いた。
カチン! カチン! カチン!
『オールチャージ!』
するとユニバースブレードの剣先にこれまで以上の虹色のエネルギーが集まってきていた。
「これでフィニッシュだ!」
エネルギーが集まりきるとスペースは再び剣のグリップについたトリガーを1回引いた。
カチン!
「プリキュア・ユニバースクラッシュ!!」
スペースが高速移動でブラックナイトの目の前にやって来るとエネルギーが集まったユニバースブレードをそのまま思いっきり振る事でそのエネルギーを切り裂きながら相手にぶつけたのがユニバースブレードのエネルギーを最大まで高めて相手にぶつける技【ユニバースクラッシュ】だ。
「ウオオオオオ・・・・」
その直撃を受けたブラックナイトは呻き声を上げながら真っ黒な粒子となって消滅した。
「やったニャン!」
「勝ったフワ!」
ユニとフワがスペースの勝利に喜んでいる中、スペースは目の前に落ちている大勢の人達の力が集まった菱形の宝石を拾った。
「これにみんなの力が・・・・」
「やりますね・・・・まさかあそこまで強化されたブラックナイトが倒されるとは。まぁおかげで貴重なデータも手に入りましたし、その宝石は今後も利用価値があるので返してもらいましょうか?」
シヴァはそう言いながらスペースに右手を向けて攻撃しようとしていた。
「させるか!」
「おっと」
そこへサガークが剣を振りかぶってシヴァを攻撃してきたのでシヴァは攻撃を中止して回避に専念した。
「その宝石を壊せ! そうすれば力は持ち主の所へ戻る!」
「はい!」
「させません!」
「それはこっちのセリフだ!」
サガークから説明を受けたスペースは宝石を破壊する事を決めるとそれを阻止しようとシヴァも動くがサガークに邪魔されてスペースの所へ行けなかった。
「みんなから奪った力、返してもらうぞ!」
スペースは宝石を空中に投げるとユニバースブレードを両手に持って落ちてきた宝石をタイミングに合わせてスペースは切り裂いた。
パリン!
宝石は斬られた事で真っ二つになるとその中央からこれまでに集めた膨大なエネルギーが一気に放出されて頭上へと光の柱として上がっていくとそのエネルギーはすぐに拡散してそれぞれの持ち主達の所へと帰っていった。
「これは!?」
その中の光が1つ、ユニのペンダントへと入っていくとペンダントは元のピンク色に戻ったのと同時に光り出してユニの身体はキュアコスモへと変身していた。
「力が戻ったフワ!」
「フゥ・・・・」
スペースはユニバースの力を解除して元のスペースに戻ると右手に持っていたユニバースブレードも一緒に消えてしまった。
「「スペース!」」
そんな彼の所へコスモとフワが歩み寄っていった。
「コスモ? 力が戻ったんだな」
「えぇ。貴方のおかげでね。ありがとニャン」
「お礼を言うのは俺の方だろ? コスモが力を貸してくれたおかげでみんなの力を取り戻す事ができたんだ。ありがとな」
そう言いながらスペースはコスモから預かった彼女のスターカラーペンを返した。
「やってくれましたね」
『っ!?』
スペース達の会話にシヴァが割り込んでくるとサガークを押しのけたシヴァはスペースへの怒りを露わにしていた。
「本当なら私自ら貴方達に引導を渡したい所ですが、その必要はなさそうです」
「どういう意味だ!」
「アレを見なさい」
シヴァに言われてスペース達が見たのはレーザー砲が発射されるまでのタイムリミットが表示された町の掲示板で、その残り時間が"あと2分"を切っていた。
「そんな!? もうほとんど時間がないじゃない!?」
「その通り。今からここを出発してもレーザー砲が発射されるまでに間に合うかどうか・・・・さてどうします? ここで地球と心中するか自分達だけで地球から逃げるか? ・・・・ほらほら、早く決めないともう時間がありませんよ?」
「アイツ、何処までクズなの!」
シヴァの言動にコスモはとても怒っていた。
「そんな事、考えるまでもない!」
「スペース? 何する気!?」
スペースの身体が光り出すと上半身にウルティメイトイージスを纏って宇宙へと繋がるゲートを開いてスペースはそこへ飛び込んだ。
