スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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投稿、遅くなって申し訳ありません。m(_ _)m

リアルの都合、執筆中にあれやこれや色々な部分を追加してたら時間がかかってしまいました。

第3章も今回の話を入れて残り3話となりました。

今後ともよろしくお願いします。

そして改めて予定していた投稿日を大幅に遅れてしまった事を深くお詫びします。

本当に申し訳ありませんでした。

もう、次回の投稿予定日を記入するのはやめます。



第32話 宇宙(そら)に輝け!サザンクロスとギンガの光! 後編

時刻は夕日が沈み、夜になろうとしていた頃、内閣府宇宙開発特別捜査局の局員達は突然現れた巨大な化け物に怯えて慌てて逃げていた。

 

「・・・・全員退避したか。」

 

しかし、局長である冬貴は局員達が全員退避するまで残り全員の退避を確かめた。

 

『ノットリガー!』

 

「のわっ!」

 

そして、ノットリガーの拳が地面に叩きつけられた衝撃に吹き飛ばされてそのまま気絶してしまった。

 

「ケヒャヒャヒャヒャヒャ!どうだっつうの!これが実験の成果だっつうの!」

 

「やめて!」

 

そこへひかる達が到着した。

 

「来たな?プリキュア!」

 

「っ!お父様!」

 

「任せるでプルンス!」

 

「はい。」

 

まどかは冬貴の安否を心配するが、冬貴の事はプルンスとフワに任せて目の前の相手に集中する事にした。

 

「さぁ、楽しませてもらおう。」

 

「どうして貴方達がここに⁉︎こうたは?こうたはどうしたの⁉︎」

 

ひかるは声の主がカッパード達だと気づいてこうたはどうしたのかと聞いた。

 

「アイツならあの星に置いて来たっつうの!」

 

「その間にアンタ達のペンを頂くわよ。」

 

アイワーンとテンジョウが続けて説明した。

 

「そんな・・・・」

 

「ひかる!」

 

「・・・・うん。」

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

そして4人は自身のペンを手に取りプリキュアへと変身し、戦闘はそれからすぐに始まった。

 

「んんんんっ!」

 

プリキュア達が戦闘を始める前に息を大きく吸って大きくなったプルンスは冬貴を抱えて移動し、冬貴を近くの岩場に寄りかからせてからプルンスは息を吐いて元の大きさへと戻った。

 

「フワ?」

 

「大丈夫でプルンス。気を失ってるだけでプルンス。それより、プリキュア達が心配でプルンス・・・・。」

 

「大丈夫フワ。」

 

「え?」

 

プリキュア達を心配するプルンスの隣で大丈夫だと言うフワの考えがプルンスには理解出来なかった。

 

 

 

 

『プリキュア!』

 

「しし座・ミルキーショック!」

 

「てんびん座・ソレイユシュート!」

 

「やぎ座・セレーネアロー!」

 

ミルキー、ソレイユ、セレーネによる同時攻撃がノットリガーに直撃した。

 

「どう?」

 

「好きにはさせません!」

 

しかし土煙の中でノットリガーの目が強く光る。

 

「ルン⁉︎」

 

『ノットリガー!』

 

『うわぁぁぁぁっ!』

 

ノットリガーは3人の技を受けてもピンピンしていてそのまま左手を振りかぶってミルキー達を殴り飛ばした。

飛ばされたミルキー達はそのまま地面に叩きつけられて大ダメージを受けてしまった。

 

「さぁ、さっさとペンを頂いて終わりにしましよう。」

 

「だね。この星を乗っ取っても資源が破壊されちゃ意味ないっつうの。」

 

「うぅ・・・・乗っ取る?」

 

「そんな⁉︎」

 

「ケヒャヒャヒャヒャヒャ!」

 

「そんな事させないよ!」

 

ミルキー達に追撃をしようとするノットリガーに対してスターは背後からノットリガーを攻撃しようとジャンプした。

 

「甘い!」

 

