スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
突然ひかるとこうたのペンダントが光だした。
「ペンダントが・・・・」
「何でいきなり光だしたんだ?」
「何だこれ?」
結局その日は何もわからず、翌日、ロケットの中の機械を使って分析する事になった。
「一晩考えてたでプルンスが、あの音が何を意味していたのかさっぱりでプルンス・・・・のわっ」
「どれどれ」
プルンスは分析中のペンダントを見ながら昨日一晩考えてた事を話すが進展はなかったらしくそんなプルンスの目の下にはクマが出来ている事から恐らく徹夜で考えていたんだろう。
そんなプルンスをひかるは押しのけてペンダントを見つめていた。
「う〜ん、あれから音が鳴らないんだよね。」
「あぁ〜、分析は続けてたルン。」
『現在も分析中です。』
「てかララもプルンスも少し寝た方がいいんじゃないか?目の下にクマが出来てるぞ。」
「だ、大丈夫ルン・・・・」
「そうでプルンス、もしかしたらプリンセス達に関係してる事かも知れないでプルンスからなぁ」
ララもプルンスも目の下にクマが出来てる時点で無理している事は見てすぐにわかった。
「何かわかった?」
『現在も分析中です。発現状況から分析の結果、プリキュアの使命と関わりがある確率が98.98%。』
ひかるの質問にAIが反応して説明してくれた。
「それってどういうこと・・・・?」
「うーん、はっ!分かったでプルンス。プリキュアの使命はスタープリンセスの力を見つけること!つまり、教えているでプルンス!スタープリンセスの力があるところを!」
「成る程ルン」
「じゃあ、俺のペンダントの反応もそうなのかな?」
「キラやば~☆よーし、そうと分かったらプリンセスの力探しに行こう!」
「ルン⁉︎ まだ分析が途中ルン!」
「フワ〜!」
「待つでプルンス!」
「おい待てよひかる!」
「・・・・もう!」
プルンスの話を聞いたひかるは、分析中のペンダントを手に取って、ロケットから出ていってしまい、みんなでひかるの後を追いかけた。
「プリンセスの力〜〜、何処だ〜!何処だ〜!」
「ちょっと待つル〜ン!星奈ひかる!」
「ひかる!、一旦ストップだーっ!」
ひかるはプリンセスの力を探すのに夢中でララとこうたがひかるを呼び止めようとしていてようやくひかるは止まって話を聞いてくれた。
「何、ララちゃん?」
「ちゃんとペンダントを分析しなくちゃダメルン」
「えーー!」
ララは自身のセンサーを右手のグローブの手の甲のハート形のマークにタッチしてロケットのAIと連絡をとった。
「何かわかったルン?」
『はい、データによると・・・・』
「えぇぇぇ!AIさんとお話しできるの!!」
「聞こえないルン!」
ララの言葉でひかるは静かになり、ララとプルンスは現在のペンダントの分析状況を確認していた。
「どうでプルンス?」
『分析中なので正確ではありませんが、レーダー機能が備わっている確率は・・・・」
「成る程、成る程・・・・」
「うー、分析ってどれくらいかかるのー?」
「分からないルン。明日か明後日か・・・・一か月後になるか。」
「うぇー?待ってられないよ!」
「少し静かにするルン!!」
「もうつまんないよー!」
ひかるは我慢出来なくなり駄々をこね始めた。
「我慢しろよひかる。これも必要な事なんだからさ」
「でもさ、でもさ・・・・」
ひかるはペンダントを持ってその場を無意味に回り始めた。
そんな時、手に持っていたペンダントから一瞬だけ音が鳴ったのだ。その音はほんの短い間だけだったけど、昨日と同じ音だった。
「ねぇこうた、今の音って・・・・」
「あぁ、俺も聞いた。でも何で俺のペンダントは反応しないんだ?」
「兎に角、ララちゃんにこの事を伝えよう!」
「あぁ!」
そう言ってひかるとこうたはAIと通信しているララに近づいた。
「ララちゃん音が!聞いて、聞いて、聞いて、ララちゃん、ララちゃん、ララちゃん」
「もう、うるさいルン!」
「ねぇ、探しながら分析すればいいじゃん!」
「それだと効率が悪いルン!」
「まーまー」
「フワ〜」
「2人とも、少し落ち着けって」
ひかるとララが少し喧嘩気味になって来たので、プルンスとフワとこうたがひかるとララの間に入って仲裁をし始める。
「効率悪いってなんでわかるの!」
「っ!・・・・AI!探しながら分析するのと分析し終わってから探すのどっちがはやいルン!」
『はい、データを分析しますと・・・・』
「またデータ、分析?ララちゃんもういいから」
分析はもういいと言われて、ついにララの堪忍袋の尾が切れた。
「前から言おうと思っていたルン。そのちゃん付けやめるルン!わたしは大人ルン!」
ひかるもララと同じくムッと来て言い返す。
「そっちこそフルネームで呼ばないでよ!堅苦しい・・・・ふん!」
