スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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今日は『ウルトラマンデッカー』第2話の放送日。

まさかミクラス達が仲間として登場するとは、最初に知った時は驚きました。

来週はストロングタイプ初登場の回、次回も楽しみですが、こちらの小説もドンドン進めていくので今後ともよろしくお願いします。



第52話 虹の星の悲劇 ブルーキャットの秘密 後編

プリンセスの力を探しにやって来た惑星レインボーの洞窟でアイワーンとバケニャーンの2人と戦闘になったプリキュア達だったが、バケニャーンに捕まったフワが彼の匂いはブルーキャットと同じであると気づき、そのおかげでバケニャーンの正体がブルーキャットだとわかったプリキュアであった。

 

「お前は⁉︎」

 

「ブルーキャット⁉︎」

 

「変化の状態を安定させる香水が仇となるとはね。」

 

「バケニャーンは何処だっつうの⁉︎ いつ入れ替わったっつうの⁉︎」

 

「本当におめでたいわね。元々いないのよ、バケニャーンなんて。」

 

「え?」

 

「ず~っとわたしが化けていたニャン。」

 

「ずっと・・・・っ!」

 

ブルーキャットの言葉を聞いたアイワーンはこれまでバケニャーンが何度もダークペンを使おうとするのを止めていた事に気づいた。

 

「アンタ、ずっとアタイにペンを使わせたがらなかったっつーの!何のためにだっつーの!」

 

「まだわからないの? わたしはレインボー星人よ!」

 

『えぇ⁉︎』

 

ブルーキャットが惑星レインボーの生き残りだと知ってその場にいた全員が驚いた。

 

「星のみんなを戻す方法を探すため、あなたに近づいたニャン。」

 

「だから、レインボーの宝を集めてたんだ。」

 

「あぁ、大切な物だったからこそ取り戻したかったんだろうな。」

 

ブルーキャットが惑星レインボーの生き残りだと知って、スターとスペースはどうしてブルーキャットが惑星レインボーのお宝を集めていたのか、その理由がようやく理解できた。

 

「お前・・・・ずっと騙してたっつーの?・・・・許せないっつーの!」

 

「でもどうするの? バケニャーンもいない、ノットリガーも出せないあなたに・・・・何ができて?」

 

「うるさいっつうの! こうなったらイチかバチかだっつーの! ダークペン!イマジネーションを塗りつぶせっつーの!」

 

アイワーンはやけくそになって近くにあったレインボー星人の石像に向かってダークペンで描いた禍々しい色をしたハートを石像となったレインボー星人の方へ飛ばして直撃すると、採掘に使うピッケルを持った灰色の巨大な化け猫のようなノットリガーが誕生した。

 

「やったっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

ノットリガーがピッケルを地面に叩きつけるとその衝撃で洞窟に穴が空いてみんな吹き飛ばされてしまった。

 

そのまま外に出たノットリガーの肩にはブルーキャットが手に入れたプリンセススターカラーペンを持ったアイワーンが乗っていて、ノットリガーの手にはブルーキャットがこれまで盗んできた惑星レインボーのお宝が入ったカプセルがあった。

 

「ノットリガー!」

 

「ケヒャヒャヒャヒャ! ペン手に入れてやったっつーの! レインボーのお宝もまた売っぱらってやるっつうの!」

 

「まさか、石化したレインボー星の人を・・・・アイワーン、どこまで弄ぶの!」

 

「ケヒャヒャヒャヒャ! そんなのアタイの勝手だっつーの! 」

 

「うっ!」

 

アイワーンとノットリガーを追いかけたブルーキャットに対してノットリガーがピッケルで攻撃し、ブルーキャットはギリギリかわすがその衝撃で吹き飛ばされてしまった。

 

 

「たかが石像一体で何ムキになってるっつーの!」

 

「ノットリガー!」

 

「っ!」

 

ノットリガーがブルーキャットに向かってピッケルを振りかぶるがその間にミルキーが割って入り、ハートの形をしたバリアでピッケルを受け止めた。

 

「あ、あなた・・・・」

 

「うぅ・・・・たかがじゃないルン・・・・惑星レインボーは住民が石化して滅んだってデータにはあったルン。」

 

「え?」

 

「ノットリ・・・・ガー!」

 

