スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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遅くなって申し訳ありません。
書きたい事が次々と浮かび上がるとそれを文章にするのに時間がかかってしまいました。

急いで書いたので誤字脱字があった申し訳ありません。


第30話 サザンクロスをみよう!掴みとれ!輝くV(ビクトリー)! 後編

ひかるとこうたのペンダントの反応を追ってクマリン星にやってきたひかる達だったが、そこにノットレイダーが現れた。

 

 

『っ!』

 

「アイワーン、プリンセススターカラーペンを探して頂戴。」

 

「任せろっつうの。ケヒャヒャヒャヒャヒャ!」

 

「プリミティブな星でげんなりだったが嬉しいぞ。プリキュアがいたとは・・・・」

 

ノットレイダー側は既に戦闘体制に入っていた。

 

「まさか全員で来るとはな。」

 

「みんな。」

 

ひかるの掛け声と共に他のメンバーも自身のペンを取り出した。

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「光輝く聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア‼︎』

 

 

「さぁ!やっておしまい!」

 

『ノットレーイ!』

 

変身を完了したプリキュア達にテンジョウの命令と共に空中にノットレイダー達が使うワープゲートが現れてそこから沢山のノットレイ達が降ってきてそのままクマリン星に降り立ったノットレイ達はプリキュア達に突撃していった。

 

プリキュア達の戦闘に巻き込まれないようにプルンスはフワとクムを連れて近くの宝石の木の影に隠れた。

 

「プリキュアになれば2倍の重力なんて関係なし!・・・・でやっ!」

 

スターは重力をものともせずジャンプして右手に星形のエネルギーを貯めてそのままノットレイ達に殴りかかった。

 

「ピットレイダーによるとこの辺りの何処かにペンがあると・・・・」

 

「・・・・って!範囲広すぎだっつうの!レイダーの精度上げないとダメだっつうの!改良必要だっつうの!」

 

みんなが戦闘している間にアイワーンとバケニャーンはプリンセススターカラーペンを探していたがアイワーン達のレイダーが示している範囲が広すぎてアイワーンは自身の髪の毛を引っ張りながら文句を言っていた。

 

「フハハハハハッ!」

 

「っ!」

 

突然カッパードの体から黒緑のエネルギーが溢れて出てその状態でカッパードはスターに突撃した。間一髪の所でスターはミルキーが助けてくれたおかげで助かったが、スターのいた所には巨大な爆発の跡ができていた。

 

「え?」

 

「いつもと違うルン。」

 

その頃、テンジョウもカッパードと同じ黒緑のエネルギーを全身に纏ってそのエネルギーがノットレイ達に注がれるとノットレイ達もパワーアップしてノットレイ達はそのままスペース、ソレイユ、セレーネの所へ突撃した。

 

「張り切っておいき!はあっ!」

 

『ノ、ノ、ノ、ノ、ノットレーイ!』

 

「くっ!」

 

「速い。」

 

「あのお方の御加護よ。」

 

それから徐々に追い込まれていくソレイユとセレーネはノットレイの攻撃を受けてしまう。

 

「ああっ!」

 

「ううっ!」

 

「セレーネ!ソレイユ!うわっ!」

 

「ハハハハハッ!止まって見えるわ!」

 

「うううっ。」

 

「くううっ。」

 

『うわあああっ!』

 

セレーネ達に気を取られたスペースも攻撃を受けてしまった。

その近くで勢いに乗ったカッパードがスターとミルキーに突撃して黒緑のエネルギーの斬撃を飛ばしてきてスターとミルキーは攻撃をかわす事はできたが、その衝撃に巻き込まれてスペース達の所に吹き飛ばされてしまった。

 

「・・・・っ!地面が!星が!」

 

プリキュア達は立ち上がると周りはこれまでの戦闘のせいであちこち破壊されていて酷い状態だった。

 

「構わんさ、このような過酷な環境の星に価値はない。」

 

『っ!』

 

「くっ・・・・んだと!」

 

カッパードの発言にクムは怒りを露わにした。

 

「消えた所で痛くも痒くもない。」

 

「そんな事、ないよ!」

 

スターは右手に星形のエネルギーを集めてカッパードに殴りかかっていき、カッパードもその攻撃を自身の武器で受け止めた。

 

