スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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『デリシャスパーティ♡プリキュア』が遂にスタートしましたね。キャラや料理、戦闘の作画も綺麗でしたし、ストーリーも中々面白そうで今後の展開が楽しみです。そしてこの小説も今回で第3章が終了し、次回から第4章がスタートします。そんな今回は最後の方には第4章の新章予告もありますので最後までお見逃しなく。それでは本編スタートです。



第34話 さよならララ⁉︎ 映画作りと繋がる心 後編

撮影はなんとかひと段落してお昼休憩となり、アブラハムや他のスタッフ達から少し離れた所でひかる達はみんなに配られたお弁当を食べていた。

 

「フワもお昼の時間ですよ。」

 

「フワ」

 

まどかがやぎ座のペンを使ってトゥインクルブックにオムライスを書くとそれが具現化された。

 

「もぐもぐフワ。」

 

フワはまどかにスプーンで掬ってもらったオムライスを美味しそうに食べていた。

 

「もう失敗できない。じゃないと、ララが送り返されちゃう。」

 

「ひかる・・・」

 

ひかるはもう失敗できないとそれを強く意識していてそんなひかるをララが心配そうに見ていた。

 

「確かに、もう失敗は出来ない。だからこそ、みんなで協力してこの映画を完成させよう。」

 

『うん。』

 

こうたの意思を理解した他のメンバーも頷きながら返事をした。

 

「ほう?やってるねぇ。」

 

それから少しして撮影が再開され、そこへ遼じぃがみんなの様子を見にやって来た。

 

「えぇクライマックス!天女が天の羽衣を纏い、宇宙へ帰るシーン。ここは一番大事なシーンだからね。とくに君、このセリフ、『今までありがとう。さようなら。』この一言こそがこの映画の肝だ。絶対に台本通りに頼むよ。」

 

アブラハムの指示を聞いて、ひかるとララは互いの顔を見て真剣な表情で見つめ合っていた。

 

「はい本番!よぉい!アクション!」

 

「私の故郷はあの天の川、遠い遠い空の向こうへ帰らねばなりません。」

 

「待ってよ天女さん。嘘だって、言ってよ!」

 

2人が会話している所へ他のメンバーも集まってきた。

 

「ここでお別れなんて、あんまりだ!」

 

「決まりとはいえ、そんなの残酷すぎます!」

 

「俺達、せっかく仲良くなれたのにお別れなんて嫌だ!」

 

「でも、それが私の運命。もう・・・変える事は出来ない・・・」

 

「っ!」

 

ララがセリフを喋っている途中にひかるはララと出会ってからのこれまでの出来事を思い出していた。

 

「どんなに争っても短い間だけど、楽しかった・・・」

 

そんなセリフを喋っているララ自身もこれまでの出来事を思い出しながら喋っていた。

そこからきているのか、ララは目を瞑り自身の気持ちを必死に抑えながらセリフを喋っていた。

 

「絶対に忘れない。」

 

『・・・・・・』

 

それがわかっているのか、ひかる、こうた、えれな、まどかの4人も自身の気持ちを必死に抑えながら演技に集中していた。

 

「今まで、ありがとう・・・さ・・・」

 

涙目になりながら喋っていたひかるだったが・・・

 

「・・・ううん。さようならなんて言わない。」

 

「オヨ?」

 

『え?』

 

ここでひかるがセリフにない事を言ってララをはじめ、他の人達もそれに動揺していた。

 

「さよならなんて絶対イヤだよ。私はララと、ララとずっと一緒にいたい!」

 

「っ!」

 

「もっとお喋りしたい!また一緒にスタードーナツを食べたい!色んな星を冒険したい!ララ・・・行かないでよ・・・」

 

そう言い終えるとひかるは涙を抑えきれずに自身の手で涙を拭いだした。

 

すると誰か泣いているひかる肩に優しく触れた。

 

「・・・こうた?」

 

その正体はこうただった。

 

こうたはひかるの顔を見て頷くとひかるの前に出た。

 

「ララ、今ひかるが言ったのは俺達全員の気持ちだ。俺達なら大丈夫!色々大変な事もあると思うけど、みんなで力を合わせれば絶対に乗り越えられる。それを俺に教えてくれたのは、今ここにいるみんなだ。だから!これからも一緒にいよう。一緒に頑張っていこうぜ!」

