スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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これまで投稿した話の修正ですが、次回でこの第5章が終わるので次回の投稿後に修正しようと思います。
そして今週の後半から夏休みなのでワンチャン今週中に次回を投稿できるかも?

そして今回の話でスペースとサーディスの戦いに決着がつきます。
最後まで読んでくれたら嬉しいです。
よろしくお願いします。



第57話 バディ ゴー! 絆の力で立ち向かえ!

ひかる達から離れた場所で戦っていたスペースとサーディス。しかしそこで待っていたのはダークネストの力で実体化し、ダークネスとなった3人のウルトラマン達だった。

彼らとの戦いの中でスペースはサーディスの過去を知り再び戦いは再開されるとスペースは絶対絶命のピンチに陥っていた。

 

「くっ、うぅ・・・・」

 

「これで・・・・終わりだ。」

 

うつ伏せになっているスペースの正面にサーディスがダークネスソードを持って立っていてその背後に3人のダークネス達が控えていた。

 

そしてサーディスがダークネスソードを振りかぶりスペースを斬ろうとしたその時・・・・

 

「うっ!」

 

「っ!」

 

サーディスは何者かの攻撃を受けるとそれを見たスペースは驚いた。

なにせサーディスを攻撃したのはサーディスの背後にいたオーブダークネスだった。

 

オーブダークネスは持っていたオーブカリバーでサーディスの背中を斬ったのだ。

 

「なっ!? なんで!?」

 

『お前はもう用済みだ。』

 

「誰だ!」

 

オーブダークネスの緑色の目が光ると声が聞こえてきてサーディスはその声に聞き覚えがあった。

 

「ダーク・・・・ネスト・・・・」

 

そう、その声は先程ノットリガーの身体に取り憑いてサーディスに力を与えた張本人、ノットレイダーを統べる者『ダークネスト』だった。

 

「なんで? どうして仲間を攻撃した!?」

 

『お前達は数少ないウルトラマンの力を扱える者達、お前達を亡き者にしてその力を全て頂く。』

 

ダークネストが喋っている間にオーブダークネスはダメージを受けて膝をついているサーディスの目の前に立って止めを刺そうとしていた。

 

「くっ、くそぉ・・・・」

 

オーブダークネスはオーブカリバーを振り上げてサーディスにオーブカリバーを振り下ろした。

サーディスは目を瞑り斬られるのを待っているが中々剣がやってこないので恐る恐る目を開けてみると・・・・

 

「くっ・・・・」

 

「お前!?」

 

そこには赤い光を纏った両腕をクロスしてオーブカリバーを受け止めていたスペースの姿があった。

 

「何で・・・・」

 

「ハアッ!」

 

スペースはオーブカリバーを押し返すとオーブダークネスは後退りその側に他のダークネス達も集まってきた。

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・」

 

「何で、何で俺を助けた? 俺は敵だぞ!」

 

「確かに、アンタは俺達の敵だ。でも、何でかな・・・・放っておけなかったんだよ。アンタの事・・・・」

 

「は?」

 

「折角アンタの両親が命懸けで助けた命をこんな形でなくしていいはずないじゃないか!」

 

「お前・・・・」

 

サーディスはスペースの言葉を聞いて改めて自身の両親の事を思い出した。

 

「ハアッ!」

 

そしてスペースはダークネス達の所へ駆け出すとダークネス達もそれに応戦して戦闘が再開された。

 

「・・・・・・・・」

 

「ぐあっ!」

 

スペースがオーブダークネスを攻撃してる間にその隙を狙ってエックスダークネスとジードダークネスが左右から攻撃してスペースにダメージを与えた。

ダークネス達の数を利用した攻撃に苦戦しているスペースの姿をサーディスはずっと見ていた。

 

『愚かな奴だ。黙って見ていれば敵が1人減ったというのに・・・・』

 

「うるさい・・・・助けたいって思っちまったんだからしょうがないだろ。」

 

『理解できんな・・・・互いに違う星に生まれた者同士、分かり合うことなど不可能だと言うのに・・・・』

 

「そんな事ない! 生まれた星が違ったって分かり合うことはできる! フワやララ、プルンスとだって分かり合えた。ヒカルさん達やこれまで出会った人達とも、ブルーキャットとだって今では分かり合えたって思ってる。そりゃ、最初は上手くいかない事もあった。けどな! 自分の気持ちをちゃんと相手に伝えれば相手もそれに答えてくれる! そうする事でお互いに分かり合う事ができるんだ!」