「星にはその星の良さがある。」

 

『こんな環境で生きる為に植物も宝石みたいに固くなったでプルンス。』

 

「厳しい星だけど、厳しいからこそ綺麗なの!」

 

そんなスターの右手の手首をカッパードは掴んだ。

 

「ぬくぬくとした環境で生きるお前が知った風な口を・・・・」

 

「うぅぅぅ!」

 

カッパードはそのままスターを投げ飛ばした。

 

そんなスターの側に他のプリキュア達が集まった。

しかしその周りはノットレイ達によって囲まれてしまっていた。

 

「お子ちゃまにはわかんないわよねぇ。」

 

「プリンセススターカラーペン、みつけたっつうの。」

 

『え⁉︎』

 

テンジョウがプリキュア達の姿を高みの見物をしていた頃、アイワーンはクマリン星にあるプリンセススターカラーペンを見つけていた。

 

「バケニャーン。」

 

「アタイの発明でダークペンに変えるっつうの。全宇宙を乗っ取ってアンタらに変わるっつうの!」

 

アイワーンがバケニャーンを呼ぶとバケニャーンの持っているお皿の上にはボトルインクのような物が置かれていてアイワーンがそれにプリンセススターカラーペンを刺すとペンは徐々に闇に染められていった。

 

「あぁ!」

 

「フワァ」

 

その光景をプルンスとフワはとても悲しそうに見つめていた。

 

「ケヒャヒャヒャヒャヒャ!ノットリガーになれっつうの!アイツ倒せっつうの!」

 

「え?」

 

「クム!」

 

アイワーンはクムを使ってノットリガーを生み出そうとしていた。

 

するとアイワーンの前にバケニャーンが立ってアイワーンの邪魔をした。

 

「ちょっと邪魔だっつうの!」

 

「ペンをお使いにならなくても御二方で十分かと。」

 

「いけ!可愛いコマちゃん達!」

 

『ノットレーイ!』

 

「プリキュア!」

 

テンジョウの指示で突撃するノットレイ達、それに対抗しようとスターはおうし座のペンの力を使おうとするが、そのペンをカッパードに掴まれてしまった。

 

「え?」

 

「さぁ、そいつを奪わせてもらおうか?」

 

カッパードは全身から黒緑のエネルギーを発生させるとスターの手を振り切りおうし座のペンを奪ってしまった。 

 

「うわああっ!」

 

「スター。こうなったら・・・・」

 

「させないよ。コマちゃん達!」

 

『ノットレーイ!』

 

スペースがギンガのペンを使おうとするとテンジョウはそれを阻止する為にノットレイ達に指示を出して光線銃を発射させてプリキュアの身動きを封じた。

 

「決着の一撃といこうか!」

 

黒緑のエネルギーを纏ったカッパードが空中にジャンプするとカッパードの武器であるビームの出る薙刀の力が更に増すとそれをプリキュア達に叩きつけた。

コレにより大爆発が起こり周りは煙に包まれたがそれはすぐに晴れた。

 

そんなカッパードの掌にはスターから奪ったおうし座のプリンセススターカラーペンが握られていた。

 

「ここと違って地球は中々の環境だからねぇ、悪いようにはしない。」

 

それからひかる達プリキュアは全員変身が解除されてしまい、ひかるの前にはカッパードが、ララ、えれな、まどかはテンジョウとノットレイ達に囲まれていて、そこから少し離れた場所にはこうたが倒れていた。

 

「我々が上手く使ってやる。」

 

『ノットレイ!』

 

「さぁ、貴方達のプリンセススターカラーペンも頂こうかしら。」

 

その姿を目に涙を浮かべながら見ていたフワは我慢出来ずに飛び出してしまった。

 

「やめるフワァァァ!」

 

『っ!』

 

フワの声を聞いてその場にいた全員がフワの方に目を向けた。

 

「フワ?」

 

「虐めちゃダメフワ!」

 

「フワ」

 

皆の目がフワに向いている隙にララは自身のセンサーをグローブにタッチした。

 

「ダメ・・・・フワ・・・・。」

 

「フハハハハ。」

 

「フワッ」

 

カッパードは笑いながらフワに近づいていき、フワも怯えてすくんでしまっていた。

 

