スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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今回から書き方を変えてみました。
これなら誰がどのセリフを言っているのか分かりやすくて読みやすいのではと思っています。
それに合わせて過去の話も順に変更していくのでそれにより来週の投稿は出来なくなるかもしれないので予めご了承ください。

そして今回登場するオリキャラに合わせてキャラ設定も更新したのでそちらも良かったら読んでみて下さい。


第56話 明かされる過去 サーディスが求めるもの

ノットレイダーや他のプリキュア達から離れた場所で決着をつけるべく戦っているキュアスペースとサーディス。

その戦いの中でサーディスは自らの過去を語り出した。

 

 

「父さんは優秀なトレジャーハンターとしてその鍛えられた肉体を駆使して様々なトラップを突破し、母さんは科学者として父さんを手助けするアイテムの発明や解析に解読といった形で父さんをサポートして2人で協力してお宝をGET。2人は最高のコンビでそばで見ていた俺はそれが誇らしくて、そんな2人に褒められた時は凄く嬉しかったのを今でも覚えている。」

 

『凄い! やれば出来るじゃない!』

 

『流石、俺達の息子だな!』

 

サーディスは過去を語りながら父『レノン』と母『アイナ』との思い出を思い出していた。

 

「けど、俺が14歳の時・・・・」

 

 

サーディスが14歳の時、とある星の遺跡の中へ入り・・・・

 

「そこを退け、それは俺のもんだ!」

 

「よせ! やめろ!」

 

「これはとても危険な物よ! 触れてはダメ!」

 

「うるさいですよ。こちらにいらっしゃるデラスト様はその魔石が欲しいと仰っているのです。そこを退きなさい!」

 

その遺跡の広間には、何かの文字が書かれた大きな石板があり、その中心には丸い手のひらサイズの紫色の魔石が埋め込まれていた。

アイナはその石板に書かれた文字を手持ちのタブレットにある解読機能を使って解読したところ、この魔石にはとても強力な力が秘めていてかなり危険な代物としてここに封印されたと書かれていた。

 

それを知った一行は魔石を残してその場を離れようとした時に『デラスト』と『オリバス』と名乗る2人組の男が現れてその危険な魔石を手に入れようとしていたのでサーディスの両親がそれを邪魔した。

 

「オリバス退け! 邪魔するってんなら力ずくで手に入れるまでだ。」

 

「はっ!」

 

オリバスはデラストの指示に従い後ろに下がると真っ直ぐ石板へと近づいていった。

 

「させるか!」

 

レノンはその前に立ちはだかりいきなり格闘戦を始めた。

 

レノンは両手を使い交互にジャブを打ち込むがデラストはそれらを全てかわすとレノンのお腹に拳による強力な一撃を打ち込んだ。

 

「うっ!」

 

「父さん!?」

 

「あなた!?」

 

それを受けたレノンはその場でうずくまってしまった。

 

「邪魔だ」

 

「キャッ!」

 

「母さん!?」

 

それからデラストはアイナを押し退けて石板の目の前にやってくると右手で魔石を石板から抜き取ってしまう。

そして魔石が紫色の光を放つとデラストの身体の周りも紫色に光りだしていた。

 

「おぉ、スゲェ・・・・力が・・・・力が漲ってくるぞ!」

 

そして魔石はデラストの右手の黒いグローブの手の甲の部分に埋め込まれていた。

 

(イメージとしてはポケモンのメガグローブのような感じです。by作者)

 

「ふぅ・・・・コイツは頂いてくぜ・・・・あ?」

 

「・・・・・・・・」

 

デラストがその場から去ろうとしている所に同時少年だったサーディスがその場に落ちていた石ころをデラストの頭に投げつけていた。

 

「小僧、いい度胸だな・・・・覚悟は出来てるんだろうな?」

 

サーディスはデラストの殺気を放つ視線に怯えて震えていた。

 

「丁度いい、この魔石の力・・・・少し試してみるか・・・・」

 

すると魔石が再び紫色の光を放つとデラストはその右手をサーディスに向けた。

 

「じゃあな、小僧・・・・」

 

そう言い残すとデラストは閉じていた右手をサーディスに向けて開くとそこから紫色の光線が放たれた。

 

サーディス目を閉じてジッと痛みがくるのを待っていたが爆発は起こったものの痛みがいつまで経ってもこなかった。

そしてサーディスが恐る恐る目を開けてみると・・・・

 

「あっ・・・・あぁ・・・・」

 

そこにはサーディスを庇い背中が黒焦げになって倒れている両親の姿があった。

 

「父さん!? 母さん!?」

 

サーディスは慌てて両親の元へ駆け寄った。

 

その直後に遺跡内で地震が発生した。

 

「ん? 何だ?」

 

「マズイ! 恐らく魔石の封印が解かれた事でこの遺跡自体が崩壊を始めたんです! デラスト様、急いでここから脱出しましょう!」

 

「わかった・・・・小僧!」

 

「っ!」

 

「悔しかったら強くなれ! 強くなって、この俺を倒してみろ! さっきはついカッとなっちまったが俺に石を投げた時のお前の目、嫌いじゃないぜ。」

 

「・・・・・・・・」

 

「デラスト様! お早く!」

 

「あぁ」

 

そしてデラストとオリバスはその場を後にした。

 

「父さん! 母さん!!

