スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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今回で第2章のミラクルユニバース編は完結し、次回からは第3章がスタートします。

そんな第2章の最終話、宇宙大魔王を倒したピトンとプリキュア達はどうなったのか?

それでは続きをどうぞ!



第22話 新たな伝説の誕生!プリキュアと共に!

『やったあああああっ!』

 

プリキュア達は宇宙大魔王を倒して宇宙に光が戻った事を喜んでいた。

 

「やったぁ!」

 

「勝ったぁ!」

 

「やった!やったよぉ!」

 

スター、エール、ホイップの3人をはじめ、他のプリキュア達も皆それぞれ喜んでいた。

 

「ピトン!私達やったよぉ!」

 

「ピト!ピトンも頑張ったピト!」

 

「ホウ!良くやったぞピトン!」

 

スター達はそれからピトンと大統領の所に行ってみんなで喜びを分かち合っていた。

 

するとその中で・・・・

 

「あの・・・・あの人・・・・スペースさんはどうなったのでしょう?」

 

『っ!』

 

カスタードはスペースの事を思い出してそれを口にすると、未だに戻って来ないスペースをみんなが心配し始めた。

 

「そういえば・・・・」

 

「いないわね。あの子?」

 

「どうしたんだろう?」

 

「全く、どこ行っちゃったのよ!」

 

それを近くで聞いていたジェラート、マカロン、ショコラとパルフェもスペースの不在を気にしていた。

 

「アムール!スペースさんを探すのです!」

 

「わかりました。」

 

「大丈夫かな?」

 

「心配だね。」

 

マシェリがアムールにスペースを捜索する様に頼み、アムールもそれを承諾して捜索を開始する。

アンジュとエトワールもスペースの事を心配していた。

 

「どうしちゃったルン?」

 

「なんで戻って来ないの?」

 

「何かあったのでしょうか?」

 

ミルキー、ソレイユ、セレーネもスペースの事を心配していた。

 

「大丈夫!きっと無事だよ!」

 

「そうだよ!スペースなら、こうた君なら絶対に帰って来るよ!」

 

「うん。」

 

そんなスターをホイップとエールが元気づけていた。

 

その頃、スペース本人はというと・・・・

 

「カ、カアア?」

 

「ん?起きたか?」

 

「き、貴様!キュアスペース!」

 

スペースに連れ出されたヤンゴはスペースの腕の中で気絶していてスペースに抱き抱えられた状態で目を覚ました。

 

「何故?俺を助けた?」

 

「何ていうか・・・・お前の気持ち・・・・何となくだけど・・・・わかる気がしたから・・・・かな?」

 

「何だと⁉︎」

 

「誰かに応援して欲しい・・・・誰かに認めてもらいたい・・・・それはきっと・・・・みんな誰しもが一度は考えた事があると思うからさ。」

 

スペースはヤンゴが宇宙大魔王が言っていた事に少なからず共感していたからこそ放っておく事が出来なかったのだ。

 

「そんな理由で俺を助けたのか?」

 

「そうだよ。例え何度失敗してもその度にやり直す事は出来る・・・・俺も・・・・みんなも・・・・勿論お前もな・・・・」

 

「俺が・・・・やり直す?」

 

「そうだ。どうしてもみんなに応援されたい・・・・認めてもらいたいって思うなら・・・・まずはお前自身が行動しないとな。」

 

「俺が?」

 

スペースはヤンゴにみんなに応援されたい、認めてもらいたいならまずは行動する様に伝えた。

 

「あぁ。まずはお前が自分から行動して頑張っているその姿を他のみんなが見ていれば自然とみんなお前の事を応援してくれて、認めてくれると思うぞ。さっきのピトンのようにな。」

 

ヤンゴは先程のミラクルステーションを目指して頑張っているピトンの姿をみんなが応援している姿を思い出した。

 

「俺にも・・・・出来るだろうか・・・・」

 

「出来るさ!お前が心からそれを望んでいるなら、その思いはきっと他のみんなにも届く!そしてもし、その為に俺の力が必要だったら、その時は遠慮なく言ってくれ!必ず力になるからさ!」

 

「ううっ・・・・くぅぅぅ・・・・」

 

するとヤンゴはスペースの言葉が嬉しかったのかスペースから顔を背けた状態でスペースに顔を見られないようにして泣き出した。

スペースはそんなヤンゴの姿を優しく見つめた後にみんなの所に戻ろうと飛んだ。

 

「っ!見つけました!」

 

『っ!』

 

アムールがスペースを発見したと知らせるとみんなそれに反応する。

そして他のプリキュア達もスペースの姿を目視で確認するとスペースはプリキュア達の目の前に着地してそれと同時にスペースはギンガストリウムから元のキュアスペースへと戻った。

 

「スペース!」

 

「良かったルン!」

 

「全く、ホントにもう・・・・」

 

「本当に、心配したんですからね。」

 

「みんな・・・・ホントにゴメン!」

 

スペースの所に次々とプリキュア達が集まって来てスペースがヤンゴを降ろしてピトンと大統領に任せると、右側にスター、左側にミルキーが泣きながらスペースの胸に抱きついてきてその目の前でソレイユとセレーネが目に涙を浮かべながら怒っていた。

 

「お帰りなさい!」

 

「もう!無茶しすぎだよ!」

 

それに続いてホイップとエールがスペースに声をかけてきてそれからも続々とプリキュア達がスペースに声をかけ続けてきた。

 

それがひと段落してスターとピトンが向かい合っているとそれを他のみんなが周りで見守っていた。

 