「フワ・・・・うぅ・・・・」

 

ひかるも必死に手を伸ばすが先程のダメージでそれ以上動く事が出来なかった。

 

カッパードが着々とフワとの距離を縮めるとフワとカッパードの間に何かが割り込んできた。

 

「ん?」

 

「フワは・・・・渡さない!」

 

『こうた(君)!』

 

そこには左手で右腕を押さえながらカッパードの前に立ちはだかるこうたの姿があった。

 

「ほう?面白い。我々に負けた貴様がまだ歯向かうというのか?」

 

「まだ・・・・負けてない。俺達は負ける訳にはいかないんだ。」

 

「負けたのだよ。見ろこの状況を!これでもまだ負けてないと言い張るか?」

 

「あぁ。何度でも言ってやる俺達は負けない。そして、この宇宙も、大切な仲間もみんな、俺が守る!」

 

「守るだと?その程度の力で何が守れるというのだ!」

 

「そんなの関係ない!大切なものの為、この宇宙を・・・・仲間を守る為に・・・・俺は戦う!」

 

するとこうた達が戦っている場所から少し離れている場所に埋まっていた一本のペンの輝きが更に強くなると、そのペンは勝手に飛んでいき、そしてペンはこうたの目の前の空中で静止した。

 

「何だあれは⁉︎」

 

「別のプリンセススターカラーペン⁉︎」

 

「そんな筈ないっつうの!アタイのレーダーにはあのペンの反応はなかったっつうの!」

 

カッパードもテンジョウもアイワーンも新たなペンの出現に動揺していた。

 

「アレは・・・・」

 

「もしかして、こうた君のペンダントが反応していたのって・・・・」

 

「ルン。きっとあのペンルン。」

 

えれな、まどか、ララの3人はあのペンはこうたのペンダントが反応していたペンだとすぐにわかった。

 

「・・・・・・・・」

 

こうたはその手を伸ばしペンをその手に掴んだ。

 

「うっ!」

 

するとペンは更に輝きを増して辺り一面が光に包まれた。

 

その光に目を瞑っていたこうたが目を開けるとヒカルやタロウと話していた辺り一面が真っ白な空間にこうたは1人で立っていた。

 

「お前の覚悟、確かに見せてもらったぞ。」

 

「え?」

 

こうたが振り向くとそこにはヒカルと同じ隊員服を着て、首から何かの紋章が入った宝石のペンダントをつけた男性が立っていた。

 

「あなたは?」

 

「俺の名はショウ。地底の民、ビクトリアンでウルトラマンビクトリーだ。」

 

「ビクトリアン?はじめまして!俺、如月こうたっていいます。」

 

ショウはこうたに自己紹介をしてこうたも自己紹介をした。

 

「その服、もしかしてヒカルさんの仲間なんですか?」

 

「そうか、お前はヒカルと面識があるんだったな。そうだ。俺はヒカルや他の仲間達と共に力を合わせて戦ってきたんだ。それはお前も同じだろ?」

 

「はい。俺、みんなを助けたい。守りたいんです!その為に、もっともっと強くなりたいんです!」

 

「強くなりたい、か・・・・強くなりたい気持ちはわかるがその力には責任がある事を決して忘れるな。」

 

「責任ですか?」

 

こうたはショウの言っている事がイマイチ理解できていなかった。

 

「力を手にするという事はそれを背負う責任も同時に伴う。その力をどう使うかで良い存在にも悪い存在にもなる。コレは理解できるな?」

 

「はい。」

 

「だから力を手にするならその力とどう向き合っていくのかキチンと考えるんだ。」

 

「ショウさんはどう向き合ったんですか?」

 

こうたはショウにショウ自身はどうしたのか質問した。

 

「俺は最初、強さとは自分自身の力で作り上げるものだと考えていた。しかし、それは間違っていた。俺には仲間がいる。仲間達と力を合わせて戦う事の大切さを俺はヒカルや仲間達のおかげで気づく事が出来た。だから俺はこの力を誰かを傷つける為ではなく、かけがえのない仲間の為、その命を守る為に使うと誓ったんだ。」

 

「ショウさん・・・・」

 

「それじゃあ改めて聞くぞ。お前はなぜ戦う?その力を何の為に使う?」

 

