スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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なんとか週一投稿を維持しようと頑張ってます。
そして今回の後半と次回はオリジナルストーリーでお送りします。



第55話 激突! プリキュア対ノットレイダー!

奪われたフワとペンを取り戻そうとするプリキュアとの戦いの中で惑星レインボーで起こった出来事と自身がどんな思いで行動してきたかを教えてくれたブルーキャット。

そして話の途中で割り込んできたノットレイダーとの戦いの中で初めて本音を叫んだブルーキャットの思いに答えるかのように新しいペンとペンダントが現れてそれを手にしたブルーキャットはキュアコスモに変身、その力はノットリガーになったアイワーンを圧倒した。

 

「ノットリガー!」

 

倒れた状態から起き上がったノットリガーが連続でコスモを狙って殴りかかったが、持ち前のすばやさで全てかわしたコスモは途中からノットリガーの攻撃すら受け流し、ノットリガーの拳が何もない地面に触れている状態で、コスモはノットリガーの腕の上に着地した。

 

「今度はこっちからいくニャン!」

 

コスモはそのままノットリガーの腕の上を駆け上がりノットリガーの顔に蹴りを当てようとするが、ノットリガーは反対の手で防御するもその衝撃までは抑えられずにバランスを崩してしまう。

その隙を狙ってコスモは猫のように着地した直後に再び駆け出すとジャンプしてノットリガーの胸元に猫の手の形をしたパンチをくりだす。

 

「ノットリガー!」

 

そのパンチを受けたノットリガーは後方へ吹っ飛ばされてしまった。

 

「ホント・・・・おてんばなんだから。」

 

着地したコスモは自身の頬を猫のように擦っていると飛んでいったノットリガーが地面に落下していた。

 

「かっちょいい〜!」

 

「スゲェ!」

 

「勝負を決めただと⁉︎」

 

ひかるとこうたはコスモの強さに興奮しているとカッパードはコスモの強さに驚きを隠せずにいた。

 

すると突然惑星レインボーの空模様が怪しくなっていくといきなり雷が落ちてきた。

 

そしてノットリガーに邪悪なエネルギーが集まっていくとそれが形となりノットリガーの背後から何者かの禍々しい気配が感じられた。

 

『・・・・・・・・』

 

「おぉ!」

 

「ダークネスト⁉︎」

 

「え?」

 

「ノットレイダーを統べる者よ。」

 

「あれが連中の親玉か・・・・」

 

その存在の登場にカッパード達は歓喜し、コスモは怯えていた。

そしてコスモの口からダークネストの存在を聞いたこうたは奴こそがノットレイダーのボスである事を知った。

 

『プリキュア・・・・!』 

 

「まさか、アイワーンの意識を乗っ取ったというのか⁉︎」

 

「くっ・・・・みんな・・・・許さないっつうの・・・・」

 

「アイワーン・・・・」

 

ダークネストによって身体を支配されてしまったアイワーンはかろうじてその怒りだけは保たれていた。

だがその姿をコスモはどこか可哀想な気持ちで見ていた。

コスモはバケニャーンとしてアイワーンの近くにいた時に聞いた事があった。

ダークペンは想像力を塗りつぶして強いノットリガーを生み出すことができると、だがノットリガーにされた者の人格は残るとアイワーンから聞いていた。

 

「想像力を塗りつぶす・・・・」

 

「ノットリガー!」

 

「ダークネスト様のお力は想像力を塗りつぶすという次元ではない!」

 

「みんな・・・・消えろっつうの!」

 

カッパードの言う通り、今のノットリガーはさっきまでとは違い想像力を塗りつぶすだけではなくその力も強化されていて力が強すぎるのかアイワーンは先ほどから頭を抱えて苦しんでいた。

 

「助けてあげないと・・・・」

 

「え?」

 

「うぅ・・・・」

 

「助けてあげないと!」

 

ひかるの言葉を最初は聞き取れなかったコスモだが、アイワーンの苦しむ姿を見たひかるはアイワーンを助けると決意した。

 