 

『くだらん・・・・お前の戯言に付き合うつもりはない・・・・消えろ!』

 

ダークネス達3人はそれぞれ光線技を発動してそれをスペースに向けて放った。

 

「俺は信じてる! 俺達は・・・・互いに手を取り合い・・・・一緒に歩いていけるって・・・・だから、こんな所で・・・・負ける訳にはいかないんだ!」

 

スペースはゆっくりと立ち上がり両腕をクロスしてダークネス達の光線を防ごうとしたその時・・・・

 

『お前の覚悟、受け取った!!』

 

「っ!?」

 

するとスペースと光線の間に3つの光が割って入りスペースを光線から守り、それにより大きな爆発が起こった。

 

『なにっ!?』

 

「なんだ?」

 

「うわっ!」

 

その爆発の直後にスペースは辺り一面を光に包まれて再び目を覚ますとこうたの姿に戻っていて、そこはこれまでウルトラマン達と会話をした白い空間が広がっていた。

 

「よぉ!」

 

こうたは声のした方向を向くとそこには3人のウルトラマン達が立っていて、左から頭に星がついた凄い筋肉を持つ赤と黒のウルトラマン、中央にはタロウのような角やプロテクターがある赤と銀のウルトラマン、そして右には青がメインカラーの細い身体のウルトラマンが立っていた。

 

「あなた達は?」

 

「俺は、ウルトラマンタイガだ! よろしくな!」

 

「私の名はウルトラマンタイタスだ、よろしく頼む。」

 

「俺のウルトラマンフーマってんだ、よろしくな坊主!」

 

「如月こうたです、よろしくお願いします。」

 

こうたとタイガ達はそれぞれ挨拶をした。

 

「でも、どうして皆さんのペンが俺の所に?」

 

「それはな、お前の覚悟が俺達の所に届いたからだ。」

 

「覚悟?」

 

「お前言ってたじゃねぇか! 生まれた星が違っても互いに分かり合えるってよ!」

 

「君の熱い思いが私達のペンを呼び寄せたに違いない。」

 

タイガ達はこうたの強い気持ちに自分達のペンを呼び寄せたのではないかと推測した。

 

「それにな、こうたの気持ちは凄く良くわかるからな。」

 

「どういう事ですか?」

 

タイガがこうたの気持ちがよくわかると言った意味がわからなかった。

 

「実は俺達3人は全員違う星の出身なんだ。」

 

「そうなんですか!?」

 

こうたはタイガが全員違う星の出身だと知って驚いた。

タイガはM78星雲、タイタスはU40、フーマはO-50の出身である。

 

「あぁ、だが今ではこうして同じチームの仲間として共に行動しているんだ。」

 

「出会った頃は色々あったが、今の俺達は一心同体! これまでもそしてこれからもずっと一緒だと思ってる。」

 

「(凄い・・・・やっぱり違う星の人同士でもちゃんと分かり合う事はできるんだ!)」

 

こうたはタイガ達の話を聞いて違う星の人同士でも分かり合える事はできると理解して嬉しくなっていた。

 

「ありがとうございます! タイガさん! タイタスさん! フーマさん! 俺、これからも自分の気持ちを信じて頑張ります!」

 

「ん? なんか良くわかんないけど、頑張れよ。」

 

「はい!」

 

こうたにお礼を言われて心当たりがないタイガは一応返事をした。

 

「さてと、それじゃあそろそろいきますか?」

 

「あぁ! こうた君、私達のペンを使いなさい。共に戦おう!」

 

「いいんですか!?」

 

「当たり前だ! 先輩達の力をあんな事に使われて黙っていられるか!」

 

するとこうたの手元に赤と銀のラインの入ったタイガのウルトラスターカラーペンと全体が赤と黒のそしてタイタスの姿が写る場所が黄色い星の型をしたタイタスのウルトラスターカラーペン、そして青と銀の色がメインカラーのフーマのウルトラスターカラーペンがあった。

 

「皆さん、ありがとうございます! 一緒に戦いましょう!」

 

「「「あぁ!」」」

 