こうたはショウの思いを聞いて力とは何か、何の為に戦うのかを改めて考えた。

 

「俺、難しい事はまだ良くわかりません。けど俺は、みんなを守りたい!ひかるを、ララを、えれなを、まどかを、フワを、プルンスを守りたい!みんながいるこの宇宙を、大切な友達を、仲間を守りたい!俺はその為にこの力を使います!」

 

「それでいい、こうた。仲間を思うその気持ち、何があっても決して忘れるな。」

 

「はい!」

 

こうたの意思を聞いてショウはこうたを認める事にした。

 

「よし、俺の力をお前に託す。そして仲間達をお前の手で助けてこい。」

 

「はい、ショウさん。ありがとうございます!」

 

そして2人のいた空間は再び光に包まれた。

 

 

 

 

「くっ、この光はいったい何なのだ。」

 

ノットレイダーやプリキュア達は眩しい光に目を瞑っていると、その光は徐々に消えていき、光が消えるとそこには先程のペンを右手に握ったキュアスペースが立っていた。

 

『スペース!』

 

「バカな⁉︎貴様に戦う力など残っていなかったはず、それが何故?」

 

「言ったはずだ!俺には守りたいものがあるって、だから・・・・俺は戦う!何があっても、絶対に諦めたりなんかしない!」

 

スペースはペンを持った右手を前方に突き出した。

 

「ウルトラスターカラーペン!ビクトリー!ウルトラカラーチャージ!」

 

スペースはギンガの力を使う時と同じようにペンを変身前の形に戻ったペンダントのキャップの部分に挿入し、それを抜いて星のマークを描く。

そしてペンの先でもう一度ペンダントの星の部分をタッチした。

それからスペースは高くジャンプするとペンの先から金色の光の線が現れ、プリキュアに変身する時のようにその光の線がキュアスペースと接触するとスペースの姿が少しずつ変化していく。

 

服装はキュアスペースの時とは違い、黒い半袖に中は同じく黒い長袖の服と長ズボンを履いているのだが、身体の模様はウルトラマンビクトリーと同じ模様をしていて肩には鎧のような硬い出っ張りもあった。そして両手、両足に金色のVの形をしたクリスタルがついていて、頭にはグレーのバンダナをしてその額の部分には金色のVの形をしたクリスタルがついていた。

 

スペースは両腕を正面でクロスした状態で膝をついて着地すると両腕をクロスしたまま立ち上がり両腕を下ろした。

 

「こうた・・・・」

 

「カッコいいルン。」

 

「凄い!」

 

「あれがスペースの新しい力。」

 

「スペースが、またパワーアップしたでプルンス!」

 

「フワ!」

 

新たな変身を見てひかる、ララ、えれな、まどかは驚き、プルンスとフワはスペースの強化に喜んでいた。

 

「ふん!いくら姿が変わろうとまた倒すまでだ。」

 

カッパードは再び黒緑のエネルギーを全身に纏うと薙刀で斬りかかるとスペースは両手をクロスしてそれを受け止めた。

 

「何っ⁉︎」

 

「プリキュア!ビクトリウムバーン!」

 

「ぐああああっ!」

 

スペースはクロスしていた両手を振り払うとその直後にスペースの額のバンダナにあるV字型のクリスタルからクリスタルと同じV字型の金色の光線が発射されてそれをまともに受けたカッパードは後方へと吹き飛ばされていった。

 

「カッパード!おのれ・・・・行きな!コマちゃん達!」

 

『ノットレーイ!』

 

テンジョウの指示で突撃するノットレイ達は再び黒緑のエネルギーに強化されてスペースに襲いかかってくるがスペースはその相手を一人一人攻撃を受け流しながら反撃していた。

 

「はあっ!」

 

「ノットレーイ」

 

「何やってんだい!早くアイツを黙らせるんだよ!」

 

『ノットレーイ!』

 

「ふっ!みんな伏せろ!」

 

『っ!』

 

「プリキュア!ビクトリウムスラッシュ!」

 

『ノットレーイ』

 

スペースはララ達に伏せるように叫ぶと右足を軽く振ってから回し蹴りの要領で足のV字型のクリスタルから放つ金色のV字型のスラッシュ光弾を連続で放ち、近づいてくるノットレイ達やララ達の周りにいたノットレイ達を攻撃して倒した。