しかし、ノットリガーもそれに対応して振り向き様に右手でスターを殴ろうとするが、スターは更に高くジャンプしてかわしてその右手の上を駆け上がってそこから高くジャンプした。

 

「乗っ取るって、住んでる人達のこと考えないの?スターパンチ!」

 

「戯言だな!」

 

スターの技とノットリガーの右手の拳が激突する。しかし、技は相殺されてノットリガーは無傷だった。

 

「っ!うっ!」

 

「だからアンタはお子ちゃまなのよ。何もわかってないくせに。さっきの言葉、そっくり返すわ!」

 

スターはノットリガーの左手に捕まり、掴まれたまま地面に叩きつけられてミルキー達と動揺に大ダメージを受けてしまった。

 

「うっ・・・・」

 

「考えた事もなかろう・・・・宇宙の最果て・・・・黒く凍える場所に追いやられ・・・・闇に潜んで生きてきた我々を・・・・!」

 

するとノットリガーから禍々しい闇のオーラが溢れ出て出てきて、それがスターを呑み込むと辺りの景色を宇宙のように空間に変わってしまった。

 

「え?」

 

『アンタは宇宙の事、何も分かっていない。』

 

『ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!ホント勢いだけだっつーの!!実は想像力ないっつーの!』

 

「っ⁉︎」

 

その時スターは、今回の自分勝手な行動の所為で大変な事になった事を思い出して改めて自分のした事を強く後悔した。その所為でスターはノットレイダーのメンバーから言われた通り、自分には想像力がないと思い込んでしまった。

 

「私は・・・・私は・・・・」

 

「そんな事ないルン‼︎」

 

「え?」

 

スターはそんな事ないという声を聞いて後ろへと振り向くとそこには身体の痛みに必死に耐えながら立ち上がったミルキー、ソレイユ、セレーネの姿があった。

 

「そんな事・・・・ないルン‼︎スターは遠く離れた宇宙からフワを呼んだルン。イマジネーションの力で・・・・凄い想像力ルン。スターとこうたの想像力のおかげで私、プリキュアになれたルン‼︎」

 

「ミルキー・・・・」

 

ミルキーは自身が感じたスターの想像力の凄さを語った。

 

「そうです!スターが、ひかるがいなければわたくしが皆さんと楽しくお話をする事もありませんでした!」

 

「あと、スタードーナツも知らなかったでしょ?」

 

「ええ。」

 

セレーネもそれに便乗してひかるのおかげで自分の生活に訪れた大きな変化を説明し、ソレイユもその話に入ってきた。

 

「ひかるのイマジネーションはね、みんなを思って結び付けてくれるんだ!みんなを新しい世界に連れて行ってくれるんだよ‼︎」

 

『サザンクロスは人々に進む力を、イマジネーションをくれる星座なんだよ。』

 

「みんな・・・・ありがとう。」

 

『うん!』

 

スターはみんなの思いを聞いて、それが堪らなく嬉しくて泣きながらみんなに感謝の言葉を伝えた。

 

「わたし、想像してたんだ、宇宙をずっと、ずっと、ず~っと!想像してたんだ‼︎だから大好きなんだ・・・・宇宙のこと分かってないかもしれない。でも宇宙のこと大!大!大好きなんだァァァァァアア‼︎」

 

スターがそう叫ぶと、スターの身体から強い光が溢れ出てきた。

それをバケニャーンは離れてる場所から眺めていた。

 

それに反応するかのようにノットレイダーのアジトがある場所でも、そこに飾られていたひし形の石から再び邪悪なエネルギーが溢れ出していた。

 

「っ!まさか、ダークネスト様がお目覚めに・・・・」

 

『この力は・・・・』

 

それを見たガルオウガは彼らの主、ダークネストが目覚めるのではと考えていて、そのひし形の石から何者かの声が聞こえてきた。

 

「大好き、だと?感情論など、たくさんだ‼︎」

 

「っ!」

 

