スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
m(_ _)m
お詫びと言ってはなんですが、今回の話の続きである後編を明日投稿しますのでお許しください。
そして今日は香久矢まどか/キュアセレーネの誕生日という事で、お誕生日おめでとうございます。
それでは最新話をどうぞ。
「サザンクロス!見に行くぞぉ!おぉ‼︎」
『・・・・は?』
休日のある日、ひかるは他のメンバー全員をロケットの前に呼び出してサザンクロスを見に行くと言い出した。
「宇宙に行くのは遊びじゃないでプルンス。プリンセススターカラーペンを探す大事な・・・・っ!」
「バッチリ探すよ!ついでにちょこっとサザンクロスをさぁ・・・・」
プルンスがひかるを注意しようとするとひかるはプルンスの顔を両手で左右から鷲掴みして凄い剣幕でプルンスを見つめながら言ってきた。
「なぁひかる、どうしてサザンクロスを見たいんだ?」
「それはね、サザンクロスは遼じぃが一番好きな星座なんだって!私、その星座をどうしても見たいんだ!」
ひかるの話によると、先日遼じぃと一緒に天文台の中にある本の整理をしていた時に遼じぃが一番好きな星座が何か聞くと、それがサザンクロスだったらしく、その時にサザンクロスについて説明を聞いたひかるはどうしてもサザンクロスが見てみたくなってしまったらしい。
「やめた方がいいかもしれません。」
「えぇ⁉︎なんで?」
「父から聞きました。この前のロケットの発射をとらえていたと・・・・」
「まぁ、派手に打ち上げたからねぇ。」
「だよなぁ。」
まどかはロケットの打ち上げをまどかの父(冬貴)が所属している内閣府宇宙開発特別捜査局がとらえていた事を説明した。
「見つかったら大変でプルンス!」
「ルン!」
「以前にも増して調査に力を入れています。ですから、状況が落ち着いてから・・・・」
「でもでも!今日は集まれたけどまどかさんもえれなさんも忙しいでしょ!」
「まぁ・・・・」
「そうだけど・・・・」
「宇宙の為、プリンセススターカラーペンの為、みんな行こう!ね!」
「まぁ、それを言われると・・・・」
ひかるの熱意に他のメンバーは苦笑いをするしかなかった。
「はぁ・・・・また始まった・・・・」
「また、ですか?」
こうたの独り言を隣で聞いていたまどかはこうたにどういう意味か質問した。
「この間、スタードーナツを食べた時に話したろ、ひかるは時々暴走するって・・・・こうなったひかるはそれをやり遂げるまで誰の言う事も聞かないんだよ。」
「そ、そうなんですね。」
これから起こるであろう苦労を察して疲れた表情を見せるこうたにまどかはこれまでこうたがしてきた苦労をなんとなく理解した。
そしてひかる達はロケットに乗り、シートベルトをつけた。
「じゃあ出発!早く行こう!カウント2秒前から!」
「ルン!ちょっと!待つルン!」
ひかるかいきなりカウント2秒前からスタートしてララは慌てて発進準備をした。
そしてロケットは何とか無事に発射されたのだが・・・・
「っ!アレは⁉︎」
その瞬間を近くを調査していた冬貴達、内閣府宇宙開発特別捜査局の人達にバッチリ見られてしまっていた。
その後ロケットは地球の大気圏を抜けて宇宙へと到達した。
「重力発生OKルン。」
「サザンクロス〜!サザンクロス〜!」
「やっぱり本命はサザンクロスじゃんか。」
ロケット内に重力が発生した途端にひかるは窓の方に行ってサザンクロスをみようとしていて、その姿にこうたは呆れていた。
「あれ?どれサザンクロス!星ありすぎ!わかんない!」
「地球を出ればハッキリ星がたくさん見えるでプルンスからねぇ。」
「えぇ⁉︎サザンクロスの絵を描いて遼じぃに見せてあげようと思ったのにぃ。」
〜♪〜♪
するとひかるとこうたのペンダントがペンに反応した。
「2人のペンダントが反応した。」
「ガッカリしている場合じゃないでプルンスよ。」
「フーーワーーッ!」
「みんな!行くルン!」
フワの耳の周りについている黄色い輪っかが回転して光りだすと星形のワープホールが生成されて前みたいにロケットはそのワープホール内に突入して再び星空界へと向かった。
一方その頃、ノットレイダーのアジトでも動きがあった。
