スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
それでは本編へどうぞ!
「アイワーン様、例の物の扱いはどうか慎重に」
「はぁ?アタイが失敗するとでも?」
「いえ」
天文台の前にある広場の上空にワープホールが開き、中からノットレイダーのメンバーであるアイワーンとその執事バケニャーンが地上に降りてきた。
その頃、ペンダントが反応した場所へ向おうと天文台を出ようとしていたララとこうたは出口付近でひかる達と遭遇する。
「あれ?ララ、戻ってきてくれたんだ。」
「悪いひかる、今はそれどころじゃないんだ。」
「そうルン!ペンが近くにあるルン!」
みんなはララのペンダントの反応を辿って外へ出るとそこにはアイワーンとバケニャーンが立っていた。
「まさかノットレイダーでプルンス⁉︎」
「見てよバケニャーン!プリキュアって揃いも揃って間抜け面だっつーの!」
「ルン⁉︎ま、間抜け面⁉︎」
「何なの、あの生意気な子!」
間抜け面と聞いて流石にえれなも怒ったのかいつもより少し強めの口調で喋っていた。
「くぅ〜っ、アタイは子供じゃないっつーの!」
「失礼ですよ。ノットレイダー1の超天才科学者アイワーン様に対して」
「ふん!アンタ達こそガキだっつーの!こんなつまらなそうな所で遊んでさ。」
「つまらないって・・・・ここは俺やひかるに遼じい、そしてみんなにとって大切は場所なんだ!」
「こうたの言う通りだよ!ここは私の大大だーい好きな場所なんだから‼︎」
こうたとひかるは自分達の大切な場所を馬鹿にされたのが許せなかったのかアイワーンの言葉に対して強く反発した。
「大好きねぇ。ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!だったらアタイが消してやるっつーの!」
そう言ってアイワーンが右手を上にあげるとその右手には黒く染まったペンがあった。
「あの黒いペンは」
「あのペンに反応していたでプルンスか?」
「もしかして、あれもプリンセススターカラーペンなのか?」
「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!これはプリンセススターカラーペンを闇に染めたダークペンだっつーの!」
「ダークペン?」
「おや、ひかる?」
すると騒ぎに気づいたのか、遼じいが館内から外へ出てきた。
「遼じい!逃げて!」
「ん?」
「良い実験台見つけたっつーの!」
そう言いニヤリと笑うと、アイワーンはダークペンを構える。
「ダークペン!イマジネーションを塗りつぶせっつーの!」
アイワーンはダークペンを使ってハートの形を描くがそれはプリキュア達がペンで描く色に比べてとても禍々しく、そのハートは真っ直ぐ遼じいの所へ飛んでいき直撃してしまう。黒いハートの中に閉じ込められてしまうと、それを核に天体望遠鏡のような化け物が姿を表した。
「ノットリガー!」
「遼じい!」
「星なんか見たってしょうがないよね?」
「ああ、天文台なんて下らん。」
体育座りをした姿で中心の黒いハートの中に閉じ込めらてしまった遼じいはアイワーンに向けてそう答える。アイワーンはその様子を見ると嬉しそうに笑った。
「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!実験成功~!」
「遼じいに何をしたの⁉︎」
「見てわかんないの?想像力を塗りつぶしてモンスターに変える。これがダークペンの力だっつーの!」
「星座なんぞ何の価値もない・・・・」
「はっ」
その時ララは遼じいと一緒にプラネタリウムを見ていた時に遼じいから言われた言葉を思い出した。
「ひどいルン・・・・」
「なんてことを!」
「遼じい・・・・」
「天文台なんてアタイがぶっ壊してやるっつーの!」
「そんなことさせないルン!」
「あぁ!アイツを止めて遼じいも助け出す!」
「皆行くよ!」
ひかるの言葉でみんなそれぞれ自身のペンを構えてプリキュアに変身する体制に入った。
『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』
『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』
『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』
『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』
『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』