 

「コマちゃん⁉︎」

 

「今のうちにルン!」

 

「こっちでプルンス!」

 

その隙にララとえれなとまどかの3人はノットレイ達の包囲を突破してひかるも連れてプルンス達の所に一緒に隠れた。

 

「逃がすもんですか!コマちゃん達!アイツらからペンを奪うんだよ!」

 

『ノットレーイ!』

 

「そうはさせない!」

 

スペースの胸のペンダントから光の粒子が放出されるとそれはスペースの両手にそれぞれ集まり形になるとスペースの右手にはショウがビクトリーに変身する時に使うアイテム『ビクトリーランサー』が、そして左手にはキングジョーカスタムのスパークドールズが握られていた。

 

『ウルトランス!キングジョー!ランチャー!』

 

スペースはスパークドールズをビクトリーランサーでリードするとスペースの右腕にキングジョーカスタムのペダニウムランチャーが実体化した。

 

「何アレ⁉︎」

 

「スペースの右腕に武器が・・・・」

 

「いったいどうなってるっつうの!」

 

まどか達もノットレイダーもスペースの右腕が変化した事に驚いていた。

 

「くらえ!」  

 

『ノットレーイ』

 

スペースはペダニウムランチャーを発射してノットレイ達を次々と狙い撃っていった。

 

「キュアスペース!」

 

「っ!」

 

その直後にカッパードは勢いよくスペースに突っ込んできた。

 

スペースの右腕のペダニウムランチャーが消えると再びスペースの右手にはビクトリーランサー、そして左手にはシェパードンの魂が宿ったクリスタルスパークドールズが握られていた。

 

『ウルトランス!シャパードン!セイバー!』

 

スペースはビクトリーランサーにクリスタルスパークドールズをリードするとスペースの足元の地面が割れるとその裂け目から鍔はシェパードンの上半身を象っており、背部のビクトリウムを模した刃は七色に輝くシェパードンセイバーが現れてスペースはそれを掴んでカッパードの薙刀と鍔迫り合いをしていた。

 

「お前のその力をもらうぞ!そして我々がこの宇宙を乗っ取る為に使ってやる!」

 

「そんな事させない!この力は大切なものを、みんなを守る為の力。お前達のような奴らには絶対に渡さない!」

 

スペースは後方にジャンプしてカッパードから距離をとると、その後すぐにシェパードンセイバーを構えながらカッパードに突っ込んでいき勢いよくジャンプするとシェパードンセイバーの必殺技、シェパードンセイバーフラッシュを使ってカッパードをV字型に切り裂いた。

 

「はあああっ!」

 

「ぐああああっ!」

 

技を受けたカッパードは斬られた場所から飛ばされてきて、出血はしていないが受けたダメージが大きかったのか斬られた胸を押さえながら苦しんでいた。

 

「カッパード!」

 

「何やられるんだっつうの!」

 

カッパードの近くに他のノットレイダーのメンバーが集まっていた。

 

するとそこへ・・・・

 

『ララ様、お待たせしました。』

 

先程ララが呼んだロケットが到着した。

 

「ロケット呼んだっつうの⁉︎ぐああっ!目に埃がぁぁぁっ!」

 

ロケットは着陸の時に発生する土煙でノットレイダーを牽制した。

 

「はああああっ!んんんんんっ!」

 

するとプルンスは大きく息を吸って風船のように巨大化すると自身の足を使ってひかる達を捕まえてそのまま自身と一緒にロケットの中へと逃げ込んだ。

 

「まさか逃げるつもりなのかっつうの⁉︎」

 

「そんか事させないわよ!」

 

ノットレイダー達も諦めてはいないらしくロケットを撃ち落とそうとしていた。

 

「それはこっちのセリフだ!」

 

『ウルトランス!EXレッドキング!ナックル!』

 

今度はEXレッドキングのスパークドールズをビクトリーランサーにリードするとスペースの右腕に炎に包まれた巨体な腕が現れた。

 

「ハアアアアッ!どりゃゃゃっ!」

 

スペースはEXレッドキングナックルを勢いよく地面に叩きつけるとEXレッドキングの必殺技であるフレイムロードを発動させて地面から飛び出すマグナによってノットレイ達は次々と倒されていった。