タイガ達が頷くと再び辺り一面が光だし、その光が消えると元のサーディス達と戦っていた惑星レインボーの広場に戻ってきていた。

 

『何だ? 今のは?』

 

「これは、あの時と同じ・・・・」

 

ダークネストは何がどうなっているのか理解できていなかったが、サーディスは最初にスペースと戦った時にスペースがビクトリーナイトの力を発動する直前にも同じような事が起きていた事を思い出した。

 

「俺達は負けない! ウルトラマンの皆さんの力をお前の好きにはさせない! ウルトラスターカラーペン・フーマ! ウルトラカラーチャージ!」

 

それからスペースはプリキュアに変身する時と同じようにペンをペンダントのキャップの部分に挿入し、それを抜いて星のマークを描く。

そしてペンの先でもう一度ペンダントの星の部分をタッチした。

するとペンの先から青い光の線が現れてプリキュアに変身する時のようにその光の線がキュアスペースと接触するとスペースの姿が少しずつ変化していった。

 

胸元や両肩には軽い銀のプロテクターが装着され服の色が赤と白から青と銀へと変わり、そして額にはひし形の青いクリスタルのついた銀のバンダナをして右手にはタイガ達が装着しているガントレット型アイテム『タイガスパーク』が装着されて『キュアスペースフーマ』への変身が完了した。

 

『なんだ? その姿は?』

 

「また新しいウルトラマンの力かよ。」

 

「さぁ、ブッ飛ばすぜ!」

 

スペースはダークネス達の周囲を高速で移動していた。

ダークネス達がスペースの事をそれぞれ攻撃するがそれらはスペースの残像『神速残像』ばかりで全然攻撃が当たらなかった。

 

「セヤッ!」

 

そうしている間にスペースは高速移動しながら速射する手裏剣状のエネルギー体『光波手裏剣』を放ち続けてダークネス達を攻撃した。

 

「ハアアアアッ! セイヤッ!」

 

そしてスペースは右手に鋭い光の剣『光波剣・大蛇』を生成してダークネス達の横を通り過ぎながらその剣でダークネス達を切り裂いた。

 

『くぅぅ!』

 

ダークネス達もダメージを受けて跪くとスペースも動きを止めて技を発動しようとした時・・・・

 

「え? 何だ? ギンガのペンが・・・・」

 

すると突然、スペースのペンが入ったホルダーから出てきたギンガのペンが光りだしてそのペンが光の粒子となりスペースの左手首に集まっていた。

 

「これは!?」

 

するとペンはギンガのカラータイマー(胸周り)と頭頂部がモチーフであろうブレスレットへと変化した。

 

「「俺の力も使えって事ですか? よし! 行きますよ、ヒカルさん!」

 

『ギンガレット、コネクトオン!』

 

スペースがギンガレットの上に右手のタイガスパークを被せるとブレスレットの光のエネルギーがタイガスパークの手の甲のバディスフィアに収束していく。

エネルギーの収束が終わると正面にギンガの幻影が現れてスペースフーマと一つになった。

 

「エックスさん、いま助けます!」

 

そう決意しているスペースの右手には虹色の光を放つ手裏剣ができていた。

 

「プリキュア・七星光波手裏剣!!」

 

プラズマエネルギーによって斬撃力が増大し、7色に輝くようになった7枚の光波手裏剣を放つギンガとフーマのエネルギーが合わさった技『七星光波手裏剣』がエックスダークネスに直撃するとエックスダークネスの身体が虹色に輝きながら後ろに倒れていき、倒れた瞬間、エックスダークネスは爆発した。

そして爆発した場所から黄緑色の光がスペースのところへ飛んできてスペースがそれに触れると光は弾けて中からエックスのウルトラスターカラーペンが出てきた。

 

「おかえりなさい、エックスさん。」

 

スペースがエックスのペンを取り戻した事を嬉しく思っているとジードダークネスがスペースに突然飛びかかってきた。

 

「っ!」

 

スペースは咄嗟の事で反応が遅れてしまい両腕をクロスして防御しようとすると、ジードダークネスは横から飛んできた攻撃を受けて落下した。

 

「え?」

 

スペースが攻撃が飛んできた方向を見るとそこにはダークネスガンを構えるサーディスの姿があった。

 

「どうして?」

 