「プリンセスの力、未だ手に入れられずプリキュアに取られるとは・・・・」
鬼のような姿をした水色の肌に屈強の巨体で頭部には2本の角を生やしている男性、ノットレイダーの最高幹部のガルオウガの明らかに怒りを露わにしている姿に対してカッパード、テンジョウ、アイワーンは恐怖を抱いていた。
すると上の方に飾られていたひし形の石から邪悪なエネルギーが溢れていた。
「感じる・・・・あのお方を・・・・」
『っ!』
するとガルオウガの左手にしている腕輪からもその石から出ているものと同じエネルギーが出ていた。
そして石から溢れていた黒緑のエネルギーはカッパード、テンジョウ、アイワーンの3人に降り注がれた。
『う、うわあああああっ!!!』
「なっ⁉︎」
その様子をバケニャーンは驚きを隠せずにはいられなかった。
そして降り注がれたエネルギーが消えると3人は地面に膝を突いた。
「ぐっ・・・・。」
「なんだっつーの!」
「力を授けてくださった。」
その姿を見ていたガルオウガはあのお方がカッパード達に力を授けた事がすぐにわかった。
「確かに・・・・パワーがみなぎる!」
カッパード達は自身の力がパワーアップしている事をそれぞれ確かめた。
「あのお方のご意志か・・・・皆で行け!あのお方が完全にお目覚めになる前にプリンセスの力を手に入れろ。」
ガルオウガはワープゲートを開くとカッパード達に全員で出現するように命令した。
その頃、ひかる達の乗ったロケットはワープゲートを通って再び星空界へとやって来た。
〜♪〜♪
「あの星だな。」
「こっちもだよ。」
ひかるとこうたはペンダントを様々な方向へ向けると2人のペンダントが示した場所は同じ星だった。
「あれは・・・・惑星クマリンでプルンス。クマリン星人の星でプルンス。」
「クマリン星人・・・・」
プルンスの説明でペンダントが示した星は惑星クマリンという星だった。
そしてひかるはプルンスの説明からクマリン星人は熊のぬいぐるみのような姿ではないかとイメージしていた。
「クマリン星人、キラやば~っ☆」
そしてロケットはクマリン星へと着陸した。
「見て見てキラキラ輝いてるよ。」
「綺麗だねぇ。」
「アレは宝石か?」
「オヨォォ、綺麗は綺麗だけど・・・・」
『?』
ひかる達がクマリン星にある他あり一面宝石のような物がキラキラ輝いてる姿を見て興奮していたひかる達とは逆にララは思う所があるのかあまり乗り気ではなかった。
ロケットのハッチを開き、ひかる達はクマリン星へと降り立った。
「クマリン星人楽しみだなぁ。」
「どうも!どうも!」
するとひかる達をで迎える声が聞こえてきた。
「クマリン星人でプルンス。」
「え?え?えぇ⁉︎」
そこにはクマはクマでもクマムシに似たカラフルな宇宙人がこちらに手を振って挨拶していた。
どうやら彼がクマリン星人らしい。
「・・・・あれ⁉︎あっ!身体が重っ⁉︎」
「えれな⁉︎」
それを見て驚いているひかるの肩をえれなは軽く叩いて前に出ると突然バランスを崩して座り込んでしまった。
「大丈夫か?」
「大丈夫。」
「地球の重力の2倍でプルンスから」
「えぇ⁉︎」
「という事は体重が2倍に!」
「そうルン。星によって重力が違うのは宇宙あるあるルン。」
「地球から見える月も地球の重力の6分の1でプルンスよ。」
プルンスとララの説明に驚くひかる達、その目の前でこうたは座り込んでいるえれなに手を伸ばしてそれを掴んだえれなを引っ張って立ち上がらせた。
「フ〜フワ。」
「フワ?大丈夫か?」
「フワ〜ッ。」
最初は浮いていたフワも徐々に高度が下がり地面にへばりついてしまった。
それを見たこうたはフワを抱き抱えた。
「オラ、クムって言うだ。」
「あ、私、星奈ひかる。よろしく!」
クマリン星人ことクムは自己紹介をしてそれに答えるようにひかるも自己紹介をした
「この星に来る客は何10年ぶりだべなぁ。お前ら何しに来た?」
「ちょっと探し物を・・・・」
「そっか、そっか、良し客人!オラが案内してやる。足腰には自信があんだ。」
「え?いいよ大丈夫。ペンダントでわかっちゃうから。」
クムは自分が案内すると言い出すが、ひかるはペンダントで場所がわかるから大丈夫だと断ろうとしていた。
「遠慮すんなって。行くべ!行くべ!」
