スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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本日、4月12日はキュアスターこと星奈ひかるの誕生日という事で、頑張って最新話を投稿しました。

ひかる、お誕生日おめでとう!


第44話 ペンは誰の手に? 宇宙怪盗参上! 後編

「てことで、プリンセスの力はドラムス様が落さー「待った!」」

 

「ん?」

 

司会者が落札を確定しようした直前にまどかがギリギリストップをかける事に成功した。

 

「ドーナツ、お一つで。」

 

「は? ドーナツ?」

 

なんとまどかはオークションにお金ではなく、ドーナツを提示した。

 

「わたくしの星、地球の大変価値あるスイーツです。こちらと交換でいかがでしょうか?」

 

「何をいってるんだ?」

 

「初めてこれを食べたとき、わたくしは甚く感動しました。それと同じくらい先程のマオさんの歌にも感動いたしました。であれば、文化も星の垣根も越えて、このドーナツの味。その価値!皆様にもお分かりいただけるはず。」

 

まどかは一歩も引かずに自身の意思を周りの人達に伝えた。

 

「物は試し、おひとついかがですか?」

 

「食べてみるでプルンス。」

 

「そういう事ならわたしが・・・・」

 

「おぉ! 貴方は! 宇宙料理評論家の「シタ・コエーテル」氏!」

 

そこに宇宙料理評論家が自らドーナツを試食すると言ってきた。

 

「宇宙のあらゆる美味を食した私がその価値を判断いたしましょう。ま、この私の知らないドーナツとやら、美味しいわけが、はむっ・・・・っ⁉︎」

 

まどかは宇宙料理評論家の表情が変化した瞬間、自身の口がニヤけるところを隠す為に自身の口元を持っていた扇子で隠した。

 

「うまぁぁぁぁぁぁぁぁい!」

 

「さぁ! お味はいかがですか?」

 

「素晴らしい食感と甘味、ゆうに10億キランは越えてる‼︎」

 

「「「10億⁉︎」」」

 

「マジか・・・・」

 

宇宙料理評論家がドーナツを10億円の価値と判断すると、それにひかる、ララ、えれなは驚き、こうたはまどかの一か八かの賭けが通用した事に驚いていた。

 

「上がるねぇ! ドーナツ1つ10億キランと洒落込もう!」

 

その評価を受けて司会者もそれを承諾し、オークションは再開された。

 

「面白い! 11億!」

 

「ドラムス様! 11億!」

 

「ドーナツ2つ!」

 

『20億⁉︎』

 

プルンスがドーナツを手に持ってまどかの後ろから見せていた。

 

「21億」

 

「3つ」

 

『30億⁉︎』

 

今度はララがドーナツの箱を受け取り、ドーナツを背後から見せる。

 

「アメイジング! 両者一歩も引かない!」

 

「突き放す! 40億!」

 

「50億!」

 

「60億!」

 

「70億!」

 

「もう次のドーナツがないぞ! どうするまどか?」

 

その後はひかるとえれなも加わりドーナツを背後から見せるが、最後に箱を受け取ったこうたがドーナツがもうない事を伝えた。

 

「大丈夫です。」

 

「(幼い頃よりオークションで戦う父の姿を見てきました。勝利の法則、それは・・・・)」

 

「っ⁉︎ 何だこの感じは・・・・っ!」

 

「(逆境の時にこそ・・・・)」

 

まどかは口元を隠していた扇子を退かすと、そこには笑っているまどかの姿があった。

 

「笑っている、だと⁉︎ 威風堂々かつ颯爽!彼女の資金は底なしなのか・・・・」

 

ドラムスはまどかの余裕の姿に驚くどころか恐怖すら感じていた。

 

そして・・・・

 

パチパチパチパチ

 

「っ!」

 

「勝負に熱くなって忘れていたよ。ドラゴン家のモットーはレディ・ファースト!君にお譲りしよう。」

 

「(僕の格好良さを引き立てつつ自然な降り方、セーフ!)」

 

ドラムスは内心では自身の名誉の事を気にしながらそれを守る負け方を選んでいた。

 

「て事は!」

 

「なななんと⁉︎ 地球のお嬢さんが落札‼︎」

 

『やったぁ!』

 

「勝ったでプルンス!」

 

「はい!」

 