「それ、全く同じ事をさっき俺も思ったぞ。でもこれで、さっき助けてもらった借りは返したからな。」

 

そう言いながらサーディスはスペースに近づいてきた。

 

「お前に勝ちたいって思ってるのは本当だ。けどな、それ以前に俺は自分がコケにされるのだけは我慢ならねぇんだよ!」

 

「サーディス・・・・」

 

「足引っ張ったら承知しねぇぞ。」

 

「え?」

 

「・・・・・・・・」

 

スペースはいきなりの事で動揺してサーディスを見たが、サーディスに共闘しろ言われた事をようやく理解した。

 

「・・・・そっちこそな。」

 

「フン!」

 

そして2人は立ち上がったオーブダークネスとジードダークネスに向き直るとお互いに戦う体勢に入った。

 

「いくぞ!」

 

「あぁ!」

 

その掛け声と同時にサーディスとスペースが駆け出すとダークネス達もスペース達に向かって駆け出した。

 

サーディスは両手に持ったダークネスソードを振り下ろすとオーブダークネスがオーブカリバーでそれを受け止めた。その頃、スペースはジードダークネスの手をかわしながら攻撃しているがそれでも決定打を与える事はできずにいた。

 

そしてスペースとサーディスは互いに少し離れた位置でスペースはジードダークネスと、サーディスはオーブダークネスと戦っていた。

 

『まさかお前達が手を組むとはな。』

 

「うるせぇ! 今はお前をぶっ潰せればそれでいいんだよ!」

 

サーディスとオーブダークネスは互いの剣を使って鍔迫り合いを続けていた。

 

「ハアッ!」

 

スペースは得意のスピードでジードダークネスを撹乱するがジードダークネスも徐々にスペースの動きに慣れてきたらしくスペースの攻撃が決まらなくなってきていた。

 

「このままじゃ埒が明かない・・・・だったら!」

 

するとスペースはペンの入ったホルダーから別のペンを取りだした。

 

「ウルトラスターカラーペン・タイタス! ウルトラカラーチャージ!」

 

スペースは先程と同じように更なる変身を始めた。

 

両肩や胸元はフーマの時よりも頑丈な銀と金のプロテクターが装着され、その下の身体全体は赤と黒の2色で染まり、額の黒いバンダナには青い星形のクリスタルがつい右手にはフーマと同様にタイガスパークが装着された。

 

全身が金色に光り輝きその光が弾けると中から『キュアスペースタイタス』が姿を現した。

 

「マジかよ!?」

 

『っ!?』

 

それを近くで戦っていたサーディスや正面のジードダークネスを通して見ていたダークネストも驚いていた。

それからジードダークネスはスペースタイタスに向かって殴りかかるがスペースはその手を右手で受け止めた。

 

「賢者の拳は全てを砕く! ハアッ!」

 

スペースは空いた左手に力を集めるとその左手は緑色に光りだし、一撃で相手の身体に穴を開けると言われている賢者の拳『ワイズマンズフィスト』を放つとそれに直撃したジードダークネスは後方へと吹き飛ばされてしまった。

 

「なっ!? なんてパワーだ。」

 

その威力にサーディスも驚かずにはいられなかった。

そしてなんとか立ち上がったジードダークネスはレッキングバーストを放つ体勢に入った。

 

「させるか! プリキュア・アストロビーム!!」

 

それを見たスペースは額のクリスタルにエネルギーを収束し、その額から大きなエネルギーを発射する破壊光線『アストロビーム』を発射してジードダークネスが光線技を使うのを阻止した。

 

「今だ! ん? エックスさん?」

 

すると先程のギンガのペンの時のように今度はエックスのウルトラスターカラーペンが光りだして光の粒子となりスペースの左手首に集まっていきペンはエックスのカラータイマー(胸周り)と頭頂部がモチーフのブレスレットへと変化した。

 

「よし!」

 

『エックスレット、コネクトオン!』

 

スペースがエックスレットの上に右手のタイガスパークを被せるとブレスレットの光のエネルギーがタイガスパークの手の甲のバディスフィアに収束していく。

エネルギーの収束が終わると正面にエックスの幻影が現れてスペースTと一つになった。

 

「プリキュア・エレクトロバスター!!」

 