そうしてスペースがゲート通り抜けて出口へと飛び出すとそこはレーザー砲が目の前にある宇宙空間だった。
「ハァーーーッ!」
スペースはウルティメイトゼロソードにエネルギーを集めて力を高めていくとその剣先が光のエネルギーの蓄積によってどんどん大きくなっていった。
「いっけーーーっ! ウルティメイトゼロソード!!」
スペースはエネルギーを集めて大きくなったウルティメイトゼロソードでレーザー砲を一刀両断して真っ二つにするとレーザー砲のあちこちから爆発が起こりその爆発は徐々に大きくなっていった。
「フッ!」
スペースは再びゲートを通って先ほどまでコスモ達と一緒にいた地上へ戻った。
「スペース!」
「ハァ・・・・ハァ・・・・」
ゲートを通り抜けた直後にスペースは跪き、それと同時にスペースがこうたへと戻ってしまった。
こうたはそれからすぐに地上から先ほどまでいた宇宙を見上げるとレーザー砲が大爆発して空がオレンジ色の光に包まれた。
「やった・・・・」
こうたは残り時間を表示したタイマーを見るとその残り時間は"あと20秒"の所でタイマーが止まっていた。
「やったの?」
「あぁ。レーザー砲は破壊した。もう大丈夫だ」
「や、やったフワーーーッ!」
地球を守り抜けた事にフワは喜ぶとあちこちを飛び回りながらその喜びを露わにしていた。
「よかった・・・・」
「あぁ」
それを聞いたハノンとサガークも地球が救われた事に心から安堵した。
「何処まで・・・・何処まで貴方は私を不快にすれば気が済むんですか!」
するとシヴァはこれまでにないくらい怒っていた。
「せっかくの私の楽しみを・・・・よくも・・・・よくもよくもよくも!」
「楽しみって、アンタのやろうとしてる事がどれだけ大勢の人達にとって迷惑な事かわかってるの!?」
「関係ありませんね。私は私のやりたい事をやるのみ。その過程で周りがどうなろうと知った事ではありませんよ!」
「コイツ・・・・」
「ですが、私の望む宇宙の破滅への道に貴方がとても目障りだという事は理解しました。なので・・・・」
シヴァが指を"パチン!"と鳴らすと彼の横の頭上に突然ワームホールが開き、そこから1体のグローカービショップが降り立った。
「ビショップ!? そんな、どうして!?」
「こうなる事を想定していたわけではありませんが、サガークさん達が管理していたグローカー達の何体かは隙を見て拝借させていただきました」
「そんな・・・・」
「さぁ行きなさい。キュアスペースを倒すのです!」
『了解。任務ノ遂行スル』
ビショップは自身のブースターを点火してこうたの方へと真っ直ぐ向かって来ていた。
「くっ!」
「こうた!? 大丈夫!?」
跪いていたこうたは立ち上がろうとするが失敗してしまう。それは先ほどのレーザー砲を破壊した時にエネルギーと一緒に体力を大きく消耗してしまった事やここまでの戦い(ビショップ達、サガーク、ブラックナイトとの連戦)で受けていたダメージと疲労が原因だった。
どれだけこうたがゼロ達に鍛えられたとしても彼はまだ中学生。大人達と比べたらまだまだ未熟な部分が多い事も含めてこうたのダメージや疲労が限界を超えてしまったのだ。
「させるもんですか!」
「これ以上、お前の思い通りにはさせない!」
そんなこうたの前にコスモとサガークが出てきて正面からビショップと戦おうとしていた。
「良いでしょう。貴方達がどこまでやれるか見せてもらいましょうか」
シヴァは笑いながら高みの見聞を決め込んでいた。
「(ダメだ。このままじゃやられる。どうしたら・・・・どうすれば良い・・・・)」
こうたはどうすればこの状況を打開できるのかを必死に考えた。
「終わりです!」
シヴァが高々と勝利宣言をするとこうた達の後方から一瞬何かが光った。
「ん?」
シヴァも一瞬だったからか何が起きたのか分からなかった。
すると次の瞬間!
ドォーーーン!
『っ!?』
何かがこうた達の頭上を飛び越えて真っ直ぐ正面からビショップへ突っ込んでいった。
「何っ!?」
コスモにも何が起こったのか分かっていなかった。
一体何がビショップへと突っ込んでいったのか?
