スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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皆さんこんばんは。

実はこの小説ですが、最初に投稿してから今日で丁度5年が経ちました。

つまり5年前の今日、この小説が始まったという事です。

最初の頃から読んでくれている人や、途中から読んでくれる人と色々な人達にこのスタプリニュージェネを読んでもらえてとても嬉しく思います。

これからも皆さんに楽しんでもらえるように精進していこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。



第11章 トゥインクルイマジネーション編
第130話 見つけた! ユニの運命の星 前編


他のプリキュア達とのピクニックから数日後、こうたはいつものように森の奥にロケットを置いている広場でひかる達と会う約束をしていて、今は出かける為に着替えている最中だった。

 

「・・・・よし!」

 

季節が冬に近づき寒くなってきた事も踏まえて服装は冬服へと変わり、下はジーパンを履いて上は白いTシャツを着て、更にその上にはリクから貰ったジージャンを羽織っていた。

 

「リクさん。ありがたく使わせてもらいますね」

 

そうしてララやユニを連れて自宅を出たこうたは既に森の広場に集まっていたひかる達と合流した。

 

 

「トゥインクルイマジネーション。見つかって良かったね!」

 

ピカン!

 

「えっ?」

 

ひかるは持っていたシャイニートゥインクルペンが光っている事に気づいた。

 

「何?」

 

「スタープリンセスが呼んでるフワ!」

 

「プリンセスが!?」

 

フワからスタープリンセスが呼んでいると聞かされたひかるはシャイニートゥインクルペンをトゥインクルブックにセットしてそれによって彼女達の足元に大きな☆の形をした光が現れてそれが消えるとその上に乗っていたひかる達も一緒に消えてスタープリンセス達のいる星空界のスターパレスに転移していた。

 

「キュアスペース。貴方の目覚めた力こそ、トゥインクルイマジネーション」

 

「はい」

 

「ですが、その輝きは1つではありません」

 

「トゥインクルイマジネーションの輝きは6人それぞれが見つけるもの」

 

「私達が?」

 

トゥインクルイマジネーションはこうただけの中あるものではなく、こうた以外のプリキュア達の中にも存在するのだとススタープリンセス達が教えてくれた。

 

「全員揃った時、大いなる力となるのです」

 

「あなた達6人それぞれが新たな宇宙を知り、己のイマジネーションの輝きを探してください」

 

「キラやば〜っ☆! よし、探そう! それぞれのトゥインクルイマジネーション!」

 

『うん(ルン)!』

 

こうしてひかる達は自分達のトゥインクルイマジネーションを見つける為に行動を開始した。

 

 

 

 

 

それからひかる達はスターパレスから地球に戻ってくると、どうすれば自分達のトゥインクルイマジネーションを見つけられるのかを考えていたが、あまり良い案は浮かばなかった。

 

「こうたはどうやってトゥインクルイマジネーションを発動できたんでプルンスか?」

 

「そうだな・・・・俺の場合は【何で戦うのか?】、 【どうして守りたいのか?】その理由を考えてたのがきっかけだったな」

 

プルンスに質問されたこうたは光の国でトゥインクルイマジネーションを発動させた時の事を思い出しながら話した。

 

「何で戦うって、そんなのプリキュアとしてみんなの宇宙を守らないと・・・・」

 

「確かにな。けどそれだけじゃダメなんだ。それはプリキュアとしての理由であって俺達自身が戦う理由じゃないって言われたんだよ」

 

「私達自身の理由ルン?」

 

ひかるの言っている事は最初もこうたも考えていたが、それはゼロによって否定されてしまい、何故なのかをひかる達にも伝えた。

 

「あぁ。俺は何で戦うのか? 何でみんなの事を守りたいと思ったのか? その理由を特訓しながら考えて、そして答えを見つけた時にトゥインクルイマジネーションが発動したって感じかな」

 

「なるほどね」

 

「それで、こうた君はどんな答えを出したんですか?」

 

こうたの話を聞いてえれなは納得して、まどかはこうたがどんな答えを出したのか気になって質問した。

 

「俺はただ守れれば良いんじゃなくて、この宇宙に生きるみんなを笑顔にしたい。幸せでいてほしい。だからその幸せを守る為に戦うのが今の俺の戦う理由だな」

 

「貴方らしい理由ね」

 

その答えを聞いたユニはこうたらしい考え方だと思っていた。

 

