スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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『ウルトラマンデッカー』が遂にスタートしましたね。
今後の展開がとても楽しみです。
そしてこちらも今回から第5章がスタートします。
それでは本編をどうぞ!



第5章 新たな戦士の誕生! 集いし新世代(ニュージェネレーション)編  
第51話 虹の星の悲劇 ブルーキャットの秘密 前編


「準備OKルン。」

 

「よぉし! プリンセススターカラーペンみつけるぞ!」

 

『おぉ(ルン)!』

 

ひかるの掛け声とともに今日もプリキュアのメンバー達はプリンセススターカラーペンを探しにロケットに乗って地上を出発していた。

 

「ん? また映画の撮影か?」

 

「ワン!」

 

そのロケットが打ち上げられて出来た煙を家の庭を掃除している時にひかるの祖父、春吉と白い愛犬イエティが見ていた。

 

「・・・・一雨きそうだな。」

 

春吉の言う通り今日の天気は曇りのち雨という予報が出ていて、今は曇りだがすぐにでも降りそうな天気をしていた。

 

 

 

そしてフワのワープで星空界へとやって来たこうた達は虹色に輝く星へとやってきた。

 

「キラやば~っ☆ 綺麗な星・・・・」

 

「ホント・・・・」

 

「美しいです・・・・」

 

「あの星はなんて星なんだ?」

 

「惑星レインボーでプルンス」

 

「え? 惑星レインボーってたしか・・・・」

 

ひかる、えれな、まどかの3人はその星を見て感動している横で、こうたがプルンスに星の名前を聞いてプルンスがそれを答えるとこうたはブルーキャットが集めている宝があった星である事を思い出した。

 

「ブルーキャットが集めてたのってあの星の宝だったんだな。」

 

こうたの言葉を聞いた他のメンバーの表情だが少し暗くなっていた。

 

 

 

「プリンセスの力! 一気に7つ反応したっつーの!」

 

 

その頃、ノットレイダーのアジトではアイワーンの持つレーダーにひかる達が持つプリンセススターカラーペンの反応が確認された。

 

「プリキュアが星空界に・・・・」

 

「手に入れろ、プリンセスの力!」

 

それを近くで見ていたガルオウガがアイワーンに指示を出す。

 

「任せろっつうの! バケニャーン、行くっつうの!」

 

「はい。」

 

アイワーンに呼ばれてバケニャーンは彼女と共にプリキュア達の元へと向かった。

 

 

 

 

その後ひかる達は惑星レインボーに着陸してその地へ降り立った。

 

「・・・・なんか、寂しい星だね。」

 

「花も木もない・・・・」

 

ひかるとえれなは辺り一面を見渡した感想を素直に述べながらひかるは自前の双眼鏡で周りを見ていた。

 

「あっ、誰かいる。」

 

そしてひかるが人影を見つけたのでみんなでそこに向かうとそこには猫が人の姿になったような獣人っぽい宇宙人の親子の形をした石造があった。

 

「これって、石造?」

 

「レインボー星人ルン。」

 

「え?」

 

「確か皆さん石になったって・・・・」

 

この石造についてララが説明し、まどかはオークションの時にされた惑星レインボーについての説明を思い出していた。

 

「猫の、宇宙人?」

 

「どうしてこんな・・・・」

 

「この星で、一体何があったんだ。」

 

ひかる、えれな、こうたの3人はこの星の現状を目の当たりにしてそれぞれ衝撃を受けていた。

 

「謎でプルンス、惑星レインボーは『宇宙星空連合』に入ってなかったでプルンス。」

 

「宇宙星空連合って?」

 

「星空界などの宇宙の惑星による星間連合体でプルンス」

 

「人口約1800人全員が石になったってデータにはあったルン。数字ではわかっていたけど・・・・」

 

石になったレインボー星人の姿を見た全員がこの星に起こった出来事を重く受け止めていた。

 

こうた達はそれからもペンを捜索しながら歩き続けた。

 

「ここから反応してるルン。」

 

「え?」

 

「この岩山から⁉︎」

 

「この岩山を越えるって事ですか⁉︎」

 

「マジ?」

 

ララのペンダントが反応してるのはかなり高い岩山だった。

それをひかるとまどかとこうたは驚いていた。

 

「はぁ・・・・さすがに疲れた・・・・ちょっと休憩・・・・うわっ!」

 

『っ!』

 