こうしてまどかが勝利し、プリンセススターカラーペンはまどかの物となる事が決定しまどかとプルンスは互いにドーナツでハイタッチをした。

 

「全く、ドーナツをお金の代わりにするなんて、随分と大きな賭けに出たな。一時はどうなるかと思ったぞ。」

 

そこへこうたがまどかに話しかけてきた。

 

「すみません。ですが、時には頭で考えるのではなく、勢いで行動する事も必要だとこうた君が教えてくれたんですよ。」

 

「え? 俺が⁉︎」

 

「はい。 貴方のそんな姿を見てきたからこそ、今回はそれに賭けたんです。」

 

「ちょい待て! それじゃあまるで、俺がいつも何も考えてないみたいな言い方じゃないか?俺だってちゃんと考えて行動してるぞ!」

 

「そうですね。ですが時々、後先考えずに行動する事もありますよね。クマリン星でわたくし達を助ける事を優先して自分を置き去りした時みたいに。」

 

「うっ! お前まだあの時の事を根に持ってるのか?」

 

「当然です! もう貴方にはあの時のような無茶はさせないとわたくしは心に誓ったんです! ですから今後、もしも同じような無茶をしたらわたくしは許しません!」

 

「は、はい・・・・」

 

こうたはまどかの正論と強気な発言に圧倒されて何も言い返せず、まどかに言われた事を反省していた。

 

「そんなに顔をしないで下さい。貴方に無茶をさせないようにわたくしも頑張ります。ですからこうた君も、わたくしが困ってる時は助けて下さいね。だってわたくしは、友達なんですから。」

 

「あぁ、勿論。」

 

これで、こうたとまどかの話は丸く収まった。

 

しかし・・・・

 

「あ〜!プリンセスの力が無い!」

 

「ブルーキャット!」

 

「えぇ⁉︎」

 

「宇宙怪盗⁉︎」

 

プリンセススターカラーペンがあった場所にはペンがなく、宇宙怪盗が置いていったと思われるカードが1枚残されているだけだった。

 

そしてドラムスの所に通信が送られてきた。

 

『やられました。保管庫もすっからかんでございます!』

 

なんと、プリンセススターカラーペンだけでなく、他の出品物が保管されていた保管庫の中身も宇宙怪盗によって盗まれていた。

 

「ペンが!」

 

「まどか!」

 

「はい! 追いましょう!」

 

そしてまどか達はペンダントの反応を頼りに会場の屋根の上までやって来た。

 

「あれは・・・・」

 

「マオたんでプルンス⁉︎」

 

そして何故かそこにはマオもいた。

 

「ねぇ宇宙怪盗見なかった?」

 

「ニャ?知らないニャン」

 

「そっか」

 

「待って。あなたここで何を?」

 

「確かに。反応はあるのにここには俺達と君しかいない。これはどう考えても不自然だ。」

 

えれなとこうたがマオを怪しんでいる中、まどかがマオに向けてペンダントを向けると・・・・

 

〜〜♫

 

ペンダントがマオに反応した。

 

「これは・・・・」

 

「へぇ・・・・思ったより高性能だね、それ。」

 

「え?」

 

マオの雰囲気が今までと変わると、彼女は懐からペンを取り出した。

 

『えぇ⁉︎』

 

それからマオはペンを先がえんぴつのように細長い形をした建物の方へと投げると、その建物の上に向けてロープのような物を投げて、それはしっかりと建物に巻きつき、マオの身体はロープの長さが縮むにつれて建物の方へと引き寄せられていき、ペンをキャッチしながら別の建物への移動に成功した。

 

「みんな大好き宇宙アイドルマオニャン! は、仮の姿・・・・」

 

そして彼女は何かの香水の入ったスプレーのような容器を取りだすと、彼女は回転しながらスプレーから出てきた煙を全身に浴びた。

 

「その正体は・・・・宇宙怪盗ブルーキャット!」

 

そうするとマオさんの身体は徐々に別の姿へと変化していった。

その姿はピンクの髪から青髪になり、そして衣装も青と白をメインカラーとしたものへ変化し、サングラスとシルクハットのような帽子を被った彼女の正体は、宇宙怪盗ブルーキャットだった。  

 

『えぇぇぇ⁉︎』

 

「宇宙怪盗⁉︎」

 

「プリキュアだっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

そこへアイワーンが緑色のドラゴンのような姿をしたノットリガーの頭の上に乗って現れた。

 

「今度はノットレイダー⁉︎」

 

「ん?」

 

「バケニャーンいないからダークペン思いっ切り使えるっつーの!」

 

「ノットリガー!」

 

「っ! アレは⁉︎」

 

そしてまどかはノットリガーにされたのはドラムスである事に気づいた。

 

「なんとかしなさいプリキュア。」

 

「プリキュアって⁉︎」

 

「だから会場に入れたんじゃない。オークションをかき回して盗む隙を作ってもらう為にね。」

 

「そんな・・・・」

 

「プルンス・・・・」

 

プルンスは自分達がブルーキャットに利用されていた事にショックを受けてしまい、まどかはそんなプルンスを気遣っていた。

 

「とにかく今は!」

 

『うん!』

 

そしてみんなは自身のペンダントとペンを取り出した。

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「光輝く!聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア‼︎』

 

こうた達はプリキュアへの変身を完了させた。

 

「ノットリガー!」

 

ノットリガーは口からかえんほうしゃを放つがみんなそれを回避してスターは真っ直ぐノットリガーに突っ込んでいくがスターのパンチはノットリガーの翼にガードされてしまい、ノットリガーが翼を広げた拍子にスターは吹き飛ばされてしまった。

 

「うわぁ!」

 

「ルン!」

 

「ノットリガー!」

 

「オヨォォ!」

 

今度はミルキーが接近を試みるがノットリガーが翼で起こした風に吹き飛ばされてしまった。

 

「ハアッ!」

 

その隙にソレイユが背後からノットリガーに蹴り技をくらわせるが、身体が硬いのか、あまり効果がなかった。

 

「あまいっつうの!」

 

「くっ!」

 

ノットリガーはソレイユにかえんほうしゃを放つがソレイユはノットリガーから離れる事でそれを回避した。

 

「ノットリガー!」

 

「ノットリガー! ノッ⁉︎」

 

「だぁぁらぁぁぁっ!」

 

アイワーンの指示でプリキュア達を攻撃しようとしたノットリガーだったが、スペースが空中でノットリガーの尻尾を掴むとそのまま自身が回転する事でノットリガーも回転し、ジャイアントスイングのような体制に入った。

 

「ああっ! 目が、目が回るっつうの!」

 

「ノットリガー」

 

「ハアアッ!」

 

「ノッ!」

 

スペースはそのままノットリガーを建物の屋根に叩きつけた。

 

「今だ!」

 

スペースの声を聞き、スター、ミルキー、ソレイユの3人は一気にノットリガーに接近して攻撃を仕掛けた。

 

その隙にブルーキャットはその場から逃げようと走り出していた。

 

「後は任せたわ。」

 

「待って下さい!」

 

その後をセレーネが追いかけた。

 

「何?」

 

「ペンを返して下さい!」

 

「できない相談ね!」

 

「ノットリガー!」

 

「あっ」

 

セレーネとブルーキャットがペンの取り合いをしていると、その上空からノットリガーのかえんほうしゃが直撃し、オークション会場の屋根が崩壊してしまい、セレーネとブルーキャットは建物内に落ちてしまった。

 

「たく、厄介ね・・・・アンタも!」

 

セレーネもブルーキャットを必死に追いかけてた。

 

「ペンはプルンスの気持ちのこもったドーナツで勝ち取ったもの。返してもらいます!」

 

セレーネはブルーキャットの左手を掴んだ。

 

「それってわたしへのドーナツでしょ?だったらわたしのものでよくない?」

 

「屁理屈です。」

 

「屁理屈で競り勝ったくせに!」

 

ブルーキャットはセレーネを蹴り飛ばす事でセレーネから距離を取り、互いに大きな広場に着地した。

 

ドカーン!