「お前達、嘘っ子のプリキュアだと思っていたのに違ったピト!」

 

「ピトンだって、全然ひよっこじゃなかったらもんね。」

 

「「プゥゥゥ!プッ!あははははっ!」」

 

スターとピトンは互いの顔を見ながら笑顔で笑っていてそんなピトンをスターは優しく正面から抱きしめた。

 

「ピト?」

 

「ありがとう!ピトン!」

 

「ううん。ひかるの思いがピトンに届いたおかげピト!」

 

「ピトンの思いもしっかり受け取ったよ!」

 

「ピト!」

 

「ふふっ!」

 

「それからみんなの思いもピト。」

 

スターがそう言うとピトンは笑顔になり、それにつられてスターも笑顔になった。

 

「今ここに、新たなるミラクルライトの伝説が誕生じゃ!」

 

大統領は今回の事件とその解決した経緯を新たな伝説として語り繋いでいく事を決めたのだった。

 

それから惑星ミラクルは元の賑やかな姿を取り戻すとピトンとプリキュア達を讃える表彰式がミラクルステーションの中のステンドグラスのある大広場にて行われる事になり、ピトンは一人前のミラクルライトの職人達が着る制服を着てプリキュア達や仲間の妖精達もみんなでピンクのマントを身につけていた。

 

「俺にピンクってちょっと似合わなくないか?」

 

「そんな事ないよ。」

 

「はい。とってもお似合いですよ。」

 

スペースはピンクのマントが自分には似合わないのではと思っているとソレイユとセレーネがそんな事ないと言ってきた。

そんな話をしていると表彰式が開始されてピトンは自分のミラクルライトを歴代のミラクルライトの置かれている場所に置いた。

こうしてピトンのミラクルライトも伝説の一部としてミラクルステーションに飾られる事になった。

 

「これでお前も立派なミラクルライトの職人じゃ!」

 

その姿をスターの腕に乗っていた大統領が見守っていた。

 

「さぁ!皆の者!ミラクルの星々を救ってくれた伝説のプリキュアとピトンに感謝の光を!」

 

大統領の言葉を聞いた惑星ミラクルの住人達が自分達のミラクルライトを頭上に掲げた。

 

「「プリキュアと共に!」」

 

『?』

 

ピトンと大統領は掛け声をし両手を胸元でクロスさせて讃えていると、それに合わせて住人達も両手を胸元でクロスしてプリキュア達を讃えていると、いきなりの事でプリキュア達は何の事か分からず戸惑っていた。

 

「プリキュアと共に。」

 

そして檻の中からその光景を見ていたヤンゴも自身の手に持ったミラクルライトを持ちながら胸元で両手をクロスさせてプリキュア達を讃えていた。

それを見たスター、スペース、ピトン、大統領はその姿を嬉しそうに見ていた。

 

(頑張れよ、ヤンゴ!)

 

スペースは心の中でヤンゴの事を応援した。そして惑星ミラクルでの表彰式はみんなで盛大に盛り上がりその幕を下ろしたのであった。

 

それからひかる達はフワの力でワープホールを開き地球に帰る時がやって来た。

 

「それじゃあピトン、元気でね!」

 

「ピト!ひかるもみんなも元気でピト!」

 

「うん!」

 

ひかるとピトンは互いに握手をした。

 

「ピトンはひかる達に負けないようにもっともっと立派なミラクルライトの職人になるピト!そしてみんなをビックリさせるピト!」

 

「うん!私も負けないから!」

 

「ホウ!プリキュアの諸君!この度はミラクルの星々を救ってくれて本当にありがとう!皆、これからも達者でな!」

 

「はい!大統領様もお元気で!」

 

ピトンとひかるが握手している隣で大統領とこうたが握手をして別れの挨拶をしていた。

 

そして・・・・

 

「ピトン!またいつか!いつか絶対に!遊びに来るからねぇ!」

 

「ピト!待ってるピト!ひかる!みんな!本当にありがとうピト!」

 

『さようなら!』

 

そしてフワのワープゲートは閉じてひかる達は地球に帰って行きピトンと大統領は手を振りながらそれを見送った。

 

「行ってしまったな。」

 

「ピト・・・・」

 

ピトンは大統領見られないように涙を拭いた!

 

「ピト!ピトンはこれからももっともっと頑張るピト!」

 

「その息じゃピトンよ!わしらにはまだまだやる事が沢山あるのじゃからな!」

 

「ピトーッ!」

 

こうして惑星ミラクルでの事件は無事に解決してみんなそれぞれの場所へと戻っていったのであった。

 

そして地球に戻ったひかる達は・・・・

 

「あぁ!もしかしてあの星かも!」

 

「うはぁ!早く見せて!」

 

「私も見たい!」

 

ひかるが天体望遠鏡で星を見ているとはなといちかも見たいと催促していた。

するとそこへお茶を取りに行っていた遼じぃが戻って来た。

 

「おや?いつの間にあんなに大勢になったのかな?」

 

他の人達もそれぞれ天体望遠鏡や双眼鏡を使って天体観測をしていた。

 

「まぁ、賑やかなのは良い事だね。」

 

遼じぃはそんなひかる達を優しい目で見守っていた。

 

 

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告

ロケットの修理を開始したララやこうた達

しかし思った通りに作業が進まず、行き詰まっていた時、ひかるのイメージがそれを一変させる。

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第23話 出来た!これが私達のロケット! 前編

次回も楽しみに!
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