 

「ひかる・・・こうた・・・私も・・・ずっと一緒にいたいルン!」

 

「うぅ・・・青春でプルンス・・・」

 

「仲良しフワ・・・」

 

ひかるとこうたの言葉を聞いて、ララも自身の本当の気持ちを打ち明けるとそれを隠れて聞いていたプルンスとフワは泣きながらその光景を見つめていた。

 

「良い芝居だねぇ。」

 

「監督、台本と全然違います。」

 

「カメラ止めますか?」

 

それを聞いていた遼じぃも感動していたが、セリフが違う事に対してスタッフがアブラハムにどうするかを尋ねるとアブラハムの中にいるミニチュラ星人もその光景に感動し、涙を流していた。

 

「なに言ってる。撮影は続ける!カメラを止めるな!」

 

アブラハムは撮影の続行をスタッフに指示した。

 

 

〜♪

 

そんな中でひかるのペンダントがノットレイダーに取られたおひつじ座のペンの反応をとらえた。

 

「ペンが近くにある⁉︎」

 

「ひかる、行くルン!」

 

「ララ・・・うん!」

 

「監督すいません!俺達、急用が出来たのでちょっと失礼します!」

 

「えぇ⁉︎ちょ⁉︎おいおい!どこ行くの⁉︎」

 

みんなでペンの反応を辿って移動を開始するとアブラハムも慌ててその後について行った。

 

「ケヒャヒャヒャヒャ」

 

「アイワーン⁉︎」

 

その場所へ行くと大きな木のてっぺんにアイワーンとバケニャーンが立っていた。

 

「アンタ達ナニつまんない事してるっつうの?」

 

「映画の撮影だよ!」

 

「映画?何それくっだらない!」

 

「やや?あんな妖怪の着ぐるみ作ったっけ?」

 

「妖怪じゃないっつうの!」

 

「監督逃げて!」

 

「進化したダークペンの力、思い知れっつうの! ダークペン!イマジネーションを塗りつぶせっつーの!」

 

「ノットリガー!」

 

アイワーンはダークペンを使ってハートの形を描くがそこから生まれた禍々しいエネルギーのハートは真っ直ぐアブラハムの所へ飛んでいき直撃してしまう。黒いハートの中に閉じ込められてしまうと、それを核にフィルムカメラの形をしたノットリガーが生まれてしまった。

 

「映画なんてどうでもいい、くだらん。」

 

「ケヒャヒャヒャヒャ」

 

「撮影の邪魔はさせない。みんな行くよ!」

 

 

ひかるの言葉でみんなそれぞれ自身のペンを構えてプリキュアに変身する体制に入った。

 

 

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「光輝く!聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア‼︎』

   

 

「やっちまえっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

変身が完了したプリキュアにアイワーンはノットリガーに攻撃の指示を出すとノットリガーはフィルムカメラの中から6つのフィルムが出てきてそれを鞭のように使ってプリキュアを攻撃した。

 

『ハァッ!』

 

スターとスペースがそれぞれ右手に力を貯めてノットリガーを攻撃しようとするが、ノットリガーのフィルムに弾き飛ばされてしまった。

 

「うああっ!」

 

「くううっ!」

 

「スター!スペース!」

 

弾き飛ばされた2人をソレイユが両手を使って2人を受け止めた。

 

「大丈夫?」

 

「ソレイユ。」

 

「助かった。」

 

「行くルン!」

 

「はい!」

 

すると今度はミルキーとセレーネがノットリガーに接近した。

 

「プリキュア・セレーネアロー!」

 

セレーネが技を発動するがそれをノットリガーはフィルムで簡単に弾かれてしまった。

 

『うあっ!』

 

「ミルキー!」

 

「セレーネ!」

 

そのフィルムでミルキーとセレーネに攻撃し、そのまま2人をフィルムで締め付けて捕まえてしまった。

 

「スター!ソレイユ!」

 