『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』
「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」
「光輝く聖なる宇宙!キュアスペース!」
『スター☆トゥインクルプリキュア‼︎』
そしてプリキュアが5人になって初めて全員での名乗りを終えて最後は全員揃って決めポーズを取った。
「やっちゃいな!ノットリガー!」
「ノットリガー!」
アイワーンの指示を受けてノットリガーは叫びながらスコープから星形のエネルギー弾を発射した。
「ふっ」
それをプリキュア達はジャンプして回避した。
「ノットリガー!」
『うわぁ!』
しかしノットリガーはスタンドを足代わりにしてプリキュア達を追跡して続けて攻撃されてスター、ソレイユ、セレーネはノットリガーのエネルギー弾による攻撃を受けてしまった。
「ん?」
スペースとミルキーをそれを避けてミルキーは左から、スペースは右からそれぞれノットリガーに近づこうとしていた。
しかしスペースとミルキーはノットリガーの連続攻撃を回避しきれず攻撃を受けてしまう。
「ケヒャヒャヒャ・・・・ん?」
「止まれーーっ!」
移動中のノットリガーのスタンドをスターが押さえて動きを必死に止めようとしていた。
「はぁぁぁっ!」
ソレイユが高くジャンプしてノットリガーの頭上から炎を纏った左足で飛び蹴りを仕掛けてヒットするが、ノットリガーはすぐに体制を立て直してソレイユに攻撃してソレイユはそのまま吹き飛ばされてしまった。
「ソレイユ!っ!うあああっ!」
スターはソレイユに気を取られている隙にノットリガーはスターが掴んでいる自身の足を浮かせて大きく振りかぶって蹴る素振りをしてスターはノットリガーの足を離して飛ばされてしまった。
「最高だっつーの!」
そんなアイワーン達の背後からセレーネが弓に矢を構えて飛ばそうとするが天体望遠鏡の形をしているノットリガーはスコープを回転させてセレーネより早く攻撃してそれを受けたセレーネは後方へと飛ばされてしまう。
「うぅぅぅ!」
「ケヒャヒャヒャ」
「うっ・・・・ノットリガーを・・・・止めなければ!」
「そんな事、お前達のようなガキが出来る訳ないっつーの!」
「はっ!」
ノットリガーはつかさずセレーネに向けてエネルギー弾を発射した。
「はあああっ!」
それをスペースがノットリガーとセレーネの間に入り、右足にエネルギーを集中してその右足を右回転で回し蹴りする事でエネルギー弾を弾き飛ばした。
「何っ⁉︎」
「セレーネ、大丈夫か?」
「はい。ありがとうございます。ですが・・・・」
「どうすれば、止められるの?」
「諦めてたまるか!絶対に遼じいを助けてみせる!」
すると、セレーネを立ち上がらせながら支えていたスペースのペンケースの中が光り輝き、中からペンを取り出すと以前と同じようにギンガのペンが光り輝いていた。
「ギンガのペンが・・・・力を、貸してくれるのか?よし!セレーネ、ちょっと行ってくる。」
「はい。お気をつけて。」
スペースはセレーネの前へと駆け出してセレーネから少し離れた場所で止まるとスペースのペンダントが変身前の形に戻りそれをスペースは手に取った。
「ウルトラスターカラーペン!ギンガ!ウルトラカラーチャージ!」
スペースはプリキュアに変身する時と同じようにペンをペンダントのキャップの部分に挿入し、それを抜いて星のマークを描く。
そしてペンの先でもう一度ペンダントの星の部分をタッチしたらペンの先から虹色の光の線が現れ、プリキュアに変身する時のようにその光の線がスペースと接触するとスペースの姿が少しずつ変化していき、キュアスペースはキュアスペースギンガに変身した。
「姿が変わったからって同じだっつーの!ノットリガー!」
「ノットリガー!」
ノットリガーはスペースに目掛けてエネルギー弾を発射する。
しかしスペースはその場から一歩も動かずに両手をクロスした。
「プリキュア!ギンガセイバー!」
スペースギンガの右腕を斜め下に伸ばすと右腕のクリスタルから伸びた光が光の剣へと姿を変えてスペースはそれを振りノットリガーのエネルギー弾を切り裂いた。
「こんのぉ!ノットリガー!打って打って打ちまくれっつーの!」
「ノットリガー!」
「ふっ!はっ!でやっ!」
ノットリガーはそれから3発連続でエネルギー弾を放つがスペースはギンガセイバーでそれを全て切り裂いた。
「凄い!」
「でも、これじゃあキリがないよ。」
スターはスペースの剣さばきに興奮しているが、ソレイユの言う通りノットリガーの攻撃には対応出来ているが今のままではノットリガーを倒せない。
(あのペンを取り返せば!)