「プル〜⁉︎」

 

そう言ってフワを抱えていたひかるは椅子ぐらいの大きさの石に座りながら背中を岩山に寄りかかろうとしたひかるがそのまま岩山の中に消えてしまい、みんなそれに驚いた。

 

「消えたルン!」

 

「ひかる!」

 

「何これ?」

 

すると岩山の中からひかるの顔が飛び出してきた。

するとプルンスも岩山の中へと入っていった。

 

「ホログラムでプルンス、中は洞窟になっているみたいでプルンスよ。」

 

「もしかしたら、その洞窟を通れば岩山を越える必要はないかもな。」

 

こうして一行はその洞窟の奥へと進んでいった。

そこには石になった何かの採掘をしているような格好をしたレインボー星人達がいた。

 

「レインボー鉱石を取っていたでプルンスなぁ。レインボー鉱石は不思議な石でプルンス。石から出る電磁波がエネルギーになるでプルンス。」

 

「へぇ・・・・」

 

「フワ?」

 

するとフワが一人で先に飛んでいってしまった。

そこにあったのは・・・・

 

「ピカピカフワ!」

 

『おぉ!』

 

「キラやば〜っ☆!」

 

そこにはレインボー鉱石で出来た沢山の宝物があった。

 

「ん? アレってドラムスさんの屋敷にあったのだ。」

 

「・・・・そうか、つまりブルーキャットはここを拠点にして活動してたって事か。あのホログラムがあればそう簡単には見つからないだろうしな。」

 

ひかるが見つけたのはドラムスの屋敷にあった惑星レインボーのお宝で、そこからこうたはここはブルーキャットの隠れ家だと推測した。

 

「ララ、ペンの反応はどうだ?」

 

「ちょっと待つルン・・・・っ! あったルン!」

 

ララはペンダントの反応を頼りにペンを探しているとお宝の中に光るプリンセススターカラーペンがあった。

 

「おぉ!」

 

「ペンダントはアレに反応していたルン。」

 

「ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」

 

『っ!』

 

こうた達は突然聞こえた笑い声に反応して振り向くとそこにはアイワーンとバケニャーンの姿があった。

 

「これはラッキーだっつうの!」

 

「アイワーンでプルンス!」

 

「アンタらの持つペンの反応を追ってきたら、いいもの見っけだっつーの。岩山の前で反応が消えたから・・・・探ってみたら・・・・レインボー鉱石が出す電磁波のせいでアタイのレーダーには反応しなかったみたいだけど、おかげでプリンセスの力一気にゲットだっつーの!ケヒャヒャヒャヒャ!」

 

「さて、全ていただきましょう。」

 

「みんな!」

 

『うん(おう)!』

 

そしてひかるの声と共にみんなそれぞれ自身のペンとペンダントを取り出した。

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「光輝く聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

『スター☆トゥインクルプリキュア‼︎』

 

「はぁぁあああっ!」

 

スターはバケニャーンへと突っ込んでいくが、その拳はかわされてしまう。その時バケニャーンは持っているティーセットを使い紅茶を入れ始めた。

 

「え?」

 

「はぁぁあああ!」

 

ソレイユも蹴り技を放つがバケニャーンは紅茶を入れながら回転してかわしてしまう。

 

「セレーネアロー‼︎」

 

セレーネも2本の矢を放つが、バケニャーンはそれすらもジャンプしてかわしてしまう。

因みにその時も紅茶を入れ続けていた。

 

「ふん! ペンはもらうっつーの!」

 

すると今度はアイワーンが光線銃を使って何度も攻撃してきた。

 

「渡さない! っていうか、ブルーキャットのペンだし!」

 

「お前達の好きにはさせない!」

 

スターとスペースはその光線を全てかわしたが、その中の一発が回避できないと判断したスターは星のエネルギーを生成してガードするが破られてしまう。

 

「うぅ!」

 

「スター!」

 

「ルン!」

 

すると今度はミルキーが電撃を放ち、アイワーンの光線銃のエネルギーが激突し、その力は互いに拮抗していた。

 

「データ的にはあなたには勝ち目がないルン!観念するルン!」

 

「観念? ああ、この星の奴らは石になってるっつーの!だからノットリガーにできるやついないっつーの!」

 

「ルン!」

 

「確かにそうだっつーの・・・・だって、アタイがみんな石にしちゃったっつうの。」

 

『っ⁉︎』

 

