スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
そんな今回は遂にこの事件の引き起こした黒幕が登場します。
それでは続きをどうぞ!
ミラクルステーションの中に入ったピトンとスター達は通路を順調に進んで行くが、その先には行き止まりを示す絵が表示されていた。
「「行き止まり⁉︎」」
そしてピトン達は激しくその行き止まりに激突して落ちてしまった。
「あたたたっ。何か今日は良く頭ぶつけるなぁ。」
「ピト。いつもは抜けられるのに・・・・」
「はぎゅ!」
「みんな!無事だったんだね!」
「え?」
声のする方を向くと他のプリキュア達や妖精達がそこにいた。
「みんな!」
「後はスペースだけだね。」
「ルン。でもスターの事も待ってたルン!」
「ご無事で良かったです。」
「みんな!ありがとう!」
「それで、スペースは?」
「一緒じゃなかったルン?」
「うん。さっきまでは一緒だったんだけど・・・・」
そこでスターはスペースが1人で闇達と戦っている事を伝えた。
「そんな・・・・」
「お一人でなんて、いくら何でも無茶です!」
「ルン!早く助けに行くルン!」
「待ちなさい!助けに行きたい気持ちはわかるけど・・・・今の私達は・・・・籠の中の鳥」
『っ!』
スペースを助けに行こうとするプリキュア達だったが、マカロンの言葉通り今の彼女達がいるのは巨大な鳥籠の形をした檻の中だった。
「ホウ!ホウ!ギャルがいっぱいじゃのう。」
「だ、大統領様!」
ピトンは大統領の姿を見つけると大統領の近くの檻の角まで来た。
「ピトンをここから出して欲しいピト!ミラクルライトを完成させて、闇を追い払うピト!」
「ならばそれをわしに渡すのじゃ!」
「プゥゥゥ!ピトンが完成させなきゃダメピト!」
「お前が事の全てを起こしたのを忘れたのか?」
「プップゥゥ!アレはピトンの所為じゃないピト!」
「おい!おいコラ!渡すんじゃ!」
「ダメピト!」
「渡すのじゃ!」
ピトンと大統領がミラクルライトを取り合ったが2人は勢いよく後ろに吹っ飛んでいき、ミラクルライトはピトンが持ったままだった。
「ピトンを信じてあげて!ミラクルライトをすぐ完成させないと・・・・」
「わかっておる!だからこそ言っておるのじゃ!プリキュアを語る者達よ。」
そう言いながら大統領は自らの足場のついた杖に捕まり宇宙警備隊の部下に支えられて立っていた。
「ここミラクルの星々は宇宙で唯一ミラクルライトを作れる場所なのじゃ。全てのミラクルライトが失われた今、宇宙に思いを伝える事は不可能。」
「フワ・・・・」
「思いが・・・・」
「宇宙から・・・・」
「消えてしまう・・・・」
その言葉を聞いてフワはスターに、はぐたんはエールに、ペコリンはホイップに怯えた表情でしがみついていた。
「じゃが、まだ救いはある。ピトンのミラクルライトこそ、この宇宙に残されたただ一つの希望・・・・願わくば、お前の力をワシに託してはくれんか?ピトンよ・・・・」
「ピトンのミラクルライトを・・・・」
「ダメだピトン!それを渡しては・・・・」
「え?」
「ヤンゴ?」
ピトンが大統領の話を聞いて迷っているとヤンゴが大統領にミラクルライトを渡すのを反対した。
「俺はこの目で奇跡を見た。彼女達は本物のプリキュアだ。お前は本当に宇宙を救うつもりなんだな、俺はお前を誤解していたよ・・・・コレを使え!」
「あぁ!仕上げの液ピト!」
ヤンゴは自身の懐から仕上げの液の入ったスポイトを取り出した。
「こんな事もあろうかと、ミラクルライトを完成させる為にはコレが必要なんだろ?ピトン。」
「ピト!」
「それがあればミラクルライトが完成するんだね。そしたらこの闇を消す事も・・・・」
「ホウ?」
みんながミラクルライトを完成出来る事に喜んでいると、大統領だけが何やらそれを怪しむ表情をしていた。
「ピト」
そしてピトンは仕上げの液をミラクルライトに与えるとミラクルライトの光が急激弱まってしまった。
「ピト?」
ピトンは何が起こったか理解出来ずにスポイトを落としてしまう。
そんなスポットの中からはプリキュア達が戦った闇と同じ力が感じられた。
「何じゃと⁉︎」
そしてピトンのミラクルライトの力が弱まった事でこのミラクルステーションを覆っていた闇の力が更に強くなり惑星ミラクルの星々を一気に飲み込んでしまった。
「んっ・・・・あっ・・・・」
そんな中で赤の星で気絶していたハリーが目を覚ますと目の前から大量の闇が迫って来ていた。
「な、何や⁉︎・・・・くっ」
「一体、何が起こったんだ⁉︎みんなはどうなった?」