ノットリガーの振りぶった左手の拳がそのままプリキュア達に直撃しようとしたその時・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!」

 

『っ!』

 

「ギンガファイヤーボール‼︎」

 

突然、ノットリガーの真上から大量の炎を纏った隕石が降り注いだ。それを受けたノットリガーは後方へと下がっていった。そしてこの攻撃が何なのかをスター達は知っていた。

 

隕石の攻撃が止むとノットリガーとスター達の間に何かが地面に降りてきた。

 

先程の攻撃でできた土煙でよく見えなかったがその土煙が晴れるとそこには・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?・・・・スペース?」

 

「・・・・待たせたな。みんな!」

 

そこには今、スター達が一番会いたかった人物、『如月こうた』こと『キュアスペース』が立っていた。

 

「こうた・・・・」

 

「何で?」

 

「どうやって地球に?」

 

ミルキー、ソレイユ、セレーネはスペースがどうやって地球に戻って来たのか不思議でしょうがなかった。

 

「フワが呼び戻したんでプルンス!」

 

「フワ!」

 

「フワ!プルンス!」

 

そこへ今度はプルンスとフワが戻って来た。

 

「呼び戻したって?」

 

「そうか!フワが道を開いてくれたんですね!」

 

「そういう事。」

 

ソレイユは最初はよくわかっていなかったが、セレーネはフワの力を使ったのだとすぐに理解した。

 

 

 

スペースがプリキュア達の所に戻る少し前に遡ると・・・・

 

 

「大丈夫フワ。」

 

「え?」

 

「みんな一緒フワ!みんなで守るフワ!フーーワーーッ!」

 

フワが自身の力を発動させるとフワとプルンスがいる場所より少し高い位置の空中にいつも使っている星形のワープホールが出現した。

 

 

「お前、これからどうすんだ?」

 

「それな、ホントにどうすっかな・・・・」

 

ノットレイダーが去ったクマリン星では取り残されたこうたはクムにまだ案内されていないクマリン星の場所をほぼ強引に案内されて流石に疲れたこうたは今、クムと一緒に地面に座りながら雑談していた。

 

そんな中で・・・・

 

 

 

 

「おい!アレなんだ⁉︎」

 

「あれは⁉︎フワの!」

 

こうた達のいる場所の上空にフワのワープホールが現れた。

 

「悪いクム、どうやら迎えが来たみたいだ。だから俺、もう行くよ。」

 

「そうか、それじゃあ仕方ねぇな。アイツらにもよろしくな!」

 

「あぁ、クムも元気でな。」

 

こうたは立ち上がるとクムと握手をしながら別れの挨拶をして、それからすぐにキュアスペース、更にキュアスペースギンガへと変身してフワが出現させたワープホールに飛び込んでその中を飛行して進んでいく。

 

それから数分後、出口が見えてきたのでスペースはその出口を通り抜けてそのまま地上に着地するとすぐにフワとプルンスが近づいてきた。

 

「こうたぁ!」

 

「フワ!」

 

フワは勢いよくスペースの胸元に飛び込んだ。

 

「良かったフワ・・・・」

 

「ありがとうフワ。帰り道を作ってくれて・・・・」

 

「心配したでプルンスよぉ。」

 

「プルンスも、ごめんな・・・・っ!」

 

スペースはフワとプルンスと会話している途中で後ろの方で気絶している冬貴に気づいた。

 

「あの人はまどかの、プルンス、何があった!」

 

「それが・・・・」

 

プルンスは自分達の現状をスペースに教えた。

 

「そっか・・・・わかった。俺、みんなの所に行ってくる。」

 

「わかったでプルンス。」

 

「気をつけるフワ。」

 

「おう。」

 

こうしてスペースはみんなの所に駆けつけて今に至るのであった。

 

「そうだったんですね。」

 

「良かったルン。」

 

「うん。無事で良かった。」

 

セレーネ、ミルキー、ソレイユはスペースが無事で安心していた。

 