「(まぁ、それ以上にユニやひかる達の事を守りたいって気持ちの方が強いんだけど・・・・それを言うのは流石に恥ずかしいから黙っておこう)」

 

しかしこうたの中では宇宙に生きる見知らぬ誰かよりユニ達を守りたいという気持ちの方が強いのだが、彼はそれを口にするのは恥ずかしいと考えてそこに関しては何も言わなかった。

 

「それで、どうすればトゥインクルイマジネーションを見つけられるんでプルンス?」

 

「見つけるフワ?」

 

「う〜ん」

 

プルンスとフワはどうすればトゥインクルイマジネーションを見つけられるのかをこうたに聞いてきた。

 

「何て言えば良いのかな。自分の心の中に大きな変化、それこそ自分の中にあったこれまでの常識が覆る様な大きな変化が起きる事でトゥインクルイマジネーションが見つけられるんじゃないかって俺は思ってる」

 

「これまでの常識が覆る程の大きな変化か・・・・」

 

「そう言われてもイマイチピンとこないルン」

 

こうたからの助言をもらってもひかるやララ、他のメンバーも大きな変化と言われてもすぐには見つけられそうになかった。

 

「こうなったら奥の手ニャン」

 

「ユニ?」

 

「自分で自分を見つめ直してもダメなら星読みしかないわ」

 

「星読みって占星術の事ですか?」

 

「えぇ。宇宙一の占い師に占ってもらうのよ」

 

「宇宙一の占い師!? キラやば〜っ☆!」

 

ユニから提案されたのは宇宙一の占い師に占ってもらう事で自分でも知らない心の中の自分を見つけてもらう事でトゥインクルイマジネーションを見つけるヒントを得る事だった。

 

こうしてこうた達はユニの案内を頼りに宇宙一の占い師がいるという星空界にあるウラナイン星へと向かった。

 

 

しかし・・・・

 

「プリンセスの力!? キュアコスモが来たっつうの。ぶっ倒すっつうの!」

 

彼女達が星空界に来た事でアイワーンのプリンセススターカラーペンを探すセンサーが反応してしまい、アイワーンもまたユニ達が向かっているウラナイン星に向かって乗っていた宇宙船を発進させた。

 

 

 

 

「あの星よ。ウラナイン星」

 

フワのワープで星空界へやってきたこうた達はウラナイン星に降り立つとそこでは【タロット占い】や【下駄占い】など様々な方法による占いがあちこちで行われていた。

 

「この星では占いが盛んなの」

 

「キラやば〜っ☆。楽しそう」

 

「で? どの占い師なの?」

 

それからユニの案内で町から離れて山の方へ歩き続けるとポツンと1つテントがあるのが見えてきた。

 

「ここよ」

 

「宇宙一の占い師がここに?」

 

「その割にはこぢんまりとした所でプルンスなぁ」

 

「私の中では宇宙一なの」

 

「はぁ!? 私の中って!?」

 

「っ!? うるさいニャン!」

 

「まぁまぁ。その辺で」

 

ユニとプルンスが口論を初めてしまったのでこうたが止めに入った。

 

「この気配。この声、レインボーの少女か?」

 

するとユニ達の声を聞いてテントの中から誰かが出てきた。

 

「暫くね」

 

ユニが何から出てきた人物に挨拶をした。

 

「この方は?」

 

「その通り。確かにこの眼は見えないが、このハッケニャーン。心の眼で全てお見通しなのだ!」

 

テントから出てきたのはかつてユニがノットレイダーに潜入していた時に変装していたバケニャーンが歳をとった感じの人物、【ハッケニャーン】と名乗る男が持っていた杖を振ってカッコつけながら自己紹介をした。

 

「私達、こっちルン」

 

「・・・・オホン! このハッケニャーン! 心の眼で全てお見通しなのだ! お見通しなのだ・・・・なのだ・・・・なのだ・・・・」

 

ハッケニャーンは自ら自己紹介をやり直しただけでなく最後の方は自らの声にエコーを入れて自身を大きな存在に見せようと必死だった。

 

「そこはかとない不安感でプルンス・・・・」

 

「当たるもハッケ。当たらぬもハッケ。とにかく占ってもらおうよ」

 

プルンスはハッケニャーンに対して不安感が募るばかりだが、えれなからとにかく占ってもらおうと言われて早速占ってもらう事になった。

 

「で、何を見る?」

 

「トゥインクルイマジネーション」

 

「っ!?」

 

「見つかれば私の星が元に戻るの」

 

