スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
今後は最低でも1週間に1話投稿するのを目標に頑張ります。
ブルーキャットに奪われたフワとペンを取り戻そうとするプリキュア達、その中でブルーキャットは本来のレインボー星人としての姿をプリキュア達に見せてしまうのであった。
「驚いたニャン? みんなそう?」
「え?」
「わたしが生まれるずっと前よ、変化の能力をもつわたしたち種族は、人々に恐れられた。そして名前すらないこの星に流れ着いた。」
ブルーキャットは自分達レインボー星人とこの星の過去について語りだした。
その中で彼女達のリーダーとも言える存在だったオリーフィオが以前こう言ったらしい『雨の後には美しい虹が輝く、きっとわたし達にも輝くさ。 美しい虹が・・・・』と。
「その言葉を胸にこの星を『レインボー星』と名付けた。信じられる? 豊かだったのよ、数ヶ月前までは・・・・この星で取れるレインボー鉱石がエネルギーになって街ができた。鉱石は創作の喜びもくれた。おだやかな平和な暮らしが続いてた。 でもあの日、アイワーンがきて・・・・それからはアイワーンが話した通りよ。」
アイワーンが使った試作段階のダークペンが暴発してブルーキャットはオリーフィオの指示で鉱山にいる仲間達に危険を知らせる為に小型の宇宙船に乗って上昇した直後にダークペンから生まれた邪悪な力が星全体を包み込み星のみんなを石にしてしまった。
「それからわたしは旅に出た、みんなを戻す方法をみつける為に。マオになって宇宙をめぐり情報を集め、ブルーキャットとしてアイワーンに売り払われたレインボーの宝を取り戻し、バケニャーンとしてノットレイダーにも潜入した。そこで知ったの。十二星座のプリンセス力、フワがそろえば強大な力が、みんなを元に戻せる力が手に入るって。」
「みんなを戻す為ならなんだってする!」
そう宣言するとブルーキャットは再び香水を使ってプリキュア達が知る宇宙怪盗としての姿に戻った。
「宇宙怪盗でもなんでも!」
「嘘だ!」
「っ!」
ブルーキャットの発言に対してスターは嘘だと言った。
「なんでもって言うけど、ペンダント取らなかったじゃん。わたし達がプリキュアになれるようにって、取らなかったんでしょ?」
「っ!」
「プリキュアにって。」
「あぁ! ノットレイダーがまだこの星にいるからプルンスか?」
「あぁ、口では色々言っててもそれでも彼女の心の奥にはちゃんと相手を思う優しさが残ってるって俺は思う。てかペンダントの事、スターも気づいてたんだな。」
「うん!」
スターはブルーキャットがペンダントを奪い忘れたのではなくわざと奪わなかったと考えていた。
まだこの星にいるアイワーン(ノットレイダー)に襲われた時に自分達の身を守る為にと・・・・
スペースもそれに気づいていたからこそブルーキャットがいい奴だと思っていたのだ。
「わたくし達の身を案じて・・・・」
「違う・・・・」
「わたし達の事を思ってでしょ?」
「違う!違うニャン!」
「随分と騒がしいな、プリキュア。」
『ノットレイ!』
「カッパード⁉︎」
するとみんなが通って来た岩山の隙間の通路からカッパードとノットレイ達が現れた。
「カッパード退けっつうの!」
すると今度は岩山の上からアイワーンがカッパードとプリキュア達の間に飛び降りてきた。
「アイワーン、貴様・・・・」
「こいつは、アタイがやるっつうの! ダークペン! 黒く塗りつぶせっつうの!」
するとアイワーンはいつもは誰かに飛ばしていたダークペンで描いた禍々しい色をしたハートを自身に向けて放つとそれを受けたアイワーンは姿は普段と変わらないが大きさだけ巨大化したノットリガーとなった。
「ノットリガー!」
そしてノットリガーとなったアイワーンは近くにあった岩山を何度か拳で殴るとその後は真っ直ぐブルーキャットへと迫っていった。
そしてノットリガーとなった事で地面に落としたダークペンをカッパードが拾った。
「フッ、ここまでの覚悟とは・・・・」
「アイワーン!」
「バケニャーン、許さない・・・・全部ぶっ壊してやるっつうの!」
そしてノットリガーは右足でブルーキャットを踏み潰そうとするが、それをミルキーがハート型のバリアで防いだ。
「プリキュア?」
「みんな!」
ミルキーの掛け声と共に他の4人のプリキュア達は真っ直ぐノットリガーに向かっていった。
そして4人のパンチをノットリガーは両腕でガードした。
「ノットリガー!」
『うわぁぁあああ!』