スペースはタイガスパークのバディスフィアから気力とエネルギーで緑色のエネルギー光球を生成し、それにはエックスを力を含んだ緑色の電撃エネルギーも付加されていた。

そしてスペースはそのエネルギー光球をX字に組んだ腕から撃ち出す技『エレクトロバスター』をジードダークネスに向かって放ちそれが直撃したジードダークネスは全身から火花を散らしてそのまま爆発した。

 

すると爆発のあった場所から紫色の光がスペースの元へと飛んできてそれをスペースが触れると光は弾けて中から赤と銀がメインカラーで少しだけ黒も混じったジードのウルトラスターカラーペンが姿を現した。

 

「ふぅ・・・・」

 

「うわあっ!」

 

「っ!」

 

そこへ攻撃を受けたサーディスがスペースの近くに倒れてきた。

 

「うぅ・・・・」

 

「大丈夫か!?」

 

『渡せ・・・・』

 

「え?」

 

『ウルトラマンの力・・・・渡せ・・・・』

 

スペース達の所へ全身から禍々しいエネルギーを放出するオーブダークネスがゆっくりとスペースT達に近づいてきた。

 

「そんな事言われて渡す訳ないだろ! ウルトラスターカラーペン・タイガ! ウルトラカラーチャージ!」

 

そう言ってスペースは再び変身を開始した。

 

水色のラインが入った銀のプロテクターを胸に装着し、スペースの服は銀色に変化してそこには赤いラインが入り、手には赤いグローブをつけて右手にはタイガスパークも装着されていた。

そしてスペースは『キュアスペースタイガ』へと変身した。

 

「いくぞ!」

 

スペースはタロウと同じ構えを取るとオーブダークネスへと向かっていった。

 

オーブダークネスもオーブカリバーを振り下ろすがスペースはそれを横にかわしてオーブダークネスのお腹を右足で蹴って攻撃しオーブダークネスはオーブカリバーを横に振り抜くとスペースは後方にジャンプしてかわした。

 

そしてスペースは再びジャンプするとタロウのようにその中で何回転もしながら飛び蹴りをしてオーブダークネスに攻撃した。

 

オーブダークネスはそれをオーブカリバーで受け止めると今度はオーブカリバーの火の紋章を選択して、オーブカリバーから放つ円形の高熱火炎に閉じ込めた敵を炎を纏った刃『オーブフレイムカリバー』をスペースに向かって放つ。

 

「プリキュア・スワローバレット!!」

 

スペースはそれを横っ飛びでかわし、体内エネルギーをタイガスパークに集め、十字に組んだ腕から連射される速射光弾『スワローバレット』を放ちそのいくつかがオーブダークネスにも直撃した。

 

それに反撃しようとオーブダークネスはオーブカリバーを持つ右手とは逆の左腕から光の輪を発射する『オリジウムソーサー』をスペースに向かって放った。

 

スペースがそれを迎え撃つ姿勢でいるとそこへサーディスが割り込んできてオリジウムソーサーをダークネスソードで切り裂いた。

 

「サーディス!?」

 

「お前ばっかりにいいカッコさせてたまるかよ。」

 

するとオーブダークネスはオーブカリバーが操る4つの属性とオーブ自身が持つ光と闇の力を融合させ、掲げたオーブカリバーを円を描くように振るってから放つ技『オーブスプリームカリバー』をスペースTに向かって放った。

 

「いくぞスペース!」

 

「あぁ! みんなと約束したんだ! 必ず帰るって・・・・だから!」

 

「ダークネスストライク!!」

 

「プリキュア・ストリウムブラスター!!」

 

サーディスはダークネスソードにエネルギーを集めて、そのエネルギーで斬撃を放つ技『ダークネスストライク』を放った。

 

その横でスペースも虹色に光りながら体内エネルギーを貯めた後、両腕をT字型に組んでタイガスパークのクリスタル部から発射する高熱の破壊光線『ストリウムブラスター』を放った。

 

先にサーディスとオーブダークネスの技が激突するとその後からスペースTの技がダークネスストライクを後押ししてそのままオーブスプリームカリバーを押し返してオーブダークネスに2人の技が直撃した。

 

「今だ!」

 