「探し物は余程大切なものと見える」

 

「お願い! ハッケニャーンさん!」

 

「・・・・うむ。よかろう」

 

こうしてハッケニャーンは占いを行う為の準備をする為にテントの中へと戻っていき、その間こうた達はテントの外で待つ事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・」

 

「星読みは奥の手と言っていましたが・・・・」

 

「あまり乗り気じゃない感じ?」

 

「まぁね。心の中を見透かされるみたいで苦手ニャン」

 

「そっか」

 

待っている間、ユニ、まどか、えれな、こうたの4人は並んで座りながら話をしていた。

 

「それで、2人とも今はどんな感じなの?」

 

「えっ?」

 

「お2人は今、お付き合いされているんですよね?」

 

「「ええっ!?」」

 

こうたとユニはえれなとまどかに自分達が付き合ってる事に気づかれていた事にとても驚いた。

 

「何で知ってるんだよ!」

 

「そりゃあ・・・・ねぇ?」

 

「お2人の雰囲気を見ていたら分かりますよ」

 

「そ、そんなに分かりやすいか? 俺達」

 

「「うん(はい)」」

 

「そ、そっか・・・・」

 

「・・・・////」

 

こうた達の雰囲気の変化から2人が付き合っている事をえれなとまどかが察していた事を聞かされたこうたは言葉を失い、ユニはこうたの隣で頬を赤く染めて恥ずかしそうにしていた。

 

「で、実際どうなの?」

 

「お付き合いされてから何か変わった事とかありますか?」

 

「グイグイくるなぁ。そりゃ、一緒にいる時間は前より増えたと思うけど、そんなに変わらないと思うぞ。なぁ?」

 

「そ、そうね。変わってないと思うわよ」

 

実際こうたとユニの言う通り。付き合い初めてまだ数日しか経っていないのでそこまで大きな変化という変化は起きていなかった。

 

「そっか・・・・」

 

「まぁ、付き合い初めて間もないですし。最初はそういうものなのでしょうね」

 

「てか何で急に俺達の話になってるんだよ」

 

「そうよ! いくら何でもおかしくないかしら?」

 

「そうかな?」

 

「純粋な興味から聞いているだけなのですが・・・・」

 

「女子ってホントにこの手の話が好きだよなぁ」

 

「見て見て! 沢山星座描いちゃった! この星空、キラやば〜っ☆だよ!」

 

そこへウラナイン星から見えていた星座をトゥインクルブックに描き終えたひかるが戻ってきて自身が書いた星座をこうた達に見せてきた。

 

「クンクン。ハッケニャーンにもらったフワ」

 

「それマタークッキールン!」

 

「食べちゃダメでプルンス!」

 

「ええっ!?」

 

「ハッケニャーンのお手製ニャン!」

 

そこへハッケニャーンからマタークッキーを貰ったフワが戻ってくるとララとプルンスが慌ててフワからマタークッキーを回収しようと駆け出した。

 

「フワ、大きくなったし平気フワ」

 

『ダメーーーッ!』

 

「一口だけフワ」

 

「ダメだよ!」

 

「じゃあ二口フワ」

 

「増えてるでプルンス!」

 

「ちょっとペロっとするだけフワ」

 

『フワーーッ!』

 

こうしてフワとひかる達による追いかけっこが始まった。フワはマタークッキーを食べたがっているが以前の様に分裂されたら大変なのでみんなで必死になってマタークッキーを回収しようと躍起になっているが、みんなどこか楽しそうに走り回っていた。

 

「アイツ・・・・」

 

そしてその様子を離れた場所から見ていたアイワーンはユニの楽しそうな姿を見ていてとても苛立っていた。

 

「っ!?」

 

するとアイワーンはテントから出てきたハッケニャーンの姿を見てとても驚いた。

 

「バケニャーン?」

 

アイワーンはかつて信頼していたバケニャーンにそっくりなハッケニャーンの姿を見て激しく動揺していた。

 

 

 

 

 

それからフワはユニに捕まってマタークッキーも回収されてしまった。

 

「もう、ダメニャン」

 

「わかったフワ」

 

「あっ、星読みの準備できた?」

 

「いや、読む必要はない」

 

「えっ?」

 

それからハッケニャーンはお茶に使う野草を取りに行くと言ってユニとこうたを連れてテントから少し離れた場所にある野草の生えている場所へときていた。

 

「この野草で入れるお茶は格別でね。みんなに振る舞おう」

 