「「ハアッ」」

 

ノットリガーは持っていたカプセルを落として空いた左手の拳で攻撃しようとするがスターとソレイユがその左手を攻撃して阻止した。

 

「セレーネアロー‼︎」

 

すると後方からセレーネがノットリガーの顔を狙って矢を放つがノットリガーのピストンに防がれてしまう。

これにより攻撃が終わってミルキーはバリアを解除するが、消耗しているのか肩を揺らしていて息も荒れていた。

 

「ただ、およそ1800人石化したって。でも違ったルン! 来てみて初めて分かったルン。いろんな人がいたルン! この星の人たちはデータや数字じゃないルン! たかがで済ませられるものじゃないルン!」

 

「ノットリガー!」

 

「だからなんだっつーの!今はただの石の塊だっつーの!」

 

「それは違う!」

 

「っ!」

 

アイワーンは何処からか聞こえた声に反応するとノットリガーより高い位置の空中まで上昇していたスペースブル・アクアの姿がそこにはあった。

 

『スペリオン光線!』

 

「プリキュア・スペリオン光線‼︎」

 

スペースがオーブリングNEOのボタンを上にスライドして中央のボタンを押すとオーブリングNEOが技名を叫んだ。

そしてスペースは右腕・左腕の順番に両腕をL字に広げてスペシウムエネルギーとティガの光を融合させて貯めた後、十字に組み直して発射時は前面に光の輪が展開される『ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオン』の必殺技『スペリオン光線』を放った。

 

「ノッ、トリガー!」

 

ノットリガーはピッケルで光線を受け止めるが光線によってピッケルは破壊され、スペースはミルキーの横に着地した。

 

「スペースの言う通りルン! ノットリガーは想像力を塗りつぶすルン。ノットリガーになったという事は・・・・」

 

「っ⁉︎ 残ってる・・・・想像力が、心が残ってる。」

 

「ルン! みんな戻せるルン!」

 

「あぁ! 必ず助ける!」

 

「ふん!出来るかっつーの!アンタら石どころか、この星のチリにするっつーの!」

 

ノットリガーが右手な拳を振りかぶろうとしていた。

 

「目を閉じて!」

 

「え?」

 

「はやく!」

 

ブルーキャットが目を閉じるように叫ぶとプリキュア達は全員目を閉じた。

 

「ノットリガー!」

 

「眩しいっつうの!」

 

ブルーキャットが青い球を地面に叩きつけるとそれは閃光玉で辺り一面が強い光に包まれるとアイワーンは持っていたダークペンとプリンセススターカラーペンを手放してしまい、ノットリガーは後ろの崖で足を滑らせてバランスを崩して倒れてしまった。

 

プリキュア達が目を開けるとそこにはアイワーンが持っていた2本のペンが落ちていた。

 

「今よ、ペンを取って!」

 

「ルン!」

 

ブルーキャットに急かされてプリキュア達は真っ直ぐペンの元へと走っていき、ミルキーがプリンセススターカラーペンを手にすると光が弾けて中からふたご座のプリンセススターカラーペンが現れた。

 

「待てっつうの!」

 

「ノットリガー!」

 

「っ!」

 

スターがダークペンを取ろうとすると、起き上がったアイワーンとノットリガーがそれを邪魔してダークペンは再びアイワーンの手に渡った。

 

「フン! プリンセススターカラーペン返せっつーの!」

 

「スペース!」

 

「あぁ!」

 

ミルキーがスペースに声をかけると2人は技を放つ体勢に入った。

 

「「プリキュア!」」

 

「ふたご座・ミルキーショック‼︎」

 

「アクアストリウム‼︎」

 

2人が放った電撃と水の技は途中で渦のように混ざり合うとそのままノットリガーの身体に直撃してノットリガーは吹っ飛んでいった。

 

「今ルン!」

 

『うん(おう)!』

 

『宇宙(そら)に輝け!イマジネーションの力!』

 

『トゥインクルステッキ!』

 

「スタートゥインクル!」

 

「ミルキートゥインクル!」

 

「ソレイユトゥインクル!」

 

「セレーネトゥインクル!」

 

『4つの輝きよ、今一つに!』

 

『プリキュア・サザンクロスショット‼︎』

 

 

 

『トリプルオリジウム光線!』

 