闇達と戦っていたスペースは闇の急激な増殖に気づき、一旦惑星ミラクルから距離をとって様子を見ていた。
その惑星ミラクルの光は徐々に失われていった。
「どうして・・・・」
ピトンは仕上げの液を使ったのにミラクルライトが完成しないどころか光が失われてしまった事に戸惑いを隠せずにはいられなかった。
「可笑しいとは思っていたんだ。ひよっこのお前が作ったミラクルライトが俺の闇を邪魔していたとはなぁ・・・・」
「ヤンゴの?ヤンゴの所為ピト?」
「そうさ・・・・俺がやった・・・・全ては俺が仕組んだのさ・・・・お前の所為じゃない・・・・」
ピトンはヤンゴに頭を撫でられてそれを振り払った。
「けど、コイツらといる事でお前のミラクルライトの輝きが強くなるのが迷惑でねぇ・・・・どうしても・・・・潰しておかなきゃって・・・・思ったのさぁ!」
そう言いながらヤンゴが自身の服を開くとその中は闇でいっぱいでその核のような物も存在していた。
『っ!』
「はっ!」
それ見てスターはヤンゴに向かって走り出し、おうし座のペンを取り出した。
「プリキュア!おうし座!スターパンチ!」
スターはスターパンチを放つがその技は弾かれてしまい、ヤンゴとその闇は外のミラクルステーションを覆っていた闇と同化してしまった。
「な、何という事じゃ!・・・・ホ〜ウ!」
そんな闇は突然竜巻のように回転して荒々しくなりその力で大統領や宇宙警備隊は闇に吹き飛ばされてしまった。
「最後のミラクルライトが消えた今、闇の力が蘇る・・・・この宇宙は・・・・闇に閉ざされるのだ・・・・我は・・・・宇宙大魔王!」
「宇宙大魔王・・・・」
「コイツ・・・・何て大きさだ・・・・ん?あれは?・・・・」
惑星ミラクルは完全に闇に覆い尽くされてしまい、宇宙大魔王の存在にスターもスペースも驚きを隠せずにはいられなかったが、スペースはそんな宇宙大魔王に近づく存在に気づいて追いかけた。
一方ピトンは自分が作ったミラクルライトの光が消えて落ち込んでいたが、そんなピトンの手にスターは優しく手を添えた。
「ピト?」
「ピトン・・・・見て・・・・まだ・・・・ミラクルライトの輝きは・・・・消えてないよ・・・・」
スターの言う通り、ミラクルライトの星形の中心には僅かにだが光が残っていた。
「っ!」
「だから行ってみようよ!希望を捨てないで・・・・」
「・・・・ピト!」
「うん!」
スターの言葉を受けてピトンの瞳に再び力が戻った。
「ピトンは行くピト!もう一度!ミラクルステーションに!」
「でも、どうやって此処を抜け出すつもりなのですか?」
「この鳥籠を破れる確率は0%です。」
「うおおおおっ!このハリハム・ハリーに任せやぁ!」
「ハリー!」
「ハリー!」
みんなで鳥籠からの脱出方法を考えていると宇宙警備隊のホバーボードに乗った人間態のハリーがやって来てエールとはぐたんがハリーの名前を呼んだ。
「やっぱり頼りになるんは・・・・ハリー様やでぇ!」
ハリーはそのままホバーボードで鳥籠に突撃し、見事にハリーが激突した部分に穴が空いてみんなはそこから脱出した。
「やったぁ!ハリー凄い!」
「どっ、どんなもんやぁ・・・・ガクッ」
「ハリー⁉︎」
ハリーはハムスターの姿に戻りそのまま気絶してしまった。
「はぁ、随分と無茶をする奴だな。」
「え?スペース⁉︎」
そこにハリーを追ってスペースがやって来た。
先程、スペースが追いかけていたのはハリーだったのだ。
そんなスペースの周りに『スター☆トゥインクルプリキュア』のメンバー達が集まって来た。
「スペース!」
「無事だったルン!」
「もう!心配させないでよ!」
「全くです!」
「無事でなによりでプルンス!」
「フワ!」
「みんな・・・・心配かけてごめん。でも今は・・・・」
「うん!ここは私達に任せてピトンを・・・・」
スペース達が話している所にエールがここは自分達に任せてと伝えると他のプリキュア達もそれに頷く。
「ホイップ!ステップ!ジャ〜ンプ!」
「フレ!フレ!スター!」
「うん!行こう!みんな!」
『うん(あぁ)!』
先輩プリキュア達からの言葉を受けてピトンとスター達はミラクルステーションの上層部を目指す!
To Be Continued
次回予告
ピトンとプリキュア達の宇宙大魔王との戦いが始まった。
だが、強大な闇の力の前に次々と倒れていくプリキュア達・・・・
最早みんなの思いはどこにも届かないと諦めかけていたその時、こうたの所に彼らの声が届いた!
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第20話 みんなの力を一つ!キュアスペースギンガストリウム誕生!
次回も楽しみに!