その正体は・・・・
【挿入歌:DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver.Max Heart)】
ビショップの胸に2人の女の子による拳と蹴りが命中していていた。
「「ハアアアッ!」」
彼女達が手足に力を入れた事でビショップは後方の方へと吹っ飛んでいった。
「あ、貴方達は?」
コスモは自分達の目の前にいる"黒い服の少女"と"白い服の少女"に話しかけた。
「光の使者! キュアブラック!!」
「光の使者! キュアホワイト!!」
「「ふたりはプリキュア!」」
新たに駆けつけてコスモ達を助けたのはキュアブラックとキュアホワイトの2人だった。
「プリキュア?」
「貴女達も?」
こうたはコスモに支えられながらゆっくりと立ち上がって2人を見ていると彼女達はこうた達の方へと歩み寄ってきた。
「貴方がキュアスペース?」
「えっ? あぁ。俺がキュアスペース。如月こうただ」
「私はキュアブラック。よろしくね!」
「私はキュアホワイトよ。貴方が私達の力を取り戻してくれたのよね? 本当にありがとう!」
「えっ? どうしてそれを?」
こうたはどうして自分が力を取り戻した事を知っているのか分からなかった。
「私達が力を取り戻した時、それと同時にその時の記憶? みたいなものが私達の中に流れ込んできたの」
「そのおかげで私達は貴方が力を取り戻した事やこの場所を知って駆けつける事ができたのよ」
「なるほど」
ブラックとホワイトの説明を受けてこうたは納得した。
「そういえば私にも似たような事があったような・・・・まぁ私の場合は目の前で見てたからあまり気にしてなかったけど」
実はコスモにも似たような現象が起きていたが彼女の場合、それを目の前で見ていたのでそこまで気にならなかったようだ。
『・・・・・・・・』
すると先ほどブラック達に吹き飛ばされたビショップが立ち上がるとこうた達もそれに気づいた。
「っ!? 来るぞ!」
「ここは私達に任せて!」
「でも、貴女達だけじゃ・・・・」
「大丈夫!」
「そうそう。ここまで何もできなかった分、今度は私達が頑張らなくちゃ! でしょ?」
ホワイトとブラックは自分達がビショップの相手をすると言い出した事にこうたとコスモは彼女達を心配するがそれでも彼女達はやる気満々だった。
「それにもうそろそろ他のみんなも駆けつけてくるはずだから!」
「他のみんな?」
「ロプーーーッ!」
『っ!?』
するとこうた達とビショップの間を大きな黄色い"鳥?"が横切るとそのまま上昇していきその鳥から誰かが飛び降りた。
「ルミナス・ハーティエル・アンクション!!」
その誰かが放った技によってビショップの動きが停止してそれをやった彼女がこうた達の目の前に降り立った。
「輝く命! シャイニールミナス!! 光の心と光の意志、総てをひとつにするために!」
「「ルミナス!」」
「彼女もプリキュアなのか?」
新たに現れたのブラックとホワイトの仲間であるシャイニールミナスだった。
「お待たせしました。シロップさんにお願いして他の皆さんも連れて来ましたよ」
ルミナスがそう言うとシロップから次々と他のメンバー達も飛び降りてきた。
「ブルーム! イーグレット!」
「ドリーム達も!」
「みんな! お待たせ!」
「助けに来たよ!」
ブルームとドリームと呼ばれた少女達が返事をした。
ルミナスが新たに連れて来たのはキュアブルーム、キュアイーグレット、キュアドリーム、キュアルージュ、キュアレモネード、キュアミント、キュアアクア、ミルキーローズだった。
「っ!? ちょっと! 後ろを見て!」
「これは!?」
ハノンとサガークが他の誰かの気配に気づくとそれはワープや転移、飛行など様々な手段を使って駆けつけた他のプリキュア達だった。
「おーい!」
「こうたーーっ! コスモーーっ!」
「スター! みんなも!」
その中にはキュアミラクル(ダイヤスタイル)やキュアエール、そしてスター達もいてみんながこうた達の所へ走ってきた。
そして今ここにスペース以外の60人のプリキュア達が揃った。
「オヨッ!? こうたどうしたルン!?」
「何でボロボロなの!?」
「また無茶したんですね?」
「えぇっと・・・・」
こうたの服がボロボロになっているのを見たミルキー、ソレイユ、セレーネは心配したり無茶をした事に呆れたりしていた。
「あの、今はそのくらいにしませんか?」
「そうね。アイツもそろそろ動き出しそうだし・・・・」
それを見ていたフェリーチェとマジカル(ダイヤスタイル)が話に割り込んでくるとルミナスの力で動きを止めてビショップが彼女の力を破って活動を再開した。
『グオオオオッ!』