「アイワーンを?」

 

「だって、苦しんでる! わたし・・・・わたし・・・・助ける!」

 

「たく、そこは『わたし』じゃなくて『わたし達』・・・・だろ? 」

 

「うん!」

 

そしてこうたもそれに賛同してひかるの隣に並び立った。

 

「ノットリガー!」

 

「・・・・本当に、お節介な子達ニャン・・・・」

 

コスモは苦しむアイワーンとひかるとこうたを交互に見て仕方ないと諦めてアイワーンを助ける為に戦う決意をした。

 

「待て!」

 

「っ!」

 

するとノットリガーの目の前に雷が落ちるとその落下地点から1人の人物が現れた。

 

「サーディス⁉︎」

 

「久しぶりだな、キュアスペース。」

 

その人物とはこれまでに2回こうた達と戦ったトレジャーハンターのサーディスだった。

しかし、サーディスの身体からは今のノットリガーから発せられているエネルギーと同じエネルギーが放出されていた。

 

「なんかあれ・・・・」

 

「ルン、今までと違うルン!」

 

その姿にえれなとララはこれまでのサーディスとは何かが違うとすぐにわかった。

 

「キュアスペース、俺と戦え!」

 

「え?」

 

「決着をつけようぜ!」

 

サーディスはこうたとの勝負を望んでいた。

 

「・・・・もし断ったら?」

 

「その時はアイツらと一緒に暴れてやるよ。もっとも、今のお前達に俺達全員を止められるとは思ってないけどな。」

 

「(確かに、今の消耗してるひかる達にノットリガー達だけでなくサーディスの相手もさせるのは流石に厳しいか?)」

 

サーディスの言う通りこうたはひかる達と比べてまだ余力はあるが、それでもひかる達の事を考えるとこの現状にサーディスも加わるとアイワーンを救うのが更に難しくなるのは明白であった。

 

「・・・・わたった、決着をつけようぜ。」

 

「へっ! そうこなくっちゃな!」

 

「こうた!」

 

こうたがサーディスの申し出を承諾するとすぐにひかるがこうたに話しかけた。

 

「ダメだよ! こうただけでなんて!」

 

「けどやるしかないんだ。」

 

「待ちなさい!」

 

そこへコスモも割り込んで話に入ってきた。

 

「これは罠よ。明らかに何か企んでるに違いないわ!」

 

「わかってる。」

 

「わかってないニャン! 今のアイツは今までとは違う。 危険すぎるわ!」

 

「それでもだ! この状況でみんながサーディスまで相手にしてたらアイワーンを助けるのは更に難しくなる。なら俺がアイツを惹きつける事でみんなにはノットリガーに集中してもらった方が絶対に良いんだ。だから・・・・」

 

「・・・・ちょっと待ってなさい。」

 

「コスモ?」

 

するとコスモはフワとプルンスの所へ歩き出した。

 

「ちょっとそれ貸して?」

 

「フワ?」

 

コスモはフワに預けていたペンの入った袋を受け取るとその中に入っていたペンを何本か取り出して再び袋をフワに預けるとこうたの所へと戻っていった。

 

「はい。」

 

「これって⁉︎」

 

コスモがこうたに渡したのは彼女がこうたから奪った5本のウルトラスターカラーペンだった。

 

「ホントはわたしのだけど、特別に貸してあげる。」

 

「コスモ・・・・ありがとな。」

 

「か、勘違いしないで!//// あなたにいなくなられたら困るから貸してあげるの!・・・・だから、必ず帰って来なさい!」

 

「あぁ! 約束する!」

 

こうたはコスモから受け取ったウルトラスターカラーペンを握りしめながらコスモと約束をした。

 

「こうた!」

 

そこへララ、えれな、まどかの3人もやって来た。

 

「こうた・・・・あの・・・・オヨ?」

 

ララが心配そうな眼差しでこうたを見ているとこうたが右手でララの頭を撫でた。

 