「遠慮っていうか、その速さだと私達がついていくのが大変だろうし・・・・ふんぬぅぅぅ!」
それでもクムは自分が案内すると言ってどんどん前へ進んでいく。
その後をひかる達もついていくのだが、この星の重力の中で進むのは地球人には厳しく、みんな一歩一歩進む事すら大変だった。
「おっせェェなぁお前ら。」
『うぅぅぅぅ』
「流石、重力2倍ですね。」
「コレは・・・・結構キツイな。」
「もう、ダメ。」
みんな頑張って必死に歩くが、最初にひかるがダウンしてしまった。
「うまうまフワ!」
結局、休憩がてら昼食にする事になり地面に可愛いピンクのシートを敷いてみんなで昼食を食べていた。
「もう休憩だべか?全然進んでねぇぞ!やわだなぁ。」
「それについては悪いと思ってる。」
クムの言う通り、ひかる達はロケットから約50mも離れていない所までしか進んでいなかった。
それについてこうたがみんなの代わりに謝罪した。
休憩を終えたこうた達は再び移動を開始した。
「ホント、タフだねぇ。」
「クマリン星人は丈夫でプルンス。えっと確か地球にも似た生き物が・・・・」
『クマムシです。』
「そうそうそれでプルンス。」
「クマムシ?」
プルンスは地球にもクム達クマリン星人と似た生き物がいた事を思い出してそれが何だったか考えていると、ララのグローブからロケットのAIがクマムシだと教えてくれた。
「寒い所、暑い所、海の中でも宇宙でも生きられる凄い虫でプルンス。」
「そんか生き物、地球にいるんだ!」
初めて聞く虫の話にひかるや他のみんなも盛り上がっていた。
「駄弁ってる場合じゃねぇ、くるぞ!」
「え?くるって?」
すると突然ひかる達のいた所に吹雪が吹き出した。
「突然の吹雪・・・・」
しかし、これだけではなかった。
「かと思ったら・・・・」
『暑い・・・・』
「ホント一々やわだなぁ。」
吹雪がおさまったと思ったら今度はいきなり日差しが強くに気温が一気に上昇して暑くなった。
「話には聞いてたけど、凄い星ルン。」
「あぁ、だからララはロケットにいた時に乗り気じゃなかったのか?」
「ルン。とても過酷な星だって聞いてたからちょっと不安だったルン。」
「この過酷な天候が大地を削って、独特の星の形になったでプルンス。こんな環境で生きる為に植物も宝石みたいに固くなったでプルンス。」
「宇宙、凄すぎ・・・・」
「ホントに何があるかわからないもんだな。」
プルンスから聞いたクマリン星の話にひかるとこうたは宇宙の凄さを改めて実感したのであった。
それからひかるとこうたはペンダントを翳してペンの在処を探していた。
「あっ!あっち!あの丘の方だ。」
「俺のはその先の方に反応してる。ならひかるの方から先に探すか。」
一向はまずひかるのペンが反応している丘へと向かった。
「っ!これって⁉︎」
するとそこには沢山の宝石が散らばっていた。
「キラやば~っ☆宝石がいっぱい!」
「これまた綺麗だね。」
「お小遣い何千年分だろう?」
「流石にそれはまずいだろ。」
「この星では石ころみたいなもんルン。」
『えぇ⁉︎』
「地球から少し離れた所にも地面がダイヤでできた星があるでプルンス。だからこの景色も不思議じゃないプルンス。」
「ルン。コレも宇宙あるあるルン。」
ひかる達地球人からすればとても高価な宝石もクマリン星人からすればただの石ころ扱い。住む星によっての価値観の違いはここにもあった。
「成る程なぁ。けどこの中からペンを探すのは骨が折れるぞ。」
「そうですね。とても困難だと思います。」
「探すの手伝うっつうの。」
『っ!』
会話の最中に別方向から声が聞こえてきてひかる達はその声のする上の方を見てみると、そこにはノットレイダーのメンバーのカッパード、テンジョウ、アイワーン、バケニャーンの4人がいた。
To Be Continued
次回予告
突然現れたノットレイダーと戦闘になったプリキュア達
しかし、強化された彼らの力にプリキュア達は圧倒されてしまう。
窮地に陥ったひかる達を見て、こうたがとった行動は・・・・
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第30話 サザンクロスをみよう!掴みとれ!輝くV(ビクトリー)! 後編
次回も楽しみに!