「スペース・・・・」

 

「スター?」

 

そこへ俯いたスターがスペースに声をかけた。

 

「あの・・・・ごめんね・・・・私・・・・うわっ⁉︎」

 

スターが俯いたままスペースに謝罪するとスペースはそんなスターの頭をぐちゃぐちゃに撫でた。

 

「ひかるの我が儘に振り回されるのなんて、もう慣れたよ。けど、それで俺自身にもいい事もあったし・・・・だから気にするな。」

 

「こうた・・・・」

 

『キュアスペース!』

 

みんなが話してる間にノットリガーは立ち上がってきた。

 

「みんな、ここは俺に任せてみんなは休んで「嫌ルン!」・・・・ミルキー?」

 

スペースがここは自分が引き受けると言おうとした時、ミルキーがそれを拒んだ。

 

「私も、一緒に戦うルン!」

 

「いやけど・・・・そんなボロボロの身体じゃ・・・・」

 

「アタシ達なら大丈夫だよ。」

 

「わたくし達も一緒に戦わせて下さい!」

 

「ソレイユ、セレーネまで。」

 

そこにソレイユとセレーネもスペースに一緒に戦いたい事を伝えた。

 

「スペース、お願い!私ももう守られるだけじゃなくて私も一緒にみんなを守りたいの!」

 

「スター・・・・」

 

「アタシ達、仲間でしょ?」

 

「ルン!みんな一緒ルン!」

 

「わたくし達が力を合わせれば・・・・」

 

「どんな相手にも、絶対負けないよ!」

 

「みんな・・・・わかった。一緒に戦おう!」

 

『うん(ルン)(はい)!』

 

ソレイユ、ミルキー、セレーネ、スターの思いを聞いてスペースはみんなと一緒に戦う事を決めた。

この時、全身が光っていたスターの光は収まっていた。

 

『スペース。』

 

「タロウさん?」

 

そこへストリウムブレスが現れてウルトラマンタロウの声が聞こえてきた。

 

「私も仲間だ。いくぞ!」

 

「はい!」

 

『今こそ、一つになる時!』

 

スペースはギンガスパークの先端をストリウムブレスにリードした。

 

『ウルトラマンタロウ!』

 

『ギンガに力を!ギンガストリウム!』

 

スペースは身体を右側に逸らすとギンガスパークを持った右腕を後ろの方に目一杯伸ばして、ストリウムブレスのついた左腕の肘を曲げてまま構えてそれからスペースはキュアスペースギンガストリウムへと変身した。

 

「1人増えたからと言って・・・・」

 

「アンタ達なんて・・・・」

 

「一捻りだっつうの!」

 

「それはどうかな?俺達の力、みせてやる!」

 

スペースがそういうとスターとソレイユがノットリガーに向かって駆け出すとスペースはストリウムブレスについたタロウの顔と同じ形をしたディスクを横向きから縦向きして中のディスクを回転させた。

 

『ゾフィーの力よ!』

 

「プリキュア!」

 

『「M87光線!」』

 

「そんなもの・・・・」

 

スペースはゾフィーの技、M87光線を発射してノットリガーその攻撃を右手を前に突き出して受け止めようとしたが・・・・

 

 

「ええい!」

 

「はあっ!」

 

『ノットリガーーッ!』

 

スターは星の形をしたエネルギーを纏った右手の拳で、ソレイユは炎を纏った右足でノットリガーの右手を下から攻撃して右手が上に上げられるとその下を光線が通り過ぎてノットリガーのボディに直撃した。

 

「くっ、この!」

 

『ウルトラマンの力よ!』

 

『っ!』

 

「プリキュア!」

 

『「スペシウム光線!」』

 

スペースはノットリガーと同じ高さまで上昇してノットリガーのボディに今度はスペシウム光線を放つとそれが再び直撃した。

 

『ノットリガー!』

 

「うわっ!」

 