ペンを取り返せば何とかなると思ったミルキーはノットリガーに向かって一人で突っ込んで行った。
「ミルキー!」
「ダメだ!戻れ!」
スターとスペースの声を聞かずにミルキーは真っ直ぐアイワーンに向かって飛びかかった。
「隙だらけだっつーの」
「ノットリガー!」
ミルキーは至近距離でノットリガーのエネルギー弾を受けてそのまま後方の森の方へとエネルギー弾ごと飛ばされていった。
「ミルキー!」
それをスペースは高速で移動し先回りしてミルキーと大きな木の間に割って入り、スペースはミルキーを後ろから受け止めた。
「ぐっ」
「スペース⁉︎」
しかし、その衝撃までは受け止めきれずスペースの背中は後ろの木に激突して2人は木の下へと落ちた。
「いってぇ」
「スペース、大丈夫ルン?」
「大丈夫大丈夫。これくらい問題ない。ミルキーこそ怪我はないか?」
「私は、大丈夫ルン。」
「そっか、良かった。」
「・・・・ごめんルン。」
「え?」
するとミルキーは下に俯いたままスペースに謝ってきた。
「私のせいで、スペースに迷惑をかけたルン。」
「そんなの気にしてないよ。仲間なら助け合うのは当たり前だろ!」
「仲間・・・・」
「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!ノットリガー、あのお間抜けプリキュアとお人好しプリキュアにトドメをさして、プリンセスの力奪えっつーの!」
「くっ」
するとミルキーとスペースの前にスター、ソレイユ、セレーネの3人がミルキー達の楯になるかのように立ちはだかった。
「え?」
「手出しはさせません!」
「あたしたちが相手になるよ!」
「ミルキーとスペースは私達が守る!」
「はっ!」
『私、ララの力になりたいんだ!』
『仲間なら助け合うのは当たり前だろ!』
(バラバラだけど、1つの輝き・・・・)
その時、ミルキーはひかるとスペース、そして遼じいの言葉を思い出してその目で他のプリキュア達を見た時にミルキーはある決意をした。
「みんな!」
『っ!』
「ミルキー?」
「力を貸してほしいルン!」
「ミルキー!うん!」
スター達は嬉しそうにミルキーの元に集まりスターがその手を伸ばすとミルキーはその手を取って立ち上がり、スペースもソレイユとセレーネに支えられながら立ち上がった。
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
「一緒に頑張りましょう!」
「無駄だっつーの、ノットリガー!」
「ノットリガー!」
「・・・・みんな、行くルン!」
「うん(はい)(おう)!」
そして5人は横一列に並んで走り出した。
「ノットリガー!」
『はあああああっ!』
エネルギー弾が飛んできたところでセレーネがジャンプした。
「プリキュア!セレーネアロー!」
ノットリガーのエネルギー弾とセレーネの矢が激突して相殺され互いに消滅した。
だが、ノットリガーもセレーネも攻撃を止める事なく打ち続けては相殺され続けてそして最後にはセレーネの矢がノットリガーに直撃した。
「打ち負けた⁉︎」
「今です!」
セレーネの声を受けて今度はソレイユがジャンプした。
「プリキュア!ソレイユシュート!」
ソレイユの技がノットリガーのスコープに直撃してノットリガーは大きく後退った。
「なにやってるんだっつーの!」
「やあああああっ!」
その隙にスターが右手に小さな星の形のエネルギーを集めてその拳でアイワーンを攻撃するが、アイワーンはそれをジャンプしてかわした。
「ふっ、くらうかっつーの」
「スペース!」
「おう!」
「え?何⁉︎」
スターに意識を集中していたアイワーンはスペースが近づいてきていた事に気づかずそのままスペースはアイワーンの持っていたペンを奪い取った。
「隙だらけだぜ!ミルキー!」
スペースは地上にいるミルキーの所まで飛んでいき、ペンをミルキーに渡した。
「はいこれ」
「ありがとルン!」
そしてミルキーがペンを持った途端ペンが光り出してペンは元の色を取り戻して青色のペンになった。
「フワ!」
「しし座のプリンセススターカラーペンでプルンス!」
「・・・・スペース!一緒に!」
「あぁ!いくぞミルキー!」
「ルン!」
ミルキーはペンを見つめた後、スペースに声をかけてスペースもそれを了承した。
ミルキーのペンダントもスペースのように変身前のペンダントに戻るとミルキーはペンをペンダントに差し込み星の形を描いた。