「キャッ!」
「ルミナス!」
「大丈夫!?」
「はい。大丈夫です」
技を破られてフラついたルミナスをブラックとホワイトが支えた。
「やれやれ、プリキュアというのはこんなにいたのですか?」
「あの人誰?」
「アイツはシヴァ。簡単に言えばアイツがこの事態を招いた全ての元凶だ」
「あの人が!?」
「それってあの人の所為で今も地球が大変な事になってるって事!?」
こうたからシヴァについての説明を聞いたキュアホイップとキュアフローラはとても驚いていた。
「それだけじゃないわよ。アイツは裏でサガークを操って全ての星や宇宙を破滅させようとしているのよ」
「星や宇宙の破滅って・・・・」
「そんなの酷すぎるよ! このキュアハートが絶対に許しません!」
そこにコスモも加わり説明するとキュアラブリーは驚き、キュアハートはシヴァを止める事を宣言した。
「出来ますかね? 貴女達に?」
シヴァはそう言うと再び指を鳴らした。すると再びワームホールが開いて新たに5体のグローカービショップを追加で呼び出した事によってビショップは合計6体となった。
「またロボットが増えちゃったよ!?」
「一体どれだけいるのよ」
その光景にキュアハッピーとキュアメロディが反応した。
「貴女達にはここで消えてもらいます。私の宇宙を破滅させるという悲願を叶える為にもね」
「そんな事、絶対にさせません!」
「アタシ達が止めてみせる!」
シヴァのやろうとしている事をキュアブロッサムとキュアピーチは絶対に阻止すると心に誓った。
「そう思うならまずはコイツらを何とかしてみなさい。行け! ビショップ達!」
シヴァがビショップ達に命令するとビショップは次々と前進して動き出した。
「うわあああっ! きたーーーっ!」
「どうするルン!? どうするルン!?」
「落ち着きなさい!」
「「っ!?」」
スターとミルキーが慌てている姿を見たキュアムーンライトが2人を落ち着かせた。
「焦っていたって何の解決にもならないわ。貴女達は貴女達にできる事をしなさい!」
そう言い残すとムーンライトはブロッサム達の所へ戻って行った。
「そうだよ! ここで焦ってたって何にも解決しないんだ!」
「ルン! 私達は私達にできる事をするルン!」
ムーンライトに背中を押してもらった2人はすっかり元気をもらっていた。
「だったら俺も! 「はいストップ!」 えっ? ・・・・おわっ!」
こうたも変身して戦闘に参加しようとすると背後からキュアアンジュに止められた。
「私が貴方を回復させるからこうたは休む事に専念して」
「アンジュ・・・・」
こうたはその場に座らされるとアンジュが背後から両手でこうたの背中に触れると彼女の両手から青い光が放たれてこうたの身体にある疲労やダメージを少しずつ癒していった。
「その間は私達が2人の護衛を担当します」
「こうたさんとアンジュには指一本触れさせないのです!」
「アムール、マシェリ・・・・」
「私もいるよ!」
「アタシ達の力を取り戻してくれたお礼もしなくちゃね」
「エールにエトワールまで」
他のプリキュア達が戦ってる間は"HUGっと!プリキュア"のメンバーがこうたの回復と護衛を担当して残りのプリキュア達がビショップ達の相手を手分けしてする事になった。
「きっとこの先、貴方の力が必要になる時が来るかもしれない。だからその時に備えて今はゆっくり休んでて。貴方が全力で戦えるように私も全力でこうたを癒すから!」
「・・・・わかった。頼むよアンジュ」
「うん! 任せて!」
その頃、他のプリキュア達はこちらに向かって来るビショップ達に対して戦闘体勢に入っていた。
「やろうみんな! 私達でこうたも地球も守ろう!
『おぉ!』
スターがミルキー達に話しかけて他の"スター☆トゥインクルプリキュア"のメンバーも返事をして気合が入った表情を見せていた。
「この地球は私達にとって大切な星なの!」
「だから、貴方の思い通りには絶対にさせない!」
ブラックとホワイトがシヴァに向けてそれぞれの思いを叫び、プリキュアとシヴァ達との決戦が火蓋を切られたのであった。
To Be Continued
次回予告
プリキュア達とビショップとの戦いが始まった。
疲労しているこうたの代わりに戦うプリキュア達
果たして彼女達はシヴァの野望を阻止する事は出来るのか?
そしてこうたは地球を守り抜けるのか?
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第128話 集結!! プリキュアオールスターズ!!
次回もお楽しみ!
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