そんなスター達の所にもフィルムがやってきて、みんなが乗っていた木を意図も容易く切断するとスペースは飛ぶ事で難を逃れたが、スターとソレイユは身動きのとれない空中でフィルムに捕まり4人揃って木に縛り付けられてしまった。

 

「ううぅ・・・」

 

「今までのノットリガーより強い。」

 

「待ってろ!いま助けるから!」

 

スペースがみんなを助けようと近づくが、フィルム達に阻まれて中々距離を縮められずにいた。

 

「くっ」

 

「やはり、あのお方の強大な力ゆえ・・・」

 

バケニャーンの言う通りで、実はひかる達が映画の撮影をしている頃、ノットリガーのアジトでもアイワーンだけでなく、カッパードやテンジョウもあのお方とやらに力を分け与えられてそれぞれパワーアップを遂げていたのだ。

 

「映画なんて作り物、なんの価値もないっつうの。」

 

「ノットリガー・・・」

 

『ううぅ・・・うわっ!』

 

ノットリガーは更に力を高めるとみんなを縛る木がそれに耐えられなくなって折れてしまうと4人はそのままノットリガーのボディに背中が直撃しそのまま拘束。完全にノットリガーに捕まった状態になってしまった。

 

「作り物じゃないでプルンス!」

 

「プルンス!」

 

そこへプルンスがノットリガーの前に飛び出してきた。

 

「あの感動は本物だったでプルンス!アレは映画を越えた感動・・・5人の友情がみんなの心を揺さぶった宇宙一の名シーンでプルンス!」

 

「プルンスの言う通りだ!」

 

そこへ空中でノットリガーのフィルムと戦っていたスペースも会話に入ってきた。

 

「あのシーンはみんなとの絆が生んだ一番の名シーンなんだ!」

 

「友情?絆?くっだらない。そんなもんでアタイ達に勝てる訳ないっつうの!」

 

「そんな事ない!俺達の絆は誰にも負けない!俺達の大切な繋がりを・・・絆を・・・お前なんかに否定されてたまるか‼︎」

 

 

すると何処かの星にあった光るペンの輝きが最高潮に達するとそのペンはその場所から忽然と消えてしまった。

 

そして・・・

 

「え?」

 

そしてそのペンはスペースの目の前に突然姿を現した。

 

「アレは⁉︎」

 

「まさか⁉︎あんなペンがまだあったっつうの⁉︎」

 

ペンの出現にバケニャーンとアイワーンは激しく動揺していた。

 

「うっ!」

 

そしてスペースはそのペンを右手で掴むと光は更に激しくなり当たり一面が光で埋め尽くされた。

 

目を開けるとスペースは元のこうたに戻っていて周りは再び、ヒカルやショウと出会ったあの真っ白な空間に変化していた。

 

「やぁ」

 

「こんにちは。」

 

こうたには2人の男性の声が聞こえてきてそっちへ振り向くとそこには見た事のない身体と脚はグレーと黒が中心となっていて、手や肩は赤く耳の部分はヘッドホンをしているかの様な丸い形でカラータイマーはXの形をしたウルトラマンと、その隣にヒカル達とは違う黒い服に赤いラインの入った隊員服を着た男性が立っていた。

 

「貴方達は?」

 

「俺は名前は大空大地、よろしく。」

 

「そして私はウルトラマンエックスだ。よろしく頼む。」

 

「はじめまして、如月こうたです。でもどうして貴方達のペンがいきなり俺の所に現れたんでしょうか?」

 

「恐らくそれは、君から感じた強い意思に反応したからだろう。」

 

「強い意思?ですか?」

 

こうたは何故エックスのペンいきなり自分の所に現れたのかわからなかったが、エックスはこうたの強い意思がペンを呼び寄せたと考えていた。

 

「君が仲間達との繋がりを強く意識した事で、エックスのペンがそれに反応したんじゃないかな?」

 

「仲間達との・・・繋がり・・・」

 

そこに大地も加わりこうたに説明した。

 

「俺とエックスはみんなとの・・・仲間達との繋がりに助けられてこれまで戦ってこれたんだ。」

 

「彼らとの繋がりが・・・絆が・・・私達に力を与え、そして助けてくれた。私も大地や、大地の仲間達に何度助けられたことか・・・」

 