攻撃に耐えたノットリガーは両手でプリキュア達全員を捕まえると岩山の外に放り投げてノットリガーもその方向へジャンプするとまだ空中にいるプリキュア達を両手を握りしめてそのまま地面に叩きつけてしまった。
「ノットリガー!」
「なんで⁉︎ プリキュア!」
ノットリガーから受けたダメージで動けないプリキュアを見てブルーキャットはフック付きのワイヤーをノットリガーの右手に巻きつけた。
「アイワーン、相手はわたしでしょ!」
「ノットリガー!」
「うわぁぁあああ!」
しかしノットリガーはそのまま右手を振り回す事でブルーキャットも振り回されて地面に叩きつけられそうになっていた。
「「ハアアッ!」」
それをスターとスペースの2人が叩きつける直前にその右手を攻撃したら事でブルーキャットは解放されるとブルーキャットは助けてくれたスターとスペースの事をジッと見ていた。
「何で?」
「プルンス!」
「頼む!」
するとブルーキャットの落下地点にすかさずプルンスが先回りすると空気を吸って大きくなってそれによりクッションの役割をしたプルンスにブルーキャットは助けられた。
「大丈夫フワ!」
「え?」
ブルーキャットが顔を上げるとそこにはフワとプルンスがいた。
「スターとスペース達が守ってくれるフワ!」
「・・・・守る? どうして?」
ブルーキャットはどうして先ほどまで敵だった自分の事を守ってくれるのか、ノットリガーと戦うプリキュア達を見ながら疑問に思っていた。
ミルキーの電撃、ソレイユの蹴り技、セレーネの矢、どの攻撃もノットリガーに防がれてしまっていた。
「プリキュア・スペースレイ‼︎」
スペースが空中から光線技を使ってノットリガーはそれを両腕をクロスしてガードしていた。
「はぁぁぁあ!」
その隙にスターは星形のエネルギーを右手に生成して攻撃しようとするが、スペースの技を弾いたノットリガーはそのまま右手の拳でスターの拳に迎撃し、勢いに負けたスターは吹き飛ばされた。
「スター! くぅぅぅ!」
「あぁぁぁっ!」
それをスペースが受け止めるが衝撃を抑えきれず一緒に吹き飛ばされてしまいブルーキャットの近くに地面に叩きつけられてしまい、その衝撃でブルーキャットも吹き飛ばされて被っていたシルクハットとつけていたサングラスが外れてしまった。
「スター! スペース!」
「「くっ、うぅぅぅ・・・・」」
「何でよ⁉︎ どうして戦うの⁉︎」
「だって、ほっとけないじゃん!」
「そういう事だ。」
「あなた達には関係のない、何も知らない他人でしょ!」
「・・・・知らないからだよ!」
「え?」
ブルーキャットの言葉に真っ先にスターが答えた。
「知らないからもっと知りたい、わたしも会って話してみたい。 この星の人達と・・・・だってさ、キラやば〜☆だよ! 何でも好きな姿に変われるなんて!」
「っ!」
「あぁ! この星の人達にしか出来ない立派な個性じゃないか。俺もそういうの好きだぜ!」
「うん! だから・・・・守りたい!」
「そういう事!」
「えぇ!」
「いくルン!」
そこへソレイユ、セレーネ、ミルキーも交流して全員で再びノットリガーへと向かっていった。
『はぁぁぁああ!』
「ノットリガー!」
「何で・・・・何で、そこまで・・・・」
「ブルーキャットと同じフワ!」
ブルーキャットにはプリキュア達がどうしてそこまでしてくれるのかわからなかったが、フワがその答えを教えてくれた。
「え?」
「ブルーキャット言ってたフワ!」
『あなた達がフワやこの宇宙を救いたいように、あたしもこの星のみんなを救いたいの!』
「・・・・・・・・」
自身の言った言葉を思い出すとブルーキャットはそのまま俯いてしまった。
その間にノットリガーの攻撃を受けたスペース以外のプリキュア4人の変身が解除されてしまった。
「プリキュア!」
「マズイ!」
スペースはすかさず横からノットリガーの足に飛び蹴りをくらわせてノットリガーはバランスを崩して膝をついてしまう。
「はぁ・・・・はぁ・・・・」
「ノットリガー!」
「っ!」
しかしノットリガーは攻撃を止める事はなく、倒れているひかる達の前に立ったスペースの頭上から拳を振り落とすとスペースはそれを受け止めきれずに倒れた状態で変身が解除されてしまった。
「まだ・・・・まだだ!」
「っ!」
ブルーキャットが顔を上げるとそこにはこうたは痛む身体を我慢しながら必死に立ち上がろうとする姿が映るがすぐには起き上がれずにいた。
『ブルーキャットっていい奴だよな。』
『お前だって俺達と同じように大切なものを救いたいんだろ?』
『この星の人達にしか出来ない立派な個性じゃないか。俺もそういうの好きだぜ!』