「お茶なんていいわ! どうして星読みをしてくれないの!?」

 

「ユニ、落ち着け」

 

「トゥインクルイマジネーションは貴方が言ってた運命の星と関係があるかもしれないのに!」

 

「運命の星?」

 

こうたは運命の星と聞いてそれが何なのか考えるが分からなかった。

 

「・・・・レインボー星のみんなが石になって行く宛もなく彷徨っていた私は偶然、ウラナイン星にレインボー星人と似た人がいると聞いてその情報を頼りにここへ来てハッケニャーンに出会ったの」

 

これはユニがアイワーンにレインボー星の人達を石にされてこれからどうすれば良いか分からずにいた頃、彼女の所にウラナイン星でレインボー星人と似た人物が住んでいるという情報を知ってそこへ向かってハッケニャーンに出会った時の話である。

 

「・・・・違った」

 

「レインボー星人でなくて残念だったか?」

 

「えっ?」

 

ユニはその時に思っていた事をハッケニャーンに言い当てられて驚いていた。

 

それから2人はテントの外へ出て、2人で空を見上げて星を見ていた。

 

「私の星読みはね。眼が見えぬ私に変わって依頼者に星を見てもらう」

 

「星読みって私は別に・・・・」

 

「さて、何が見える?」

 

「えっ?」

 

「さぁ」

 

「・・・・何も見えない」

 

「全てを失ったか」

 

「っ!?」

 

ユニは自分に何があったのかを言い当てられた事に驚きを隠せずにいた。

 

「大切な人々を失ったお前の、激しい怒り、憎しみが私には見える」

 

「・・・・・・・・」

 

ユニは惑星レインボーで起こった事を思い出すと心の中で激しい怒りを抱いていた。

 

「許せないニャン。みんなを石にしたアイツだけは・・・・」

 

「深い悲しみに囚われているな。故郷の仲間と似た者がいる。その噂を頼りにここへ来た。そうだね?」

 

「・・・・仲間がいるわけ、ないよね」

 

「・・・・皆を戻す方法はある」

 

「っ!? 本当ニャン!?」

 

「星読みは嘘をつかない。お前の運命の星を見つけるのだ」

 

「運命の星?」

 

「この星空界よりも、ずっとずっと遥か遠くの空に輝く星。その星がお前を誘い、共に光り輝くであろう」

 

「星空界よりも遠く・・・・」

 

ユニは星空界の外にある遥か遠くの星と聞いてどうすればそこへ行けるのかと考えたが答えは見つからなかった。

 

「案ずる事はない」

 

「えっ?」

 

「若い頃は私も遠い宇宙を旅したものだ。今となっては叶わぬがね」

 

ハッケニャーンは手元に持っている端末を起動させると若い頃のハッケニャーンの姿が映し出されていて、その姿はバケニャーンそのものだった。

 

「という事で星読みは終いだ。で、お代だが・・・・」

 

「ええっ!? お金持ってないニャン!」

 

「ハァ、仕方ないな。では、お代の代わりに宇宙を見てきておくれ。宇宙を、私の代わりに」

 

「貴方の代わり?」

 

こうしてユニはハッケニャーンに言われた通りに宇宙へと飛び出していき、宇宙怪盗や宇宙アイドル、そしてバケニャーンとして活動を始めたのだった。

 

「そっか、そんな事が・・・・」

 

こうたはユニの過去の話を聞いてユニの心の中にあった感情を知った。

 

「良いか? お前は既に運命の星を見つけている」

 

「ええっ!?」

 

ユニはハッケニャーンから既に運命の星を見つけていると聞かされて驚いた。

 

「お前の探し物は運命の星が誘う。見つけた星と共にある」

 

「星って、一体・・・・」

 

「っ!? 何かくる!」

 

ユニが運命の星が何なのか聞こうとするとハッケニャーンから何かが近づいてくると聞かされてこうたとユニは周りを警戒し始めた。

 

「ウウッ・・・・」

 

「アイワーン!?」

 

するとユニ達の前に現れたのは宇宙船に乗ってユニの事を睨みつけるアイワーンの姿だった。

 

 

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


ユニの前に姿を現したアイワーン

互いの怒りが激突する中でアイワーンはユニにとってトラウマとなる一手を繰り出してきた。

果たして2人の戦いはどうなるのか?

ユニの運命を誘う運命の星とは何なのか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』


第131話 見つけた! ユニの運命の星 後編


次回もお楽しみ!


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