 

「そんな⁉︎」

 

「スペース!今のうちに!」

 

「早く!ロケットに乗って下さい!」

 

ロケットのハッチからはえれなとまどかがスペースにロケットに乗るように促していた。

 

「・・・・・・・・」

 

「何してるの!」

 

「早く!急いで下さい!」

 

えれなとまどかは必死にスペースを呼ぶがスペースは動こうとはしなかった。

 

「みんな!必ず、地球にたどり着いてくれよ!」

 

『っ!』

 

「こうた?」

 

「貴方、まさか⁉︎」

 

「AI!俺に構わず行け!今はみんなの身の安全が最優先だ!」

 

『・・・・了解しました。』

 

「っ!AI!待つルン!」

 

ララはロケットの発射を止めようとするがそれは叶わず、えれな達のいたハッチは閉じてロケットは発射されてしまった。

 

「フーーワーーッ!」

 

フワの耳の周りについている黄色い輪っかが回転して光りだすと空中に星形のワープホールが生成された。

 

「行かせるもんですか!コマちゃん達、あのロケットを撃ち落とすんだよ!」

 

『ノットレーイ!』

 

ノットレイ達は光線銃を構えてロケットを撃ち落とそうとしていた。

 

「させないって言っただろ!」

 

『っ!』

 

スペースは両手で描いたV字型のエネルギーを右腕に集めてから両腕をL字型に組み、右腕の甲にあるVクリスタルを正面に向けた。

 

「プリキュア!ビクトリウムシュート!」

 

スペースは必殺技のビクトリウムシュートを使ってノットレイダーのメンバーを攻撃してロケットへの攻撃を阻止した。

 

その直後にロケットはワープホール内に突入して地球へと帰っていった。

 

「くっ!キュアスペース!」

 

「だったらお前だけでも倒してやるっつうの!」

 

「お待ち下さい。」

 

テンジョウとアイワーンがスペースに戦いを挑もうとするとバケニャーンがそれを止めた。

 

「今は彼を倒すより逃げた他のプリキュア達を追うのが得策かと思います。」

 

「どういう事だっつうの!」

 

「ロケットがない以上、今の彼には自力で地球に戻る術はありません。ならば彼に邪魔されない所で他のプリキュア達からペンを奪うべきではないでしょうか?」

 

「成る程、それは一理あるわね。」

 

「けっ、仕方ないから今はそれに従ってやるっつうの!」

 

バケニャーンからの提案をテンジョウとアイワーンは承諾した。

 

「キュアスペース!今日のところはこのまま引いてあげる。」

 

「次に会った時にはギッタンギッタンにしてやるから覚悟しろっつうの!」

 

「っ!待て!」

 

スペースはテンジョウ達に接近するがノットレイダーのメンバーは全員ワープゲートを通って消えてしまった。

 

「くそっ!逃げられたか。」

 

「おいお前、大丈夫か?」

 

そんなスペースの所にクムが心配して近づいてきた。

 

「あぁ、大丈夫だ。クムは大丈夫だったか?」

 

「オラは心配ないだべ。それよりもアイツらは大丈夫か?」

 

「そうだな。きっと大丈夫さ。」

 

(みんな・・・・無事でいてくれよ。)

 

スペースは変身を解除してこうたに戻るとこうたはクマリン星の空を見上げながらみんなの無事を祈っていた。

 

そして地球へと向かうロケットの中ではララが必死にロケットを操縦し、他のみんなは俯いた状態で元気をなくしていた。中でもひかるの目には涙も浮かべられていてショックを受けているのは明白だった。

 

そしてロケットは地球に戻り観星町の近くの森の中に不時着したが、その光景をまたしても内閣府宇宙開発特別捜査局の人達に見られてしまった。

 

果たしてこうたは、ひかる達はこの先どうなってしまうのか・・・・

 

 

 

 

To Be Continued

 




         次回予告


こうたを残して地球へと帰還したひかる達

そんなひかる達に内閣府宇宙開発特別捜査局の追っ手が迫る

果たして落ち込んでいるひかるは元気を取り戻す事が出来るのか・・・・



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第31話 宇宙(そら)に輝け!サザンクロスとギンガの光! 前編

次回も楽しみに!
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