 

「「っ!」」

 

すると再び大きな爆発が起こると2人のいる広場に何かが落ちてきた。

 

「くっ、うぅぅぅ。」

 

「スペース⁉︎」

 

それはノットリガーの攻撃を受けて落ちてきたキュアスペースブル・アクアだった。

 

「大丈夫ですか?」

 

「あぁ、なんとかな。」

 

「・・・・そうだ。良い事を思いついたわ。」

 

「良い事?」

 

ブルーキャットは何かを思いついたらしく、スペースとセレーネはそれがなんだかわからなかった。

 

「貴方、ウルトラマンって奴らの力を持ってるらしいわね。」

 

「だったらなんだよ?」

 

「アンタ達が欲しがってるこのプリンセスの力、そんなに欲しいなら渡してあげる。その代わり、アンタの持ってるウルトラマンの力、全部と交換ってのはどう?」

 

「なっ⁉︎」

 

ブルーキャットはプリンセスの力を渡す代わりにスペースが持つ全てのウルトラスターカラーペンと交換する事を要求してきた。

 

「そんな!」

 

「別に悪い話じゃないでしょ?このプリンセスの力があれば、どんな願いだって叶うのよ。だったらそんな訳の分からない連中の力を手放すくらいどうって事ないでしょ?」

 

「そんな事「お断りします!」セレーネ?」

 

スペースが何か言おうとするより先にセレーネがその申し出を断った。

 

「あら?貴方には関係ないでしょ?関係ない人は引っ込んでてくれない?」

 

「そうはいきません! 彼が、スペースが持つウルトラスターカラーペンは、これまでスペースが紡いできたウルトラマンのみなさんとの絆の証! スペースの事を信じ、認めてくれたみなさんが託してくれた大切な物なんです! それを、何も知らない貴方に渡すなんて、絶対に出来ません!」

 

「セレーネ・・・・」

 

スペースはセレーネの気持ちを聞いて、そこまで考えてくれたのかと、とても嬉しく思った。

 

ドカーン!

 

「「「っ!」」」

 

それから更に爆発が起こると土煙から他のプリキュア達がダメージを受けて壁にめり込んでいるのが見えた。

 

「みんな!」

 

「あたいを無視してだべっんじゃねぇっつーの!」

 

「ホント厄介ね、アイワーン。」

 

「なんであたいの名前を? まあいい、とどめだっつーの!」

 

「ノットリガー!」

 

ノットリガーがかえんほうしゃを発射しようとしていたので、スペースとセレーネが構えていると・・・・

 

ブルーキャットはセレーネに自身が持っていたペンを投げ、セレーネはそれを片手でキャッチした。

するとペンの光が弾けて、いて座のプリンセススターカラーペンが姿を現した。

 

「これは⁉︎」

 

「予定変更! それでなんとかしなさい!」

 

セレーネはブルーキャットにそう言われると、再びノットリガーの方へと向きを変えた。

 

「プリキュア! いて座・セレーネアロー‼︎」

 

セレーネはいて座のプリンセススターカラーペンで強化された弓と矢でセレーネアローを放った。

 

「ノットリッ!」

 

そしてセレーネの技はノットリガーの口の中に入り、それを飲み込んだノットリガーの口の中で爆発した。

 

「スペース、お願いします!」

 

「あぁ! セレクト、クリスタル!」

 

『ウルトラマンティガ!』

 

スペースは出現したティガのクリスタルをクリスタルと一緒に出現したルーブジャイロにセットすると、スペースの背後にウルトラマンティガが姿を現し、その身体は徐々に変化して最後には『風』という字に変化した。

 

「まとうは風!紫電の疾風!」

 

そう叫ぶとスペースはジャイロのグリップを3回引くとスペースが右手を頭上に高く伸ばした。

そしてスペースの頭上から紫色の竜巻が下りてくると、それに続いて足元からも紫色の竜巻が巻き上がり、スペースの全身を包み込んだ。

 

『キュアスペースブル! ウインド!』

 

竜巻から出てきたスペースの色は先程まで青色だった部分がセレーネと同じ紫色へと変化し、『キュアスペースブル・ウインド』に変身した。

 

「プリキュア! ストームシューティング‼︎」

 

そしてスペースは自身の胸の前で風のエネルギーを使って竜巻を発生させると、それを紫色の光線へと変換して両手を前に出す事で撃ちだした。

 

「ノットリガー・・・・」

 

「くっ!」

 

それを受けた空中で受けたノットリガーは落下していき、アイワーンはそのままワープホールを使い離脱した。

そしてノットリガーは空中で紫色の光の粒子となり消滅するとそこにはノットリガーにされたドラムスが空中に浮いているカプセルの上で気絶していた。

 