サーディスがスペースに向かって叫ぶとスペースのペンの入ったホルダーから今度はロッソのウルトラスターカラーペンが光りながら出てきて光の粒子となりスペースの左手首に集まっていくとペンはロッソのカラータイマー(胸周り)と頭頂部がモチーフのブレスレットへと変化した。

 

『ロッソレット、コネクトオン!』

 

スペースがロッソレットの上に右手のタイガスパークを被せるとブレスレットの光のエネルギーがタイガスパークの手の甲のバディスフィアに収束していく。

エネルギーの収束が終わると正面にロッソの幻影が現れてスペースと一つになった。

 

「プリキュア・フレイムブラスター!!」

 

今回はロッソのエネルギーが加わった事でスペースの全身は虹色ではなく燃える炎のように赤く輝き、炎のエネルギーで強化された技『フレイムブラスター』をオーブダークネスに向けて放った。

 

オーブダークネスも最初はオーブカリバーで受け止めていたが、徐々に受け止めきれなくなりオーブカリバーはどこかへ飛んでいき、光線がオーブダークネスに直撃するとオーブダークネスはそのまま後ろに倒れて爆発した。

 

すると水色の光がスペースのところへ飛んできてスペースがその光に触れると光は弾けて中から上の部分は赤と銀、ペン先のである下の部分は黒いオーブのウルトラスターカラーペンが現れた。

 

「よかった、無事にペンを取り戻す事ができて・・・・」

 

「・・・・それじゃあ・・・・邪魔者はいなくなった事だし、決着をつけようぜ。」

 

「本当に戦わなくちゃいけないのか?」

 

スペースはサーディスがさっきの続きをしようと言ってきてどうするか戸惑っていた。

 

「当然だろ、その為に俺達は今、ここにいるんだ。」

 

「けどさっきは俺の事を助けてくれたじゃないか!」

 

「あれは借りを返しただけだ! もうその貸し借りもない。これで心置きなく戦える。」

 

「(どうしても、やるしかないのか・・・・ならせめて、戦いが長引かないように一撃で決着をつけるしかない。)」

 

スペースの意思が通じたのかペンの入ったホルダーから光ったブルのウルトラスターカラーペンが出てきた。

 

「わかった、ならこの一撃で戦いを終わらせる!」

 

「上等だ! やれるもんならやってみろ!」

 

ブルのウルトラカラーペンは光の粒子となりスペースの左手首に集まっていくとペンはブルのカラータイマー(胸周り)と頭頂部がモチーフのブレスレットへと変化した。

 

『ブルレット、コネクトオン!』

 

スペースがブルレットの上に右手のタイガスパークを被せるとブレスレットの光のエネルギーがタイガスパークの手の甲のバディスフィアに収束していく。

エネルギーの収束が終わると正面にブルの幻影が現れてスペースと一つになった。

 

「ハアアアッ! ダークネスストライク!!」

 

「プリキュア・アクアブラスター!!」

 

サーディスは2本のダークネスソードを使って最大パワーのダークネスストライクを放つと、スペースはブルのエネルギーが加わった水のような青い輝きで全身を包み、水のエネルギーで強化された技『アクアブラスター』をサーディスに向けて放った。

 

「ハアアアアアッ!」

 

「なっ!?」

 

2人の技が激突するとスペースは更に力を高めた。

それによりダークネスストライクを押し退けたアクアブラスターはサーディスに向けて飛んでいった。

 

「ぐああああっ!」

 

アクアブラスターが直撃したサーディスの身体や周りでは水の爆発があちこちで起こり大きなダメージを受けたサーディスは前のめりに倒れて、スペースはそんなサーディスに近づいた。

 

「うぅ・・・・」

 

「俺の、勝ちだ。」

 

「あぁ、そうみたいだな。」

 

うつ伏せになっていたサーディスは仰向けになって自身の負けを認めた。

 

「ほら、さっさと止めを刺せ。」

 

しかしスペースは首を横に振った。

 

「断る、俺はアンタを殺さない。」

 

「正気か? ここで俺を殺しておかないと俺は何度でもお前の前に現れるぞ。」

 

「それでもだ、もうやめよう。これ以上の続けても余計に傷つくだけだ。」

 

「それが何だ! 俺は強くなる! 強くなってお前を超える!」

 

「ならまずは考えろよ!」

 

「は? 何を言ってる?」

 