しかし、その攻撃を耐えたノットリガーは右手を大きく振りかぶってスペースを殴るとスペースは勢いよく地面に叩きつけられてしまった。

 

「これで終わりよ!」

 

「っ!」

 

ノットリガーは再び右手を大きく振りかぶってスペースを殴ろうしていてスペースは両手を前に出して防御しようとした。

 

すると・・・・

 

『うっ、うううううっ!』

 

「っ!」

 

その攻撃をスターとミルキーが星形とハート形のバリアを貼って防いでいた。

 

「そうは、させないよ!」

 

「スペースは、私達が守るルン!」

 

「スター、ミルキー・・・・ッ!」

 

『ウルトラマンジャックの力よ!』

 

「プリキュア!」

 

『「ウルトラバリヤー!」』

 

スペースはすかさずウルトラマンジャックの技「ウルトラバリヤー」で光の壁を作りスターとミルキーのバリアに重ねがけした。

 

「2人が俺を守るって言うなら・・・・そんな2人の事は俺が守る!」

 

「スペース・・・・私達だって、ミルキー!」

 

「ルン!」

 

『はあああああっ!』

 

スターとミルキーもスペースの思いに応えるかのように更にバリアの生成に力を入れた。

 

「無駄だ!」

 

「そんなちっぽけなもの・・・・」

 

「すぐにブッ潰してやるっつうの!」

 

「させません!」

 

ノットリガーが3人のバリアを破ろうと更に右手に力を入れようとするとその真横からセレーネの放った矢がノットリガーの横顔に直撃する。

 

『っ!』

 

「はあっ!」

 

『ノッ!』

 

そこへ更にソレイユが高くジャンプしてノットリガーの背後から炎を纏った右足の踵落としをノットリガーの頭に直撃させた。

 

『ノットリガー・・・・』

 

「今だ!」

 

『ウルトラマンAの力よ!』

 

「プリキュア!」

 

『「メタリウム光線!」』

 

『ノットリガー・・・・』

 

ノットリガーがセレーネとソレイユの攻撃で怯んだ瞬間、スペース達はバリアを解き、スペースがスター達の少し前に出ると、そのまま両腕と上半身を後ろに逸らしてその後に両腕をL字にして放つウルトラマンAの技、メタリウム光線を放ち、それがノットリガーのボディに直撃してノットリガーは後方に下がっていった。

 

それからスペースの横に他のプリキュア達が並び立つと、スペースは自身の右側にいるミルキーとセレーネを見ると2人は頷き、反対側にいるスターとソレイユを見るとこっちの2人も頷いていてスペースも頷き返すとみんなそれぞれ技を発動する体勢に入った。

 

『ウルトラマンタロウの力よ!』

 

『プリキュア!』

 

「スターパンチ!」

 

「ミルキーショック!」

 

「ソレイユシュート!」

 

「セレーネアロー!」

 

『「ストリウム光線!」』

 

『ノットリガー・・・・』

 

5人同時に放った技がノットリガーに直撃するとノットリガーは仰向けに倒れてしまった。

 

「何だ、この力は?」

 

「さっきまでは、まるで違う。」

 

「一体、どうなってるっつうの⁉︎」

 

「そんなの決まってるだろ!大切なものを守りたい、助けたいって思う気持ちが、その心が、俺達を強くするんだ!」

 

ノットリガーの中にいるカッパード達はなぜ急にプリキュア達の力が増したのか理解出来ずにいてそれをスペースが言葉にした。

 

「守りたい、助けたいって思う気持ちだと・・・・そんなもので、強くなれるものか!」

 

「まずい!・・・・うわっ!」

 

「スペース!」

 

ノットリガーが再び右手の拳を振り下ろしてきてスペースがそれを受け止めるが空中では踏ん張りがきかず、そのままスター達の横に吹っ飛ばされてしまった。

それからノットリガーは今度は左手の拳を振り下ろしてきてスター達にその拳が直撃した。

 

「みんな!」

 