「プリキュア!しし座・ミルキーショック!」
ミルキーのセンサーから放たれた電撃は獅子が駆けて行くような感じでノットリガー向かって飛んでいった。
その横でスペースは両腕を前方でクロスさせた後、S字を描くように左右に大きく広げてから腕を構えてその時にスペースの身体の周りのクリスタルは青く輝いていた。
「プリキュア!ギンガクロスシュート!」
スペースは広げた両手を左腕は右肘に拳を当てる形でL字型に組みその右腕から光線が発射されて、ギンガクロスシュートが真ん中からミルキーショックが左右からそれぞれノットリガーに直撃してノットリガーは浄化されて中から遼じいが現れた。
「ノットリガー・・・・・・・・」
「アイワーン様、だからあれ程申しましたのに・・・・」
「最初の実験としては十分な成果だっつーの。」
アイワーンとバケニャーンは自分達の真上に現れたワープホールの中に入っていきどうやら撤退したようだ。
その後、トゥインクルブックにしし座のプリンセススターカラーペンを差し込んでトィンクルブックをしし座のプリンセススターカラーペンでタッチするとそこにはしし座の星座が浮かび上がった。
「フワ・・・・しし座フワ!フーーーワーーー!」
フワの容姿が獅子のような姿に変化すると、今度はフワの掛け声とともに全員スターパレスへと移動させられた。
「星の輝きーーー戻るフーーーワーーー‼︎」
フワから青い星形の光が放たれると、その光が飛ばされた場所に光が満ちて、そこにしし座のスタープリンセスが姿を表した。
「しし座のスタープリンセスがスターパレスに戻ったでプルンス~!」
「プリキュア、感謝します。仲間を信じ、助け合う想像力、それこそが貴方達の力です。」
「ルン!」
しし座のスタープリンセスの言葉に対してミルキーが真っ先に返事をした。
どうやら今回の事でミルキーは仲間の大切さを誰よりも理解したようだ。
「5人の力を合わせて残り10本のペンを集めて下さい。この宇宙を闇から救う為に・・・・」
そして場所は地球に戻り、遼じいが目を覚ますと側にはひかる達が付き添っていた。
「ここは・・・・」
「遼じい、大丈夫?」
「はて?怪物を見たような・・・・」
「き、気のせいじゃない⁉︎」
「こんな所にいたら風邪をひきますよ。」
遼じいは僅かにだが記憶があるのか怪物の事を思い出そうとするとえれなとまどかが苦笑いをしながらそれを誤魔化そうとしていた。
それからみんなは遼じいを連れて天文台へと戻って行った。
それから夜になり、天文台近くのベンチにひかる達は座りながら夜空を見上げていた。
「キラやば~っ☆」
「綺麗だねぇ」
「あ!流れ星!」
「ルン?流れ星?」
「流れ星に願い事をすると願いが叶うって言われてるんだよ。」
「願い事、ええと・・・・ええと・・・・」
「もう消えちゃったよ。」
「うぅぅ」
するとララは両手を合わせて願い事をしだした。
「ララ?」
「ロケットの修理、みんなにも手伝って欲しいルン」
「勿論!」
「ララ一緒に修理しよう。」
「わたくしも精一杯お手伝いします!」
「俺も!みんなで協力して必ずロケットを直そう!」
「プルンスも頑張るでプルンス!」
「ルン!」
「フワ!」
「よぉし!みんなで力を合わせてロケットを修理するぞぉ!」
『おーー!』
ひかるの言葉を受けて全員が立ち上がりみんなで左手を頭の上にあげて全員で頑張る事を改めて誓ったのであった。
「そうだ!修理も大事だけど、折角こんなに星が綺麗なんだし遼じいに天体望遠鏡を借りて星の観察をしてみるのはどうだ?」
「それ良い考えだよ!」
「ルン!私も見てみたいルン!」
「じゃあちょっと遼じいの所に行って天体望遠鏡を借りてくるからちょっと待ってて。」
「あ、私も手伝うよ。」
「わたくしも行きます。」
こうたは天体望遠鏡で星の観察をしようと言い出しひかる達がそれに賛成し、こうた達は天体観測をする事になった。
To Be Continued
次回予告
天体観測をしていたひかる達だったが突然見た事のない宇宙に飛ばされてしまう。
そこではな達と再会し、他の女の子達も飛ばされて来てしまう。
そこでひかる達はロケットを背負ったひよこのような宇宙人と出会うのだか・・・・
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第14話 何でいきなり宇宙⁉︎ピトンとの出会い!
次回より第2章がスタート!
お楽しみ!