キュアスペースロッソ・フレイムに変わったスペースはルーブジャイロにオーブリングNEOをセットしてグリップを3回引いた。

そしてスペースの横にウルトラマンブル・アクアの幻影が現れて右側にいるスペースが右手を、ブルが左手を上げて2人の手が重なるとその2人の後ろに今度は巨大なウルトラマンオーブ・オーブオリジンの幻影が現れた。

 

「プリキュア!」

 

『「トリプルオリジウム光線‼︎」』

 

「ノットリガー・・・・」

 

プリキュア達の技を受けたノットリガーは消滅し、元のレインボー星人の石像へと戻った。

 

「一旦退却だっつうの!」

 

アイワーンはそう言い残すといつものようにワープホールを使わずにその場から離脱した。

 

そしてブルーキャットは戻った石像へと近づき見つめていた。

 

「・・・・・・・・」

 

その頃、プリキュア達はトィンクルブックにふたご座のプリンセススターカラーペンでタッチするとそこにはふたご座の星座が浮かび上がった。

 

「フワ・・・・ふたご座フワ!フーーーワーーー!」

 

フワの姿がミントカラーがメインの色の身体に変化し、両耳にはフワの顔がそれぞれあった。

フワの掛け声とともに全員スターパレスへと移動させられた。

 

「星の輝きーーー戻るフーーーワーーー‼︎」

 

フワからミントカラーの星形の光が放たれると、その光が飛ばされた場所に光が満ちて、そこにふたご座のスタープリンセスの姿が映ると、スターパレスの玉座にふたご座のスタープリンセス2人が姿を現した。

 

「フワ!」

 

「ふたご座のプリンセス〜よくぞご無事で!」

 

「キラやば〜っ☆ 双子のプリンセス!」

 

「「ありがとうプリキュア。」」

 

ふたご座のプリンセスをパレスに戻したこうた達は再び惑星レインボーへと戻った。

 

「フワを助けてくれてありがとう。」

 

「ありがとな。」

 

「ありがとうフワ。」

 

立ち去ろうとするブルーキャットにひかるとこうた、フワがお礼を言った。

 

「おかげでふたご座のプリンセススターカラーペンも戻ってきたルン」

 

「私達も協力する! この星を元に戻す為にがんばる!」

 

ひかるがみんなより少し前に出て自身の気持ちをブルーキャットに伝えた。

 

「ありがとう、でも・・・・」

 

「え?」

 

「気持ちだけで十分ニャン!」

 

するとブルーキャットはさっきみたいに地面にボールを叩きつけると今度は煙幕が辺り一面を包んで何も見えなかった。

 

「どうして⁉︎」

 

「サザンクロスショットとウルトラマンの力・・・・それでも戻せなかった・・・・」

 

「フワ?」

 

「え?」

 

「必要なの、この子とプリンセス、そしてウルトラマンの力が・・・・」

 

「・・・・フワ⁉︎ どこ⁉︎」

 

そしてブルーキャットはひかると会話としながらフワを連れてそのまま姿を消した。

 

「ないルン!」

 

「え⁉︎」

 

「プリンセススターカラーペンがないルン!」

 

「俺のウルトラスターカラーペンもない!」

 

「わたくしのも!」

 

「アタシも!」

 

「まさか・・・・ない! ブルーキャットに取られた⁉︎」

 

「うわぁぁあああ! マズイでプルンスゥゥゥゥウウウウ!」

 

こうた達はフワと変身する時に使うスターカラーペン以外のペン全てをブルーキャットに奪われてしまった。

 

「(ブルーキャット、お前はどうしてそこまで・・・・)」

 

こうたはブルーキャットがどうしてそこまでするのか心の中で考えていた。

 

そんな彼らから離れた場所にはフワを抱えたブルーキャットの姿があり、その手に持つ袋の中にはこうた達から奪ったペンが入っていた。

 

「フワ?」

 

そしてブルーキャットはその場から移動し、再び姿を消したのであった。

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


フワとペンを取り戻す為にブルーキャットを追うこうた達

そして追いついたこうた達はブルーキャットと戦う事に

果たして奪われたフワとペンを取り戻す事はできるのか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第53話 みんなを救うために! キュアコスモ誕生! 前編

次回も楽しみに!



※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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