「私は星を奪われた!だから同じく奪うのみ!それが道理!・・・・っ!」

 

するとスター達はノットリガーの拳を下から持ち上げるような形で受け止めていてスターの身体は先程と同じように光っていた。

 

「どんな理由があっても大好きな宇宙を・・・・星座を・・・・星を・・・・地球を・・・・奪うなんて私、嫌だ!!」

 

スターを包む光が増していくと、その光は他のプリキュアに伝染したのかミルキー、ソレイユ、セレーネの身体もスターと同じように光りだした。

 

「ルン。わたしはプリキュアルン!」

 

「わたくしの決心は揺るぎません!」

 

「笑顔を・・・・守るんだ!」

 

「みんなを・・・・守るんだ‼︎」

 

プリキュア達を包む光が限界ままで高まると、ノットリガーの渾身のパンチはプリキュア達にはじき返されてしまった。

 

「よし!」

 

「フワ!」

 

「プリキュア!」

 

 

『宇宙(そら)に輝け!イマジネーションの力!』

 

変身後に形を変えた胸元のペンダントが光るとそこからスター達4人と同じ色の星形の光が頭上に飛んでいき、それが再びスター達の手元に戻って来ると、それぞれの色の星がついたステッキが姿を現した。

 

『トゥインクルステッキ!』

 

「スタートゥインクル!」

 

「ミルキートゥインクル!」

 

「ソレイユトゥインクル!」

 

「セレーネトゥインクル!」

 

プリキュア達は自分達の持つステッキの名前を名乗るとそれぞれのステッキの輝きは更に増していた。

 

『4つの輝きよ、今一つに!』

 

4人のステッキの輝きが1つになるとそれは大きな南十字座、サザンクロスの形となって光り輝いていた。

 

『プリキュア・サザンクロスショット!』

 

プリキュア達が技名を叫ぶと虹色の南十字座型の光弾がノットリガーに向けて放たれた。

 

「こっちも決めるぜ。」

 

スペースはギンガストリウムを解除してキュアスペースギンガに戻ると、両腕を胸元でクロスした後に右手を時計回りに回転させてから両手の拳を胸元でくっつけた。

 

「プリキュア!ギンガエスペシャリー!」

 

スペースが両腕を左右に広げるとスペースの全身から一気に虹色の超光線が放たれてその超光線はサザンクロスショットを後ろから後押しする様に重なるとサザンクロスショットの力は更に高まりそれらがノットリガーに直撃するとノットリガーはその光によって浄化された。

 

「ひかる・・・・ん?」

 

遼じぃがひかるを探して天文台の外へ出るとそこにはひかる達の放ったサザンクロスの形をした光が空中で輝き続けていた。

 

「美しい・・・・」

 

遼じぃはそのあまりの輝きに見惚れていた。

 

「くっ、この光は・・・・」

 

その時、冬貴も目を覚ましてその光を見ていた。

 

 

ノットリガーのいた場所にはカッパード、テンジョウ、アイワーンの3人が気絶した状態で倒れていて近くには彼らが持っていた2本のダークペンも落ちていた。

 

そしてスターはダークペンにされたおうし座のプリンセススターカラーペンを手に取るとダークペンから元のプリンセススターカラーペンへと戻った。

それにより闇のイマジネーションに苦しんでいたおうし座のプリンセスの身体も元に戻った。

 

「良かった。」

 

「スター!今のうちでプルンス。クムの星にあったペンも取り戻すでプルンス。」

 

「うん!」

 

アイワーンの手元にはもう一本のダークペンがあってそれはおそらく惑星クマリンにあったペンだと推測される。

スターはペンを手に入れようと駆け出したが、バケニャーンが行く手を阻む為に割り込んできた。

 

「渡すわけにはいきません。」

 

「え⁉︎」

 

「十二星座のペンを手にすれば得られるのです。全てを凌駕する力が・・・・」

 