「心配すんな、必ず戻ってくるよ。」

 

「・・・・ルン!」

 

「気をつけてね!」

 

「ご武運を!」

 

「あぁ! みんなも気をつけてな!」

 

ララ、えれな、まどかの3人との話を終えると真っ直ぐサーディスの元へと歩いていった。

 

「こうた! 絶対! 絶対戻ってきてね!」

 

ひかるがこうたに向かって叫ぶとこうたは振り返らずに進みながら右手を横に広げるとその手でサムズアップのサインをする事で返事をした。

 

そしてこうたは無言で歩き続けていると身体が光りキュアスペースに変身した。

そしてサーディスの目の前へと到達した。

 

「待たせたな。」

 

「いや、それじゃあついて来い。 誰にも邪魔されない所で決着をつけるぞ。」

 

「わかった。」

 

そう言ってサーディスがワープホールを開くと中へと入っていき、スペースもその後をついていくとワープホールは閉じた。

 

「こうた・・・・」

 

「ひかる!」

 

「いくルン!」

 

「わたくし達はわたくし達のやるべき事をしましょう!」

 

「みんな・・・・うん!」

 

こうたの事を心配するひかるにえれな、ララまどかが声をかけてひかるもこうたを信じて4人はプリキュアに変身してコスモはノットリガーに、スター達4人はカッパードとノットレイ達に向かって行った。

 

その頃、サーディスとスペースは別の場所へと到着した。

 

「ここは? 惑星レインボー?」

 

「あぁ、さっきいた場所から大体1キロぐらい離れた場所だ。」

 

そこは惑星レインボーだが、さっきまでいた場所から1キロ離れた場所にある草も木もない広い場所にこうた達はやってきた。

 

「ここで戦うぞ。」

 

「望むところだ!」

 

そう答えてスペースは構えるのだが・・・・

 

「まぁ待て、まずはコイツらに会わせてやる。」

 

「コイツら?」

 

スペースはサーディスの言った意味がわからなかったがサーディスは懐から禍々しい力を宿した黒い3本のペンを取り出した。

 

「何だよそのペン⁉︎」

 

「これは『ウルトラダークペン』ウルトラスターカラーペンがダークペン化したものだ。」

 

「ウルトラダークペン? まさかそのペンって⁉︎」

 

「察しがいいな、そうだ。 これはお前から奪ったのと俺が持ってたウルトラスターカラーペンがダークネストの力で染められたペンだ。 だが、それだけじゃないぜ!」

 

サーディスがそう叫び3本のペンを空中に投げるとペン達はそれぞれ邪悪な光を放ちながら人間サイズの黒い人の形へと変化していく。

 

1人はこうたがよく知るウルトラマンXに・・・・

 

もう1人は大きな剣を持った黒いウルトラマンに・・・・

 

最後の1人は目つきの悪い黒いウルトラマン

へと変化した。

 

3人のウルトラマンの目とカラータイマーと身体のラインの一部はダークネストの力を受けて禍々しい緑色になっていた。

 

(イメージとしてダークネス達の赤い目とカラータイマーと身体の赤いラインが緑色になった感じです。 by作者)

 

「エックスさん⁉︎ それにこの人達は、まさか⁉︎」

 

「そうだ、コイツら俺が持ってたウルトラスターカラーペンに力を宿していたウルトラマン達の力がダークネストの力で邪悪な力を纏って具現化されたものだ。」

 

スペースはサーディスの目の前に横並びで現れたウルトラマン達、左からウルトラマンジードダークネス、ウルトラマンエックスダークネス、ウルトラマンオーブダークネスの順番で並び立っていた。

 

「エックスさん・・・・皆さん・・・・必ず助けます!」

 

「お前にできるのか? 俺達はダークネストの力を受けて強くなったんだ。もうお前に負ける事なんてねぇ! 行け!」

 