アイワーンのとんでもない発言にその場にいたプリキュア達が動揺していると光線銃の威力が上がり、それに競り負けたミルキーは吹き飛ばされてそんなミルキーをスペースが背後から受け止めた。

 

「ミルキー!」

 

「大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫ルン。」

 

「星一つ滅ぼしたアタイが観念・・・・笑わせるっつーの!」

 

「あいつがレインボー星を・・・・」

 

「滅ぼしたって、どうして⁉︎」

 

「ん?だってプリンセスのペンを探しに来たら、この星の奴らが渡さないんでダークペンを使ったっつーの。けど、実験段階だったから・・・・ペンが暴発したっつーの。」

 

アイワーンが当時まだ未完成だったダークペンを使った事でその力が暴発し、それが原因で惑星レインボーの住人達は全員石に変えられてしまったのだ。

 

「そんな・・・・」

 

「でも、この星にあったペンも手に入れたし、お宝も全部売っぱらって研究資金もガッポリ! おかげでダークペンが完成したっつーの!」

 

「うわぁぁあああ!」

 

それからアイワーンはプルンスとフワが隠れていた岩陰の側にジャンプしてプルンスをバレーボールの球のようにスパイクしてプルンスはソレイユとバケニャーンが戦っている間にあった岩に叩きつけられた。

 

「プルンス⁉︎」

 

「大丈夫ですか⁉︎」

 

それを心配してソレイユとセレーネがプルンスの側へとやって来た。

 

「ノットリガーになる奴ならここにいるっつうの!」

 

「フワ〜!」

 

「フワ!」

 

その隙にアイワーンはフワを捕まえてフワをノットリガーにしようとしていた。

 

「このペン、有効に使ってやるっつうの! ケヒャヒャヒャヒャヒャ・・・・っ⁉︎ バケニャーン⁉︎」

 

するとアイワーンが捕まえていたフワを今度はバケニャーンが抱き抱えていた。

 

「何で邪魔するんだっつうの⁉︎」

 

「この生物も捕らえよダークネスト様からのご命令です。」

 

「フワ?」

 

「はあ〜⁉︎」

 

「フワを返して!」

 

アイワーンとバケニャーンが会話としている所にスターはフワを返すように呼びかけた。

 

「「うぅ・・・・」」

 

「2人とも無理するな。」

 

「スター大丈夫⁉︎」

 

「ミルキー?」

 

スターとミルキーはダメージを受けた身体で無理に立ち上がろうしていてそれをスペースが支えていると彼らの側にソレイユとセレーネも戻ってきた。

 

「フワを返して!」

 

「返してと言われて返す愚か者が何処にいます?」

 

バケニャーンがスターの申し出を断ると2人の間で睨み合いが続いていた。

 

「・・・・いい匂いフワ!」

 

『え?』

 

すると突然フワから言った予想外の言葉にその場にいた全員が言葉を失った。

 

「フワ〜、みんな同じフワ・・・・ブルーキャットの匂いフワ!」

 

「え?」

 

「ブルーキャット⁉︎」

 

「どういう事だっつうの⁉︎ 答えろっつうのバケニャーン!」

 

フワはこれまでブルーキャットや彼女が化けた人達から感じた匂いと同じ匂いがバケニャーンからもしていた事で完全に安心しきっていた。

そしてアイワーンはバケニャーンにどういう事か問いただしていた。

 

「・・・・やれやれ、まさかこの子に気づかれるとは・・・・」

 

バケニャーンがプリキュア達とアイワーンの間に立つとフワを解放し、すかさずプルンスがフワを抱き抱えた。

 

「フワ、大丈夫でプルンスか?」

 

「フワ?」

 

するとバケニャーンはブルーキャットが持っていたのと同じ香水を自身にかけると身体が変化していき、その姿はプリキュア達のよく知るシルクハットにサングラスをつけた宇宙怪盗ブルーキャットの姿になった。

 

「ふふっ・・・・」

 

そしてブルーキャットは不敵な笑みをプリキュア達に向けたのであった。

 

 

To Be Continued

 




        次回予告


バケニャーンはブルーキャットが化けた姿だった。

それに動揺したアイワーンが更なる攻撃を仕掛けてくる。

そしてブルーキャットの口から彼女自身の目的が語られる。

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第52話 虹の星の悲劇 ブルーキャットの秘密 後編

次回も楽しみに!



※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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