バケニャーンがそう言い終えると、ノットレイダーが使うワープホールが彼らの頭上に開き、バケニャーンと地面に倒れているアイワーン達の身体とダークペンが吸い込まれていく。

 

「またお会いいたしましょう。」

 

バケニャーンはそう言い残して気絶した他のメンバーと共にワープホールへと消えたのであった。

 

「戻ったか、バケニャーン。」

 

「はい。ガルオウガ様。」

 

バケニャーン達がノットレイダーのアジトに帰還するとガルオウガがバケニャーンに声をかけてきた。

 

「しかし、申し訳ありません。プリキュア達の持つペンを手に入れる事が出来ませんでした。」

 

「だが、こちらもプリンセスの力を一つ手に入れる事が出来た。今回はそれで良しとしよう。」

 

「それと一つ気になる事が・・・・」

 

「ほう?何だ?」

 

バケニャーンは気になる事があると言うとガルオウガはそれに興味を示した。

 

「プリキュア達の一人、キュアスペースという少年が持つペンなのですが、アレはプリンセスの力を宿すペンとは違うように思います。」

 

「何故そう思う。」

 

「我らに向けられたあの力、他のプリキュア達が使うプリンセスの力とはまるで違います。ペンの力を自身に纏わせてその力を限界まで引き出すあの力、アレは一体・・・・」

 

「・・・・そいつは恐らく、ウルトラマンの力だな。」

 

「っ!貴方は⁉︎」

 

バケニャーンは突然、聞き覚えのない声が聞こえた背後に振り返るとそこには黒いロングコートと同じく黒の長ズボン、中にはグレーのベストに白いYシャツを着たいかにもどこかの海賊と言っても疑われない格好をした黒髪の男がバケニャーンの背後に立っていた。

 

「・・・・来ていたか、サーディス。」

 

 

 

 

「みんな、心配かけてごめん!」

 

その頃、プリキュア達は変身を解除するとこうたがひかる達に頭を下げて今回の事についての謝罪をした。

 

「ううん、謝るなら私だよ。私の所為でこうたには凄い迷惑かけちゃったしさ。だから私の方こそ、ごめんなさい!」 

 

こうたの謝罪を受けてひかるが悪いのは自分だと今度はひかるがこうたに謝った。

 

「もう、2人ともやめるルン。」

 

「そうだよ。みんな無事だったんだしさ。」

 

「はい。こうしてみなさん無事に地球に戻ってこられて本当に良かったです。」

 

「めでたし、めでたしでプルンス。」

 

「めでたしフワ。」

 

「みんな、ありがとう。」

 

こうたとひかるが互いに謝っているとその横からララ、えれな、まどか、プルンス、フワが話に入ってきてこの話はそれで丸く収まった。

 

しかし・・・・

 

「っ!誰か来るでプルンス‼︎」

 

プルンスが誰かが近づいてくる足音を気づいてフワと一緒に急いで近くの草むらに隠れた。その足音の主は冬貴と他の局員の人達だった。

 

「まどか、ここでなにを?」

 

「お父様⁉︎」

 

すると、冬貴は以前にもまどかが初めてプリキュアになった時に調査をしていた時も今ここにいるメンバーが現場にいた事を思い出した。

 

「っ!あの騒ぎの時にも君達は・・・・」

 

「お父様、あの・・・・」

 

「違うんです!これは・・・・」

 

「ルン!」

 

すると、またしても歩く足音が今度はひかる達の後方から聞こえてきた。そしてみんなが振り返ると・・・・

 

「・・・・あ、貴方は⁉︎」

 

その人物が誰なのか、ひかるにはわかったらしく真っ先にひかるが声をあげたのであった。

 

 

 

To Be Continued

 

 

 




         次回予告

突然ララが故郷の星に返される事になってしまった。

猛反対のひかる達はララを地球に止まらせる為に映画を作る事に・・・・

果たして、映画は無事に完成するのだろうか?



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第33話 さよならララ⁉︎ 映画作りと繋がる心 前編


次回も楽しみに!


※ もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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