サーディスの指示を聞いて3人のダークネス達は同時にスペースに向かって襲い掛かった。

スペースは3人の攻撃をどうにかかわし続けるがジードダークネスの技で胸の前で重ねた両腕を水平に広げて放つ光の刃。『レッキングリッパー』を受けて吹き飛ばされてしまった。

 

「うわあっ!」

 

その隙を逃さんとばかりに今度はオーブダークネスがオーブカリバーの土の紋章を選択して放つ必殺技『オーブグランドカリバー』を発動し、オーブカリバーを地面に突き立て、弧を描きながら地を這う二条の円状のエネルギー波を噴出させた。

 

そしてエックスダークネスは上空に飛び上がり、全身にエネルギーを集中させた後両腕両脚をX字に開いて一気に放射、広範囲を焼き尽くす大技『アタッカーX』を放ち、スペースはその同時攻撃をまともにくらってスペースの周りは複数の爆発が起こり大ダメージを受けた。

 

「ぐあああああっ!」

 

スペースはまともに立っていられなくなり、そのまま前のめりに倒れてうつ伏せになった。

 

「うっ、うぅ・・・・」

 

「どうした? もう終わりか?」

 

「・・・・んなわけ・・・・ないだろ‼︎」

 

スペースはそう叫び全身を光らせながら起き上がり、立ち上がると同時に全身の光が弾けて中からキュアスペースギンガが現れた。

そしてその手にはギンガの武器、ギンガスパークランスが握られていた。

 

「そうこなくっちゃな!」

 

「ハアッ!」

 

サーディスがダークネスソードを振りかぶるとスペースはギンガスパークランスの先端で受け止めてすぐに押し返すとギンガスパークランスを横に振ってサーディスを攻撃するがサーディスは後方にジャンプしてそれをかわした。

 

そして背後からオーブダークネスがスペースに襲い掛かるがスペースはギンガスパークランスを両手で持ち、その手と手の間の棒の部分でオーブカリバーを受け止めた。

 

すると再び背後から今度はエックスダークネスがエレキングアーマーを装着して電撃を放とうとしていた。

それに気づいたスペースはタイミングをみてオーブカリバーを押し退けて横っ飛びする事でその場を離れてエックスダークネスから放たれたエレキング電撃波はオーブダークネスに直撃してオーブダークネスがダメージを受けた。

 

「プリキュア・ギンガファイヤーボール‼︎」

 

ギンガスパークランスを片手に持ちながらもう片方の手を大きく振りかぶるとスペースギンガの全身のクリスタルは赤く光ってスペースの周りには無数の高熱の火炎弾が生み出されてそれをエックスダークネスに向かって放ち、それが直撃したエックスダークネスはダメージを受けた。

 

「流石だな!」

 

「っ!」

 

今度はサーディスが両手に持ったダークネスガンを連射して攻撃してくるとスペースは手を前に出して展開されたプラズマバリアーの防御幕『ギンガハイパーバリアー』でそれを防いだ。

 

「4体1にも関わらずここまでやるんだ、それでこそ倒しがいがあるってもんだ!」

 

「なんで? どうしてそこまで俺に勝つことに拘るんだ?」

 

「俺は、強くなりたい! 誰にも負けない強さが欲しい! お前にも、アイツにも負けない強さが・・・・」

 

「アイツ?」

 

サーディスのいうアイツが誰なのかスペースにはわからなかった。

 

「・・・・俺の両親はトレジャーハンターとして色々な星を冒険していた。息子の俺も一緒にな。」

 

サーディスは自身の過去をスペースに語りだした。

 

 

To Be Continued

 

 




        次回予告


自身の過去を語り出すサーディス

一体サーディスの身に何があったのか?

なぜサーディスは力を求めるのか?

その理由が遂に明らかとなる。

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第56話 明かされる過去 サーディスが求めるもの

次回も楽しみに!

次回は全てオリジナルストーリーです。
そしてサーディスの過去にはオリキャラが複数登場しますのでそれに合わせてキャラ設定も更新します。

次回もお楽しみ!


※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあれば送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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