そう言うとひかるは勝手に何処かへと一人で歩き出した。
「どこ行くルン!」
「私は私のやり方で探すから!」
「待つでプルンス!」
「おいひかる!勝手に行くなよ!」
そしてこうた達はひかるを追って観星町の商店街の近くまで来ていた。
「で、何でここに来るでプルンス⁉︎人がたくさんでプルンス!・・・・ただの箱でプルンス」
プルンスは慌てて姿を変えて箱の姿になってそんなプルンスをララが抱えていた。
「言ったはずルン!私達の存在がバレたらまずいルン!」
「大丈夫だよ!」
ひかるはララの言葉を聞かずにそのまま歩き出した。
「・・・・如月こうた、星奈ひかるを止めるルン!」
「止めるって言ってもひかるの事だし、何か考えがあると思うんだけど・・・・」
「そうは思えないルン!どうせ何も考えてないルン!」
「まぁまぁ、ララも落ち着いてってひかるがいない!」
「オヨ!」
こうたとララは話に夢中でひかるを見失ってしまった。
「どうするルン⁉︎」
「兎に角探そう。俺はこの町に詳しいからララ達は絶対に俺の側を離れるなよ」
「わ、わかったルン」
そしてこうた達は商店街に入ったのだが・・・・
『この方法はデータにありません!』
「バルーンでバレんとは・・・・」
「しーっ、静かにするルン」
ちょうど入り口でバルーンを配っていたので、それを利用してプルンスにはバルーンに化けて貰い、商店街の中へと入って来て入り口付近にいたひかるとフワを見つけてからは再びみんなで一緒に行動していた。
『わぁ〜!』
「オヨ⁉︎」
「その風船何処で貰えるの?」
「え、あ、あっちルン!」
『ありがとう』
子供達に声をかけられたララは最初はかなり同様していたが、子供達に風船の事を聞かれて入り口の方を指差して教える事で何とかやりすごした。
「ふぅ〜」
「ほらね。大丈夫だったでしょ?」
ひかるはそのまま歩いて行ってしまった。
「はっ!さっきの子供の言葉がわかったルン。昨日はわからなかったのに・・・・」
「そう言えばそうだな。」
『昨日と本日のララ様の違いは、ペンダントをしているかどうか・・・・』
「つまりペンダントにはプリキュアに変身出来るだけじゃなくて、翻訳機のような役割もあるって事か」
「そういう事になるルン」
「あれ?そういえばひかるは?」
こうた達が話ている間にひかるがいなくなってしまい、辺りを探していると・・・・
「すみませ〜ん!」
「えぇ⁉︎寄り道・・・・」
ひかるは普通にドーナツを買っていた。
「それにしても、良い匂いでプルンス」
「ちょっと、プルンス」
涎を垂らしているプルンスをララはジト目で見つめていた。
「あのお店は、この町の人気スイーツ、スタードーナツっていうドーナツを売っているお店で人気のお店なんだ。」
「でも、今の私達には関係ないルン!」
「まぁ、そうだけど・・・・」
そんな話をしながら、ひかるの近くに向かった。
「あら?お友達?」
「え?」
「もう、サービスしちゃう!」
「あ、ありがとう」
店員さんはララがひかるの新しい友達だと思い込んでサービスしてくれた。
「買い物している場合じゃないルン・・・・」
「・・・・・・・・」
ララの言葉を聞いてひかるは気まずそうにしていた。
「そういえば聞いた?空飛ぶUFO事件?」
「「「っ⁉︎」」」
ひかる達はUFOという単語を聞いて反応した。
「一昨日の夜に田所さんが見たんだって」
「へ、へぇ」
「時間の無駄ルン・・・・」
「あ、おいララ!」
ララが行ってしまったので、こうたはそれを追いかけた。
商店街のベンチに座ったララ達はAIの分析結果を聞いていた。
「どうルン?」
『分析の結果、プリンセスの力はプリキュアが所持している物体に近い可能性があります』
「それって」
「ペンの事でプルンスか?」
それを聞いてこうたとララは自身のペンを取り出した。
「謎は深まるでプルンス」
「プルンスはスタープリンセスに仕えていたんだろ?何か知らないのか?」
「申し訳ないでプルンスが、プルンスは何も知らないでプルンス」
「そっかぁ」
「ねぇねぇ!」
そこへひかるがドーナツ屋さんから戻ってきた。
「聞いて聞いて!湖の近くに巨大ホタルを見た人がいるって、しかも夜じゃなくて昼間に、これ絶対怪しくない?時期的にはありえないし、わぁ〜キラやば~っ☆はっ!」
興奮していたひかるだが、ジト目で睨んでいるララを見て冷静になった。
「・・・・だよねプルンス?」
「えぇ⁉︎プルンスに⁉︎」
「一体何がしたいルン?」
「何って、決まってるじゃん!プリンセスの力・・・・」
プリンセスの力と言いそうになったひかるの口をララが片手を使って塞いだ。
「しーっ、星奈ひかる声が大きいルン?」
「っ!ララちゃん、フルネームで呼ばないでって言ったじゃん?」
ひかるはララ手を退かしてフルネームで呼ぶ事に文句を言った。