 

「サーディス・・・・早く・・・・逃げろ・・・・」

 

「嫌だ! 逃げるなら2人も一緒に!」

 

「サーディス・・・・私達の分も・・・・生き・・・・て・・・・」

 

「母さん? 母さん!?」

 

アイナはそのまま静かに眠りについた。

 

「サーディス・・・・行け・・・・」

 

「父さん!?」

 

レノンは最後の力を振り絞り起き上がってサーディスの両肩を両手で握りしめた。

 

「行くんだ・・・・母さんの最後の願いを無駄にするな・・・・」

 

「けど・・・・」

 

すると崩壊する遺跡の頭上から瓦礫が降り注いできた。

 

「っ!? サーディス!」

 

「っ!?」

 

レノンはサーディスを思いっきり放り投げるとサーディスは入口の方へと飛ばされた。

 

「(サーディス・・・・俺達は・・・・いつまでも・・・・お前を見守ってるからな・・・・)」

 

レノンはそう思いながらは瓦礫の下敷きになりそのまま目を覚ます事はなかった。

 

「うっ・・・・父さん!」

 

そして起き上がったサーディスが見たのはさっきまで両親がいた場所に降り注ぐ瓦礫達だった。

 

「父さん・・・・母さん・・・・」

 

そして遺跡の崩壊は加速していく一方だった。

サーディスはゆっくりと立ち上がると両親を残してその場から離れた。

 

「父さん・・・・母さん・・・・俺、強くなるよ・・・・強くなって、いつかアイツを・・・・」

 

そう決意したサーディスは家族で使っていた宇宙船に乗ってその星を離れた。

サーディスはアイナから宇宙船の操縦やその他の技術も教わっていたのでそれらを生かしてレノン用に保管されていた予備の武器を改造してダークネスガンとダークネスソードを作った。

 

「それから俺はソロのトレジャーハンターとして活動を初めてデラストのように何処かで強い力が手には入らないかと期待しながら宝探しに明け暮れた。時にはお宝を求めて誰かと争ったり、必要な技術や情報を教えてもらったりしながらな。そんな時、宝を探しに行った遺跡の石板の光に包まれた俺はお前達の知るこの星空界に飛ばされた。そこで見つけたんだ、ウルトラスターカラーペンを・・・・」

 

こうしてサーディスはどうして星空界にやって来たのかがわかった。

 

「ウルトラマンの力なら、デラストに勝てる!そう思った俺はペンを集め始めた。そんな時、ペンを探していたノットレイダーの連中と出会い、最初は敵対してたが、話を聞くとアイツらが探してるのは俺が探してるのとは別の種類のペンだと知った俺は連中と取引した。ペンを探すのを手伝うからその代わり報酬をよこせってな。そっからはお前が知ってる通りだ、ペンを探してる中でお前達と出会い今に至るってわけだ。」

 

「アンタに、そんな過去が・・・・」

 

スペースはサーディスの過去を知って予想以上に驚いていた。

 

「だから俺は勝つ!お前にもデラストに勝って俺の強さを証明する! そうでなきゃ、父さんと母さんの無念を晴らせないからな!」

 

サーディスの声に反応してジードダークネスがスペースGに突っ込んできた。

 

「くっ!」

 

スペースはジードダークネスの攻撃に応戦している中でギンガスパークランスを落とすとジードダークネスの強力なパンチをまともに受けて後方へと下がっていった。

 

スペース「うっ!」

 

その後ジードダークネスは全身を発光させながら赤黒い稲妻状の光子エネルギーを両手に集中させて腕を十字に組んで放つ70万度の必殺光線『レッキングバースト』をスペースに向かって放った。

 

「っ! プリキュア・ギンガクロスシュート‼︎」

 

それを見たスペースは慌てて必殺技を放ち2つ技は拮抗していた。

 

「ハアアッ! ダークネスショット‼︎」

 

そこへサーディスが2丁のダークネスガンを使ってダークネスショットを放ってその力がジードダークネスのレッキングバーストと合わさり強力な光線になった。

 

「うっ・・・・くぅぅぅ・・・・」

 

スペースは何とか光線を押し返そうとするがスペースの方が徐々に押され初めていた。

 

「うぅ・・・・ぐああああっ!」

 

そしてサーディス達の技がスペースに直撃するとスペースの身体のあちこちから火花が散り、そしてスペースの全身が光りだすとギンガの力は解除されて元のキュアスペースに戻ってしまい、そのままスペースは前のめりに倒れた。

 

「星空界に飛ばされる前に調べたんだがデラストは『デラスト海賊団』を結成して宇宙海賊として更に色々なところで暴れ回ってるらしい・・・・きっと奴自身もあの時よりも強くなってるはず・・・・だから、こんなところでお前に負けてなんていられねぇんだよ!」

 

「うっ・・・・」

 

スペースはダメージが大きいのかすぐに立ち上がる事が出来なかった。

 

「俺は強くなる! 強くなってアイツを超える・・・・お前はそんな俺の糧になってもらうぞ。」

 

サーディスはスペースにとどめを刺そうとスペースに近づく。

果たしてスペースはこのままサーディスに敗れてしまうのだろうか?

 

 

To Be Continued

 




         次回予告


絶体絶命のスペース・・・・

そんなスペースの元に新たな光が舞い降りる・・・・

新たな絆と共にスペースの反撃が始まる!

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第57話 バディ ゴー! 絆の力で立ち向かえ!

次回もオリジナルストーリーです。

次回もお楽しみ!



※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあれば送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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