「絆が、力に?」

 

大地とエックスは自分達のこれまでの戦いを振り返り、共に戦った仲間達の事を思い出していた。

 

「君にもあるはずだよ。君だけの繋がりや絆が・・・」

 

「俺だけの繋がり・・・絆・・・」

 

『こうた!』

 

「っ!」

 

こうたは大地とエックスに言われた事を意識しているとひかる達の事が真っ先に浮かび上がった。

 

「みんな・・・」

 

「どうやら理解できたみたいだな。その繋がりが君に力を与えてくれる筈だ。」

 

「大地さん・・・エックスさん・・・ありがとうございます。」

 

こうたはひかる達との繋がりを改めて認識できた事に対して大地とエックスにお礼を言った。

 

「さぁ、俺達の力を受け取ってくれ!」

 

「行くぞこうた!ユナイトだ!」

 

「はい!」

 

するとこうたの姿が再びキュアスペースに戻るとその右手にはエックスのウルトラスターカラーペンが握られていた。

 

「ウルトラスターカラーペン!エックス!ウルトラカラーチャージ!」

 

スペースはプリキュアに変身する時と同じようにペンをペンダントのキャップの部分に挿入し、それを抜いて星のマークを描く。

そしてペンの先でもう一度ペンダントの星の部分をタッチした。

するとペンの先から虹色の光の線が現れ、プリキュアに変身する時のようにその光の線がキュアスペースと接触するとスペースの姿が少しずつ変化していく。

 

上着の両腕の部分は赤く染まり、中の服はグレーの色と周りに黒のラインがはいっていた。そして両耳には銀色の丸いヘッドホンが装着され胸のペンダントの周りには全体は銀色で一部にはウルトラマンエックスと同じような赤と黒の模様が付いていてまるで鎧を身につけているようだった。

 

変身が完了すると空中にいたスペースはエックスがやっていたような回転しながら着地する時に土砂が円を描く『スパイラル着地』と称する着地の仕方で着地した。

 

「キラやば~っ☆」

 

「また変わったルン⁉︎」

 

「これで3本目。」

 

「一体ウルトラマンとは何人いるんでしょう?」

 

スター達もそれぞれがスペースの新たな変身に反応していた。

 

「くぅ〜っ!ノットリガー!アイツもとっとと捕まえるっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

スペースのところにノットリガーのフィルムが何本も襲いかかってきた。

 

「プリキュア・エックスクロスチョップ!」

 

スペースは両腕を交差させ、右手にエネルギーを集め、X字を描くように繰り出すエックスの技『エックスクロスチョップ』で迫り来るフィルムを全て叩き落とした。

 

「何やってるっつうの!負けずにドンドン行けっつうの!」

 

ノットリガーの上に立っているアイワーンはイライラしながらノットリガーに指示を出し、ノットリガーはそれに応えるように他のフィルムで再び攻撃を再開した。

 

「プリキュア・Xダブルスラッシュ!」

 

スペースは両腕から光エネルギーを矢じり型のスラッシュ光線にして放ち、フィルムを次々と切り裂いていった。

 

「ぐぬぬぬぬっ!」

 

「今度はこっちの番だ!」

 

するとスペースの胸元のペンダントから光の粒子が出てくるとそれはスペースの両手へと飛んでいき、右手には何かのカードが、左手には大地がエックスとユナイトする時に使う『エクスデバイザー』というアイテムが現れた。

スペースはそのカードをエクスデバイザーに入れてリードした。

 

『サイバーゼットン、ロードします』

 

するとスペースの身体は両腕のアーマーには「Z」の文字があしらわれ、胸部アーマーがサイバーゼットンの胸部を、肩部アーマーがサイバーゼットンの眼をそれぞれ模した形状をしたアーマーを装着した。

 

『サイバーゼットンアーマー、アクティブ』

 

「えぇ⁉︎何あれ⁉︎鎧⁉︎」

 

「なんだか重そうですね。」

 

「キラやば~っ☆かっちょいい〜!」

 

「スターのセンスはよくわからないルン。」

 

ソレイユ、セレーネ、スター、ミルキーはスペースの変化にそれぞれの心境を口にしていた。

 