「やりましたね。」

 

「あぁ」

 

セレーネとスペースは互いに微笑みながら右手を出してハイタッチをした。

 

「スペース!」

 

そこへスター、ミルキー、ソレイユ、そしてプルンスとフワもやって来た。

 

「やったね!」

 

「流石ルン!」

 

「お疲れ!」

 

「あぁ、みんなもな!」

 

みんなもスペースに話しかけてきた。

その話を終えると全員プリキュアへの変身を解除して、まどかはいて座のプリンセススターカラーペンをジッと見つめていた。

 

「それは一旦預けておくわ。他のお宝は全部頂いたから今日は良しとするニャン!」

 

「マオ、たん。」

 

ブルーキャットは屋根の上から逃げていき、彼女がいた屋根をプルンスはずっと見ていた。

 

「うっ、僕は何を?」

 

ドラムスが目を覚ますと、彼が見る先にはこうた達が集まっていてまどかの手にはドラムスがまどかとオークションで競いあったペンが握られていた。

 

それからまどかがトゥインクルブックにいて座のプリンセススターカラーペンを差し込んでからトィンクルブックをいて座のプリンセススターカラーペンでタッチするとそこにはいて座の星座が浮かび上がった。

 

「フワ・・・・いて座フワ!フーーーワーーー!」

 

フワの容姿は全身が紫色に変化し、その手には弓と矢が握られていた。

そして今度はフワの掛け声とともに全員スターパレスへと移動させられた。

 

「星の輝きーーー戻るフーーーワーーー‼︎」

 

フワから紫色の星形の光が放たれると、その光が飛ばされた場所に光が満ちて、そこに髪型がポニーテールで紫色のドレスを着たいて座のスタープリンセスが姿を現した。

 

「みなさん、ありがとう。」

 

こうた達は、いて座のスタープリンセスから感謝の言葉を伝えられた。

 

その後は、元のゼニー星へと戻ると、ロケットでそのままゼニー星を後にした。

 

「まどか、さっきはありがとな。」

 

「え?」

 

ロケット内でこうたはまどかにお礼を言ったが、まどか自身はその理由がイマイチわからなかった。

 

「さっき、俺より先にブルーキャットからの誘いを断ってくれただろ? あの時の言葉、素直に嬉しかったからさ。」

 

「そんな、気にしないで下さい。こうた君、前に言ってたらしいじゃないですか?ウルトラマンのみなさんも、わたくし達と同じ大切な仲間、そんなこうた君の気持ちを蔑ろにするブルーキャットの発言がわたくしは許せなかったんです。」

 

「まどか・・・・」

 

こうたはまどかの意思を聞いて改めて嬉しく思った。

 

「そっか、けどやっぱりお礼を言わせてくれ。ありがとな、まどか。」

 

「どういたしまして。」

 

そんな2人が会話をしている真上にひかるがやって来た。

 

「それにしても、なんでわたし達がプリキュアだって知ってたんだろう?」

 

「確かにな。アイワーンの事も知ってたし、彼女の情報源はいったいどこから・・・・」

 

そう言いながらひかるは無重力となっているロケットの中を漂い続けていた。

 

「どうでもいいでプルンス!」

 

そんな事はお構いなしにプルンスは机の上のお皿に置かれた大量のドーナツを1人でやけ食いしていた。

 

「何そのドーナツ⁉︎」

 

「やけ食いでプルンス! みんな付き合うでプルンス!」

 

「えぇ、喜んで。」

 

プルンスはマオが宇宙人怪盗だったショックをやけ食いする事で解消しようとしているらしく、それにまどかも付き合う事にしたようだ。

 

「1人100億キランは食べるでプルンス‼︎」

 

『えぇ⁉︎』

 

「てことは1人10個食べないといけないのか⁉︎」

 

「110億!」

 

「120億!」

 

「130億!」

 

「140億!」

 

「もう勘弁してくれ!」

 

プルンスとまどかの勢いにこうたは懲り懲りしていたのであった。

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


まどかが弓道の全国大会決勝に進出した事を喜ぶひかる達・・・・

そしてまどかも優勝する為に気合十分だった。

そんなまどかにも引けを取らない選手が現れて・・・・

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第45話 まどかの一矢! 自分の道を突き進め!  前編

次回も楽しみに!



※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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