サーディスはスペースが言った事が理解できなかった。

 

「どうして俺がアンタに勝てたのか? なんで自分が負けたのか? その理由を考えろよ。」

 

「そんな事して何になる? 何にもなりゃしねぇよ!」

 

「それは違う! 俺がここまで強くなれたのはみんながいたからなんだ。」

 

「みんな?」

 

「あぁ、ひかるやララ、えれなにまどか、フワとプルンス、そしてブルーキャットとウルトラマンの皆さん・・・・俺を信じ、支えてくれるみんながいたから俺は今日まで戦ってこれた・・・・だから強くなれたんだ。」

 

「信じ、支える・・・・」

 

「俺には大切な仲間がいる。アンタも両親の事が好きだったならわかる筈だ。大切な人を思う気持ちが・・・・」

 

「大切な人を思う気持ち・・・・」

 

「それを踏まえてもう一度良く考えてみてくれ。アンタが、アンタの両親が一番望んでいる事は何なのかを。」

 

そう言い残すとスペースは仲間達の元へ飛んでいった。

 

「ハッ・・・・ガキが一丁前に説教なんてしやがって・・・・」

 

サーディスはそう言いながら腕で自身の両目を覆った。

 

「大切な人を思う気持ちだぁ? そんなの言われなくてもわかってんだよ・・・・チクショ・・・・」

 

目で覆っているサーディスの瞳からは涙が流れていた。

 

 

 

「うわっ!」

 

そしてが空を飛んでいるスペースのペンが入ったホルダーが光ると辺り一面が真っ白になり先程タイガ達と話していた空間にこうたの姿で再びやって来た。

 

「よぉ。」

 

「こんにちは。」

 

こうたが振り向くとそこには黒っぽいジャケット着た男性と、その隣には青いデニムジャケットを着た青年が立っていた。

 

「俺の名はクレナイ ガイ・・・・よろしくな。」

 

「僕の名前は朝倉リク、よろしくね。」

 

「は、はい! 如月こうたです! よろしくお願いします!」

 

「まずは礼を言わせてくれ。俺とリク、そしてエックスさんのペンを解放して取り返してくれて・・・・ありがとな。」

 

「ありがとう。」

 

「いえそんな、俺はただ無我夢中で・・・・それに俺一人の力じゃ、きっと取り戻せませんでした。」

 

「だが、お前は仲間の大切さを理解してるだろ?」

 

「そして一人ではできないことも仲間と一緒なら乗り越えられるって事もわかってるよね?」

 

「はい! もちろんです。」

 

「ならいい、一人で出来ることには限界がある・・・・一人で強がらずに誰かに頼る事は決して悪い事じゃない。」

 

「ガイさん・・・・」

 

「困った時は仲間の事を、仲間達と過ごした時間を思い出して、それがきっと君の力になってくれるはずだよ。」

 

「リクさん・・・・」

 

こうたはガイとリクの言葉をしっかりと心の中に受け止めた。

 

「ガイさん、リクさん、ありがとうございます。」

 

「あぁ、それと俺のペンは今後、お前に預けるからな。」

 

「僕のペンもね、何か困った事があったら遠慮なくボクの力を使って。」

 

「わかりました。」

 

すると空間全体が光りだしてその光が収まるとそこは先程までいた空中でスペースの姿に戻ったスペースは自身の手のひらの中にあるオーブとジードのウルトラスターカラーペンを握りしめた。

 

「ガイさん、リクさん、ありがとうございます。これからよろしくお願いします。」

 

そう言うとスペースは再びひかる達の所へ向かって飛んでいった。

 

 

To Be Continued

 




         次回予告


ノットレイダーとの戦いに挑むプリキュア達

しかし、ダークネストの力で強化されたノットリガー達を相手に苦戦を強いられる。

果たしてプリキュア達はアイワーンを救う事ができるのだろうか?

次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第58話 コスモとスペース 新たな仲間と新たな力!

次回もお楽しみ!

※そして次回でこの第5章も終了となりその後は新章がスタートするので次回の本編終了後には新章予告があるのでそちらもお楽しみ。


※もしよろしければ、皆さんがこれまでの話で感じた感想やコメントがあれば送って下さい。
皆さんからのコメント、そして評価が頂けたら凄く嬉しいです。
よろしくお願いします。
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