「ふ、ふん!そんなのでアタイのノットリガーは倒せないっつうの!ノットリガー!とっととやっちゃえっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

ノットリガーは先程よりも大量のフィルムでスペースに襲いかかった。

 

「ふっ!」

 

するとスペースが両腕を胸元に寄せるとスペースの周りに金色に輝くクリスタル状の光波バリヤー『ゼットンシャッター』が展開されて、それによりフィルムはスペースに届く事はなく全て弾かれてしまった。

 

「こんのぉ!負けずにドンドン攻めて攻めて攻めまくれっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

ノットリガーがフィルムによる攻撃を再開すると、今度はフィルムが直撃する前にスペースが姿を消してしまい、結果フィルムは何もない所を攻撃した。

 

「消えた⁉︎」

 

「一体どこに・・・あだっ!」

 

「ノットリガー・・・」

 

スペースが消えた事にバケニャーンとアイワーンも驚いていたが、その直後にノットリガーの真横に移動していたスペースの攻撃、『ゼットン火炎弾』がノットリガーに直撃してノットリガーの身体を大きく傾いていた。

 

「いつの間に移動したルン⁉︎」

 

「まさか、テレポート⁉︎」

 

「テレポート⁉︎ キラやば~っ☆スペース凄すぎ‼︎」

 

「さぁ、今度はみんなの番だぜ!」

 

「私達の番?・・・っ!」

 

プリキュア達がスペースの新しい能力に驚いている中でスペースはスター達に呼びかけにスターはどういう事か考え、そしてその意味を理解した。

 

「そっか!・・・みんな!映画はまだ終わってないよ!」

 

「ルン?」

 

「あのシーンの続きを見せてあげよう!」

 

「イイねぇ!」

 

「行きましょう!」

 

「よぉい!アクション!」

 

『はあああああっ!』

 

それからスター達4人は全身に力を入れて自分達を拘束しているフィルムから脱出しようと抵抗する力を更に強めた。そしてその力にフィルムは耐えきれなくなり、フィルムは千切れてプリキュア達は脱出に成功した。

 

「何ぃ⁉︎」  

 

アイワーンが驚いている中でノットリガーはフィルムを伸ばして再びプリキュア達を捕まえようとするが、プリキュア達は今度は避けるのではなくフィルムを受け止めた。

 

『せぇの!』

 

スター達4人はタイミングを合わせて同時にジャンプして受け止めたフィルムを引っ張りながらノットリガーを投げ飛ばした。  

 

「ノットリガー・・・」

 

「今だ!」

 

それを見たスペースは投げ飛ばされて空中にいるノットリガーの頭上にテレポートすると再び光波バリヤーを纏うと今度はそのまま高速で回転し始めた。

 

「プリキュア・ゼットントルネード!」

 

スペースはゼットントルネードで頭上から真下にいるノットリガーに突撃するとその勢いのままノットリガーを地面に叩き落とした。そしてスペースはノットリガーへの攻撃を終えるとゼットントルネードを継続したまま空中へと離脱した。

 

「みんな!今だよ!」

 

『宇宙(そら)に輝け!イマジネーションの力!』

 

スペースの攻撃を見てスターがみんなに合図をすると、変身後に形を変えた胸元のペンダントが光るとそこからスター達4人と同じ色の星形の光が頭上に飛んでいき、それが再びスター達の手元に戻って来ると、それぞれの色の星がついたステッキが姿を現した。

 

『トゥインクルステッキ!』

 

「スタートゥインクル!」

 

「ミルキートゥインクル!」

 

「ソレイユトゥインクル!」

 

「セレーネトゥインクル!」

 

プリキュア達は自分達の持つステッキの名前を名乗るとそれぞれのステッキの輝きは更に増していた。

 

『4つの輝きよ、今一つに!』

 

4人のステッキの輝きが1つになるとそれは大きな南十字座、サザンクロスの形となって光り輝いていた。

 

『プリキュア・サザンクロスショット!』

 

プリキュア達が技名を叫ぶと虹色の南十字座型の光弾がノットリガーに向けて放たれた。

 

そしてスペースはゼットントルネードで空中まで来るとゼットントルネードをやめてそのままアーマーも解除して・・・

 