「そっちこそ!ちゃん付けやめるルン!」
ララもひかるにちゃん付けをやめるように言った。
「良いじゃん!ちゃんって可愛いんだから」
「私は嫌ルン!」
「落ち着くでプルンス・・・・」
「怖いフワ」
プルンスは2人に落ち着くように伝えようとしてフワは今の2人が怖くてプルンスの後ろに隠れてしまった。
「あぁもう!お前らいい加減に・・・・っ!」
こうたが2人を止めようとするとひかるとララの間に一輪の花が割って入った。
「?」
「花?」
「2人とも、何もめてるの?」
「太陽・・・・ああっ!天宮えれな、さん!」
「知り合いルン?」
「学校の先輩だよ!」
「学校?」
「学校一の人気者、観星中の太陽!」
2人の間に入って来たのは観星中の人気者である3年生の天宮えれなだった。
「貴方も観星中なんだ。」
「そうだよ。俺達の一つ下の2年生なんだ。」
「あれ?こうた!」
「よっ!えれな!今日はお店の手伝いか?」
「そうなの。そしたらこの子達が喧嘩してるのが見えたから放っておけなくてね・・・・誰かさんのが移っちゃったかな?」
「はて・・・・何の事やら・・・・」
「え?こうたと天宮先輩って知り合いなの?」
「知り合いって言うか、えれなとは俺達が小学生の時からの友達だし」
「そうだね。何だか懐かしいなぁ」
こうたとえれなは小学生の時からの友達で、たまにだがこうたがえれなのお店の手伝いをする事もある。
「で?何があったわけ?」
「あ、あの・・・・ス、スタープリンセスの力を・・・・」
「何でもないルン」
ひかるがまたスタープリンセスの事を喋りそうになったのでララがひかるの口を塞いで誤魔化した。
「ふぅん、ウチの弟と妹も良く喧嘩してさ、ホント参っちゃうんだよね・・・・でもね、いつも言ってるんだ、まず相手の話を聞いてあげなって・・・・なぁんて、私が言う事じゃないか」
「いや、助かったよえれな。ありがとう」
「そっか、どういたしまして・・・・あ、お客さん。ごめんね邪魔しちゃって、兎に角仲良く、笑顔で、チャオ!」
「おう!またなえれな!」
えれなはお店に来ていたお客さんに対応する為にお店に帰っていった。
「あの天宮えれなと話ちゃった」
「あのって、えれなだって何処にでもいる普通の女の子だと思うけど」
それからひかる達は星空湖の近くに現れたという蛍を探しに向かっていた。
「何でその蛍を探さなくちゃいけないルン?こんな山奥まで来て・・・・遊んでる場合じゃないルン!」
「ララ・・・・」
「遊んでないし!」
「ひかるも・・・・」
「2人とも少し落ち着けって」
明らかに喧嘩してる2人をプルンスとこうたは何とかしようと仲裁に入るが、2人は全く聞く耳をもっていなかった。
「ていうか、一緒に来てって頼んで無いじゃん!」
「ペンダントのデータを集めたいルン!だから一緒に来てるだけルン!」
「っ!私のペンダントさえ有れば良いってわけね」
「待つでプルンス!」
「ダメだこりゃ、完全に聞いちゃいない」
そうして言い争っている内に目的の湖の近くまで到着して2人は止まった。
「ララちゃんのわからずや!」
「星奈ひかる、自分勝手すぎるルン!」
「おいおい2人とも」
「あぁ・・・・」
「分からないルン!地球人の考えはわたしには分からないルン!」
「何よ・・・・ララちゃんなんか・・・・ララちゃんなんか・・・・」
「ひかる!」
「っ!ひかる!よせ!」
こうたはひかるが何を言おうとしているのか理解してそれを止めようとした。
「ララちゃんなんか・・・・大嫌「フワーーーッ」っ!」
「っ!」
「フワ?」
「フワ!」
ひかるの言葉はフワによって遮られ、泣いているになっているフワのもとにすぐにこうたが駆け付けてフワを優しく抱きしめた。
「仲良くフワ!仲良くフワ!」
「「・・・・・・・・」」
「2人とも、もう終わりにしようぜ!」
「こうた・・・・」
「俺だって、2人には仲良くして欲しいって思ってるし、何より、フワを悲しませてまで2人は喧嘩を続けたいのか?」
「「・・・・」」
「・・・・天宮先輩が、言ってたよね」
「ルン。相手の話を聞いてあげなって」
2人はやっと冷静になって落ち着きを取り戻した。
「「・・・・あの!」」
「・・・・そっちから話してルン」
「・・・・うん。」
こうして2人はお互いの話をちゃんと聞く事にしたのだった。
To Be Continued
次回予告
何とか落ち着きを取り戻したひかるとララ。
そんなひかる達の前にテンジョウが引き連れたフォーメーションを組んだノットレイ達が立ち塞がる。
苦戦するプリキュア達だが、それを打ち破るべく新たな力が発動する!
次回、『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第6話 手に入れろ!プリンセスの力とウルトラマンの力! 後編
次回も楽しみに!