ブルーキャットは必死に立ち上がろうとするこうたの姿を見てこうたが言っていた言葉を思い出していた。
「ホント、お節介よ。誰も頼んでないのに・・・・いつも・・・・いつも・・・・アンタは!」
そう叫ぶとブルーキャットは目から涙をこぼしながらこうた達の目の前で両手を広げてみんなを庇おうとしていた。
「っ! 危ない! 逃げろ!」
こうたは前に立ったブルーキャットの存在に気づき逃げるように促した。
「ほう? 理解に苦しむな、目的の為なら全てを裏切るお前がなぜそこに立つ?」
「わからない。星のみんなは救いたい・・・・でも、その前に・・・・倒れているんだ! 目の前で、この子達が!」
「愚かな」
「ノットリガー!」
「逃げろ!」
ノットリガーが拳を振りかぶりこうたはブルーキャットに逃げるように叫んだ。
「だからわたしは・・・・救う。」
「フワ?」
「みんなを救いたいのーーっ!」
「フーーーワーーーッ!」
「なんだ⁉︎」
フワの身体が突然光りだすと、辺り一面を光で覆う。するとそこにはトゥインクルブックとそこから飛び出した青色のペンとみんなと同じスターカラーペンダントが現れた。
「これって⁉︎」
「っ!この力は?」
『プリキュアーーーッ!』
新たに現れたペンダントとペンの力に遠く離れた場所にいたおうし座のプリンセスとダークネストは気づいた。
「それを取れ! ブルーキャット!」
「え?」
ブルーキャットは背後にいたこうたの声に反応して振り向いた。
「お前の守りたいものを、守るために!」
「・・・・・・・・」
それを聞いたブルーキャットは再び正面を向くと静かに頷いてそのままペンを掴んだ。
「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」
「キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!」
「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」
「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」
「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」
「スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!」
「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」
こうして青がメインカラーのプリキュア『キュアコスモ』が誕生した。
「キュアコスモ? キラやば~っ☆」
「バカな⁉︎」
「ノットリ、ガー!」
その場にいたみんなが驚き、ひかるが喜んでいる前でこうたも静かに頷いていた。
そしてノットリガーはすぐに右手の拳を振りかぶりコスモに攻撃しようとするとコスモはそれを両手で受け止めた。
『っ!』
それを見ていたひかる達はとても驚いていた。
「ちょっとそのペン預かっておいて。」
「フワ?」
コスモはひかる達から奪ったペンの入った袋をフワに預けると素早くノットリガーの目の前に移動し、ノットリガーはそれを左手で防ぐが勢いを止める事ができずバランスを崩してしまう。
するとコスモはそのままジャンプしてノットリガーの左手を掴んだ。
「ノットリガー⁉︎」
「ハアアッ!」
「ノットリガー!」
コスモはそのままノットリガーを地面に投げつけた。
「マジか⁉︎」
「キュアコスモ・・・・強い!」
コスモの強さにこうたとひかるは驚く事しか出来なかった。
このまま形勢逆転する事はできるのだろうか?
To Be Continued
次回予告
キュアコスモの参戦で一気に優勢になったこうた達。
しかし今度はダークネスト自らの参戦、そしてサーディスもやって来て惑星レインボーでの戦いは激しさを増していく。
そしてこうたは驚きの人物達と戦う事に・・・・
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第55話 激突! プリキュア対ノットレイダー!
次回の前半は原作ストーリーですが、後半はオリジナルストーリーです。
次回も楽しみに!
※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあればドシドシ送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。