「プリキュア・ザナディウム光線!」

 

「ノットリガー・・・」

 

スペースは両腕と左足を空中で左側へいったん振りかぶってから胸の前でX字にクロスさせてエックスと大地の必殺技『ザナディウム光線』を放ち、ノットリガーの正面からはサザンクロスショットが、斜め上からはザナディウム光線がノットリガーに直撃してノットリガーは浄化されアブラハムは解放された。

 

「あのお方のお力でも彼には勝てませんか・・・」

 

「くっ、出直しだっつうの!」

 

ノットリガーが浄化されてバケニャーンとアイワーンはワープホールを使って撤退した。

 

 

 

 

それから数日後、撮影された映像の編集が終わってそれをみんなでロケットの中で観ていてみんなでペンの反応を追いかけるシーンでその映像は終わっていた。

 

「ごめんなさい。折角の映画、台無しになっちゃって・・・」

 

ひかるが代表してアブラハムに謝るとアブラハムは黙ってロケットの外へと出ていった。

 

そこへちょうど、アブラハムが呼び寄せた帰還ポットが到着した。

 

みんなは誰もがララ達とお別れだと諦めているとアブラハムが帰還ポットの何を操作すると帰還ポットはララ達を乗せる事なく再び飛んで行ってしまった。

 

『えぇ⁉︎』

 

みんなは何が何だか状況が全く理解できなかった。 

 

「君達の星を越えた友情、私の心のフィルムにしっかりと焼き付けた。最高の感動をありがとう。」

 

「え?」

 

「じゃあ地球にいてもいいルン?」

 

「君がいなくなったら映画がパート2が撮れないからねぇ。」

 

「キラやば~っ☆」

 

「やったねララ!」

 

「本当に・・・」

 

「これからもみんな一緒だな。」

 

「ルン!」

 

ララがこれからも地球に居られるようになった事をみんなで喜んだ。

 

「地球で暮らすには地球人としての名前が必要だな。何がいい?」

 

「ルン?急に言われても・・・」

 

「じゃあ、『羽衣ララ』なんてどうかな?」

 

ララが地球人としての名前をどうするか考えているとひかるが『羽衣ララ』はどうかと提案した。

 

「羽衣?」

 

「空から降りてきたララにピッタリかなって。」

 

「素敵です。」

 

「羽衣ララ、か・・・」

 

「良い名前ルン。」

 

「決まりだな。」

 

「羽衣ララフワ!」

 

「感動のラストシーンでプルンス。」

 

こうしてララは羽衣ララとしてこれからもひかるやこうた達と共に地球での日々を過ごせるようになったのであった。

 

 

 

To Be Continued

 

 




        次回予告

アブラハムにお願いしてひかる達の学校に行けるようになり、ひかるのクラスに転入するララだが・・・

自身の常識が通用しない事に激しく動揺する・・・

そんなララは自分と地球人との違いを強く意識してしまう・・・


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第35話 ララのドキドキ初登校!みんなでララを支えよう! 前編

次回も楽しみに!





※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。





そして今回は前書きでも説明したように第3章の新章予告を行います。

(一部ネタバレも含みますので、それが嫌という人は見ない事をオススメします。) 

それではどうぞ!




         新章予告③


『私、学校に行ってみたいルン。』

ララの申し出によりララはひかる達と同じ学校に通う事になり、地球での新たな生活が始まった。

しかし、そんなプリキュア達の前に新たな敵が姿を現す。

『俺は全宇宙のお宝を探すトレジャーハンターのサーディスだ!』

プリキュア達の前に現れたサーディスはどのような力を発揮するのか?

だがしかし、ペンを狙うのはプリキュアやノットレイダー、トレジャーハンターだけではなかった。

『全宇宙をまたにかける・・・宇宙怪盗ブルーキャット!』

宇宙怪盗までもが姿を現し、ペンをめぐる戦いは更に激しさを増していく。果たしてプリキュア達はプリンセスの力を無事に集める事が出来るのだろうか?


『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第4章 ペンを狙う者たち編

お楽しみ!

※この第4章には原作ストーリーにはないオリジナルストーリーもあるのでお楽しみ!
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